山梨県には、富士山の景色が素晴らしい山が多いのですが、その中でも秀逸なのが「秀麗富嶽十二景」になります。
その中でも比較的登りやすい山としてあるのが御前山と高川山になります。
御前山は、日本各地に点在しているので混合しちゃいますが、高川山と同じく展望が良い山頂なのでおすすめだったりします。
今回は、秀麗富嶽十二景に選ばれている高川山と御前山への登山について解説したいと思います!
- 高川山と御前山へ登山した経緯ついて
- 高川山登山!御前山までの登山ルート、駐車場、トイレの詳細!
- 高川山登山!御前山までの登山ルート詳細
- 御前山登山口までの登山ルート詳細
- 高川山登山口までの登山ルート、トイレ、駐車場詳細
- 高川山登山と山頂からの景色、標高について
- 高川山、御前山への登山ルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
高川山と御前山へ登山した経緯ついて
富士山の景色が見れる山が好きなもので山梨県の方へ登山することが多いのですが、知らず知らずの間に秀麗富嶽十二景へモリモリ登っていた感じでした。
特に集めていた訳ではないのですが、気が付くと今回登った御前山と真木お伊勢山の2座を残すのみとなってまして、去年からコンプリートのタイミングを見計らっておりました。
御前山と真木お伊勢山だけですと時間を持て余すと考え、富士山の景色が良い高川山を絡めて計画した感じになります。
高川山は、登山ルート上でカタクリのお花が咲くもので、もしかすると時期的に咲いているかな~っと淡い期待を抱きながらの登山となりました。
また、真木お伊勢山は、桜の名所としても有名でして、どうせ登るならその時期に合わせようと考えておりました。
結果、高川山のカタクリの花には早かったものの、真木お伊勢山の桜が満開で美しい景色を思う存分堪能することが出来ました!
真木お伊勢山の登山は地かにしたいと思いますが、今回は、高川山登山について書いていきたいと思います!
まずは高川山、御前山、真木お伊勢山の登山中に撮影した登山動画がこちらになります!

上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、高川山、御前山、真木お伊勢山周辺の登山ルートの様子と美しい景色を堪能していただけたらと思います!
高川山登山!御前山までの登山ルート、駐車場、トイレの詳細!
こちらが今回の登山のスタート地点にしたJR猿橋駅周辺の地図になります。 南口には月極駐車場の隣に無料駐車場が整備されております。
結構、駐車場の利用者が多いので、電車を使って高川山と御前山へ登山するのが良いかもしれません。
なお、トイレは改札の中にありますが、外にはありませんので注意してください。
そしてこちらが高川山の登山口に向かっている最中に利用した尾県郷土資料館周辺の地図になります。
お隣が小形山集会所になってまして、そちらに高川山への登山者用に10台前後の駐車スペースがありました。
駐車場はそれほど広くないものの、利用者も少ないので、満車で駐車できない事は稀だと思います。
また、尾県郷土資料館の外には24時間利用できるトイレと水場がありました。
高川山の登山道、山頂周辺にはトイレがありませんので、南側から登る際は、尾県郷土資料館を利用することをおすすめいたします!
高川山登山!御前山までの登山ルート詳細
今回の高川登山のスタート地点になりますJR猿橋駅から御前山を目指したいと思います!
名前の通り、駅の近くには猿橋がありまして、「日本三大奇橋」に数えられております。
ロストテクノロジーになるそうで、現在の技術では猿橋を作ることはできないそうです。
猿橋駅南口から御前山を目指していくと登山口が見えてきました。
登山口の道標には「九鬼山」と記載がありますが、御前山にも通じてますので、こちらから登っていきます。
なお、2月に発生した山火事の影響により、登山ルートが若干変わったみたいですが、あまり気になりませんでした。
御前山の登山口からは、一気に急登となりまして、心臓の毛がモリモリ脱毛されてしまいました・・・。
個人的には、心臓の毛よりも口の周りの青い毛根が抜けて欲しいのですが、残念ながら「老いてなお盛ん」な感じです(笑)
御前山の山頂を目指して登っていくと、雲海の上に出まして、何とも言えない景色が広がっておりました!
しかしながら、御前山の登山ルートは、山火事の痕跡があちこちにありまして、周辺は焦げ臭い感じでした。
私の口の周りの様に、痛々しい山肌に言葉が出ませんでした。
それにしても山火事の痕跡が凄いです。
かなりの面積が燃えていて驚いてしまいました。
あちこちで山火事が起きてますので、火の始末には十分注意したいですよね。
よっ!富士山!日本一!!
御前山の山頂近くになると富士山が綺麗に見えてきました。
流石、富嶽十二景の一座である御前山でございます。
そんな感じで御前山の山頂に到着です!
御前山は、富嶽十二景10番山頂になっておりまして、標高は730mになります。
御前山の山頂からの景色になります!
高川山方面の雲海がとても綺麗で、仙人になった感覚になりました♡
雲一つない天気に自然とキモイ笑顔が溢れてしまいました♡
山ガールが私に近づかないのは、この溢れる笑顔のせいだと思ってます(?)
御前山登山口までの登山ルート詳細
御前山の山頂を堪能したところで、高川山の登山口を目指して登山再開したいと思います。
暫くは「九鬼山」方面に進んでいきます。
高川山の登山口を目指して進んでいくと、大きな岩が立ちふさがってきました。
馬立山まで滑落注意箇所もあったりと、油断ならない登山ルートが続きます。
それにしても天気が良く雲海が美しいです!
登山ルートから眺める大菩薩嶺方面の景色になります。
湯ノ沢避難小屋周辺が見えてますね。
久しく南大菩薩界隈に出没していないので、機会作って登りたいな~っと考えております。
今なら空も飛べるはず!っと、訳の分からない自信が沸々と湧いてしまった誰かさんになります。
試してみたいところですが、このメタボ体系では奈落の底に一直線でしょうね♪
妄想に花が咲きながら高川山を目指していると、菊花山と馬立山の分岐になりました。
菊花山と聞くと、下半身の奥底で存在感を放つ「菊の御紋」を連想してしまう誰かさんになります(笑)
菊の御紋は、シワの数だけ幸せになるという逸話が残っております(嘘)
菊花山から馬立山、九鬼山へ登山した時の記事になります!
扇山、百蔵山を絡めて登山した時の様子になりますので、良かったら参考にしてみてください!
なんだかネチネチしているな~っと思ってしまった「沢井沢ノ頭」になります。
大人げない感じに「沢なんだか頭なんだかハッキリしなさい!」っと、声をかけてしまいました。
それにしても今までの急登が嘘のようになだらかな登山道が続きます。
新緑や紅葉の季節も綺麗でしょうね☆彡
そんな感じで馬立山の山頂に到着です!
ピークらしからぬ感じの所ではありますが、ここまで来れば暫くは下りの登山ルートになるので気持ちが軽くなりました!
馬立山付近からの富士山も美しかったです!
徐々に富士山が近づいてきて迫力がモッコリになってきました!!
馬立山の山頂近くに九鬼山への分岐があるのですが、そちらには行かず(左に行かず真っすぐ)モリモリ下ると御前山の登山口に到着しました!
周辺には、御前山の登山口である看板がないので、初めてですと分かり難いと思います。
何故か御前山の登山口付近に熊用の罠が設置されておりました。
罠の中には餌も設置されていたので、本気で捕獲するつもりなんだな~っと思ってしまいました。
檻の中に18禁の雑誌が置かれていたならば、簡単に捕獲されてしまうな~っと思ってしまった誰かさんになります(笑)
高川山登山口までの登山ルート、トイレ、駐車場詳細
そんな感じで御前山から下界に降り立ち、高川山の登山口を目指しました!
御前山の登山口付近には、リニアモーターカーと富士山のビュースポットがあるみたいですが、方向が逆なので寄りませんでした。
高川山の登山口を目指していると、桂川が綺麗に見えました。
沢を見ると、ついつい桃が流れてこないか凝視してしまう誰かさんです(笑)
桃は流れてきませんでしたが、桜が綺麗でウットリが止まりませんでした♡
高川山の登山口まで桜の木が多く、足が止まってしまいなかなか進みませんでした。
高川山の登山口に近づくと、「松葉コース」、「中谷コース」等の案内がありまして、色々な登山ルートが整備されておりました。
それにしても小形山という山があるのかしら?っと思ったのですが、地域の名前みたいです。
芝桜もチラチラ咲いていて、高川山の登山ルートは、春爛漫な感じになっておりました!
それにしても高川山の登山口周辺の桜が綺麗でした!
も~登山するのやめて、このままお花見をしたいですね~♡
こちらが高川山松葉入コースと中谷入、古宿コースの分岐になります。
今回は、中谷入コースで高川山の山頂を目指すことに致しました。
この分岐付近には、高川山への登山者用の駐車場が整備されております。
※上述している駐車場になります。
すぐ隣には、24時間利用できるトイレがある尾形郷土資料館が鎮座しております。
中々お洒落な佇まいな尾形郷土資料館でした!
頭が剝げそうな名前の「つる散歩」の案内が尾形郷土資料館にありました。
ちなみに高川山への登山の起点になる尾形郷土資料館は、入館料は無料になっておりました。
時間があれば、高川山への登山と絡めて立ち寄ってみるのもアリかも知れません。
そしてこちらが尾形郷土資料館のトイレになります。
尾形郷土資料館から少し進むと高川山中谷入コースの登山口が見えてきました。
高川山中谷入コースの登山口付近には、リニアモーターカー見学センターがあります!
私は乗ったことがないので、一度体験したいな~っと思いつつ、今に至っている状況です。
高川山登山と山頂からの景色、標高について
高川山中谷入コースの登山口から結構きつい急登をこなすと松葉入コース、むすび山方面の登山ルートと合流しました。
ここまで迷うこともなかったので、安心して登ることが出来ます。
分岐から少し登ると高川山の山頂となりました!
いや~~富士山の景色が絶好調な感じでした!!
この富士山の景色を見たかったのです!!
山梨百名山に選ばれている高川山の山頂に到着です!
高川山の標高は、975.7mになりまして、山頂は開けていて好展望でございます!
富士山の景色が素晴らしい山なので、この日は凄い登山者で山頂はお祭り状態でした。
多くの登山者 が押し寄せるのが良く分かる高川山からの富士山の景色になります。
高川山周辺の山々も美しいですよね!
この富士山の景色が見れただけで登った甲斐がありますよね!
標高が低いので、暑くなると登りたいくない感じですが、この桜の時期は、まさに旬だと感じております。
ちなみに高川山も御前山と同じく富嶽十二景に選ばれている1座になります。
富士山好きにはたまらない富嶽十二景でございます♡
高川山の山頂に着いたら無性に腹が減ってしまい、こちらで腹黒い腹の虫に燃料を注入することに致しました。
「もっと食わせろ!」っと煩かったものの、最近は飲み会が多く、ダイエットしないとイカンな~っと思っているので、控えめにしております。
その割にはオヤツ(おはぎ)まで買っているところが憎いですよね(笑)
高川山の山頂付近には、マメザクラが咲き乱れておりました!
場所的に「富士桜」になるんでしょうかね!?
※マメザクラの事を富士桜と呼ぶ地域があるそうです。
お花見と言ったらオハギだと思い買ってきたのですが、その思惑が見事当たり最高のデザートの時間になりました♡
そんな感じでダイエットとは程遠い食生活送っている誰かさんですが、今回の高川山への登山の詳細に移りたいと思います。
高川山、御前山への登山ルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした高川山、御前山への登山のルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、4月12日なりまして、朝晩冷えるものの、日中は日差しが強くて暑く、持参した2.6Lの水では足りませんでした。
例年、この時期は桜が満開になる事が多いのですが、今年は「十二分咲?」な感じで、若干、遅かったものの、それでも十分楽しむことが出来ました!
なお、御前山から馬立山までの登山ルートは、切れ落ちた岩場歩きがありまして、巻道があるもののルートが不鮮明で危ないので注意が必要です。
また、標高差の地図の通り、御前山まで急登が続き、高川山も山頂直下は急坂になりますので、距離以上に体力、筋力を削り取っていきます。
低山だからと言って油断すると、痛い目に遭いますので、なるべく早立ちして時間にゆとりを持たせた登山を心がけてください!
そしてこちらが今回登山をした御前山から高川山へのコースタイムになります!
猿橋駅 6:46 → 6:56 御前山登山口 → 7:34 御前山 7:39 → 7:54 沢井沢ノ頭 → 8:06 馬立山 → 9:07 尾県郷土資料館 → 9:22 高川山松葉登山口 → 10:45 高川山
猿橋駅から御前山の山頂までのコースタイムが約1時間ほどでした。
御前山から高川山の山頂までのコースタイムが約3時間ほどでしたので、十分日帰りで登山を楽しめる感じでした。
今回は、高川山から破線ルートである羽根子山を経由したのですが、お伊勢山へ行かないならばトータル6時間前後の行程でJR初狩駅に下山出来ますので、無理のない計画で登山を楽しめると思います。
まとめ
御前山周辺は、先日発生した山火事の影響が色濃く残り、周辺は焦げ臭くて無残な姿になっておりました。
広範囲に被害をもたらした山火事だったみたいで、登っても登っても焦げ臭く、痛々しい木々の景色が今でも鮮明に記憶に残っております。
咲いていたらラッキーだな~っと思っていた高川山のカタクリの花は見れませんでしたが、御前山から眺める雲海の景色と富士山の眺望にウットリ♡が止まりませんでした!
そんな感じで次回は、桜が満開でとても美しかったお伊勢山(真木お伊勢山)への登山について書きたいと思います!
高川山からお伊勢山、花吹山へ登り大月駅まで縦走した登山の続きの記事になります!