GWが目前に迫ってきましたが、連休を利用してテント泊縦走を計画している方も多いと思います。
テント泊縦走中に山道具にトラブルが起こると、かなり危機的な状況になってしまうので、特にテント選びは慎重になってしまいますよね。
そんな中、先日ファイントラックから発売されているカミナドームという山岳テントを購入したのですが、その際、フットプリント(ボトムシート)を別途購入する費用があり、買うかどうかで迷いに迷ってしまいました。
今回は、カミナドームフットプリント(ボトムシート)についてレビューしつつ重要性について解説したい思います!
- カミナドームフットプリント(ボトムシート)を購入した経緯について
- カミナドーム2フットプリントのサイズ・重量、耐久性の詳細
- フットプリント(ボトムシート)の使い方!カミナドーム2のテント設営について
- カミナドーム2フットプリントレビュー!絶対に買って欲しい理由について
- まとめ
カミナドームフットプリント(ボトムシート)を購入した経緯について
長年使用していた山岳テントが壊れてしまい、修理したのですが、ぼちぼち新しいの欲しくなり、迷いに迷いながら品質に信頼をおけるファイントラックのカミナドーム2を購入いたしました。
カミナドーム2を購入する際に気になったのが、フットプリント(ボトムシート)が付属していない点になります。
ちなみに「フットプリント」って聞きなれない方も多いと思いますが、ボトムシート、グランドシート、アンダーシートと同じ意味になります。
先人達の口コミ・レビューを読んでいると、「フットプリント(ボトムシート)は重くなるし不要である!」っといった意見があるものの、一部では「ケチケチせずに買った方が良い!」っといったものもあり、意見が分かれている感じでした。
ちなみにカミナドーム2のボトムの生地は、耐久性が高いので、ボトムシートがなくても大丈夫な仕様になっております。
ただ、高い買い物である山岳テントですので、長く使いたいという思いもあって耐久性が向上するフットプリント(ボトムシート)を別途買うことに致しました。
フットプリントと言え、決して安い買い物ではなく、最後の最後まで迷ってしまったのですが、結論から先に申しますと「買って大正解だった」っと感じております。
今回は、「なぜ、別途費用が掛かるカミナドーム2フットプリント(ボトムシート)を買って正解だったのか?」について触れながらレビューしたいと思います!
フットプリントについて移る前に、カミナドーム2の設営の仕方についてレビューした動画がこちらになります!

上記写真を押すと、YouTubeでカミナドーム2の設営の様子やテント泊した三条の湯(奥多摩)について観ることが出来ますので、良かったら参考にしてみてください!
カミナドーム2フットプリントのサイズ・重量、耐久性の詳細
こちらがカミナドーム2を購入したタイミングで一緒に買ったフットプリント(ボトムシート・グランドシート)になります。
見ての通り、ゴミ袋のような見た目をしてますが、後述する理由から絶対勝って欲しいアイテムになります!
そんなフットプリント(ボトムシート)のサイズになりますが、カミナドーム2まで使える大きさ(210cm×130cm)になっております。
テント泊縦走時も使うアイテムですので、気になるのが重量ですよね。
フットプリントの重量は、235gになっておりまして、カミナドーム2本体が1,460g(ペグなど含む)になりますので、合計で1,695gになります。
若干、重たくなりますが、フットプリントがあることによる効果の方が、遥かに勝ると考えてますので、重量は気にしないに限ると思います。
そんなカミナドーム2フットプリントの耐久性ですが、非常に頑丈な素材で作られておりまして、70デニールという高密度ナイロンが素材に使われております。
耐水圧は1,800mmと申し分ないスペックですので、テント本体のボトムの保護を始め、汚れや濡れからも守ってくれます。
ちなみに耐水圧は、1cm四方の生地にどれだけの高さまで積み上げても水が漏れないか?を示す指標になります。
カミナドーム2フットプリントの場合、「180cm(私の身長よりも高い)の高さまで積みあがっても水が漏れない」という意味になります。
フットプリント(ボトムシート)の使い方!カミナドーム2のテント設営について
続きましては、フットプリント(ボトムシート)の使い方について触れたいと思います。
実際に、カミナドーム2を使ってテント設営をしたいと思います!
カミナドームのフットプリントを広げた様子になります。
カミナドーム2は、2人用の山岳テントですので、そこそこ大きいのですが、ジャストフィットするサイズ感になっております。
フットプリントの生地の様子になります。
かなりシッカリとした生地になってまして、厚みもあるので非常に頑丈そうに感じました。
実際に使ってみると、非常に心強いアイテムである事が分かったのですが、そちらについては後述したいと思います。
なお、フットプリントの四隅には、テントポールを通す「ハトメ」が付いております。
テント本体と一体化する構造になってますので、強風が吹いてバタバタしにくく非常に使いやすいと感じました。
フットプリントの上にテント本体を広げた様子になります。
スケスケなテント本体に、何故かムラムラしてしまいました(笑)
テント本体の四隅にありますハトメにテントポールを通し、突き刺さった先っちょにフットプリントのハトメに留めて設置は完了となります。
使い方はいたって簡単なのの、風が強い時の設営はコツがいるので難しい(面倒)に感じるかも知れません。
ただ、私の場合、「嫌よ嫌よは好きのうち♡」というよく分からない性癖があるもので、そんな強風にジタバタする姿にウットリしてしまうので全く問題ない感じです(?)
今日はやけに大人しいじゃん。
っと、捨て台詞は吐いた瞬間です(?)
痛くしないし直ぐ終わるから大丈夫だよ♡っと、枕を投げつけた瞬間ですw
このスケスケのシースルーに着替えてベットとフットプリントを暖めておいてね。っと捨て台詞は吐いた瞬間です(?)
ゴムではなくテントポールをフットプリントのハトメに装着した瞬間の様子です♡
特に潤滑油は必要ではありませんでした(???)
「老いてなお盛ん」をモットーにしているもので、私は薬やサプリを使わなくても瞬時に立ち上がる事が今でも可能です!(???)
あと10年位は持続したいな~っと思ったカミナドーム2とフットプリントを設営してた時間帯でした。
色々な妄想に華をさせながらフットプリントを敷いてカミナドーム2を設営した様子になります。
純正品のボトムシートですので、サイズ感はばっちりですね!
雨の中のテント泊になったのですが、フットプリントを使わないとボトム部分が濡れ濡れになってしまい、撤収が面倒になりますよね。
「濡れ場」は嫌いではないのですが、テントの撤収時はチョット勘弁ですよね。
独りで激しい夜を過ごしたのですが、時間が来たのでカミナドーム2を撤収したいと思います。
写真の通り、地面は雨で濡れていてテントが汚れている事が容易に想像できますよね。
フットプリントがあると、雨で濡れていてもテント本体が地面につかないので、汚れを防ぐことが出来ます。
汚したくない物を置きたい時に防水性能が高いフットプリントがあると何かと重宝しますよね!
カミナドーム2フットプリントレビュー!絶対に買って欲しい理由について
続きましては、何故「カミナドーム2フットプリントを絶対買って欲しい理由」についてレビューを書いてみたいと思います。
こちらはフットプリントを敷いて設営したテントの内部の様子になります。
地面の凹凸や小石等があると存在に気が付くと思いますが、見た感じ平和な光景が広がってますよね。
しかしながら実際は凄い事になっておりまして・・・
フットプリントを引っ繰り返してみますと・・・
小石の跡がビッシリついておりました・・・。
厚みのあるフットプリントですので、テントのボトム部分をかなり保護してくれていてダメージを軽減していると感じました。
整地されていないテント場も多く、岩々地帯で設営する事も多いので、ボトムシートはやっぱり必須だよな~っと感じました。
また、防水性能も申し分なく、これなら大雨降ってもテントのボトム部分から湿ってくる事を防いでくれると感じました。
上記理由から、カミナドームを購入するならば、別売りのフットプリント(ボトムシート)の購入をおすすめします!
先人達の口コミ・レビューの通り、フットプリントを使うか使わないかでかなりテントの寿命に影響すると感じました。
いくらボトムシートが不要なモデルとはいっても、別売りしているのには訳があるはずですしね。
テントのボトム部分は、体重が掛かったりテント内を移動する際には「擦れ」なども多く、摩耗が激しいので寿命を上すためにも必須なアイテムであると確信しました!
まとめ
「安物買いの銭失い」と言う言葉がありますが、今回ご紹介したカミナドームフットプリントは、正にそんな言葉が当てはまるアイテムだと思います。
お値段が高く、悩んでいる方が多いと思いますが、テント本体の耐久性の事を考えると「買い!」の一択になるのではないかと考えてます。
本来なら、別途購入と言うよりは「標準装備」にして欲しい所ではありますが、コスト面などを考慮して「欲しい人だけ買ってね!」って感じにしているんだと思います。
山岳テントは、高い買い物になりますので、「長く使い続けたい!」ってのが人情ってもんだと思います。
後悔しない為にもフットプリントを使用して、消耗が激しいボトム部分の寿命を延ばし、快適なテント泊を楽しんでいただけたらな~っと思っております!
ファイントラックカミナドーム2のレビューと設営の仕方などについて書いた記事になります。
設営も簡単で居住性も良いので、おすすめの山岳テントになります!