- 野陣尾根(富田新道)で雲取山登山について
- 野陣尾根で雲取山登山の詳細と日原鍾乳洞のアクセス・トイレ・水場について
- コース状況・コースタイム・ルート・標高差(日原鍾乳洞~野陣尾根(富田新道)~小雲取山~雲取山)
- 日原鍾乳洞~野陣尾根(富田新道)入口までのルートの様子
- 野陣尾根(富田新道)から小雲取山登山とルートの様子
- 雲取山登山とルートの様子
- まとめ
野陣尾根(富田新道)で雲取山登山について
今日も天気が良く、1泊でテント泊に行けばよかったな~って感じですが、昨日は久しぶりに絡めて多摩の日原鍾乳洞を起点にして野陣尾根(富田新道)を使って雲取山を絡めて周回登山してきました!
野陣尾根(富田新道)を歩くのも記憶がないほど久しぶりでございます!
なぜなら、神奈川に住む私にとっては、野陣尾根の登山口がある日原まで行く距離と時間が掛かっていとても面倒なのと、登山のコース取りにも少し困ってしまう出発地点なこともあり、なかなか足が向かない感じです。
今回、久しぶりに雲取山周辺をモリモリ歩こうと思い、野陣尾根(富田新道)から長沢背陵を縦走し、バリエーションルート(Vルート)を絡めて奥多摩の山を楽しんできました!
今回も野陣尾根から雲取山登山と地味に距離が長いので、前・後編の2部作で行きたいと思います!
前編は、野陣尾根(富田新道~小雲取山)までの登山の様子になりまして、こんな一日になりました!
野陣尾根で雲取山登山の詳細と日原鍾乳洞のアクセス・トイレ・水場について
野陣尾根を使って雲取山へ登山した時の詳細になります!
登った日 :3月19日(日) [日帰り]
天 候 :晴れ時々曇りそして強風
メンバー:単独
アクセス:日原鍾乳洞駐車場にバイクを駐輪(無料)
野陣尾根を使って雲取山を目指す場合、便利な登山拠点になるのが日原鍾乳洞になります。
日原鍾乳洞の駐車場の所にトイレ・自販機がありまして、トイレは24時間利用可能です。
また、日原鍾乳洞の駐車場の目の前(一石山神社)の水場も利用可能です。
日原鍾乳洞の水場は、基本、枯れませんの水場として当てにして大丈夫だと思います!
野陣尾根と石尾根が合流し少し進むと奥多摩小屋がありまして、そちらにも水場・トイレがあります。
雲取山の山頂にもトイレがありますので助かります!
コース状況・コースタイム・ルート・標高差(日原鍾乳洞~野陣尾根(富田新道)~小雲取山~雲取山)
今回の野陣尾根のコース状況ですが、標高1,300mより上より積雪がありました。
野陣尾根も積雪が比較的多い尾根になりますので、この時期の登山でも軽アイゼンが必要です。
私よりも前に単独の方が野陣尾根を登ったみたいで、トレースが途中までありました。
野陣尾根のコースは、積雪があると少し分かり難い(尾根が広い)場所がありますのでルートにご注意ください。
日当たりが良い所は、雪が融けて田んぼみたいにドロドロですので、スパッツがあると良いと思います!
そしてこおちらが日原鍾乳洞~野陣尾根(富田新道)~小雲取山~雲取山までのコースタイムになります!
一石山神社(日原鍾乳洞駐車場) 7:11 → 7:37 八丁橋 → 8:33 富田新道(野陣尾根)入口 → 10:29 権衛ノ頭 10:31 → 10:51 小雲取山 → 11:04 雲取山(昼食)
日原鍾乳洞から野陣尾根を使って雲取山までのコースタイムは、約4時間ほどになります。
積雪がありましたので、コースタイムは参考程度に眺めて頂けたらと思います!
そしてこちらが、今回の日原鍾乳洞~富田新道~小雲取山40km日帰り縦走したコース・標高差の地図になります!
前編は、日原鍾乳洞から出発し、野陣尾根(富田新道)~小雲取山~雲取山までの区間になりまして、標高差の地図の通り、ひたすら急登歩きになります。
小雲取山まで涙無くては語れない辛い道のりになります。
日原鍾乳洞~野陣尾根(富田新道)入口までのルートの様子
今日は珍しく日原鍾乳洞の駐車場からスタートして、野陣尾根(富田新道)で雲取山と目指したいと思います!
奥多摩の日原は、家から地味に遠く、中々こっちに足が向かいのです・・・。
実は、バイクのリアタイヤを交換したもので、慣らし運転をかねて!って感じです。
日原鍾乳洞の駐車場の目の前に「一石山神社」があります。
ここから、「ウトウノ頭」のルートがあります。
何時だか登ったのが懐かしいですね~(´∀`*)
神社の横の水場も出ておりました!
ここは枯れないみたいですね。
反対側に自動販売機と公衆トイレがあり、24時間利用できます。
そんな感じで日原鍾乳洞から野陣尾根の入口を目指し日原林道を進んでいくと、八丁橋になります。
この周辺に車を停めることが出来まして、数台停まっておりました。
野陣尾根の入口を目指し少し進むと天祖山の登山口があります。
今日のエスケープルートの1つとして考えておりましたが、今回は利用しませんでした。
野陣尾根を目指して長い林道を歩いていくと、色々な巨木があるみたいで、何ヵ所か看板がありました。
「色々な山ガール達」が居るなら寄ってみようと思うんですが、巨木ですと・・。
同じ「巨」でもアッチの「巨」の方が良いですよね~♡
ちなみに「巨人」の話ではないので悪しからずです(笑)
色々な妄想をしていると、毛深い忍者がこっちを見てました。
私にそっくりのお猿さんが座ってました。
凛々しい「一本眉毛」がとても他人とは思えません!!
きっと、私のご先祖様に違いないと確信いたしました(笑)
お猿さんにも一本眉毛の方がいるんですね~って思っていると、野陣尾根入口方面への分岐になります。
唐松谷尾根・野陣尾根ヘは赤矢印の方へ下っていきます!
大ダワ林道も歩いてみたいのですが、この先は凄い崩落みたいです。
数年前に、大ダワ林道で滑落死亡事故があったみたいなので、安易に行くのは自重したいですね。
野陣尾根方面は、こんな感じの所をモリモリ下っていきます!
少し切れ落ちた個所もあるので、落ち葉で滑らないように気を付けてください!
なんだか寒いな~~っと思っていたら納得の景色がありました。
「心頭滅却してもやっぱり寒い」って感じでしょうか(?)
冒険心をくすぐる吊橋を渡り対岸に行きます!
雰囲気の良い道が続きます!
結構な急坂をこなすと、唐松谷尾根と野陣尾根(富田新道)の分岐になります。
現在、崩落のため、唐松谷尾根は通行禁止になっております。
しかし、踏み跡が結構明瞭だったんで、使っている方も居そうな感じでした。
歩いてみたい尾根の1つなんですけどね~~
※2018年5月現在、唐松谷尾根の通行禁止は解除になってますので、通行可能です!
野陣尾根(富田新道)から小雲取山登山とルートの様子
野陣尾根(富田新道)から小雲取山を目指し急登をこなしていくと、標高1,300m前後から雪が出てきます。
雪はほとんどないだろうな~っと思っていたのですが、直近で雪が結構降ったみたいで、意外な展開になってきました。
単独の方が1名先行している感じのトレース野陣尾根に残っておりました。
途中で、尾根が広い箇所があるので、積雪直後はルートにご注意ください!
青空と新雪がとても綺麗でした!
それにしても、野陣尾根のルートは、人が全然いませんね~
静かで最高です(´∀`*)
野陣尾根の癒しスポット、サワラノ平(標高1,708)まで頑張ると、急坂が緩んできます。
ここから先は平坦な道が続き極楽でした♡
ここの手前で突然先行者のトレースがなくなりました。
尾根が狭くなるこの辺でトレースが再度出てくると思ったのですが、結局この先の分岐までありませんでした。
引き返したにせよ、そのトレースがあるはずなのですが、下りの足跡は見なかったので・・・。
Vルートに行ったんでしょうかね!?
不思議ですね~・・・
そんな感じで、野陣尾根のファーストトレースの任を拝命いたしました!
誰も踏んでいないフカフカの新雪は最高ですね(´∀`*)
小雲取山を目指していると、急登となり、フカフカ♬からゲロゲロ♬になってしまいました(*ノωノ)
一度平坦を味わってしまうと、中年の体には堪えてしまいます・・・。
よ~やく富田新道・奥多摩小屋への分岐となりました。
富田さんに悪い人はいないと思っていたんですが、この野陣尾根に関しては中々の極悪ルートな感じでした。
一生懸命登ると、小雲取山でございます!
苦労が報われる、ガスチックな展望でした!!
「こんにゃろ~!」とは言いませんでしたが、「こんちくしょ~!!」と心の中で叫んでしまいました。
小雲取山から見る飛龍山でございます!
奥秩父主脈縦走路も雪が積もっているんでしょうね~~
天気が良いと、正面に大菩薩の山々と、左手奥に富士山が見えるんですが・・・。
薄いモザイクなんで、「心の目」で見れば、何とか想像できそうですよね♡
「日頃鍛えた技術の応用」でなんとかしたいと思います!
雲取山登山とルートの様子
小雲取山から緩やかなアップダウンをこなすと、メインディッシュの雲取山が見えてきました!
この辺は、凄いドロドロなので、スパッツがあると重宝すると思います!
残雪の様な石尾根のお姿でございます!
雪があると、いつもと雰囲気が違って見えますよね~(´∀`*)
苦しめられた野陣尾根は見えてませんね。
よっ!雲取山!!
山頂は登山者でお祭りでした!
今日は天気が良いですし、登りたくな気持ちが痛いほどわかります!
富田新道に苦しめられましたが、無事に雲取山へ到着できて嬉しいです!
雲取山の山頂直下にあります雲取山避難小屋になります!
昨日は、雲取山避難小屋に結構泊まった方が多かったみたいです。
ご来光が綺麗だったでしょうね~♡
腹が減ったので、雲取山の山頂で「貧乏セット」を楽しみました♡
やっぱり、味噌ラーメンには柿の種が合うよな~♬とシミジミと思ってしまいました。
途中から食べるのが面倒臭くなり、柿の種をinしてみました。
何で発売されないんだろ?と思うほどのC級グルメな感じの山飯の時間になりました♡
まとめ
野陣尾根から雲取山までの登山で、だいたい半分の行程ですが、既にヘロヘロなもので、日帰り40km縦走できるか非常に怪しいな~と思っていた雲取山の山頂でした。
やっぱり、「きついルート」として言われてる富田新道(野陣尾根)は、簡単に歩かせてくれないな~と、改めて感じました。
雲取山登山の場合、どんなルートも簡単には登らせてくれませんよね。
そんな感じで、雲取山のバリエーションルートの1つである上滝尾根を歩いた後編に続きます!
雲取山のバリエーションルートの1つである上滝尾根と登山者の少ない長沢背稜登山の後編の記事になります。