- 塩見岳日帰り登山と鳥倉登山口について
- 塩見岳日帰り登山の日程・天候・メンバー
- 鳥倉駐車場アクセス・駐車場・登山口付近地図
- 塩見岳の登山ルートの状況
- 塩見岳登山のコースタイム(鳥倉~三伏峠小屋~本谷山~塩見小屋)
- コース・標高差
- 塩見岳日帰り登山(三伏峠小屋~本谷山~塩見小屋)の写真
- 塩見岳日帰り登山のまとめ
塩見岳日帰り登山と鳥倉登山口について
神奈川に住む私とっては非常にアクセスが悪い山の1つである、南アルプスの塩見岳を日帰り登山した時の記事を書きたいと思います!
塩見岳の登山の起点となるのが「鳥倉」なのですが、とにかく時間が掛かる道のりでして、登山口に着く頃には既にゲッソリしてしまう感じです・・・。
天候が悪い日が続いておりますが、今回の塩見岳登山は1日を通して快晴で、絶好の登山日よりでした!
毎回これだけ晴れてくれれば良いのですけどね~!
天気も良かっただけに、忘れられない塩見だけ登山になった感じです!
こんな1日になりました!
塩見岳日帰り登山の日程・天候・メンバー
登った日:2015年07月11日(土) [日帰り]
天 候:快晴
メンバー:Kさんと私の2名
鳥倉駐車場アクセス・駐車場・登山口付近地図
茅野インターからR152で大鹿村へ鳥倉林道登山口駐車場を利用
(30台位駐車可能です。鳥倉駐車場付近にトイレ、水場があります)
塩見岳の登山ルートの状況
塩見岳登山口にトイレと登山ポストが有ります。(駐車場にも有ります)
登山道に、三伏峠小屋までの距離を10段階に表示されております。
表示の「7/10」前後に水場があります。
三伏小屋の水場は、塩見岳方面に進むと直ぐに荒川岳方面への分岐がありますので、(看板あり)、そちら方面にあるそうです。(確認しておりません)
また、塩見岳の山頂直下は、浮石が多く、落石に要注意です。
岩場歩きもありますので、雨で濡れていると滑落が怖いルートでした。
森林限界前後から虫が多くなりますので、虫除けがあると便利です。
塩見岳登山のコースタイム(鳥倉~三伏峠小屋~本谷山~塩見小屋)
鳥倉林道ゲート(駐車場) 3:46 → 4:22 鳥倉林道登山口 4:23 → 6:28 三伏峠小屋 6:49 → 7:04 三伏山 7:08 → 7:51 本谷山 7:57 → 9:15 塩見小屋 9:17 → 10:19 塩見岳 10:30 → 10:33 塩見岳東峰 11:27 → 11:31 塩見岳 → 12:14 塩見小屋 12:15 → 13:35 本谷山 13:36 → 14:19 三伏山14:22 → 14:3 1三伏峠小屋 14:48 → 16:11 鳥倉林道登山口1 6:12 → 16:53鳥倉林道ゲート(駐車場)
コース・標高差
鳥倉駐車場からスタートし、三伏峠小屋~本谷山~塩見小屋~塩見岳へピストンしております!
塩見岳日帰り登山(三伏峠小屋~本谷山~塩見小屋)の写真
鳥倉駐車場のトイレの前にある水場です。
こちらで給水して塩見岳登山に臨みました!!
冷たくて美味しい水でした!
鳥倉駐車場のゲートから2km程舗装林道を歩くと鳥倉登山口になります。
さ~塩見岳と日本一標高の高い峠である三伏峠にチャレンジです!
中央アルプス方面の夜明けでございます!
非常に清々しい空気に包まれております!!
三伏峠小屋までけっこう道が悪いです。
こんな感じの木の橋もあったりと油断なない塩見岳への道のりでした!
三伏峠小屋まであと半分の案内が出てきました!
それにしても塩見岳まではまだまだの道のりですね~
鳥倉からの塩見岳日帰り登山は、なかなか厳しい登山になりますね~
南アルプスらしい樹林帯歩きでした!
塩見岳の勇姿を早く見たいですね!
中央アルプスがとても綺麗に見えました!!
テント泊装備で、中央アルプスも縦走したいものです!
鳥倉の駐車場からだいぶ登って来ましたね~
我々が登った時は、塩見小屋は立替工事中で営業休止をしておりました。
平成28年7月から営業を再開しております!
塩見小屋も今度泊まってみたいですね~
南アルプスの山並みが綺麗に見えてきました!
アッチは赤石岳方面でしょうかね!?
モリモリと登り、よ~やく中継地点である三伏峠小屋に到着しました!
小屋番さんも良い方で、優しくお出迎えしてくれました!
想像していたよりも三伏峠小屋が綺麗な山小屋で驚いてしまいました。
日本三大峠の1つである、三伏峠でございます!
三大峠の中では、三伏峠が一番標高が高い峠になっております。
むしろ、三伏峠が日本で一番標高が高い峠です!
先日、北アルプスの針ノ木峠も登りましたので、雁坂峠とあわせて、日本三大峠は制覇いたしました!
三伏峠小屋からの展望になります!
小河内岳の奥に見えるは、去年の夏にテント泊縦走した荒川三山でしょうか?
天候が悪く散々な縦走だったので、天気が良い日を狙ってリベンジしたいですね!
南アルプス南部の山々をテント泊で縦走した時の記録になります!
良かったらご参考にしてみてください!
三伏峠小屋から直ぐの所にある、三伏山でございます!
Kさん、決まってますね~!
奥に見えているお山が、烏帽子岳になります。
烏帽子岳も、綺麗な山容をした山ですよね~
三伏山から本谷山を目指します!
左手に見えているのが本谷山で、右のほうに見えているのが塩見岳になります。
この辺、藪が少し煩い縦走路でした。
本谷山の近くで、北アルプスの槍ヶ岳が綺麗に見えました!
北アルプスもの近々登りたいものですね~
中年よ!大志を抱け!と、叫んでおりました(笑)
山ガールにモテルよう、大志を抱きたいと思います!
「ブンブンうるせーなーこんにゃろーにゃろめ~!」と、誰かさんが高々と小言をいってました(笑)
塩見小屋の建築資材をヘリで荷揚げしているのでしょうね~
私達を塩見岳山頂に荷揚げして欲しいものです(笑)
それにしても北アルプス方面の景色素晴らしく足が止まってしまいます。
塩見小屋に近づくにつれて、仙塩尾根が見えてきました!
間ノ岳から塩見岳までの区間が未踏なので、どこかで歩きたいのですけどね~
仙塩尾根を絡めて南アルプスの鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳へ縦走した時の記録になります!
良かったらご参考にしてみてください!
真ん中奥に見えているのが間ノ岳です!
綺麗な山容をしてますよね~
なんだかアッチまで縦走したくなってしまいました。
塩見岳は双耳峰でございます!
バニーのコスプレに見えてしまったのは内緒ですよ(笑)
凄い登り返しにビビッてしまいました・・・。
そんな感じで塩見岳西峰の登りが始まりました・・・。
いや~凄い急登です・・・。
足がつりそうですね~・・・。
塩見だけ山頂付近でハクサンイチゲがモリモリ咲いてました!
いや~綺麗で可愛いお花ですね!
まるで私の幼少期のような恥ずかしがり屋さんなお花が咲いてました(笑)
塩見岳は、高山植物の宝庫ですね~!
今度は雷鳥がお出ましになりました!
子連れの雷鳥で、付近は大変騒がしい感じでした。
南アルプスの雷鳥も生息数が減少しているので、絶滅しないように保護が必要ですよね。
急登こなし、よ~やく塩見岳の西峰に到着です!
塩見岳西峰の標高は、3,047mで東峰よりも少し低くなります。
塩見岳山頂からの仙塩尾根の景色になります。
正面に見える間ノ岳の雄姿が素晴らしいですよね!!
鳥倉から塩見岳は、ギリギリで日帰り登山ができると言われておりますが、確かに朝早く出発すれば、宿泊しなくても大丈夫な事が分かりました。
山小屋で宿泊するお金がない貧乏登山者の私なもので、大変助かりました(笑)
塩見岳は双耳峰なので、どんな強烈な登り返しがあるんだろう思っていたのですが杞憂に終わりました。
正面右手に見えているのが塩見岳東峰になります。
想像したよりも全然登り返さなくて助かりました!
富士山の展望も良く、塩見岳西峰・東峰の稜線は、至福の縦走路でした!
よっ!日本一!!
塩見岳の山頂からは富士山の景色がとても綺麗に見えました!
結構富士山が近くに見えて驚きました!
そんな感じで塩見岳東峰です!
こちらが塩見岳の最高地点になります!!
若頭とチンピラのツーショットでございます(笑)
人相が悪いみたいで、山ガールが全然目を合わせてくれません。
塩系の顔に生まれ変わりたいな~と思った瞬間でした(涙)
ハクサンイチゲと仙塩尾根のコラボでございます!
塩見岳は、本当にお花が多い山でございます。
塩見岳西峰の奥には中央アルプスが鎮座しております!
360度の大展望ですね~!!
人生、色々あるけど頑張ろうぜ!!と、言っているような感じでした!
塩見岳でノンビリ休憩をし、帰りの体力回復に努めました。
残念ながら、あまり回復しなかったのは内緒ですよ(笑)
塩見岳山頂には多くの雷鳥がいました!
夏毛姿も可愛いですよね!
お腹周りが美味しそうですよね(笑)
名残惜しいですが鳥倉駐車場を目指して下山でございます。
塩見岳、本当に素晴らしい山頂でした!!
ただ、塩見岳は簡単には下山させてくれません(>_<)
アレを登るのか・・・。
本谷山への途中にある塩見小屋になります。
現在、塩見小屋は立替工事のため、宿泊できません。
(H28年7月上旬再開予定)
工事してますので、休憩もできない状況でした。
南アルプスのオールスターを一望できました!
間ノ岳、農鳥岳はやっぱりカッコ良いですよね!
何故か樹林帯の方が虫が少なかったです。
涼しくて癒しの時間でした♡
この辺が、本谷山になります。
振り返っての塩見岳になります。
凄い急斜面ですよね~
よく、アソコを登ったものだな~と驚いてしまいました。
雪がある時期は、滑落に注意ですよね!!
こっちから見る塩見岳のお姿も本当に素敵ですね~♪
絵になるお山でございます!
だんだんと塩見岳が遠くなってきました。
登る時は大嫌いだった塩見岳の急登ですが、お別れになると寂しいものですね(笑)
近いようで遠い三伏峠小屋が見えてきました。
三伏山の登り返しが怖いですね~
三伏峠小屋のテント場の様子です!
広いテント場ですが、若干、全体的に傾斜があるので、斜めに寝る感じなると思います。
塩見岳登山のハイシーズンになると、テント場も凄い混雑になるそうです。
今度、塩見岳に登る時は、三伏峠小屋でテント泊しノンビリしたいですね~!
三伏峠小屋から鳥倉登山口の間にある水場の様子です!
冷たくて美味しい水でしたが、時々枯れてしまう事が有るそうですので、注意してください!
ようやく塩見岳登山口まで下りてきました。
でも、まだ長い舗装林道歩きが残っております・・・。
よ~やく鳥倉駐車場に戻ってきました!
塩見だけを満喫できた楽しい一日でした!
奥に見える小さな建屋がトイレになります。
出発した時は真っ暗だったので、駐車場の広さやトイレ・水場の位置関係がようやく理解できました!
鳥倉駐車場は、なかなか広いですよね!
塩見岳日帰り登山のまとめ
南アルプスの中でも交通の便が非常に悪いお山の1つとして塩見岳の名前が挙がりますが、確かにそのとおりでございました。
ただ、苦労が報われる素晴らし景色が塩見岳の山頂には広がっておりますので、南アルプスの山の中でもお勧めな1座でございます!
塩見岳といったら、近くに鎮座する「蝙蝠岳」にも興味がありまして、「蝙蝠尾根」から登ってみたいな~と思いつつ、なかなか実行に移せておりません。
今年こそは蝙蝠岳・塩見岳を絡めて、仙塩尾根の歩けていない区間を縦走したいな~と考えております。
北アルプスよりも少し地味な感じがする南アルプスですが、登山者が少なく、1つ1つの山がデカくて登り応えがあるのが魅力の1つですよね!
また、機会を作って塩見岳へ出没したいな~と思っております!