- 乾徳山日帰り登山へ行った経緯
- コースタイム・ルート標高差(道満尾根ルート~道満山~髭剃岩~鳳岩~乾徳山)
- 乾徳山登山口から道満尾根ルートで道満山~扇平~髭剃岩登山の様子
- 鳳岩から乾徳山への登山ルートと鎖場の詳細
- まとめ
乾徳山日帰り登山へ行った経緯
久しぶりに「有給調整」で24日にお休みをいただきました!
「24日を休むと晴れて4連休の完成だな~」と前からニヤニヤしながらカレンダーを眺めていたのですが、天気も良さそうでしたので・・・♡
25、26日は既に登山の予定が入っていたので、「どうしたものか!?」と考えていると、山仲間から24日に長野・山梨方面に行くとの連絡があり、お邪魔を承知で一緒に山登りすることになりました!
奥秩父の山は初めてとの事で、「どこの山に登るか!?」になったのですが、鎖場もあり展望も良い乾徳山(標高2,031m)になりました!
前日の雨で乾徳山の岩場が凍結していなければよいな~と思っていたのですが、案の定・・・。
乾徳山は、200名山に選ばれいてる岩峰になるのですが、鎖場が多く、中々やんちゃなコースになっている関係で、良く登られている山の1つになります。
奥秩父主脈縦走路から少し離れた位置に乾徳山はあるのですが、この山を目当て多くの登山者が訪れている関係で、いつ登っても誰かしらいる感じです。
そんな感じで、今回も地味に長いので、前・後編の2部作で乾徳山の登山について書いてみたいと思います!
前編は、乾徳山登山口駐車場~道満尾根ルート~道満山~月見岩~髭剃岩~乾徳山になります!
乾徳山登山の日程・天候・メンバー・アクセスにつきましては、こんな感じになっております!
登った日:11月24日(金) [日帰り]
天 候:快晴も風が強く寒かった
メンバー:私含めて3人
交通手段:乾徳山登山口バス停付近にある無料駐車場を利用
※道路挟んで駐車場の向かいにある乾徳公園にトイレがあります。
また、山梨市駅からバスが出てまして、公共交通機関で乾徳山登山口までアクセスすることも出来ます!
コースタイム・ルート標高差(道満尾根ルート~道満山~髭剃岩~鳳岩~乾徳山)
乾徳山登山口バス停 6:40 → 6:51 乾徳山登山口(道満尾根ルート) 6:53 → 7:36 道満山 7:41 → 8:59 月見岩 → 9:0 3扇平 9:05 → 9:23 髭剃岩 9:31 → 9:4 9乾徳山
こちらが前編で歩きました道満尾根ルートから乾徳山登山のコースタイムになります!
道満尾根ルートは、乾徳山の数ある登山ルートの中でも距離が長く、アップダウンが連続しますので、コースタイムは多めに見た方が安心です!
そして、道満尾根ルートから乾徳山登山のルートと標高差がこちらになります!
前編で歩いた乾徳山登山口から道満尾根ルートで、道満山~髭剃岩~鳳岩~乾徳山までの登山ルートになります!
標高差の地図のとおり、道満尾根ルートは、乾徳山の山頂まで急登が続き悶絶いたします!
ルートは明瞭ですが、岩場が多く、鎖場もありますので、滑落事故に要注意です!
< 奥秩父 乾徳山地図 >
そしてこちらが乾徳山周辺の地図になります!
何度も書きますが、乾徳山の登山道は鎖場が多く、滑落すると大怪我を負ってしまいますので、十分注意して楽しんでください!
乾徳山登山口から道満尾根ルートで道満山~扇平~髭剃岩登山の様子
こちらが乾徳山登山の起点になる徳和無料駐車場です!
写真左手に進み、すぐ右側に乾徳公園があるのですが、そちらにトイレがあります。
※水場はありません。
それにしても、乾徳山の麓(徳和)は朝の冷え込みがすごいですね~~
途中、温度計の表示がー4度になっていてビックリしました(>_<)
今回は、道満尾根ルートを使って乾徳山を目指したいと思います!
そんな感じで、こちらが道満山(標高1,314m)でございます!
道満山までは、地味にきつい登り路でございます・・・。
3人で、「白目泡吹きの刑」に服してしまいました・・・。
道満尾根ルートの入口は、乾徳山の駐車場から道標がありますので、迷わず登れると思います!
道満尾根ルートは、朝っぱらからキツイ登りで始まります(>_<)
紅葉の時期になると、道満尾根ルートはとても綺麗でおすすめなのですが、今回は既に終わっておりました。
残念でしたね・・・。
道満尾根をモリモリ乾徳山を目指して登っていくと林道と交差します。
この辺、少しルートが分かりにくいので注意でございます!
ちなみに徳和は、駐車場がある地区の名前になります。
段々と乾徳山っぽい岩の道になってきました。
道満尾根ルートは、扇平まで歩き難い岩地帯が多発します。
ま~扇平から先は本格的な岩道になるんですけどね!
結局は、「岩が多い道なんです!」と、伝えたかったみたいです(笑)
景色が開けてくると、扇平になります!
正面に見えるモッコリが目指す乾徳山でございます。
奥秩父の鋭鋒と呼んでも言い過ぎではないかな~と思っている乾徳山でございます!
扇平から乾徳山まで、近いようで遠いんですよね~・・・。
「ワープの術」でも研究してみようかな!?(笑)
振り返ると富士山が堂々と鎮座しておりました!
乾徳山の登山は、この富士山の景色があるので頑張れます!
南アルプスの稜線を撮ったつもりが、草にピントが合ってしまいました(>_<)
普段、誰からも見向きされないの察して、写してあげたんだよ♡
少し言い訳をしてみました(笑)
南アルプスも綺麗な雪景色でした。
今年は降雪が早いですね~
寒風吹き抜ける扇平からの富士山でした!
この辺が扇平なんでしょうね~
確かに「扇子プレイ」をするには最高の舞台ですよね!(?)
月見岩から先は「お岩さんプレイ」になっていきます。
段差も大きいので、非常に歩きにくいです。
お二人も結構難儀しておりました。
扇平の癒しの時間が嘘の様ですね・・・。
遠くからここまでの車の運転お疲れ様です!
その体力に驚かされてしまいます!!
も~私にはアッチまで運転する元気は・・・まだあるかも知れません!
この岩場をこなすと目指す髭剃岩はもう少しです!
そんな感じでこちらが乾徳山名物の髭剃岩になります。
私の剛毛な癖ヒゲも、ここならツルツルにしてくれそうな鋭利な感じでした。
剃った瞬間からアオヒゲなのも困ってしまいます(笑)
鳳岩から乾徳山への登山ルートと鎖場の詳細
髭剃岩から先は、更に乾徳山の鋭鋒な感じになってきました!
こちらの岩場は左から回り込むように進むのですが、凍結していると少し厄介な場所になります。
随分前だかに、この乾徳山の岩場で滑落事故があったみたいです。
乾徳山は、毎年大小様々な滑落事故が起こってますので、十分注意してください!
山の上は雪が降っただろうな~と思っていたのですが、予想通り出てきました。
標高1,800m付近から雪が出始めてきます。
そして、雪というよりは凍結している感じですので、軽アイゼンが必要です。
後編で書きますが、乾徳山の北側の下りはカチカチに凍結してました。
乾徳山は、鎖場や梯子があったりと、変化に富んでいて面白いですよね!
時々登りたくなる山でございます!
乾徳山の楽しみは、やっぱりこちらの富士山と甲府市街の展望ですよね~!
この時期になると空気も澄んできて大展望になりますよね!
甲府の夜景も綺麗でしょうね~♡
夜に乾徳山へ登れば、落とせない女性はいないでしょうね~(?)
難なく乾徳山の鎖場をクリアしていく姿にウットリ♡してしまいました(´∀`*)
山慣れしてますね~!
ワークマンの手袋が欲しくなりました(笑)
モリモリ岩場をこなしていくと、「胎内」になります。
頭からグリグリと入りたくなるのは、もしかしたら「本能」がそ~させているのかも知れませんね(笑)
本能じゃ、私が悪いわけではないですよね( ̄O ̄)ノ
胎内を過ぎると、乾徳山登山のメインディッシュである鳳岩になります。
ツララも良い感じに出来上がってました!
インスタ映えしそうなツララですかね?
富士山を愛する方には、乾徳山登って欲しいですね~!
富士山の手前に見える御坂山塊や天子山塊がワンポイントになって絵になりますよね~
ぼちぼち天子山塊に出没したいですね~(´∀`*)
富士山の景色が新鮮だったみたいですね!
それにしても展望が良いところは風が強く寒かったです・・・。
防寒対策をお忘れなく!
え?も~ぼちぼち富士山の写真も飽きてきたよ???
そんな寂しいことは言わないでください(笑)
そんな富士山好きな私の事を見てニヤニヤしてました!
白い歯って本当に素敵でございます。
私はガタガタな笑顔なもので羨ましいです(>_<)
ニヤニヤしながら進んで行くと、鳳岩の鎖場(20m前後)になります。
鳳岩は、高度感がある鎖場なのですが、迂回路も用意されてますので、景色を見て「嫌だな~」と思ったら遠慮なく巻いてください。
無理して登って滑落して怪我しても誰も褒めてはくれませんしね。
こちらが乾徳山での核心部になる鳳岩の鎖場になります。
中段まで登ってしまえばあとは難しくはないのですが、下段は結構滑ります。
鳳岩は、中々迫力がある鎖場ですよね~
初めて鳳岩の鎖場を登った時は、高度感にビビってしまいチビッてしまいました(笑)
この鎖場をこなせば目の前が乾徳山の頂上になります。
鳳岩の鎖場をこなすと、見飽きた景色が広がってきます!(?)
乾徳山の上から下(鳳岩)を覗き込むと迫力がないですよね~
多分、諸葛孔明だったら、このタイミングで「落石の計」を繰り出すと思います(?)
難なく鳳岩の鎖場をこなして登ってきました!
流石ですね~!!
万歳するのかな???と思ったのですが、ストックを使って「逆Vのポーズ」を繰り出してきました。
僕はどうしたらよいのでしょうか!?
富士山とスリーショットでございます!
今日は本当に天気が良くて富士山日和でございます♡
良い時に来ましたね!
奥秩父主脈縦走路方面も綺麗に見えてました!
正面奥のピークなんざんしょ!?飛龍山かな!?
そんな感じで無事に乾徳山山頂に到着です!
岩場や地面に少しだけ凍結があったものの、アイゼンを使うほどではなかったです。
平日なのに、登山者がチラホラ乾徳山の山頂にいて驚きました。
やっぱり、乾徳山は人気のあるお山なんだな~と改めて思い知らされた感じです。
まとめ
そんな感じで、鎖場天国である乾徳山を無事に登れて安堵いたしました!
特にの鎖場は、何度登ってもドキドキいたします。
このドキドキ感が癖になり、何度も乾徳山へ足を運ばせるのかも知れませんよね。
そんな感じで次回後編(乾徳山~笠盛山~黒金山~大ダオ)に続きます!
雪というよりは氷の世界になっていて、今シーズン初の雪道(凍結)歩きになりました!
後編で歩きました、黒金山・太ダオの登山の記録になります!
岩と氷の世界を歩く時間になりました。
乾徳山で起きた滑落事故について書いた記事になります!
坪山でも同じような山岳事故が起きてしまい、立て続けで遭難事故が発生してしまいました。
良かったらご参考にしてみて下さい!