アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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新潟熊出没情報!木の実凶作でツキノワグマ大量出没の危機

ツキノワグマのアップの写真

 

 

 

新潟県熊出没情報と秋の大凶作について

先日、北アルプスの麓に位置する上高地のキャンプ場で、ツキノワグマに襲われ怪我をする事故が発生しました。

 

ツキノワグマは、性格が臆病で人間の気配を察知すると向こうから逃げてくれると言われているだけに、人が多く活動しているキャンプ場に出没し、人を襲うというのは、にわかに信じられませんでした。

 

キャンパーを襲ったツキノワグマは、8月14日に捕獲され殺処分されたのですが、今年に関しましては、どの山域でも同じよう事故が起こる恐れがあります。

 

何故かと申しますと、今年は全国的に長雨が続き、日照不足で熊の餌となる木の実が大凶作になる見込です。

 

中々梅雨が明けず、我々が食べる野菜や果物が不作で値段が上昇しておりますが、同じ事が、山の中でおきている状況です。

 

ツキノワグマの生息数が多いと言われている新潟県の動向を定期的にチェックしているのですが、今秋の山の実りの豊凶状況調査結果の速報値が発表されました。

 

木の実等の豊凶状況によって、餌を求めて人里に現れる熊の出没回数がだいぶ変わってきますので、この豊凶調査の結果は、登山者を始め、山の中に入る人間にとっては、かなり大事な指標となります。

 

今回は、新潟県の熊出没情報と併せて、木の実の凶作情報について掘り下げてみたいと思います!

 

ツキノワグマ大量出没に影響する新潟県の木の実の豊凶状況について

新潟県の木の実の豊凶状況

※新潟県より引用

 

こちらが新潟県より発表されました、堅果類の豊凶状況調査結果の速報値になります。

 

山の中の木の実の調査につきましては、例年行われておりまして、新潟県以外にも実施されていたりします。

 

今年につきましては、7月1日~8月3日までの約1ヶ月ほど山の中に入り、熊の餌になります木の実の育成調査が行われました。

 

調査地点につきましては、新潟県の211地点に及びますので、かなり大掛かりで力が入ってますよね!

 

ま~新潟県は、かなり広いですからね~

 

211地点でも少ないのかも知れませんよね。

 

 

熊出没に影響する新潟県木々別実の豊凶状況

※新潟県より引用

 

新潟県で行った山中の木の実の調査の結果、ほぼ県内全域で凶作・不作になりそうな育成状況になっております。

 

「並作」の表記も並んでおりますが、それでも「まばらな結実、又は一部結実」の意味になりますので、楽観できる状況ではないですよね。

 

去年も全国的に木の実が不作だったのですが、それ以上に悪い速報値の結果になります。

 

 

新潟県堅果類の豊凶状況調査結果

 ※新潟県より引用

 

木の実の凶作の速報値から、新潟県もツキノワグマの大量出没の危険性を認識しているみたいで、こんな注意を呼びかけております!

 

上記表の通り、今年はブナの実が凶作の予想になっております。

 

ブナ林と聞くと秋田県・青森県にまたがる世界遺産である「白神山地」を連想してしまうのですが、そちらにも多くのツキノワグマが生息しております。

 

新潟のブナの実が凶作ならば、白神山地も難しいと思われますので、そちら方面に登山・ハイキング、アウトドアを楽しむ予定のある方は、熊の出没に要注意かなと思います。

 

私の地元の丹沢山塊にもブナ林があるくらい比較的メジャーな樹木ですので、ブナの実の不作の影響は大きいだろうなと感じてます。

 

そんなツキノワグマの大量出没の危機をいち早く知るためにも、この堅果類の豊凶状況調査はとても大事ですよね!

 

新潟県では、9月上旬頃に再調査し、その結果を9月下旬頃に公表する予定になっております。

 

その結果によっては、10月以降のツキノワグマの出没状況がある程度予測できると思われますので、調査が待たれますよね。

 

この堅果類の豊凶状況調査は、毎年チェックしているのですが、例年「速報値」とあまり変化はありません。

 

速報値で「木の実が凶作」と発表されると、だいたいその通りになりますので、今年は全国的に山の中の餌不足により熊の出没が多いかもしれません。

 

 

新潟県熊出没情報の詳細について

新潟県熊出没マップ

 

※新潟県熊出没マップより出典

 

こちらは、新潟県でおきました熊出没状況をマップに纏めた物になります。

 

赤丸地点が、今年のツキノワグマの出没地点になるのですが、ほぼ全域で発生している事がわかると思います。

 

今年は既に熊の出没が多い印象があったりします。

 

 

新潟県熊出没情報

 ※新潟県より引用

 

地域毎の熊出没情報がこちらになるのですが、新潟県全域でほぼ毎日目撃情報が寄せられております。

 

新潟県は、自然豊かな場所になりますし、多くの名山がある登山スポットになりますが、それに比例してツキノワグマの活動範囲と重複してますので、ニアピンに気をつけないといけませんよね。

 

新潟の熊出没情報に限らず、色々な情報を見ていると、よく言われているとおり「夕方から早朝」にかけて、ツキノワグマの目撃が多かったりします。

 

夕方から朝までの時間帯は、熊の活動が活発ですので、 セオリー通り、しっかりと熊対策を行う必要があると思います。

 

熊出没の対策について

 今年はツキノワグマの大量出没の予感がモリモリな感じですが、どのようにすれば熊の出没対策が出来るか!?を知ることが重要ですよね。

 

よく言われていることですが、熊とのニアピン対策について書いてみたいと思います!

 

上述してます通り、夕方から早朝にかけて熊の活動が活発になりますので、出来れば入山を避けることが対策になります。

 

しかし、登山の場合、「早出」が1つのリスク回避になりますので、「熊が怖くて登山が出来るか!」になってしまいますよね(笑)

 

しかしながら、熊の嗅覚は、犬よりも良いので、加齢臭モリモリにさせて登山に臨んだり、ジャイアンもビックリな大声で歌いながら登れば熊対策になります。

 

また、登山のマナーになりますが、登山道や山小屋周辺で残飯やごみを捨てない事も、熊の出没対策に有効です。

 

最近問題になっているのが、里山で育ててきた果樹の管理を辞めてしまい、そのまま放置して熊をおびき寄せてしまう事態が多く発生しているそうです。

 

人里に熊をおびき寄せない為にも、餌になりうる農作物や果実の処分が重要になってきます。

 

そしてこの時期ならではの話になるのですが、お墓のお供え物を狙っているクマもいるそうです。

 

 

熊の出没が多い地域の場合、お墓にお供え物を置きっぱなしにせず、持ち帰る事も重要だったりします。

 

ツキノワグマは、非常に憶病な動物ですので、人間の存在を知らせるだけでもニアピンを避けることが出来ます。

 

山の中に入る場合、熊鈴を始め、ラジオ等で対策するの有効ですので、人気のない所では積極的に活用するのも良いと思います!

 

www.aohigetozan.com

 

こちらの記事でおすすめのクマ鈴について書いております!

消音機能がついたモデルや、大音量な物にも触れてますので、何かの参考になれば幸いです!

 

 

まとめ

ツキノワグマの出没と山の木の実の豊凶には、因果関係がないといっている方もいるのですが、個人的には結構関係があるのではないかと思っております。

 

気候変動の影響は、人間だけでなく、自然界で生息する動物達にも影響しておりますが、その中でも大型の哺乳類である熊にとっては、深刻な状況だと考えております。

 

山の中に餌がなければ、人里に下りて探さなければならず、おのずと人間との接触回数が増えてしまいますので、お互いリスクになってしまいますよね。

 

これから涼しくなると山のレジャーも行いやすくなりますし、キノコ狩りなどを楽しむ方もいるかもしれませんが、今年は熊の出没に特に注意が必要です!

 

人間もそうですが、腹が空いていると気性も荒くなりますしね。

 

今回は、新潟県の熊出没情報について掘り下げましたが、山の中の木の実の不作は、全国的に長雨が続きましたので、共通していると考えております。

 

特に熊の出没が多い東北地方は、新潟と同じような凶作の状況だと思われます。

 

熊との遭遇を避けるためにも、熊鈴などで対策し、事故のないよう注意を払っていただけたらと思います!

 

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先日発生しました、長野県の上高地の熊出没について加筆した記事になります!

北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳など、登山愛好家にとって有名な山域に生息するツキノワグマの頭数についても触れてますので、良かったら参考にしてみて下さい!

 

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私の地元「丹沢山塊」の熊出没ニュースについて書いた記事になります。

新型コロナの影響で、山の中に入る登山者が少ないと、野生動物のテリトリーも広がりますので、思わぬ遭遇に要警戒になります。