- スノーバスケットの効果とレキトレッキングポール用バスケットについて
- レキツアリングバスケット(スノーバスケット)の詳細と交換の仕方
- LEKI(レキ)トレッキングバスケットの効果・交換・付け方について
- スノーバスケットとトレッキングバスケットの違いについて
- スノーバスケットの効果と交換時期(タイミング)について
- まとめ
スノーバスケットの効果とレキトレッキングポール用バスケットについて
先日、レキのトレッキングポールを購入したのですが、早々にスノーバスケットもゲットいたしました!
スノーバスケットとと言うと、なんざんす?と思う方もいるかも知れませんが、雪山登山が好きな方なら必須の登山装備になります。
レキの場合、スノーバスケットとは呼ばずに「ツアリングバスケット」が正式名称になるみたいですが、そんな事は購入するまで全く知りませんでした。
無雪期の登山だけを趣味にしている方にとっては、スノーバスケットよりもトレッキングバスケットの方が馴染み深いと思います。
積雪が予想される山へ登るときは、トレッキングバスケットからスノーバスケットに交換して臨むのですが、そんな作業を行うと、季節が変わったんだな~と実感したりします。
そんなスノーバスケットですが、効果について疑問に思っている方も多いのではないかと推測しております。
私もスノーバスケットを初めて購入する前は、効果について同じような疑問を持ってまして、トレッキングバスケットとそんなに変わらないだろうと考えておりました。
実際に使ってみると、スノーバスケットの効果に驚いてしまったのですが、今回は購入したレキのスノーバスケット(ツアリングバスケット)と、トレッキングバスケットについて掘り下げてみたいと思います!
スノーバスケットの購入を躊躇う1つの要因としてあるのが「付け方が分からない」かな~と思いますので、そちらについても触れていきたいと思います!
レキツアリングバスケット(スノーバスケット)の詳細と交換の仕方
こちらが購入した、レキ(LEKI)から発売されておりますスノーバスケット(ツアリングバスケット)になります。
気になる重量ですが、こちらは1つで18gになります。
購入したレキのトレッキングポールは、2本になりますので、スノーバスケットも2つ必要になります。
スノーバスケットは、2つ合わせても36gですので、重さ的には気にならないと思います。
ちなみにこちらの記事で購入したレキのトレッキングポールについて書いているのですが、非常に軽いモデルになりまして、2本で1,000円ではなく、408gになります!
トレッキングポールの本体が408g、スノーバスケットが2つで36gですので、合わせて444gと、非常に縁起の悪い数値であることが今しがた発覚いたしました・・・。
全く気にしていなかったのですが、この444gは、非常に嫌な感じがしますよね・・・。
雪山で遭難しなければ良いのですが、果たしてどうでしょうかね・・・。
急にキーボード操作をする指の動きが悪くなってきましたが、気を引き締めてレキのスノーバスケットに戻りたいと思います!
こちらがスノーバスケット(ツアリングバスケット)の裏側になるのですが、5角形になってまして、1つ1つに穴が開いております。
穴が空いている事により、雪と接地した時の圧力を抜いて、気持ち良くなるようになっているんだと思います(?)
強く擦っても痛いだけですので、確かにこの抜き方は理にかなっているのかも知れませんよね♡
当初、レキスノーバスケットだと思っていたのですが、正解はレキツアリングバスケットになりますので、ネットで検索する時は注意になります。
それにしても「KE」って何の略なのでしょうかね!?
「SM」なら直ぐに分かるのですが・・・(笑)
そんな感じで、LEKIのトレッキングポールにスノーバスケットを装着させたいと思います!
スノーバスケットへの交換は、非常に簡単です!
まずは、ゴムラバーとトレッキングバスケットをポール本体から外します。
トレッキングバスケットの外し方については、後述したいと思います!
トレッキングバスケットを外しましたら、スノーバスケットを上記写真の向きに挿入して装着させます!
初めての交換の場合、穴がいっぱいあって迷ってしまいますが、レキの場合は、真ん中の穴がポール本体を挿しこむ部分になりますので、間違いないようにしてください!
初めての場合、薄暗い床の上で穴に挿し込むのは本当に難しいですよね~
「その穴じゃない!」と、怒られたのが今ではとても懐かしいです(笑)
なんだか良く分からなくなってきましたが、レキのトレッキングポールにスノーバスケットを挿しこんでいる様子になります。
スノーバスケットの内部の様子になるのですが、ねじ込みが入ってますので、グリグリ回しながらポール本体に挿していきます。
また、スノーバスケットの向きはこの形になりますので、間違わないようにしてください!
何年か前に、スノーバスケットの向きが逆の登山者がいまして、正直笑えませんでした。
後述しますが、スノーバスケットの向きが逆ですと、浮力を得られませんので、効果的な使い方になりませんので注意して下さい!
こんな感じにスノーバスケットを挿しこんでいけば装着完了でございます!
交換するのも簡単ですが、少し時間が掛かるのがネックかも知れません。
ちなみに積雪期は、ポールの先端にゴムラバーを装着させずに上記写真の状態で使用します。
何故、ゴムラバーを使わないかと申しますと、雪との摩擦で取れやすいからです。
また、ゴムラバーを使う理由は、登山道や植生の保護の観点からになるのですが、積雪期の山の場合、地面は雪があるので、トレッキングポールで痛めてしまう心配がないからです。
左右両方ともスノーバスケットに交換すれば、雪山登山も怖くありません!て、少し言い過ぎですかね!?
上述したように、スノーバスケット(ツアリングバスケット)は、積雪期の登山に使うのですが、無雪期にはトレッキングバスケットを使用いたします。
続きましては、レキのトレッキングバスケットの詳細に移りたいと思います!
LEKI(レキ)トレッキングバスケットの効果・交換・付け方について
こちらがレキのトレッキングポールで使われておりますトレッキングバスケットになるのですが、気になる重さは約7gになっております。
トレッキングポールを購入すると付いてくるのですが、紛失したり壊れてしまった場合は、交換する事も出来ます。
私の場合、トレッキングポール本体の重さが408gですので、トレッキングバスケット2つ合わせても422gですので、非常に軽いです。
トレッキングバスケットを付けた状態になるのですが、正直、効果については私自身良く分かりません(笑)
トレッキングバスケットの効果についてよく言われているのが「石や砂利が飛んでくるのを防ぐ」と言われているのですが、正直良く分からないです!
バスケット自体、それほど大きくないので、防御力も小さいので、あってもなくても大差はありません。
しかしながら、バスケットの所に窪みがありまして、そこにポール本体を挿して連結させることが出来ますので、私はやりませんが、収納として使う事も可能かもしれません。
そしてLEKIのトレッキングバスケットの交換の仕方は非常に簡単ですので、付け方について触れたいと思います!
まずは、トレッキングポールの先端についてますゴムラバーを外してこの状態にします。
ゴムラバーについては、左右動かしながら外すと簡単ですが、硬い場合は、人肌で温めてから行うと緩くなるので交換しやすくなります。
トレッキングバスケットは、内部がネジのような構造になってまして、時計回りとは逆に回すと外れてきます。
こんな感じにはトレッキングバスケットが外れてきます。
この状態になったら、新しいトレッキングバスケットに交換しても良いですし、スノーバスケットが必要な時期なら、そちらを装着してください。
勿論、トレッキングバスケットを装着せずに使用する事も可能です!
こちらはら、LEKIのトレッキングバスケットの裏側になるのですが、結構しっかりと作られてますよね!
必要性を感じないのでアレですが、それでも見た目は重要ですので、引き続きトレッキングバスケットを装着させながら、登山を楽しんでいきたいと思います!
スノーバスケットとトレッキングバスケットの違いについて
スノーバスケットとトレッキングバスケットの違いになりますが、簡単に書きますと大きさが全然違います。
上記写真の左側がトレッキングバスケット、右側がスノーバスケットになるのですが、大きさで5倍くらい違いがあると思います。
スノーバスケットの上にトレッキングバスケットを重ねた写真になるのですが、なんだか亀の甲羅に乗った浦島太郎の様な感じになってますよね(笑)
トレッキングポールの本体にセットした状態の比較写真になるのですが、右側のスノーバスケットの大きさが際立ってますよね!
バスケットの大きさが大きいほど、浮力が増えて雪山での行動がしやすくなるのですが、トレッキングバスケットでも、ある程度の積雪量なら問題なかったりします。
トレッキングバスケットからスノーバスケットに交換するタイミングが、中々難しいのですが、そちらについて書いてみたいと思います!
スノーバスケットの効果と交換時期(タイミング)について
スノーバスケットの効果と交換時期(タイミング)について書いてみたいと思います!
上記写真は、とある日の登山の様子になるのですが、前日に大雪が降りまして、腿付近まで積雪がありました。
俗にいう「腿ラッセル」になってしまい、非常に歩き難く時間ばかり消費してしまいました。
雪山登山をされる場合、大体誰かしら歩いた後に登ることが多いと思いますが、私は誰にも踏まれていない山道歩きが好きなもので、ついつい人気のない所へ行ってしまう性癖の持ち主になります。
雪がモッコリですが、これでも登山道になります。
これ位の積雪になりますと、ストック(トレッキングポール)がないと中々思うように歩けなくなります。
個人的は、膝位の積雪が予想される場合にトレッキングバスケットからスノーバスケットに交換して登山に臨むようにしております。
丁度、写真位の積雪がある場合、スノーバスケットがないと正直きついです。
スノーバスケットは、名前の通りストックが雪に埋もれてしまうのを防ぐ深雪用バスケットになりますので、ある程度の積雪がないと本来の効果が発揮できません。
スノーバスケットを使用する事により、ストックの浮力が増しますので、ズボズボ埋まる事を防いでくれます。
真ん中の大きな穴が私の足跡になるのですが、浮力が無いのでかなり深くズボズボしていることが分かると思います。
しかし、左下の丸い円の穴がスノーバスケットを使った跡になるのですが、それほど深くまで沈んでいないことが見て取れますよね!
この浮力が雪山登山では重要で、ストックが深く沈まない分、抜き差しが楽になりますので、体力的にだいぶ違ってきます。
特に新雪が積もっている場合、スノーバスケットの効果が顕著に出ます。
ズボズボと脚は取られるものの、両手は比較的楽になりますので、推進力が出て少しだけ馬力がつく感じです。
スノーバスケットがあれば、こんな感じに手袋を乾かすことも可能です(?)
なんだか登山者の墓場の様なシュールな絵ですよね(笑)
それにしても、ズボズボとラッセルするのが好きなもので、妙に興奮してしまい、私の大事な下半身に丸みが出てしまいました。
大人の事情で薄っすらとモザイクを掛けておきましたので、山ガールの皆様、目を細めて見つめて下さいね♡
今日のおかずに使ってもOKです!!
雪山登山の時には、やはりスノーバスケットは必須になります!
それにしても、ファーストトレースを担ったり、変なルートで登ることが多いので、登山道が踏み固められていない事が多いです。
こんなズボズボを毎回楽しんでいる誰かさんになります。
きっと、「ズボニー」の虜になっているんでしょうね♡
あくまでも私の経験上の話になりますが、膝位の積雪が見込まれる場合は、スノーバスケットに交換し、それ以下ならトレッキングバスケットでも十分通用します。
逆に、積雪が少ないと、スノーバスケットに交換するのは避けたほうが無難です。
何故かと申しますと、バスケットの面積が広いので、どうしても岩や枝などに引っかけてしまい、怪我の原因になってしまいます。
収納も悪くなりますので、ギリギリまでスノーバスケットに交換しないのも大いにアリだと思います!
しかし、それなりに積雪があると、スノーバスケットは、疲労の軽減や、バランスをとるのに効果を発揮しますので、必要な状況なら迷わず交換がベストだと思います!
まとめ
スノーバスケットの効果と交換について書きましたが、雪山登山をされない方にとっては不要な装備になります。
需要的にはトレッキングバスケットの方が高いと思いますが、とても重要無い装備かと聞かれると、チョット答えに窮してしまう感じです。
ちなみに私は、必要な時期にスノーバスケットは使用しますが、無雪期の場合、トレッキングバスケットは外して使っておりません。
ただ、形がカッコ悪いので、やはりトレッキングバスケットは使用した方が良いかもしれません。
使用していないと、「あいつ貧乏で買えないんだね!」と、陰口叩かれてしまいそうですしね(笑)
ゴムラバーよりは無くすことが少ないと思いますが、それでもすっぽり取れてしまう事もありますので、自分で交換できるようにしておくことは重要かなと思います!
まだまだ冬山には時期が遠いですが、今からスノーバスケットに交換したりと雪山に備えている気の早い誰かさんでした!
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