埼玉県の熊出没情報について
先日、雲取山で熊の出没があり、山小屋の関係者が襲われ怪我を負う事故が遭ったのは記憶に新しいですよね!
熊に襲われた方が格闘して撃退したとニュースで報じられてましたが、登山愛好家にとっては、この時期は熊の出没が怖いですよね~
熊も怖いですが、私の場合は「人間」が一番怖いよな~と思っております。
自分の利益の為なら他人の事は何も考えず、イチャモンつける輩が本当に多いですからね~
妬み、嫉み、被害者意識が強い人間と関わるとロクな事がありませんよね!
人間と比べれば、まだまだ可愛い熊ですが、今年は出没が多い年と言われておりますよね。
当ブログでも重点的に熊の出没情報を記事にして注意喚起になればと思い取り上げているのですが、先日、
「埼玉県の熊の出没状況はどうざんすか!?」
と、話に出たもので、今日は埼玉県のクマ首都没状況について掘り下げてみたいと思います!
そもそも埼玉県にも熊はいるのか!? になりますが、埼玉県もツキノワグマの生息地域になっております。
奥秩父山塊・奥武蔵・奥多摩山塊と山岳地帯が広がる埼玉県ですが、登山をされないかたからすれば、「山」というイメージを持ってない方が多いかな~と個人的に思っております。
埼玉県には海もありませんので、何があるんだと思っている方がいるかもしれませんが、個人的には「綺麗なオネーさんがモリモリいる県」だと思っております!
も~可愛い女性ばかりで目移りし、アッチもコッチも刺激的で、「ニョイ棒」から火を噴きそうな感じになります!
これだけ褒めれば、埼玉県の女性から拍手喝采になるし、もしかすると・・・♡と、ほくそ笑んでいる最中なのですが、簡単に乗るような女性はいないでしょうね・・・。
私の「埼玉愛」はこれくらいにして山の話に戻り、埼玉県の最高峰は2483m(三宝山)と高い山を有しておりますので、立派な「山岳県」になります。
豊かな山があれば、そこに住む野生動物も多くなりますが、特に熊の出没が多いのが、埼玉県西部に広がる「秩父地方」になります。
秩父地方は、埼玉県の県西に広がる広大な山岳地帯になるのですが、毎年数多くの熊出没情報が寄せられていて、今年もモリモリな感じでした!
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埼玉県全域の熊出没情報と捕獲情報について
※埼玉県より引用
こちらは、埼玉県全域での熊出没情報と捕獲の状況をを年毎にまとめた表になります!
熊出没件数を眺めていると、気になる点がありますよね!?
なにかと申しますと、4年毎に熊の大量出没が起きてる点になります。
4年に1度というと「オリンピック」と、漫画のこち亀に出てくる「日暮巡査」を思い出してしまう私なのですが、こちの周期は、熊の餌である「木の実」の生育に影響していると言われております。
ブナの実を始め、山には多くの木の実が生りますが、3~4年に1度凶作の年が発生し、熊の餌が不足する事態になります。
山に餌が少ないと、どうしても食料を求めて人里に下りてくるクマが増えてしまい、人間との接触が多くなるのが要因と言われております。
前回の大量出没した年が平成26年ですので、4年後である今年は、統計上、熊との遭遇が多くなる年であると言えます。
平成28年も、熊の出没が多かったですが、今年はどんな感じになりますかね!?
このまま出没が増えなければ良いのですが・・・。
また、登山中に木の実の生育具合を確かめながら歩く時間帯があるのですが、個人的に思うのは、今年は木の実は不作ではないと感じております。
山域によって違うとは思いますが、ブナの木を見ると、多くの木の実が生ってますし、ミズナラについても実入りは良いと感じております。
ですので、今年はそれほど熊の大量出没は起きないのではないかな~と思っていただけに、先日の雲取山でのクマの事故は驚いてしまいました。
雲取山で発生した、熊の出没事故について書いた記事になります!
熊と男性が格闘した場所についても触れてますので、良かったら登山の参考にしてみてください!
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埼玉県奥武蔵の熊出没情報について
埼玉県の山といえば「奥武蔵」をイメージされる方も多いと思います!
奥武蔵といえば「武甲山」が有名ですが、この界隈も熊の出没が比較的多い場所になります。
数年前に、かなり大きなツキノワグマの目撃情報があったので、「山の主」が生活していると思われます。
それ以外にも、熊の目撃情報が多くあるのですが、飯能市からこんな情報が載せられておりました。
※埼玉県飯能市より出典
奥武蔵の山々で出没したツキノワグマの場所になるのですが、広範囲に活動していることが分かりますよね!
こちらの資料につきましては、今年の熊出没情報ではなく、過去の累積になります。
過去の資料とはいえ、熊が生息している場所の目星しがつけば、前もって対策を講じることができるので有難い情報ですよね!
⑩の右下に描かれている幾何学模様(?)は、蕨山・有間山の登山口近くにある名栗湖になります。
こちらが名栗湖になるのですが、写真の通り、とても山深い所にある湖になります。
名栗湖周辺には「さわらびの湯」を始め、観光地があるのですが、この界隈も時々クマの出没で騒ぎが起こります。
また、飯能駅からもほど近くにある「大仁田山」周辺でも、熊の出没が集中してますよね。
大仁田山周辺には「ゴルフ場」もありますので、人の往来がそれなりにあることが影響しているのかも知れませんよね。
熊も生き物ですので、同じ場所に留まる事は稀でしょうし、移動中に同一固体を目撃すれば、出没件数が増加し多くあるように見えますよね。
憶測を書くのはいけない事ですが、もしかすると、熊が数頭生息しているのかも知れないな~と思ってしまいました。
また、登山者に人気な伊豆ヶ岳周辺も、熊の出没があったり致します。
伊豆ヶ岳は、電車等の公共交通のアクセスもよいですし、色々なコースで周回できるので、紅葉のシーズンになると凄い賑わいになりますよね~!
人が多く入山している時期は、ツキノワグマも警戒し近づかないのではないかな~と思っているのですが、それでも油断してはいけませんよね。
特に早朝・夕方になると人の往来も少なくなりますしので、この時間帯は熊との遭遇に要注意ですよね!
奥武蔵の山々で出没したツキノワグマの場所になるのですが、広範囲に活動していることがわかりますよね!
武甲山・蕨山・大持山・小持山周辺のツキノワグマ出没情報について
先ほどの熊出没スポットの資料は、飯能市のものになりますので、奥秩父の盟主武甲山周辺のツキノワグマ出没情報が載っておりません。
※武甲山は秩父市・横瀬町になります。
武甲山周辺の熊出没情報が気になり調べてみると、今年はそれほど件数は多くありませんでしたが、三峯神社周辺が例年通り多いかな~と感じました。
しかしながら、2018年6月に、武甲山からも近い場所に鎮座する「小持山」・「シラジクボ」周辺で、熊の目撃情報が寄せられておりました。
小持山で熊の目撃があるという事は、直ぐ近くにある大持山・蕨山周辺も活動エリアになるかと思いますので、登山をする場合は注意が必要ですよね。
ま~何処の山にもツキノワグマが生息していると思って行動することが重要ですよね!
武甲山・蕨山・大持山・小持山周辺は、紅葉がとてもきれいなエリアになりますので、大変お勧めでございます!
ツキノワグマはとても臆病な生き物ですので、必要以上に恐れる必要はないと思ってます。
熊を怖がっていたら何もできませんしね!
まとめ
熊に興味があるもので、色々と調べているのですが、やっぱりプーさんが一番可愛いかな~と思ってしまいました(?)
夢の国は、「東京」と名前についてますが、実際は「千葉県」にあります。
千葉県にはツキノワグマは生息していないといわれておりますが、実際はプーさんが生息しているので、厳密に言うと違うのではないかと思っております。
今回は千葉県ではなく埼玉県の熊出没情報を掘り下げてみた感想は、人が生活している所の近くに熊が要る事を改めて思い知らされた感じです。
人間と熊がうまく共存できれば最高ですが、千葉県の夢の国のように関係を維持する事はで来ませんので、「お互い関わらない」に尽きますよね。
緊張感ある距離感を大事にしつつ、登山やアウトドアで熊に遇わないよう、熊鈴などで音を出してニアピンしないようにしたいものですよね!
奥多摩の鳩ノ巣駅から出発し、武甲山目指して日帰り縦走した時の記録になります!
武甲山・蕨山・大持山・小持山も縦走してますので、奥武蔵の雰囲気が伝わると思います!
良かったらご参考にしてみて下さい!
今回の奥武蔵を始め、丹沢・奥多摩の熊について書いた記事になります!
良かったらご参考にしてみて下さい!