- 道志山塊ハイキング(日帰り登山)をした経緯について
- 道志山塊ハイキングの日程・天候・メンバーについて
- 道志山塊ハイキングコース・標高差・コースタイム(伏馬田城址・ムギチロ・池ノ上・阿夫利山)
- 道志山塊ハイキングと伏馬田城址~ムギチロまでのルートの詳細
- 池ノ上・阿夫利山登山とルートの詳細
- まとめ
道志山塊ハイキング(日帰り登山)をした経緯について
前回に引き続き、道志山塊ハイキングについて書いてみたいと思います!
GWを目前に控え、だいぶ暑い日が増えてきましたが、山の上はまだまだ涼しく、ハイキングしやすい絶好のシーズンですよね!
ガッツリと急登を楽しむ登山も楽しいものですが、ノンビリ景色を眺めながらハイキングするのもまた違った発見があって充実した1日になりますよね!
今回歩いた登山ルートは、アクセスが非常に悪い反面、登山者が全然いないので、私みたいな「人間嫌い」に打ってつけのハイキングコースになります。
標高も低く、特に危険な箇所もありませんので、登山の練習とかにも重宝するかと思われます!
そんな感じで今回は、石砂山から伏馬田城址・ムギチロ・池ノ上・阿夫利山というあまり聞きなれない山々にハイキングした時の様子になります。
道志山塊は、本当に奥が深くマニアックだな~と改めて思ってしまった1日になりました。
前編で歩いた石老山・石砂山登山の記録になります!
石老山から石砂山までの登山道は、少しマニアックなコースになりますので、ハイキングで利用するのは止めて方がよいかと思います。
道志山塊ハイキングの日程・天候・メンバーについて
登山日程:3月27日(日) [日帰り]
天 候:曇り時々晴れ
メンバー:単独
道志の山々のハイキングを終えて、JR藤野駅まで行こうと歩いたものの、力尽き、途中でバスを利用しました。
藤野芸術の家バス停 17:37発 JR藤野駅 17:48着
バス料金:大人180円 IC175円
※H31年4月23日現在
下山口近くの「奥牧野バス停」からJR藤野駅へのバスも出ております。
JR上野原駅のバスの本数が少ないので、今回は奥牧野バス停、あわよくば藤野駅まで歩く計画でした。
道志山塊ハイキングコース・標高差・コースタイム(伏馬田城址・ムギチロ・池ノ上・阿夫利山)
今回歩いた道志山塊ハイキングの後編部分のコースと標高差の地図になります!
後編は、石砂山から出発し、伏馬田城址~ムギチロ~池ノ上~阿夫利山へのハイキングルートになります!
池ノ上分岐から阿夫利山へのルートは、一般登山道ではないので道標も少なく、道間違いに注意して下さい。
そしてこちらが、石砂山から伏馬田城址~ムギチロ~池ノ上~阿夫利山へのコースタイムになります。
石砂山 9:56 → 10:13 伏馬田分岐 → 10:31 伏馬田城址 → 11:24 菅井下バス停 → 11:36 青根分岐 11:39 → 12:11 天神峠 → 12:35 大川原山 → 12:52 平野峠(臼久保峠) → 13:18 ムギチロ(麦尻・モガサ) → 13:40 巌道峠(雁道峠・強盗峠・ガンドウ) → 14:14 大タギレ → 14:23 池ノ上 → 14:37 大船小舟 → 14:49 金波美峠 → 14:59 石尊山 → 15:04 高見山 → 15:15 阿夫利山 15:22 16:15 富岡入口バス停 → 16:28 奥牧野バス停 → 16:48 大鐘 → 17:18 藤野芸術の家バス停
石砂山から伏馬田城址までのコースタイムが約30分と短いので、ハイキングコースに含めて訪れて欲しいなと思います!
伏馬田城址からの丹沢山塊方面の展望が素晴らしく、低山ながら楽しいハイキングになりました!
また、マイナーな 阿夫利山までのコースタイムが約5時間ですので、石砂山への到着時間から判断して下山した方が良いかなと思います。
道志山塊は、アクセスが悪いですが、ハイキングコースとしては結構面白いと思っております。
道志山塊ハイキングと伏馬田城址~ムギチロまでのルートの詳細
モリモリと石砂山から気持ちの良いハイキングコースを歩くと、伏馬田城址の山頂に到着でございます!
標高は539mになりまして、名前の通り山城になります。
伏馬田城は、この地帯を治めていた北条氏の城だったそうです。
伏馬田城址の歴史を感じながら、いつもの貧乏セットで一本入れてみました!
やっぱり、城址には赤いきつねが似合いますよね~
伏馬田城址からさらに進むと、見晴らしの良い尾崎城址があります。
伏馬田城址界隈は、防衛上の拠点だったんでしょうね~
道志川もありますので、守りやすく攻め難いですからね~
ムギチロ目指して歩いてくと、ルート上にミツマタが満開でした!!
やっぱりミツマタは、青空とのコラボが絵になりますよね~♪
暫く舗装路歩きをし、菅井トンネルが見えてたらこちらの分岐を右方向に登っていきます。
ここからかなりの急登になりますので、白目の準備をお忘れなく(笑)
白目が飛び出しそうな林道チックな道を進むと三叉路になります。
目指すムギチロへは天神峠方面に進みます!
天神峠方面のハイキングコースは、非常に雰囲気の良い道が続きます!
道志山塊は、地味地味なコースが多いですが、個人的にはツボな感じでございます。
道志山塊のハイキングコースは、静かでとても歩き易く、吹き抜ける風が心地良い時間帯でした!
嫌な事を忘れられる癒しの時間でございます。
そんな感じで素直に天神峠(ムギチロ方面)には進まず、バリエーションルート?の舟山へ寄り道してみました!
も~道が全くありません!
そんな感じで舟山でございます!
樹林に囲まれ展望もなくヒッソリとした山頂ですが、私は嫌いじゃないですね~♡
モザイク大好きなもの困ったものです(?)
船山から天神峠へ行きたいと思います!
山頂から長いトラロープ歩きになりまして、急坂でとても滑りますので注意して下さい!
無理して舟山へ寄らなければ、明瞭で平和な道になるのですが、ま~それです面白くないですからね!
そんな感じで車が停まっている所が天神峠になりまして、ムギチロがある平野峠へは左方面に進みます!
道志山塊ハイキングは、「峠」との戦いになります。
こちらが平野峠方面への取付地点のアップになります。
マーキングはないですが、薄っすら踏み跡が見えてました。
ある程度登山慣れしてくると、踏み跡を識別できるようになるのが面白いところですよね!
獣道まで登山道に見えてしまっている私の場合は、変態登山者になるんでしょうけどね(笑)
尾根に乗ってしまえば、平野峠まで至福の縦走路でございます♡
平野峠の途中にある上ノ山になります。
こちらがP677辺りかと思います。
さらに跡明瞭な道を進んで行くと平野峠になりました。
ムギチロへのルートは正面になりまして、右側の登山道は入道丸方面になります。
左奥の登山道は月夜野へ行くみたいですが、現在通行止めになってました。
平野峠からモリモリ進むとムギチロが見えてきました!
さ~誰もいなし、思いっきりチロチロ始めちゃいましょうか♡
池ノ上・阿夫利山登山とルートの詳細
ムギチロでチロチロタイムを満喫し、時間もアレなので先を急ぎました。
こちらが巌道峠になりまして、池ノ上方面は正面の階段から進んでいきます!
池ノ上を目指していくと、薄っすら富士山が見えました!
春になりますと、霞んでしまい、中々スッキリフェイスになりませんからね~・・・。
一本抜くとスッキリするんですが、あまり詳しく書くと怒られちゃいそうなので、この辺にしたいと思います!
思わず昇天してしまった大室山の景色になります!
道志山塊ハイキングコースからみる大室山や丹沢山塊が絵になり大好きです♡
魂と愛情を吸い取られるような急登をこなすと、池ノ上・阿夫利山への案内がぶら下がっておりました。
こちから池ノ上・阿夫利山へのバリエーションルートになります。
お気楽だった道志山塊ハイキングコース歩きが一変します。
モリモリ進んでいくと、モザイク姿の池ノ上が見えてきました。
先ほどの分岐から、予想以上に下っていくので、Mな乙女指数が高めの行程になります。
モリモリ下り、コル(鞍部)に到着しました。
池ノ上まで辛そうな急登ですが、白目を楽しみたいたい思います♡
このコルが大タギレになるみたいです。
私の業務査定もこんなV字に回復して欲しいものです。
振り返ると蛭ヶ岳が見えてきました!
蛭ヶ岳山荘も見えますね~!
道志山塊側から見る蛭ヶ岳も迫力があってカッコ良いですよね~!
目玉が飛び出しながら登っていくと、本日の道志山塊ハイキングのメインディッシュである池ノ上に辿り着けました!
いや~脚が攣りそうな急登にニヤニヤしてしまいました(笑)
やっぱり、刺激が強いほど快楽高めになりますよね~♡
池ノ上を満喫し、下っていくと金波美峠になりました。
当て字みたいで四露死苦な感じの名前ですよね。
金波美峠から美しい山々が見えてきました♡
この景色を想いながら金波美峠と名付けたんでしょうかね!?
「金玉波美峠」ですと、誰が名付けたは直ぐにバレちゃいそうですよね(笑)
細かなアップダウンを繰り返し、よ~やく阿夫利山でございます!
阿夫利山の標高は729mになります。
想像以上に地味な山頂で感動しちゃいました(笑)
阿夫利山からの蛭ヶ岳の展望になります!
地味な山ですが、景色はそれなりに良い山頂で驚きました!
ま~地味なのは私の笑顔だけで十分ですしね!
阿夫利山から井戸沢ノ頭まで雰囲気の良い道が続きます!
また、新緑や紅葉の季節の頃に歩きたいですね~
そんな感じで地味地味な井戸沢ノ頭になります!
道志山塊らしい何もないピークですね~
途中、ハイキングコース二手に分かれます。
渡しは優柔不断なO型なので、どっちに行こうか迷ってしまいました(笑)
歴史を感じる岩の上に祠がありました。
こちらが山の神だと思います!
よ~やく林道に出ました!
道志山塊ハイキングが終ろうとしております・・・。
しかし、こっからが長かった・・・。
人里が近づくと、芝桜がモリモリでした!
優しい笑顔で接したのですが、黄色い声援は聞こえてきませんでした。
奥牧野バス停まで歩きバスで帰る予定が、到着すると1時間近くバスが来ず・・・。
待っているのも生産性がないので、経費節減の一環として藤野駅まで歩く事にしました!
途中で舗装路歩きが嫌になり、藤野芸術の家バス停でギブアップしました。
最後はアレですが、道志山塊を堪能できましたね~!
まとめ
低山ハイキングになりますと、どうしても樹林帯歩きになってしまうので、展望がなく地味地味な時間になってしまいますよね~・・・。
しかしながら、道志山塊の場合は、適度に景色も楽しめますので飽きのこない1日になるかと思います!
中々周回コースでハイキングするのが難しいかな~と思いますが、普段とは違った静かな山行をしたい方におすすめでございます!
夏場に道志山塊の低山をハイキングするのはお勧めしませんが、春や秋になると素晴らしい新緑と紅葉が待ってますので、そちらを目当てに訪れてみては如何でしょうか!?
道志山塊日帰り登山をした時の記録になります!
富士山の眺望が素晴らしいので、ロングハイク愛好家に歩いて欲しい縦走路でございます!