アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

赤杭尾根で川苔山登山!川井駅~赤杭山~エビ小屋山~日向沢ノ峰(前編)

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赤杭尾根からの奥多摩眺め

 

 

赤杭尾根で川苔山登山について

奥多摩山塊の中で未踏だった赤杭尾根を使って川苔山へ登ってきました!

 

どうせなら、これまた未踏の蕨山へも行こうと思い、川井駅を出発して川苔山・有馬山稜を経由してさわらびの湯まで行き、温泉に浸かってマッタリする計画で臨みました!

 

神奈川に住む私にとっては、奥多摩は地味に遠く、公共交通機関で行くと登れる時間が限られてしまうのがネックでございます。

 

そんな事情もあり、結構登ってないルートが多い奥多摩山塊なのですが、魅力溢れるコースが多く困ってしまいます

 

特に今回歩きました赤杭尾根は、非常に地味なルートで知らておりますが、それだけ訪れる登山者も少なく、人気のある川苔山を静かに歩けるとの事で、人間嫌いな私にとっては、是非とも歩いてみたいコースでした!

 

そんな赤杭尾根から川苔山登山になるのですが、今回も地味に長いので前・後編の2部作で行きたいと思います!

 

前編は、川井駅~赤杭尾根~赤杭山~エビ小屋山~ 川苔山~日向沢ノ峰になります!

 

当初、楽勝だったと思っていた赤杭尾根コースなのですが、いきなり道に迷ってしまい、なんだかヤケクソ気味になった前編でした・・・。

 

赤杭尾根で川苔山登山の詳細とアクセス、駐車場、川井駅周辺の地図

登った日:1月06日(土) [日帰り]

天  候:晴れのち曇り

メンバー:単独

 

こちらが、今回の川苔山登山の詳細になります。

 

1月に登ったのですが、非常に寒く凍え死にそうになりました・・・。

 

また、上述しました通り、赤杭尾根の登山口周辺で道に迷ってしまい、正規登山ルートに復帰するのにえらく苦労してしまいました。

 

赤杭尾根から川苔山へ登山する方も多いので、アクセスや駐車場、登山口中辺についても触れたいと思います!

 

まずは、今回の川苔山登山のアクセスになりますが、縦走登山で計画したもので、JR中央線を利用して登山口の最寄り駅になります川井駅まで行きました。

 

<行きのアクセス>

JR川井駅 8:02 着

 

この時間になりますと、登山者で満員電車になっておりました。

 

最悪、終点の奥多摩駅まで座れない可能性がありますので、アクセスする時間帯をズラした方が良いかもしれません。

 

 そしてこちらが、今回の赤杭尾根から川苔山登山の起点として利用したJR川井駅周辺の地図になります。

 

川井駅付近に無料の駐車場はないかと思われます。

 

 川井駅から赤杭尾根登山口までが地味に分かり難いので、要注意でございます!

 

 

赤杭尾根で川苔山登山で利用したトイレ・水場・登山装備

川苔山登山で利用したトイレ

赤杭尾根で川苔山登山で利用したトイレと水場について触れたいと思います!

 

まず、トイレになりますが、JR川井駅の外(改札の外)にある公衆トイレがこちらになります!

 

非常に綺麗なトイレでした。

 

しかしながら、今回歩いた登山ルート上には、こちら以外にトイレはありませんので、注意してください。

 

また、今回歩いた区間に水場はありませんので、十分用意して臨んでください!

※船井戸~川苔山の間に水場ありが、今回利用しませんでした。

 

そして今回の赤杭尾根で川苔山の登山装備・登山アイテムがこちらになります!

 

水 1.5L(余り 0.4L)

お湯(テルモス) 0.5L(余り 0.0L)

 

貧乏セット(カップラーメン、おにぎり2個)、チョコレート100g、飴玉10個、柿の種2袋、コーヒーセット一式(粉20g)

 

ヘッドライト、予備電池、ダブルストック、手袋(薄手・厚手)、カップ、アルコールストーブ一式(燃料60ml使用)、バラクラバ、ライトダウン、クマ鈴、地形図、軽アイゼン(6爪)コンパス、お風呂セット一式(ズボン・パンツ・靴下・タオル・シャツ)、その他諸々

 

川苔山に着く頃になりますと、だいぶ標高も高くなりますのでかなり寒かったです。

 

その影響で、水の消費が少なくて良かったのですが、防寒対策はシッカリした方が良いと思います!

 

また、この時期は凍結、積雪がありますので、登山装備に軽アイゼンを入れて頂けたらと思います!

 

 

コースタイム・ルート・標高差(川井駅~赤杭山~エビ小屋山~日向沢ノ峰)

川井駅 8:06 → 8:45 お伊勢山 → 8:57 金平山 → 9:2 1三ノ戸山(峰戸山・ミノト山) 9:24 → 9:47 赤杭山(赤久奈山・笹平ノ峰) → 9:53 真名井沢分岐  → 9:57 桃ノ木平 → 10:29 エビ小屋山(三道山・クマタカ山・布滝沢ノ頭) 10:30 → 10:46 真名井沢ノ峰 → 10:51 狼住所 → 10:57 曲ヶ谷南峰 → 11:00 曲ヶ谷北峰 → 11:06 川苔山 11:07 → 11:41 曲ヶ谷北峰 → 11:51 横ケ谷平 → 12:04 踊平 → 12:23日向沢ノ峰

 

こちらが今回の赤杭尾根あら川苔山登山のコースタイムになります!

 

川井駅から赤杭尾根登山口まで道迷いをしてしまい、その分コースタイムに影響しております。

 

トラブルがなければ、川井駅から川苔山の山頂まで、約3~4時間のコースタイムになります。

 

そしてこちらが赤杭尾根~川苔山~日向沢ノ峰登山へのコース・標高差の地図になります!

 

赤杭尾根で川苔山登山ルート

赤杭尾根を使って赤杭山~川苔山川乗山~日向沢ノ峰コース・標高差

前編は、JR川井駅から出発し、赤杭尾根を使って赤杭山~川苔山(川乗山)~日向沢ノ峰までになります。

 

地図上の川苔山が9km付近、日向沢ノ峰が12km付近になります。

 

標高差の地図の通り、赤杭尾根は、地味な急斜面が永遠と続く感じです。

 

川苔山から日向沢ノ峰までのコースも結構な急登になりますので、心して臨んでください!!

 

川井駅~赤杭尾根~赤杭山登山とルートの様子奥多摩の川井駅

 今日は電車で奥多摩の川井駅まで来てみました!

今回は、何故か今まで未踏だった「赤杭尾根(あかぐなおね)」を使って川苔山を目指したいと思います!

 神奈川に住む私にとって、奥多摩山塊は、近いようで遠いお山なのですよね~・・・。

 

 

奥多摩の川井駅八雲橋赤杭尾根登山口方面の景色

川井駅から奥多摩駅方面に進んで行くと「八雲橋」が見えてきます。

赤杭尾根の入口は、赤矢印方面に進んで行きます!

 

 

古里中学校

 途中で「古里中学校」への案内板が見えてきますので、その通り進みます。

するとこちらのお寺?の前に出ますので、ここを青矢印の通り右(東)へ進むと赤杭尾根の入口があるみたいです。

私はなぜか赤矢印方面(左)へ進んでしまいましたf^_^; 

え~間違いですので、ここは右です!

 

 

赤杭尾根歩いた登山ログ

 醜いですが、歩いたログがこちらになりまして、紫色が私の歩いたルートになります。

赤線のルートが正解(登山道)ですので、何度も書きますが、ここは右です!

 

 

古里中学校の脇を通る登山ルート

赤矢印方面に進むと、古里中学校の脇を通る感じに道が続きます。

この階段を登れば赤杭尾根の登山道があるのかな?と思ったのですが、なにもありませんでした。

地形図を見ると、ここを直登しても赤杭山へ行けれそうな感じでしたが、「山に入るな」の看板があったので止めておきました。

 

 

階段を登って撮った古里中学校景色

階段を登って撮った古里中学校になります!

夏場、プールの授業がある時に撮影すると、間違いなく通報されちゃいますよねf^_^; 

 

 

赤杭尾根登山口で道迷い

先ほどの階段に戻ると、反対側に通路?のような道があったので、そちらに進んでみました!

 

 

斜面を直登して赤杭尾根の登山道に合流する事にた場所

進むとお墓しかなく、どうしたものかと思案した結果、地形図見ながら斜面を直登して赤杭尾根の登山道に合流する事にしました!

も~幸先が悪いスタートでございます・・・。

先が思いやられますよね~f^_^; 

 

 

赤杭尾根の登山道と合流

斜面を登り終えると、直ぐ赤杭尾根の登山道と合流しました!

う~~~既にゲッソリでございます・・・。

 

 

左側が赤杭尾根の登山道

 写真右手から這いつくばって登ってきました!

左側に見えているのが赤杭尾根の登山道になります!

 

 

スマド山周辺

よ~やく一般登山歩きで快調になってきました!

足取りが軽く、この分岐の手前にある「スマド山」に登るのを忘れてしまいました・・・。

本当に先が思いやられます(笑)

 

 

樹林帯歩きが長い赤杭尾根

川苔山まで樹林帯歩きが長い赤杭尾根ですが、登山者も静かで結構私的にはツボな感じの尾根道でした!

 

 

赤杭尾根登山道落ち葉の様子

赤杭尾根を歩く人も少ないみたいで、落ち葉が凄く、道が分かり難い箇所もありました。

きっと、私が来ることを察して、山ガールたちも逃げ出してしまったのでしょうね・・・。

今年もモテない一年になりそうな予感が・・・。

 

 

赤杭山(赤久奈山 標高923.6m)山頂

 モリモリ進んで行くと、お目当ての1つである赤杭山(赤久奈山 標高923.6m)に到着です!

展望がないものの、とにかく人がいなくて静かでした!

登山者が多いイメージがある奥多摩ですが、人が少ないルートもあるのですね~

 

 

赤杭山の山頂にある三角点
赤杭山から川苔山登山コース

 赤杭山の山頂にある三角点の奥にルートが続きます!

少し進むと川苔山へのルートになります。

本来は、写真右の分岐から赤杭山へピストンするみたいですが、面倒なので尾根を直登して直接山頂に進みました!

「多分、ここを登ると赤杭山かな?」と直ぐに気づくと思います!

 

赤杭尾根でエビ小屋山登山と奥多摩の景色について

 赤杭尾根から鷹ノ巣山方面の景色

エビ小屋山を目指し赤杭尾根を進んで行くと、鷹ノ巣山方面が綺麗に見えてきました!

 

 

赤杭尾根から多摩三山の三頭山方面景色

 アッチは奥多摩三山の三頭山方面ですかね!

今日は、アッチも登山者が凄いのでしょうね~!!

 

 

奥多摩の景色と枝の写真

奥多摩の景色をアップで撮ったら「枝のアップ」になってしまいました・・・。

本当に先が思いやられます(笑)

今日は、何をやってもダメな日なのかも知れません~(´∀`*) 

全てを受け入れて、そんな日を楽しみたいと思います!

 

 

エビ小屋山へ進んでいくと林道と合流する場所

まさに開き直りな感じですが、エビ小屋山を目指し進んでいくと林道と合流しました。

も~ヤケクソ気味なので、赤矢印方面の尾根に乗って進んでみる事にしました!

本来は、この林道を左に進んで行きます!

 

 

エビ小屋山への登山ルートのマーキング

 尾根に乗ると、定期的にマーキングもあり、踏み跡もそこそこ明瞭でした!

ただ、無駄にアップダウンがあるので、時間と体力泥棒な感じです。

 

 

エビ小屋山への登山道の様子
エビ小屋山へ進む尾根道の入口

 進んで行くと林道が見えてきます。

この林道を右に進むのが正解みたいですが、ヤケクソ気味なので赤矢印方面に直登してみました!

 

 

林道からエビ小屋山への直登入口周辺

 林道からエビ小屋山への直登入口でございます!

薄っすらですが、踏み跡もありました。

 

 P1147がエビ小屋山山頂

 ログを見るとこんな感じになります!

赤線が一般登山道で、紫線が「へそ曲がり登山道」になります(笑)

P1147が目指すエビ小屋山になります。

 

 

エビ小屋山への急登

尾根を直登しだすと、ゲッソリするような急登になりました・・・。

この辺は、足場が悪く落石を起こしてしまいそうになります。

下が林道ですので、細心の注意が必要ですね!

 

 

エビ小屋山への尾根ルートの様子

 急登をこなすとこちらに出ます!

赤矢印方面から登ってきました。

いや~なんで私はこんなにへそ曲がりなんだろう・・・と、後悔してしまった瞬間でした(笑)

そして、ここからエビ小屋山の山頂までが地味に遠く、そして結構な急坂でビックリでした・・・。

 

 

エビ小屋山の山頂
エビ小屋山の山頂へのルートの様子

 よ~~~やくエビ小屋山の山頂でございます!

右の写真の赤矢印方面から登ってきました!

 

 

エビ小屋山の山頂からの景色

エビ小屋山の山頂からの眺めになります!

素晴らしい木々のモザイク具合にウットリ♡してしまいました(涙)

いや~努力が報われた瞬間ですね(嘘)

 

赤杭尾根から川苔山登山の様子とルートの詳細

エビ小屋山の山頂から赤杭尾根の登山道合流

そんな感じでエビ小屋山の山頂を後にし、赤杭尾根の登山道に復帰しました。

思った以上に楽しめるルートですね~

登山者が全然いないのが良いですね~(´∀`*) 

 

 

振り返って赤杭尾根・エビ小屋山

振り返っての赤杭尾根・エビ小屋山になります!

この辺まで来ると、樹林帯ではなくなるので、景色もチラチラ見えて気分が少し良くなってきます。

 

 

日向沢ノ峰への分岐

モリモリ登っていくと、日向沢ノ峰への分岐になりました。

さ~目指す川苔山もあと少しですね!

 

 

真ん中右のピークが蕎麦粒山

 真ん中右のピークが蕎麦粒山ですかね!?

蕎麦粒山もだいぶ登っていないので、ぼちぼち出没したいですね~

 

 

川苔山の山頂

よ~~~やく川苔山の山頂に到着でございます!

今までの静けさが嘘のように賑やかだった川苔山でした。

 

 

川苔山の山頂からの景色

川苔山の山頂からの眺めになります!

奥多摩の山並みが本当に綺麗でした!

 

 

川苔山の山頂からの奥多摩の景色

奥多摩も山深く、素敵なお山と尾根が多いですよね~!

アクセスも良いですし、この時期に歩くには申し分ないフィールドですよね(´∀`*) 

 

 

雲取山の景色

雲取山も綺麗に見えてました!

2017年のお山で注目された雲取山ですが(雲取山の標高が2,017mのため)、今年は静けさを取り戻せるのでしょうかね!?

 

 

川苔山の山頂付近の登山道

川苔山の山頂は風が強くて寒かったので、早々に退散しました。

何だか冬枯れした登山道の景色も素敵ですね~!

 

 

川苔山の山頂で昼ごはん

人生が終わった感が漂う貧乏セットの景色も素敵ですよね~(涙)

ご飯がラーメンで、おかずが柿の種です。

も~人生ツンでますよね~f^_^; 

 

日向沢ノ峰登山とコースの詳細

日向沢ノ峰・大持山景色

貧乏セットをモリモリ流し込み、日向沢ノ峰を目指します!

中央のお山は、大持山ですね!

アッチ方面も久しく登ってないので行きたいですね!

 

 

日向沢ノ峰と蕎麦粒山景色

目指す日向沢ノ峰と蕎麦粒山でございます。

日向沢ノ峰までのコースは、地味にきついアップダウンがあるので、今から戦々恐々としております・・・。

どんな素晴らしい白目になれるか、今から楽しみです☆彡

 

 

川苔山を振り返る

こちらが川苔山になります!

お山は、見る方角によって色々な表情を見せてくれますよね。

私の場合、左45度付近から薄眼で見てもらえると、結構なイケメンに映るかと思われます(笑)

正面の素顔は、凝視に耐えれませんので悪しからずです!

 

 

川苔山から富士山の眺望

そんな感じで富士山が見えてきました!

少しぶれてますが、それでも綺麗ですね~(´∀`*) 

 

 

奥多摩の景色遠望

どこを見ても山しか見えません!

花粉が飛ぶ時期は、この周辺は修羅場になりそうですね~・・・。

 

 

日向沢ノ峰・踊平分岐

モリモリ進んで行くと、よ~やく踊平に到着となりました。

ここから日向沢ノ峰までのルートは、登りがかなりの急登で・・・。

素敵に踊るので、許してもらえませんかね?と、問いかけたくなってしまいます(?)

 

 

日向沢ノ峰までのルート

そんな許しが通じるほど日向沢ノ峰までのルートは甘くはございません。

いや~~見上げるたびに溜息しか出ませんね~・・・。

 

 

ルートの奥に見える川苔山

奥に見える川苔山から元気を注入してもらい「ご飯ですよ!」と叫びたくなってしまいます(?)

川苔って、なんだか珍味な予感がするのは私だけでしょうか!?

 

 

日向沢ノ峰までのルート急坂

多分、私だけだろうな~と思いつつ、まだまだ急登が終わりませぬ・・・。

なんで私はこんな所でヒイーヒイー言っているのだろ?と、正気になる時間もあったりしました。

そんな時間が一番きついですよね~(笑)

 

 

日向沢ノ峰山頂

 そんな感じで、よ~やく日向沢ノ峰に到着でございます!

いや~~ここまで辛かった・・・。

 

登山のまとめ

今回歩いた赤杭尾根歩きは、とても静かで個人的にはかなりツボでございました!

 

あれだけ人がいないなら、また歩いても良いな~と思ってしまいました。

 

どれだけ人間嫌いなんだ!てな感じですが、山登りの時くらいは静かに歩きたいですからね~(´∀`*) 

 

ただ、赤杭尾根も、時々クマの出没があるみたいですので、その点は十分注意してください!

 

そんな感じで、次回後編に続きます!

 

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