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塩見岳日帰り登山!鳥倉登山口から三伏峠小屋~本谷山~塩見小屋登山ルート詳細!

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南アルプス塩見岳日帰り登山中に見つけた雷鳥

 

 

塩見岳日帰り登山と鳥倉登山口について

神奈川に住む私とっては非常にアクセスが悪い山の1つである、南アルプスの塩見岳を日帰り登山した時の記事を書きたいと思います!

 

塩見岳の登山の起点となるのが「鳥倉登山口」なのですが、とにかく時間が掛かる道のりでして、登山口に着く頃には既にゲッソリしてしまう感じです・・・。

 

天候が悪い日が続いておりますが、今回の塩見岳登山は1日を通して快晴で、絶好の登山日よりでした!

 

毎回これだけ晴れてくれれば良いのですけどね~!

 

天気も良かっただけに、忘れられない塩見岳登山になった感じです!

 

そんな感じで今回の塩見岳日帰り登山で利用した鳥倉登山口の詳細から書いていきたいと思います!

 

鳥倉駐車場のアクセス・駐車場・登山口付近の地図について

こちらが今回の塩見岳日帰り登山で利用した鳥倉登山口周辺の地図になります!

 

塩見岳への登山で利用でいる駐車場は、第1駐車場から第3駐車場まであるのですが、登山口に近い第1駐車場は、30台位駐車可能ですが、AM3時頃に到着しないと満車で駐車できない恐れがあります。

 

第1駐車場が満車の場合、第2、第3駐車場の利用になるのですが、一番離れている第3駐車場を利用すると、登山口まで約4kmの林道歩きになってしまいます。

 

なお、鳥倉登山口駐車場へのアクセスですが、茅野インターが最寄りになります。

 

塩見岳の登山ルートの状況と水場について

続きましては、塩見岳への登山ルートの状況と、気になる水場について書いていきたいと思います。

 

まず、塩見岳登山口にトイレと登山ポストが有ります。

 

登山道には、三伏峠小屋までの距離を10段階に表示されております。

 

なお、登山ルートの表示「7/10」前後に水場があります。

 

三伏小屋の水場は、塩見岳方面に進むと直ぐに荒川岳方面への分岐がありますので、(看板あり)、そちら方面にあるそうです。(水場の確認はしておりません)

 

また、塩見岳の山頂直下の登山ルートは、浮石が多く、落石に要注意です。

 

岩場歩きもありますので、雨で濡れていると滑落が怖いルートでした。

 

森林限界前後から虫が多くなりますので、虫除けがあると便利です。

 

 

塩見岳登山のコースタイム・ルート・標高差について(鳥倉~三伏峠小屋~本谷山~塩見小屋)

鳥倉林道ゲート(駐車場) 3:46 → 4:22 鳥倉林道登山口 4:23 → 6:28 三伏峠小屋 6:49 → 7:04 三伏山 7:08 → 7:51 本谷山 7:57 → 9:15 塩見小屋 9:17 → 10:19 塩見岳 10:30 → 10:33 塩見岳東峰 11:27 → 11:31 塩見岳 → 12:14 塩見小屋 12:15 → 13:35 本谷山 13:36 → 14:19 三伏山 14:22  → 14:31三伏峠小屋 14:48 → 16:11 鳥倉林道登山口 16:12 → 16:53 鳥倉林道ゲート(駐車場)

 

こちらが今回の塩見岳日帰り登山のコースタイムになります。

 

重複しまうが、鳥倉登山口から入山し、三伏峠小屋、本谷山、塩見小屋を経由して塩見岳へ登っております!

 

鳥倉登山口から塩見岳へのコースタイムは、約7時間になりまして、下山で5時間掛かっております。

 

往復12時間の行程になりますので、体力、時間的に厳しい場合は、三伏峠小屋での祝を検討してください!

 

そしてこちらが塩見岳日帰り登山のルートと標高差の地図になります!

 

塩見岳コース標高差

鳥倉駐車場からは林道歩きになりまして、登山口から一気に高度を上げて行きます。

 

三伏峠小屋での標高差が結構ありますが、本谷山~塩見小屋までは比較的なだらかな登山ルートが続きます。

 

そして塩見小屋から塩見岳山頂までが、標高差の地図の通り激急登になりまして、危ない所も多いので注意して楽しんでください!

 

塩見岳日帰り登山!鳥倉登山口から三伏峠小屋までの登山ルート詳細

鳥倉駐車場水場

鳥倉駐車場のトイレの前にある水場です。

こちらで給水して塩見岳日帰り登山に臨みました!!

冷たくて美味しい水でした!

 

 

鳥倉登山口

鳥倉駐車場のゲートから2km程舗装林道を歩くと鳥倉登山口になります。

さ~塩見岳と日本一標高の高い峠である三伏峠小屋へチャレンジ登山です!

 

 

中央アルプス方面の夜明け

中央アルプス方面の夜明けでございます!

非常に清々しい空気に包まれております!!

 

 

三伏峠小屋までの登山ルート詳細

三伏峠小屋までけっこう道が悪いです。

こんな感じの橋もあったりと油断ならない塩見岳への道のりでした!

 

 

三伏峠小屋案内

三伏峠小屋まであと半分の案内が出てきました!

それにしても塩見岳までは、まだまだ遠い道のりですね~

鳥倉登山口からの塩見岳日帰り登山は、なかなか厳しい登山になりますね~

 

 

南アルプス樹林帯

南アルプスらしい樹林帯歩きでした!

塩見岳の勇姿を早く見たいですね!

 

 

塩見岳登山道からの中央アルプス景色

中央アルプスがとても綺麗に見えました!!

テント泊装備で、中央アルプスも縦走したいものです!

それにしても鳥倉の駐車場からだいぶ登って来ましたね~

 

 

塩見小屋案内

我々が登った時は、塩見小屋は建替え工事中で営業休止をしておりました。

平成28年7月から営業を再開しております!

塩見小屋も今度泊まってみたいですね~

 

 

南アルプス赤石岳方面の山並

南アルプスの山並みが綺麗に見えてきました!

アッチは赤石岳方面でしょうかね!?

 

 

三伏峠小屋

モリモリと登り、よ~やく中継地点である三伏峠小屋に到着しました!

小屋番さんも良い方で、優しくお出迎えしてくれました!

三伏峠小屋は、想像していたよりも綺麗な山小屋で驚いてしまいました。

 

 

三伏峠が一番標高が高い峠

日本三大峠の1つである、三伏峠でございます!

三大峠の中では、三伏峠が日本で一番標高が高い峠になります

先日、北アルプスの針ノ木峠も登りましたので、雁坂峠とあわせて、日本三大峠は制覇いたしました!

 

 

荒川三山

三伏峠小屋からの展望になります!

小河内岳の奥に見えるのは、去年の夏にテント泊縦走した荒川三山ですね!

天候が悪く散々な縦走だったので、天気が良い日を狙ってリベンジしたいですね!

 

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南アルプス南部の山々をテント泊で縦走した時の記録になります!

良かったらご参考にしてみてください!

 

塩見岳日帰り登山!本谷山と山頂までの登山ルート詳細

三伏山

三伏峠小屋で休憩し、塩見岳日帰り登山をスタートしました!

小屋から直ぐの所にある、三伏山でございます!

Kさん、決まってますね~!

奥に見えているお山が、烏帽子岳になります。

烏帽子岳も、綺麗な山容をした山ですよね~

 

 

本谷山

三伏山から本谷山を目指します!

左手に見えているのが本谷山で、右の方に見えているのが塩見岳になります。

この辺、藪が少し煩い登山ルートでした。

 

 

塩見岳日帰り登山中に見た北アルプスの槍ヶ岳

本谷山の近くで、北アルプスの槍ヶ岳が綺麗に見えました!

北アルプスも近々登りたいものですね~

 

 

塩見岳日帰り登山中の様子

中年よ!大志を抱け!と、叫んでおりました(笑)

山ガールにモテるよう、塩見岳で大志を抱きたいと思います!

 

 

塩見小屋ヘリで荷揚げの様子

「ブンブンうるせーなーこんにゃろーにゃろめ~!」と、誰かさんが高々と小言をいってました(笑)

塩見小屋の建築資材をヘリで荷揚げしているのでしょうね~

私達を塩見岳山頂に荷揚げして欲しいものです(笑)

 

 

塩見岳から見る北アルプス方面の景色

それにしても北アルプス方面の景色素晴らしく足が止まってしまいます。

 

 

仙塩尾根

塩見小屋に近づくにつれて、仙塩尾根が見えてきました!

間ノ岳から塩見岳までの区間が未踏なので、どこかで歩きたいのですけどね~

 

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 仙塩尾根を絡めて南アルプスの鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳へテント泊縦走した時の記録になります!

良かったらご参考にしてみてください!

 

 

塩見岳から見る間ノ岳

真ん中奥に見えているのが間ノ岳です!

綺麗な山容をしてますよね~

なんだか塩見岳の日帰りに飽き足らず、アッチまで縦走したくなってしまいました。

 

 

塩見岳は双耳峰

 塩見岳は双耳峰でございます!

バニーのコスプレに見えてしまったのは内緒ですよ(笑)

それにしても山頂直下が凄い登り返しにビビッてしまいました・・・。

 

 

塩見岳西峰の登り

そんな感じで塩見岳西峰の登りが始まりました・・・。

いや~凄い急登です・・・。

足がつりそうですね~・・・。

 

 

塩見岳のハクサンイチゲ

塩見岳山頂付近でハクサンイチゲがモリモリ咲いてました!

いや~綺麗で可愛いお花ですね!

 

 

塩見岳の高山植物

まるで私の幼少期のような恥ずかしがり屋さんなお花が咲いてました(笑)

塩見岳は、高山植物の宝庫ですね~!

 

 

塩見岳の雷鳥

 今度は雷鳥がお出ましになりました!

子連れの雷鳥で、付近は撮影しようとする登山者で大騒ぎしてました。

南アルプスの雷鳥も生息数が減少しているので、絶滅しないように保護が必要ですよね。

 

 

塩見岳の西峰

急登こなし、よ~やく塩見岳の西峰に到着です!

塩見岳西峰の標高は、3,047mで東峰よりも少し低くなります。

 

 

塩見岳山頂からの仙塩尾根景色

塩見岳山頂からの仙塩尾根の景色になります。

正面に見える間ノ岳の雄姿が素晴らしいですよね!!

鳥倉登山口から塩見岳は、ギリギリで日帰り登山ができると言われておりますが、確かに朝早く出発すれば、宿泊しなくても大丈夫な事が分かりました。

山小屋で宿泊するお金がない「貧乏登山者」な私なもので、日帰りで塩見岳へ登れて大変助かりました(笑)

 

 

塩見岳西峰・東峰の稜線

塩見岳は双耳峰なので、どんな強烈な登り返しがあるんだろう思っていたのですが杞憂に終わりました。

正面右手に見えているのが塩見岳東峰になります。

想像したよりも全然登り返さなくて助かりました!

富士山の展望も良く、塩見岳西峰・東峰の稜線は、至福の縦走路でした!

 

 

塩見岳から見る富士山の景色

よっ!日本一!!

塩見岳の山頂からは富士山の景色がとても綺麗に見えました!

結構、富士山が近くに見えて驚きました!

 

 

塩見岳東峰の山頂の様子

そんな感じで塩見岳東峰です!

こちらが塩見岳の最高地点になります!!

若頭とチンピラのツーショットでございます(笑)

人相が悪いみたいで、山ガールが全然目を合わせてくれません。

塩系の顔に生まれ変わりたいな~と思った瞬間でした(涙)

 

 

塩見岳東峰のハクサンイチゲと仙塩尾根

 ハクサンイチゲと仙塩尾根のコラボでございます!

塩見岳は、本当にお花が多い山でございます。

 

 

塩見岳西峰の奥には中央アルプス景色

 塩見岳西峰の奥には中央アルプスが鎮座しております!

360度の大展望ですね~!!

 

 

塩見岳の山頂で体力回復の様子

 人生、色々あるけど頑張ろうぜ!!と、言っているような感じでした!

塩見岳でノンビリ休憩し、帰りの体力回復に努めました。

残念ながら、あまり回復しなかったのは内緒ですよ(笑)

 

 

塩見岳山頂の雷鳥

それにしても、塩見岳山頂には多くの雷鳥がいました!

夏毛姿も可愛いですよね!

お腹周りが美味しそうですよね(笑)

 

塩見小屋と塩見岳下山の様子について

塩見岳から鳥倉駐車場を目指して下山の様子

名残惜しいですが塩見岳から鳥倉駐車場を目指して下山でございます。

塩見岳、本当に素晴らしい山頂でした!!

 

 

塩見岳から鳥倉駐車場へ下山中の様子

ただ、塩見岳は簡単には下山させてくれません・・・。

アレを登るのか・・・。

 

 

塩見小屋

本谷山への途中にある塩見小屋になります。

現在、塩見小屋は立替工事のため、宿泊できません。

(H28年7月上旬再開予定) 工事してますので、休憩もできない状況でした。

なお、2024年現在、運営母体が代わりましたが、通常通り営業しております!

 

 

塩見岳から見る間ノ岳、農鳥岳

塩見小屋から南アルプスのオールスターを一望できました!

間ノ岳、農鳥岳はやっぱりカッコ良いですよね!

 

 

本谷山周辺の樹林帯の方が虫が少なかった

塩見小屋からの激下りをこなすと樹林帯に突入します。

何故か樹林帯の方が虫が少なかったです。

涼しくて癒しの時間でした♡

この辺が、本谷山になります。

 

 

雪がある時期は、塩見岳登山の滑落注意箇所

振り返っての塩見岳になります。

凄い急斜面ですよね~

よく、アソコを登り下ったものだな~と驚いてしまいました。

 雪がある時期は、滑落に注意ですよね!!

 

 

三伏峠小屋方面から見る塩見岳

三伏峠小屋方面から見る塩見岳のお姿も本当に素敵ですね~♪

絵になるお山でございます!

 

 

三伏峠小屋方面から見る塩見岳遠望

だんだんと塩見岳が遠くなってきました。

登る時は大嫌いだった塩見岳の急登ですが、お別れになると寂しいものですね(笑)

 

 

三伏峠小屋が見えてきた

近いようで遠い三伏峠小屋が見えてきました。

三伏山の登り返しが怖いですね~

 

 

三伏峠小屋のテント場

三伏峠小屋のテント場の様子です!

広いテント場ですが、若干、全体的に傾斜があるので、斜めに寝る感じなると思います。

塩見岳の登山のハイシーズンになると、テント場も凄い混雑になるそうです。

今度、塩見岳に登る時は、三伏峠小屋でテント泊しノンビリしたいですね~!

 

 

三伏峠小屋から鳥倉登山口の間にある水場

三伏峠小屋から鳥倉登山口の間にある水場の様子です!

冷たくて美味しい水でしたが、時々枯れてしまう事が有るそうですので、注意してください!

 

 

塩見岳登山口の様子

ようやく塩見岳登山口(鳥倉登山口)まで下りてきました。

でも、まだ長い舗装林道歩きが駐車場まで残っております・・・。

 

 

鳥倉駐車場に戻ってきた様子

よ~やく鳥倉駐車場に戻ってきました!

塩見岳をモリモリ満喫できた楽しい一日でした!

奥に見える小さな建屋がトイレになります。

出発した時は真っ暗だったので、駐車場の広さやトイレ・水場の位置関係がようやく理解できまして、鳥倉駐車場がかなり広い事に驚きました(笑)

 

まとめ

南アルプスの中でも交通の便が非常に悪いお山の1つとして塩見岳の名前が挙がりますが、初めて鳥倉登山口を利用して確かにその通りだと感じました。

 

ただ、苦労が報われる素晴らし景色が塩見岳の山頂には広がっておりますので、南アルプスの山の中でもお勧めな1座でございます!

 

塩見岳といったら、近くに鎮座する「蝙蝠岳」にも興味がありまして、「蝙蝠尾根」から登ってみたいな~と思いつつ、なかなか実行に移せておりません。

 

今年こそは蝙蝠岳・塩見岳を絡めて、仙塩尾根の未踏区間を縦走したいな~と考えております。

 

北アルプスよりも少し地味な感じがする南アルプスですが、登山者が少なく、1つ1つの山がデカくて登り応えがあるのが魅力の1つですよね!

 

また、機会を作って塩見岳へ出没したいな~と思っております!

 

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仙塩尾根を使って塩見岳へ登山した時の様子になります!

農鳥小屋を拠点にしてピストン登山したのですが、中々の長丁場にエクスタシーが止まらない登山の時間になりました!