- モンベルテントステラリッジ(山岳テント)について
- モンベルテントステラリッジ2人用(2型)の広さ重さ新作について
- モンベルテントのフライシートと前室について
- モンベルステラリッジ1人用(1型)テントの広さ重さ新作との比較
- オプショナルロフトについて
- アライテントエアライズ2と比較について
- モンベルステラリッジ2型(2人用)の設営とテント内部について
- モンベルテントのベンチレーション(換気口)について
- モンベルステラリッジの張網について
- ステラリッジ2型(2人用)を使ってみての感想について
- まとめ
モンベルテントステラリッジ(山岳テント)について
今年は、GWやお盆休みが長期のお休みになる方が多いと思いますが、季節的にもテント泊するには持って来いですし、長期縦走を考えている方も多いのではないでしょうか!?
今日は、そんなテント泊縦走の相棒として評価の高いモンベルのステラリッジ(山岳用テント)について書いてみたいと思います!
「ステラリッジ」と聞いてもピン♪とこない方も多いかもしれませんが、こちらは軽量な山岳テントになります。
去年の秋頃からテント泊に一緒に行くようになったオッちゃんがいるのですが、だいぶキャンプにハマってしまったみたいで「次はいつ行きますか?」と連絡がチョコチョコくるようになりました。
私よりも若いので、「オッちゃん」と書くと語弊があるのですが、テント泊経験も0だった事もあり、テントについての質問や、購入の下見として、登山用品店に何度かお付き合い致しました。
なんだかデートみたいだね♡
こんな妄想をしながらオッちゃん二人で街をブラブラしていたのですが、もう少し私に勇気があれば、手を繋いでイチャイチャしたかも知れません♡
「恋人繋ぎ」から「腕組み」となり、いつの間にか「サービスタイム」がある建屋にこそこそと進入し、お互いの不可侵地帯に潜入し、愛を確かめあったかも知れないな~と思ってしまいました。
「恋はタイミング」と言いますが、え~さっきから私は何を語っているんでしょうかね!?(笑)
色々な疑惑が湧く話ではありますが、テント泊の時くらいはオッちゃんではなく山ガールと一緒に過ごしたいものですよね~・・・。
そんな妄想は夢の中で楽しみたいと思っているのですが、結局、色々と悩んだ挙句「モンベル」から発売さ入れている「ステラリッジ」を購入することになりました。
テントは安い買い物ではないので、かなり迷っていましたが、実際にテント泊をしてみると、この決断は中々良かったのではないかと感じております。
そんな感じで、色々と濃厚な時間を一緒に過ごし、選びに選んだ登山テントがこちらになります!
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モンベルテントステラリッジ2人用(2型)の広さ重さ新作について
色々なテントの候補の中からオッちゃんが選んだのが、こちらのモンベルステラリッジテント2型になります!
テントで気になるのが重量になりますが、モンベルステラリッジの本体は1.42kg、フライシートを含めると1.65kgと非常に軽量です。
最近は1kgを切る計量モデルのテントが発売されてますが、居住性がいまいちで、テント初心者にとっては少し荷が重いかな~と思い、今回はお勧めしませんでした。
後述しますが、モンベルステラリッジの「張網」の長さが絶妙で、テントの固定がしやすい点がポイント高いです!
基本は「ペグ」でテントを固定しますが、張網の長さが短いと不便ですからね~
そしてテントのサイズになりますが、横幅130cm、縦210cm、高102cmになってまして、前室が55cmになっております。
2019年3月15日加筆
2019年春より、モンベルステラリッジがモデルチェンジ致しました!
こちらが最新のモンベルステラリッジテントのフライシートがブルーバージョンになっております!
フライシートの色については、後述したいと思います!
写真の通り、旧タイプと大きさはほぼ変わってませんが、高さが102cmから105cmにアップしております!
また、本体重量がだいぶ軽くなってまして、本体重量が1.42kg→1.23kg、ペグ、フライ込みで1.65kg→1.43kgになりました。
全体的に強度も増していて、更に強風にも対処できるモデルチェンジになっております!
このスペックでしたら、アライテント、パイネテントと比較してモンベルステラリッジの方が性能は良いかと思います!
モンベルテントのフライシートと前室について
前室は、「土間」のようなイメージになるのですが、フライシートをテントの本体にかぶせると、入口の先に屋根(フライシート)のあるスペースが出来ます。
テントにフライシートを被せた状態になりますが、青い部分がテントの入口で、赤丸部分が前室になります。
本来ならフライシートの先端をペグ等で留めるので、前室の形は三角形になります。
なお、フライシートが屋根になるものの下は地面になります。
前室に登山靴やザックを置けば、テント内の荷物が減るので、広々と使えるようになります。
前室の面積が広いほどテント泊の居住性はアップするのですが、その分、フライシートの面積が広がるので重量が重くなるとも言えます。
テント泊の場合、居住性や快適さを求めれば求めるほど重量が重くなるといジレンマが発生してしまいます。
欲深くなるほど悪人になるのと一緒ですかね!?
左がモンベルステラリッジテントで、右のが私のパイネのテントになります。
モンベルのテントと比べ、私のパイネのテントはフライシートが不要なモデルになっております。
フライシートがないと、前室もないので、居住性が悪くなるのですが、日頃から「段ボール御殿(ゴミ屋敷)」に住んでいる私なので、全く苦にならない感じです(笑)
また、モンベルステラリッジのフライシートの色は、オッちゃんが選んだ白色以外に3種類(計4種類)用意されております。
昔は黄色のみだったのですが、現在は何だか聞いた事のない「タイム色(薄緑)、「青(ピーコック)」の4つの中から選べるそうです。
また、黄色は虫が好む色ですので、私はおすすめしておりません。
フライシートに虫が集まり、開け閉めの時にテント中に入ってきてしまうので、黄色は避けたほうが良いかと思います。
そして、ステラリッジ2人用(二型)を選んだ時に迷ったテントのモデルがこちらにます!
モンベルステラリッジ1人用(1型)テントの広さ重さ新作との比較
テントのメーカーについては「モンベル」で決めたものの、1型にするか2型にるからで相当迷っておりました。
そんなモンベルステラリッジ1型(1人用)のサイズになりますが、横幅90cm、縦210cm、高105cmになっております。
気になるテントの重量ですが、テントの本体で1、26kg、ペグやフライシートを含むと1、44kgになります。
2019年3月15日加筆
ステラリッジ2と同様に、今年の春から新作モデルが発売されてます!
広さ(大きさ)は変わりませんが、重量が軽くなっております。
本体重量が1.26kg→1.14kg、ペグ、フライ込みで1.44kg→1.34kgになりました。
ソロテントの中でも計量が進み、かなりお勧めな感じにステラリッジ1は、モデルチェンジしております!
ステラリッジ2型(2人用)と重さを比較すると、こんな感じになっております!
- ステラリッジ1型 テント本体1、26kg、ペグ・フライ込み1、44kg
- ステラリッジ1型(新作)本体1、14kg、ペグ・フライ込み1、34kg
- ステラリッジ2型 テント本体1、42kg、ペグ・フライ込み1、68kg
- ステラリッジ2型(新作)本体1、23kg、ペグ・フライ込み1、43kg
結局、悩みに悩んで頭がおかしくなり、正常な判断ができないとのことで、私にアドバイスを求めてきました。
少し値段が高く重たいけど、広くて居住性の良いステラリッジ2型をすすめ、そちらを選ぶ事にしたみたいです。
ステラリッジ1型は、横幅が90cmと狭く、ペグ、フライシーと込みの重量で比較してもステラリッジ2型と160gしか違わないので、それなら広く使えるテントの方が良いですよね。
もし、1型か2型で悩んでる方がいれば、私は迷わずステラリッジ2型(2人用)をおすすめいたします!
オプショナルロフトについて
モンベルステラリッジテントには、テントの上部にロフト(ネット)を設置することが出来ます!
眼鏡やスマホ、ヘッドライト等の小物を、テントの天井部分に置く事ができるようになるので、非常に便利だと思います!
テント内は、どうしても狭い空間になりますので、収納力が乏しいです。
そこらに小物を置いておくと、何処に行ったか分からなくなり、使いたい時に使えないことが結構あったりします。
メッシュ生地ですので、何が置いてあるか一目瞭然ですので、居住性も向上し、探す無駄も省けて便利だな~と感じております。
こちらがステラリッジテント内についている、オプショナルロフトを通すループになります。
オプショナルロフトは、このループに紐を通すだけですので、設置も簡単です!
気になるモンベルオプショナルロフトドーム用の重量は、35gと非常に軽量なので、モンベルステラリッジテントを購入するなら、一緒に買ってしまった方が良いかと思います!
テントの天井部分のデットスペースを物置として使えるのは、やっぱり魅力的ですよね!
私の使っているパイネのテントにはロフトは装着できないので、これは良いな~と感心してしまいました。
ロフトがあれば、パンツ洗って干しておけますし、魚を開いて「干物」とかも出来ますしね(笑)
なんだか生臭く、イカ臭いテント内になりそうで怖いですが、オプショナルロフトが装着できるモンベルのテントはこちらになります!
- サンダードーム
- ステラリッジテント6型は不可)
- レラドーム
- X-TREEKマイティドーム
- クロノスドーム
これ以外のモデルには、装着できませんので注意して下さい!
アライテントエアライズ2と比較について
そして、私が推していたテントが、アライテントエアライズ2になります!
エアライズ2は、2人~3人が寝られる大きさになるのですが、山岳テントのモデルの中でも完成度が高く、これを選んでおけば間違いがないと思われます!
あまりにも有名なテントになりますので、使っている方も多く、テント場で自分のテントが分からなくなる事があったりするみたいです!
私の山仲間もアライテントエアライズ2を使っている方がいるのですが、テントについて文句を聞いた事がありません!
私は、モンベルのステラリッジテントよりも、アライテントエアライズ2をかなり推したのですが、オッちゃんの心には響かなかった感じです。
そんなアライテントのサイズですが、横幅130cm、縦幅210cm、高さ105cmで、重さが1.55kg(本体+フレーム+フライシート) になります!
テントの大きさにつきましては、ステラリッジ2人用と変わりませんが、重量を比較すると130gほどアエライズの方が軽いです。
130gですと、Tシャツ1枚分の重さの差になるのですが、荷物が多いテント泊においては、少しでも重量が軽いに越した事ないですからね。
エアライズは、3シーズン(春・夏・秋)を想定されたテントですが、オプションを購入すれば4シーズンテント泊が出来ますので、季節問わず幕営したい方におすすめでございます!
モンベルステラリッジテントも良いですが、アライテントエアライズ2も素晴らしいモデルですので、テントを購入する際の候補の1つとして入れてみると間違いないかと思われます!
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モンベルステラリッジ2型(2人用)の設営とテント内部について
テント泊をした事がないので、設営や宿泊のコツを伝授すべく、何度か一緒に山登りをしております。
金銭的な負担も大きいですが、ノウハウが全くない中でのテント泊デビューは、やっぱり敷居が高いですよね。
テントの説明書を読んでもよく分かりませんし、YouTubeを観ても細かい所や疑問点が解決されない事って多いですよね。
こちらがステラリッジ2型のテントの内部になるのですが、新品の匂いが充満していて、軽く逝ってしまいそうになりました(?)
ステラリッジ2型は、2人用のモデルになりますので、そこそこ広いのですが、それでも男性2人が寝るには少し狭いです。
テント内で69にセットし、チロチロしながら床につけば、何とか男性2人でも寝れそうですが、色々な所が刺激されてしまい、モンモンとしてしまうかも知れません(?)
モンベルテントのベンチレーション(換気口)について
こちらがモンベルテントステラリッジ2人用のベンチレーション(換気口)になります!
テントの上部にベンチレーションが設置されているのですが、ワイヤーが内蔵されいていて、強風でも通気口が塞がれないような設計になっております。
このベンチレーションが塞がってしまうと、酸欠になってしまいますので、シッカリと口がガバガバになる事が重要になります。
モンベルのテントは、ベンチレーションの作りがシッカリしていて驚きました!
虫が入らないように通気口の奥は網(メッシュ)になっているのですが、こちらもシッカリと施されておりました。
モンベルステラリッジの張網について
テントの固定に重要な張網ですが、モンベルステラリッジは、紐が長くて使いやすいです!
ペグが刺さらないテント場では、大きな石を使って上記写真のように張網で固定するのですが、テントのモデルによって紐の長さが異なります。
私が使っているパイネのテントの張網は、地味に短く石で固定するのが大変な時があります。
モンベルステラリッジは、張網が長いので、そのまま使っても問題ないと思います!
短いと使いにくいので、長いのに買い変える方がいたりします。
見難い写真で申し訳ないのですが、手前のテント(緑)よりも、奥のモンベルテント(白)の方が、張網が長いのが確認できると思います。
モンベルのテントは、コスパも良く、使い勝手が本当に優れてますよね~!
ステラリッジ2型(2人用)を使ってみての感想について
テント泊初心者であるオッちゃんの感想と併せて、私の感想も書いてみたいと思います!
モンベル2人用ステラリッジテントの広さについて
ステラリッジを使ったオッちゃんの感想は「思ったより広い」になります。
私も同意見でございます!
しかしながら、上述した別売りのロフトをつけると、収納力はアップしますが、空間が狭くなるので、天井の圧迫感が増してしまうかも知れません。
それを差し引いても小物を収納できるのは魅力的だと感じております。
1人用のステラリッジにつきましては、居住スペースが狭く圧迫感がありますので、2人用を買って正解だったと言っておりました。
設営は簡単?難しい?
オッちゃんの感想は、「ステラリッジの設営は簡単であった」になります。
物は試しと、私のパイネのテントを設営してもらい比較をしてもらいました。
その時の感想は「パイネのテントの方が設営は簡単である」と言ってました。
これには理由がありまして、パイネのテントは、ステラリッジと異なり、フライシートが不要ですので、そのぶん設営が簡単になります。
フライシートは、ペラペラとした薄い素材になりますので、風の影響をもろに受けてしまいます。
オッちゃんがステラリッジを設営していた時は風が強く、かなり苦戦しておりました。
標高の高い稜線でテントを設営する時は、風の影響をかなり受けてしまいます。
強風の中でテントを設営するには、それなりの経験とコツがいるのですが、何も知らずに臨むと風に煽られてテントごと飛ばされて破損してしまうことが結構あったりします。
その点、フライシートが要らないパイネのテントの方が設営は簡単なのですが、前室がないので居住性が悪くなります。
一長一短のため、どちらが良いとは簡単にいえないのですが、それでもモンベルのステラリッジの設営は簡単で難しい事はありませんでした。
全く触った事のない私でも設営できたので、一度練習すれば、テント場でモジモジすることはないかな~と思います。
テントのコスパと強度について
大きなお金を払った対価として問題ない商品か?が、気になるところですよね!
コスパ優れる商品が多いモンベルですが、ステラリッジもご多分に洩れずでございます!
他のメーカーと比べ、テントの値段も安く、スペックも悪くないので、コスパ優れる商品だと感じております。
自分の命を預けるテントですので、とても重要なのが強度ですよね。
安くても直ぐに壊れてしまったら意味がありませんので、値段以上に気をつけなければならないのがテントの強度になります。
オッちゃんと4回ほどテント泊をしておりますが、その間、ステラリッジ本体に異変はありませんでした。
どちらかというと、あまりにも寒い中でのテント泊に、オッちゃんの体に異変が起きてしまい、ソッチの対応の方が大変でした(笑)
テント泊中、吹雪の時間帯もあったのですが、とくに問題になるような故障もなく、風が強いときもポールが折れたりすることもなかったので、テントの生地、ポールの強度についても問題はなさそうです。
強いて言うなら、付属のペグの強度が少し弱いかな~と感じました。
オッちゃんの刺し方が悪かったのですが、それにしても簡単に曲がってしまい・・・。
テントの強度は問題ないですが、ペグの強度は弱いかな~と思ってしまいました。
それでも、このテント一式のお値段からすれば、ステラリッジはコスパ優れる商品であるといえます!
まとめ
マイホームは、一生の中で一番高い買い物であると言われておりますが、山岳テントにつきましても、同じような意気込みになってしまいますよね(笑)
テントの方がマイホームと比べ値段は安いですが、それでも高価な買い物である事には変わりませので、色々と迷ってしまう方が多いのではないかな~と思っております。
テント泊をしている方が周りにいて、色々とアドバイスを聞ける環境なら良いですが、誰もいないと疑問が解決せず困ってしまいますよね。
テント泊デビューを考えている方にとっては、実際にテントを使っている方の感想や経験は、本当に欲しい情報の1つかと思います。
当ブログでは、「お問い合わせフォーム」を設置してますので、テント泊で分からない事や疑問等あれば、分かる範囲で回答いたしますので、初心者の方は遠慮なくどうぞです!
※返事が遅くなることがあります。また、内容によっては返答できない場合もあります。
今年のカレンダーは、比較的連休が長いので、テント泊縦走を計画しやすいと思います。
山小屋泊も良いですが、テント泊でないと味わえない事も沢山あります。
重い荷物と向き合わなければなりませんが、それ以上に得られるものも多くあります。
こちらの記事が、テント泊デビューを考えている方の1つの参考になれば幸いです!
何処かのテント場で会える日を心待ちにしております!(山ガールに限る)
現在、私が使っているパイネのテントについて詳細に書いた記事になります!
私のテントは「シングルウォールテント」になるのですが、こちらの用語やメリット・デメリットについても書いております。
非常に軽い2~3人用のテントですので、おすすめ商品になるのですが、シングルウォールテントになりますので、少し癖がある感じです。
アライテントエアライズ2とも比較させてますので、ご参考になれば幸いです!