- 蕨山・有間山稜・さわらびの湯登山について
- 蕨山・有間山稜・さわらびの湯登山の詳細とアクセス、駐車場、登山口付近の地図
- 蕨山・有間山稜・さわらびの湯のコース状況・トイレ・水場
- コースタイム・ルート・標高差(日向沢ノ峰~有間山~蕨山~大ヨケノ頭)
- 日向沢ノ峰から有間峠・有間山・有間山稜登山とコースの詳細
- 蕨山登山と藤棚山・大ヨケノ頭へ縦走の様子
- さわらびの湯までの登山道の詳細
- 登山のまとめ
蕨山・有間山稜・さわらびの湯登山について
前編の川井駅から出発し、赤杭尾根から川苔山へ登った続きになりますが、今回は奥多摩の日向沢ノ峰から有間峠~有間山稜~蕨山~さわらびの湯を登山した記録になります!
奥多摩も良く登る山域になるのですが、蕨山~さわらびの湯のコースが未踏だったもので、どんなルートなのかワクワクしながら歩いた感じです!
歩き慣れたお山を歩くのも気楽で良いものですが、知らない道を歩くのも新たな発見があって楽しいものですよね!
それにしても、今回縦走登山した有間山稜~蕨山~さわらびの湯の区間は、去年の春頃から計画していたのですが、こんな次期まで延びてしまいました・・・。
去年は本当に悪天候に泣かされましたからね~・・・。
今年は晴天に恵まれれば良いのですが、果たしてどうなる事やら・・・。
色々と気になる感じですが、こんな有間山稜~蕨山~さわらびの湯までの登山になりました!
まずは前編で登山しました赤杭尾根から川苔山・日向沢ノ峰の記事がこちらになります!
前編で歩いた登山ルートは、川井駅~赤杭山~エビ小屋山~日向沢ノ峰までの記録になります!
個人的な感想になりますが、川井駅から赤杭尾根で川苔山へ登り、蕨山、さわらびの湯までは、十分日帰りで縦走できるコースになります。
日没が早い時期はチョット微妙ですが、下山後にさわらびの湯で温泉を満喫できるのでポイントが高いと思います!
そしてこちらが今回の登山動画(蕨山・有間山稜・さわらびの湯・川苔山)になります!
上記の写真を押すと、今回歩いた登山の動画(1分チョッと)が観られます!
良かったら蕨山・さわらびの湯の登山の参考にしてみてください!
蕨山・有間山稜・さわらびの湯登山の詳細とアクセス、駐車場、登山口付近の地図
登った日:1月06日(土) [日帰り]
天 候:晴れのち曇り
メンバー:単独
こちらが蕨山・有間山稜・さわらびの湯登山の詳細になります。
1月に登山をしたもので、大変寒かったです。
しかしながら、積雪がほぼなく、サクサク歩けて良かった感じでした。
まだまだ日没の時間も早く、朝晩はかなり冷え込みますので、防寒対策は必須になります。
そしてこちらが今回利用したさわらびの湯へのアクセスになります!
<帰りのアクセス>
さわらびの湯バス停 16:25発 飯能駅 17:05着
さわらびの湯からバスに乗れますので、登山に利用するにはもってこいになります!
逆に、飯能駅からさわらびの湯までバスでアクセスし、JR中央線の駅を目指す登山ルートも良いかもしれません。
そしてこちらがさわらびの湯周辺の地図になります!
さわらびの湯にも駐車場があるのですが、名栗湖の湖畔にも無料駐車場があります。
こちらがさわらびの湯の無料駐車場になります。
結構広く、車を停められない事は無いかと思います。
※自転車・バイクの駐輪場もありました。
こちらが「さわらびの湯バス停」の時刻表です。
※2018年1月6日現在
土日祝日の最終バスは18:34になります。
※2021年3月20日現在
飯能駅までの料金は、大人618円(IC)になります。
蕨山・有間山稜・さわらびの湯のコース状況・トイレ・水場
今回歩いた後編の蕨山・有間山稜・さわらびの湯までのコースの区間に、積雪・凍結はありませんでした。
現在、アイゼンは不要ですが、今後の天候によっては必要になりますので、軽アイゼンを忘れずに持参して下さい!
蕨山周辺は、結構な急坂で日陰になりますので、凍結すると非常に厄介なコースだと思います。
そして今回登山をした蕨山・有間山稜周辺のトイレ・水場についても触れたいと思います!
まずはトイレになりますが、さわらびの湯バス停付近に、こちらの公衆トイレがあります。
付近に自動販売機がありましたが、水場はなかったような・・・。
また、蕨山・有間山稜には、水場、トイレはありませんので注意してください。
コースタイム・ルート・標高差(日向沢ノ峰~有間山~蕨山~大ヨケノ頭)
日向沢ノ峰 12:26 → 12:27 日向沢ノ峰・北の肩(有馬峠分岐)12:28 → 12:38 新秩父線51号鉄塔 12:39 → 12:54 有間峠 12:57 → 13:05 ツコウの頭 → 13:19 有間山 → 13:34 橋小屋ノ頭 13:36 → 13:48 逆川乗越 → 13:55 蕨山(最高点) 13:57 → 14:02 蕨山(展望台) → 14:16 藤棚山 → 14:33 大ヨケノ頭 → 14:48 中登坂 → 14:57 金比羅山 → 15:03 金比羅神社跡 15:04 → 15:23 さわらびの湯バス停 → 15:32 さわらびの湯
こちらが後編で歩きましたコースタイムになります!
日向沢ノ峰から蕨山までのコースタイムが2時間ほどになります。
下山したさわらびの湯まで3時間ほどのコースタイムになりますが、結構アップダウンが地味に多いので余裕を持った計画の方が良いかと思います。
そしてこちらが、後編で登山をしたコース・標高差になります!
後編で歩いた登山コースになります!
日向沢ノ峰から有間山までは、下り基調ながら地味にキツイコースになります。
また、蕨山~大ヨケノ頭~さわらびの湯までは、少し分かり難い箇所がありますので、コース間違いに注意してください。
標高差の地図の通り、下り基調なコースになりますが、距離が地味に長いので膝を痛めないようにしてくださいね!
日向沢ノ峰から有間峠・有間山・有間山稜登山とコースの詳細
日向沢ノ峰からの富士山の景色になります!
奥多摩からも綺麗に富士山が見えますよね~
どこから見ても目立つ頂ですよね!
今年の富士山は、本当に積雪が少ないですよね!
そして登山者も少ないです。
私が来るのを察したのでしょうかね(笑)
日向沢ノ峰から見る、奥多摩の盟主雲取山です!
ぼちぼちテント泊で登りたいものですね~
三峰方面も久しく歩いていないので、アッチへ抜けるのも面白そうですよね!
今回は登らならい蕎麦粒山でございます!
年越しに合わせて登るとご利益がありそな予感が・・・(笑)
そんな感じでこちらの分岐から有間山稜を使って有間山を目指したいと思います!
有間山稜は、結構下って結構登るので、今からニヤニヤが止まりません(笑)
有間山を目指してモリモリ下っていくと、鉄塔が見えてきます!
鉄塔の下を潜るように有間山稜の登山道が続いております!
そして、こちらの鉄塔からの景色が非常に綺麗でございます!!
こちらの写真は、鉄塔からの風景なのですが、薄っすら見えているあのお山はなんざんしょ?
浅間山かな?それとも幻覚か?(笑)
大持山もだいぶ近づいてきました~
こちらから見ると、中々綺麗な山容をしたお山ですよね!
右手に見えている尾根が有間山稜ですね!
有間山稜は、地味なアップダウンがモリモリ続くので、今から怖いですf^_^;
そして、有間峠までも地味に遠いです。
こちらの写真は、棒ノ嶺(棒ノ折山)の尾根ですね!
この棒ノ嶺への尾根も地味なアップダウンが多くて登る気になれませぬ・・・。
登山者も少なく静かで良いのですけどね~
も~何年も行ってませんね~
鉄塔からモリモリ下ると林道が右手に見えてきます。
青矢印方面に進むと仁田山(標高1,211m)へ尾根通しで登れます。
前回登ったので、今回は赤矢印の林道から有間峠へ進む事にしました。
有間峠までの道のりは、まさにトラック野郎の気分でした(?)
林道を暫く進むと、有間峠になりました!
誰もいないだろうな~と思っていると、登山者が1名いてビックリしました。
奥多摩界隈も色々なところを登山者が歩いてますよね~
有間峠からの名栗湖です!
名栗子の湖畔にさわらびの湯があるのですが、地味に遠いですよね~・・・。
綺麗な景色に癒されるはずが、何故か白目になってしまった瞬間です☆彡
有間峠付近のゲートを潜り抜け10mほど進むと有間山への登山道があります。
地味なアップダウンが始まり展望もいまいちなので、我慢の時間帯でございます・・・。
グッタリしながら登っていくと、有間山主峰(タタラノ頭)に到着です!
有間山主峰の標高が1,213.4mで最高峰なのですが、ここから先がえげつないアップダウンの連続になります。
登っては下り、登っては下りを繰り返し、よ~やく有間山(橋小屋ノ頭)へ到着です!
流石にちょっと登山の事が嫌になってしまいました・・・。
有間山稜は、オジサンの心を砕くのが得意みたいですf^_^;
そんな感じで未踏の蕨山へ進みたいと思います!
このまま武甲山を目指しても良いかな~と思ったのですが、初志貫徹で行きたいと思います!
川苔山・有間山稜経由で武甲山へ縦走した時の記録になります!
非常にきつかった縦走ですが、今では良い思い出になっております。
蕨山登山と藤棚山・大ヨケノ頭へ縦走の様子
有間山から蕨山方面のルートは、急な下り坂になります。
この辺は、積雪があると難儀しそうだな~と感じました。
写真では伝わらない坂の斜度でございます!
登りで使いたくない尾根だな~と思った瞬間でした!
有間山からモリモリ下っていくと、左手に東屋が見えてきます。
正面のモッコリが目指す蕨山でございます。
右の赤矢印方面に進むのが正解なのですが、右隣になる林道チックな道からも行けそうな感じでした。
ただ、遠回りになるかと思います。
蕨山までは、だだっ広い尾根道が続き、雰囲気は悪くなかったです。
左の写真の赤丸付近が蕨山の山頂になります。
ちょうど、単独の山ガールが居たので山頂であることに気づいたのですが、もし居なかったら蕨山の山頂を通り過ぎてしまったと思います。
道標等もないので分かり難いですね~・・・。
先ほどの山頂から少し進むと、さらに蕨山の山頂がありました。
ここが本当の蕨山の原点と書かれておりますが、何を言っているか私には理解できませんでした(笑)
さらに進むとまた蕨山がありました。
ど~やら疲労困憊で脳みそが崩壊したらしく、デジャヴを連発しております(笑)
単独の山ガールさんもさわらびの湯へ下りるとの事だったのですが、無事に温泉に入れたのかしら!?
さわらびの湯は、18:00で終了なので、ちょっと早いですよね・・・。
蕨山の山頂からの景色でございます!
左奥に見えているお山は武甲山ですかね?
少し違うような・・・
アッチは伊豆ヶ岳方面ですね!
飯能駅から武甲山を目指したものの、水切れで敗退したのが懐かしいです。
リベンジしていないので、どこかで再チャレンジしたいですね~
飯能駅から縦走したのですが、武甲山へ辿り着く事ができず、白目になりながら敗退した時の記録になります!
今回の蕨山登山とはまた違った辛さがあるコースでございます。
蕨山尽くしの時間も終わり、藤棚山まで雰囲気の良い高速尾根歩きになりました!
蕨山からモリモリ進むと藤棚山(標高920m)に到着です!
残念ながら展望はありませんでした。
藤棚山の山頂にベンチがあるので、休憩には良いかも知れません!
藤棚山から大ヨケノ頭までのルートは、こんな感じの樹林帯歩きが続くのですが、個人的には嫌いじゃない景色でございます!
展望が良い稜線歩きも良いですが、森の中をひたすら歩く時間も好きでございます!
先ほどまで歩いていた日向沢ノ峰や、有間山稜の稜線を一望できました!
どれが赤杭尾根なのか分からなかったのは内緒ですよ(笑)
この看板を見るまで大ヨケノ頭の事を「大ヨケケの頭」と呼んでいたのは内緒ですよ(笑)
ついに平仮名カタカナも読めなくなってしまったみたいです。
大ヨケノ頭も、樹林に囲まれていて展望は微妙でした。
さわらびの湯までの登山道の詳細
大ヨケノ頭からさわらびの湯までの道中に、馬上柵が張り巡らされてまして、鉄砲隊の出番だな~と思いながら進みました。
三段腹の私なもので、「三段構え」に憧れてしまいます(?)
何だか分かりませんが、途中、林道と交差します。
至近距離で猟師さんの鉄砲が鳴り響き、三段腹に反響して大変でした(?)
さらに進むと「中登坂」になりました。
「大ヨケの滝」等を見たいな~と思ったのですが、今度のお楽しみにとっておく事にしました!
中登坂にある蕨山周辺の地図なのですが、まだまだ目指すさわらびの湯まで遠く、ノンビリと温泉に浸かりたいので、少し急ぐことにしました。
思いと裏腹に杉の木が「残像拳」を繰り出し、方向感覚がくるってしまった誰かさんでした。
花粉がモリモリ飛ぶときには歩きたくないルートですね~・・・。
こちらが金比羅神社の跡地みたいです。
金比羅神社と聞くと、四国の神社を思い出してしまいます。
神奈川から下道をひたすら運転して四国まで行ったのですが、あの時は楽しかったな~(´∀`*)
雰囲気の良い鳥居もありました。
歴史を感じる佇ですね~(´∀`*)
さらにさわらびの湯の方に進むと「見晴らし」になります。
看板に偽りがありまして、樹林に囲まれていて、ここからは何も見えません。
目を凝らせば「木の妖精」位は見えるかも知れませんが(笑)
無事にさわらびの湯まで下山できた感謝を込めて「有難うの舞」を披露してみました。
きっと、喜んでくれたに違いございません!!
よ~やく目指す「さわらびの湯」の看板が見えてきました!
ここまで来れば温泉は目の前でございます!
も~体の芯まで冷えてしまいましたが、も~少し歩いて蕨山を楽しみたかったですね~
さ~~さわらびの湯を堪能したいと思います!
こんな贅沢をして罰が当たらないか心配になってしまった時間帯でした!
さわらびの湯の入浴料は、3時間で大人800円になります。
シャンプー・石鹸も備え付けられてますので、持参は不要です。
ただ、営業時間が18:00までですので、少し早く終わってしまうのがネックですよね。
さわらびの湯の周辺に桜が咲いてました!
十月桜というみたいです。
この花びらを肩につけて「遠山の金さん」の気分に浸りたいな~と思ってしまった誰かさんです。
予定よりも早くお風呂切り上げて、16:25のバスに乗って飯能駅へ戻る事にしました!
なにしろ寒いので、バスを待っている時間が一番の核心部でしたf^_^;
登山のまとめ
未踏だった赤杭尾根と有間山稜~有間山~蕨山~藤棚山~さわらびの湯を歩けて今回はとても新鮮な時間を過ごす事が出来ました!
あんなに蕨山がモリモリある事を知らず、どれが本物の蕨山なのか、今でも良く分かってないのがアレですが、今度は新緑・紅葉の季節にのんびり歩きたいな~と考えております!
奥多摩・奥武蔵も良いお山が多いので、機会を作ってまた出没したと思います!
今回登らなかった蕎麦粒山・棒ノ嶺・高水三山等を絡めて川苔山へ行った記録になります!
蕨山・有間山へ縦走するよりは楽な登山にはなりますが、それでもアップダウンが連続しますので、白目の時間を楽しめると思います!