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オガワテントタッソレビュー!設営の仕方・居住性は!?おすすめソロ・2人キャンプ用テント!

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小川テントタッソT/C

 

 

 

オガワテントタッソを購入した経緯

去年から本格的にソロキャンプを楽しむようになったのですが、登山のテント泊とは違った魅力にハマっている状況です。

 

今までは下界のキャンプ場の利用でも、山岳テントとタープの組み合わせで楽しんでいたのですが、どうしても居住性が悪く、もう少し広くて大きなテントが欲しくなり調べておりました。

 

現在、山岳テント(キャンプにも転用)として使っているのが、こちらになります!

 

 

山岳テントパイネ

生活感溢れる感じですが、こちらのテントは小さいながらも2~3人用の仕様となっております。

 

テントの名前は、パイネG-LIGHT Xテントになるのですが、現在は廃盤になっておりまして、生産停止で販売されていないモデルになっております。

 

山岳テント(シングルウォールテント)としては優秀ながらも、実際は居住性がほぼなく、2~3人の大人が寝られるだけのスペースがありますよ!っという意味になりまして、ギューギューの川の字かつ、寝返りを打つのもしんどい広さになっております。

 

設営も簡単で軽量なモデル(約1.4kg)になるので、かなり気に入っているテントになるものの、キャンプで使うとなると役不足かな~っと思い、ソロから2人位で使える広さのテントが欲しくなってしまいました。

 

キャンプ用のテントで調べてみると、色々なメーカーから発売されてまして、どれが良いのか分からず非常に迷ってしまいました。

 

今回購入した小川テントを始め、テンマクデザインやスノーピーク、ロゴス等々、数え切れないほどアウトドアメーカー同士でしのぎを削っておりまして、物色しているだけでお腹がいっぱいとなり、ここ数ヶ月ほどなんだか満足しちゃった感じになりました(笑)

 

紆余曲折を経て今回はオガワテントから発売されておりますタッソ(TassoT/C)を選んだのですが、ソロから2人位のキャンプにおすすめできる広さのテントだと感じましたので、設営の仕方や居住性なども併せてレビューしたいと思います!

 

特にワンポールテントの設営は初めてだったもので、無事に出来るか不安だったのですが、実際にやってみると非常に簡単で驚いてしまいました。

 

設営の仕方につきましては、動画でも撮ってますので、少し詳しく書いていきたいと思います!

 

オガワテントタッソT/Cのサイズ・重量・付属品の詳細

小川テントタッソT/Cの詳細

 

こちらが迷いに迷って購入したソロ~2人位までの居住スペースがあるオガワテントタッソT/Cになります!

 

一応、3人までは寝られる広さになるのですが、個人的には2人で優雅に使うのに丁度良い広さだと思っております。

 

勿論、カンガルー方式(テントの中にソロテントを設営)も対応できる広さになります。

 

また、記載の「T/C」は、ポリエステルとコットンの混紡素材になるのですが、こちらは去年?だかに発売されたモデルになりまして、使われている素材(T/C)が購入の決め手になりました。

 

ポリエステルとコットンの混紡素材は、焚き火などで発生する火の粉に強い素材になりまして、通気性、吸湿性に優れているので、買うならT/C素材のテントと決めておりました。

 

T/C素材でないと、おちおち焚き火を楽しめませんし、火事の予防にもなりますので、少しお値段が張るもののトータルで見れば安く済むと思ったのが購入の要因になります。

 

 

 

当初、T/C素材ではないもののお値段が安いソロ用ワンポールテントであります上記のタッソ2726に気持ちが傾いた時もあったのですが、やはり火の粉の事を考えると・・・となり、購入には至りませんでした。

 

ただ、とても良いワンポールテントですので、一考の価値はあると思います!

 

 

小川テントタッソT/C収納時のサイズ

そんなオガワテントタッソT/Cですが、気になるサイズは収納時で横幅74cm、奥行き、高さは同じで24cmになっております。

 

正直、少し大きいので、バイクにギリギリ積めるかどうかのサイズ感だと思います。

 

 

テント収納袋の詳細とバッグルの様子

収納時に便利なバッグルが付いてますので、結構乱暴に入れてもそれなりに収まります(笑)

 

ただ、テントが濡れていると収納袋に入れるのに苦労するかと思われますので、購入したら一度テントの折り畳み方を練習した方が良いかもしれません。

 

 

小川テントタッソの付属品

そしてこちらがオガワテントタッソT/Cのテントと付属品になります。

 

ちなみにテントの重量は、付属品含めて10.5kgになっております。

 

重量の内訳になりますが、テント(フライ)が約6.3kg、ポールが1kg、ペグ、ハンマー等の付属品が3.1kgになっております。

 

この重量は、ソロから2,3人用のワンポールテントとしては、結構軽い部類に入るテントだと思います!

 

また、オガワテントタッソT/Cを購入すると付属品としてハンマーまで付いてくるのですが、そちらについては後述したいと思います!

 

 

小川テントタッソのテントのポール

そしてこちらがテントのポールになりまして、アルミ合金で出来ております。

 

 

テントポールの設営の仕方と大きさ

タッソT/Cは、テントの形に応じてポールの高さを変える仕様になっております。

 

「7」と書かれておりますが、これは「テントを7角形の形にする場合のポールの高さ」を意味しております。

 

 

テントポールの高さの目印

6の場合は、6角形の形にする場合のポールの高さになります。

 

ちなみにポールはΦ30mmになっておりますので、100均とかで売られているランタンハンバー等も使える太さになります。

 

結構シッカリとしたテントポールで安心感がありますね!

 

 

小川テントタッソ付属品張り綱、アイアンハンマー、スチールピン

そしてこちらの付属品が、テント設営に必要な張り綱、アイアンハンマー、スチールピンになります。

 

張り網は、少し余分に入ってましてオガワテントの気前の良さを痛感致しました(笑)

 

 

小川テントタッソ付属品のハンマー

ハンマーもシッカリしていて握りやすくペグうちがかなり楽でした!

 

ハンマー部分の逆側は、ペグを抜く時にも使えるよう栓抜きの様なデザインが施されております。

 

 

小川テントタッソ付属品のペグの様子

そしてこちらがオガワテントタッソT/Cのペグになるのですが、正直少し強度が弱い感じでした。

 

砂利が多い所ですと上手く刺さりませんので、普段から鋳造ペグを使った方が安心かもしれません。

 

 

小川テントタッソ付属品のガイドシート、ガイドロープ

そしてこちらがオガワテントタッソT/Cの設営を簡単にしてくれるガイドシートになります。

 

意味深な模様が描かれておりますが、このガイドシートと付属するガイドロープがテント設営の肝になりますので、詳しく書きたいと思います!

 

オガワテントタッソT/Cの設営の仕方について

 

はじめに、上記写真を押すと、ワンポールテントでありますオガワテントタッソT/Cの設営の仕方をYouTube(3分ほどの動画)で観ることが出来ます!

 

先日のキャンプの時に(道志の森キャンプ場)設営の仕方について撮ってみたので、後述する写真と併せて確認していただけると理解が深まるかな!?と思います!

 

 

小川テントタッソT/C設営の仕方説明書

また、オガワテントタッソT/Cを購入しますと、設営の仕方について書かれた説明書が同封されております。

 

上述してます通り、テントの形を変えることが出来まして、六角形、七角形、八角形の3つから選んで設営することが出来ます。

 

サイトの状況に応じてテントの形を変えられるのがオガワテントタッソT/Cの魅力の1つだと思っております。

 

しかしながら、形を変えられるということは、設営が複雑なのではないかと勘繰ってしまいますが、その点も良く考えられてまして全く難しい事はございません!

 

 

設営で重要なガイドシートとガイドロープ

オガワテントタッソT/Cの設営で肝になるのが、こちらのガイドシートとガイドロープになります。

 

それでは実際にオガワテントタッソT/Cの設営を写真交えながら解説したいと思います!

 

 

小川テントタッソT/C設営の仕方ガイドシートを設置している様子

まず、テントを張りたい場所の中央にガイドシートを置いて真ん中をペグで固定します。

 

 

ガイドシートを固定した(刺した)ペグにガイドロープを固定している様子

ガイドシートを固定した(刺した)ペグにガイドロープを通して固定していきます。

 

 

シートとロープを連結させてテントを設営する

写真のようにシートとロープを連結させます。

 

イメージ的には支点を中心に円を描いていくような感じになりまして、決められた位置にペグを打って準備していきます。

 

 

テントの形に応じてペグを打つ位置が変わる様子

そして、テントの形を6~8角形のどれにするかによってペグを打つ位置が変わってきます。

 

今回は6角形で設営したのですが、その場合、黄色く「6」と書かれた線の所とガイドロープが重なった場所にペグを打っていきます。

 

また、「Tasso」とラベルが貼られておりますが、そちらは「テントの入口」を意味しておりますので、ガイドシートの置き方の参考にして下さい。

 

6角形のテントを設営する場合は、ガイドシートの通り、5本のペグをまず打ちます。

 

ペグを打つ位置は、テントの形によって変わるのですが、6角形の場合は「ガイドロープの金色のハドメの位置」になります。

 

この辺は動画で撮ってますので、そちらで確認してください!

 

 

テントをペグに固定している様子

5箇所ペグを打ったのち、このテントに付いているコードをペグに引っ掛けます。

 

 

テントのポールを立てて起こしている様子

そして、テントの入口と後方口のジッパー2箇所を全開に開けてからガイドシートをペグで固定したところ(中央)にテントのポールを立てて起こします。

 

 

テントポールを立てる位置

テントのポールは、写真に写っている位置(三角形の頂点)に必ず立てて下さい。

 

三角形の頂点部分は、テントポールを加味して生地が補強されておりますので、それ以外の位置にしてしまうとテントが裂けてしまう恐れがあります。

 

5箇所ペグで固定されてますので、ポールを立ててテントを起こしても倒れる心配はありません。

 

 

ワンポールテント小川テントタッソT/Cの設営が完了

そんな感じでワンポールテントでありますオガワテントタッソT/Cの設営が完了でございます!

 

5箇所のみのペグダウンですと、強度が弱いので、写真のように張り網を張って安定させてください!

 

 

テントの後方の様子と張り網の位置

テントの後方の様子になります!

 

こちら側もジッパーが付いてまして、出入口として使うことが出来ます。

 

 

小川テントタッソT/C設営に30分時間が掛かった

今回初めてテントを設営したのですが、正味30分ほどで独りで設営することが出来ました。

 

 

テンマクデザインムササビウィングとテントを連結している様子

そして居住性を良くするために前から使っているテンマクデザインムササビウィング(タープ)と連結させたのですが、そちらと併せて約1時間前後、設営に時間が掛かった感じです。

 

 

タッソT/Cの居住性テント内の様子

テントの設営も無事に完了しましたので、タッソT/Cの居住性について触れたいと思います!

 

ソロ・2人キャンプにおすすめ!オガワテントタッソT/Cの居住性レビュー!

小川テントタッソT/Cの居住性についてレビューの様子

設営の仕方に続きましては、気になるオガワテントタッソT/Cの居住性についてレビューしたいと思います!

 

題目の通り、ソロから2人までのキャンプにおすすめできるテントの居住性になります!

 

 

小川テントタッソT/Cとコットの組み合わせで居住性について考えた

ワンポールテントなもので、グランドシートは購入せず、コット(簡易ベッド)の利用を前提としてテントを購入しました。

 

コットを使用せず、マットを使いたい場合は、純正のグランドシートが発売されておりますので、別途購入する必要があります。

 

そんな感じで購入したコットがグレーの袋に入っております、小川テントハイ&ローワイドコットになります。

 

そうなんです!

 

テントと同じメーカーのコットになります。

 

 

テントの居住性はコット2つが余裕に置ける広さ

写真がブレてしまい申し訳ないのですが、テントの居住性としましては、コット2つが余裕に置ける広さになります。

 

ただ、出来なくはないもののコット3つは難しい広さになりまして、荷物をテントの外に置かないと厳しいと思います。

 

 

ナンガのシュラフとピローをテント内に置いた状態

コットにナンガのシュラフとピローを置いた状態になるのですが、テントの生地が顔にぶつかることなく快適に眠ることが出来ました!

 

キャンプした日は結構風が強かったのですが、生地がバタバタして顔にあたったり、夜中煩くなったら嫌だな~っと思ったのですが、張り網のペグダウンがシッカリ効いていて居住性の悪化はありませんでした!

 

 

そしてオガワテントタッソT/Cの特徴の1つにあるのがテント上部にありますベンチレーション(換気口)になります!

 

開閉が非常に簡単なベンチレーションが付いていることもありまして、テント内に風が入ってきてかなり快適でした!!

 

ベンチレーションは「網」が付いてますので、虫の侵入もないので安心です!

 

クリスマスの時にサンタさんが通るには狭すぎる感じですが、使用済みの靴下をぶら下げて臭いで撃退したいものですよね!!(?)

 

 

小川テントタッソのジッパーの様子レビュー

また、ジッパーも非常に滑らかで扱いやすく、テントの出入りもストレスなく快適でした!

 

 

小川テントタッソT/Cの内部から外を見た景色

テント内からの外の景色になります!

 

いや~なんだかキャンプしている気分に浸ってしまいました♡って、キャンプ中か!?(笑)

 

 

小川テントタッソT/Cとタープの連結にキャンプの荷物を置いた状態

居住性はかなり良いのですが、流石にT/C素材とはいえ、テントの中で焚き火は出来ませんので、外で行う必要があります。

 

 

タープの下に焚き火やテーブルを設置した様子

居住性を高めるためにもタープの併用がおすすめでございます!

 

タープの大きさにもよりますが、やはりソロから2人前後でタッソT/Cで宿泊するのが居住性の面においても丁度良いと思います!

 

また、オガワテントタッソT/Cは、六角形の場合、そこそこ高さがありますので、立ったまま出入りが出来ます。

 

私のスペックは、身長174cm、体重66kgになるのですが、前屈みにならずに済みましてかなり快適でした。

 

ただ、タープと連結しますと、どうしても高さが出るのでサイドの目隠しが出来にくくなってしまう場合があるかと思います。

 

丁度、お隣りさんがこちらに向けてテントを設営していたので、今回は少し低めに連結してタープの高さを調整しました。

 

 

雨に濡れた小川テントタッソの様子

夜中に大雨が降ったものの、浸水する事もなく安心して寝ることが出来ました!

 

ただ、インナーが別売りになる関係で、夏場になりますと虫対策が必要になります。

 

今回は涼しかったので虫に悩まされなかったのですが、純正品のインナー(蚊帳みたいなもの)はお値段が高いので、どうしたものかと思案中になります。

 

 

小川テントタッソとタープの使用でキャンプの荷物を置くスペースが確保できた

テントとタープの組み合わせならば、かなり快適な空間を確保することが出来ますので、山岳テントを使っていた時のストレスがかなり解消いたしました!

 

やっぱり、狭い家よりも広い家の方が居心地が良いですよね!

 

 

優雅なキャンプの時間

いや~~優雅なキャンプの時間を満喫することが出来ました!

 

これで隣にキャンプガールがいれば最高のシチュエーションなんですけどね・・・。

 

もう一戦、タッソの中でTCタイム(タッチ&チューの略)しちゃう!?

 

え?TCタイムってなんざんす!?

 

大丈夫、痛くしないし目を閉じていればいつの間にか終わるから♡

 

だから、TCタイムってなんなのよ~~ウザイ~~!!

 

テクネチウム(原子番号43番)の略だから(^^)/

 

ウケる~!意味が分かんない!!!

 

こんなやりとりをテントの中で行いたいものですよね(笑)

 

 

ソロキャンプをしている様子

・・・こんなんだからダメなんだろうな~っと、焚き火をしながらシンミリしてしまいました(涙)

 

何だかよく分からないレビューになってしまいましたが、ソロ、2人キャンプに最適なサイズ感、居住空間になりますので、手頃の大きさのワンポールテントが欲しい方にかなりおすすめです!

 

また、良い感じに煙突が出せるようファスナーが付いてますので、薪ストーブをテント内に入れて暖をとることも可能です。

 

一酸化炭素中毒に注意が必要ですが、2人前後の居住スペースとそれほど広くありませんので、薪ストーブがあれば直ぐに暖まると思います!

 

まとめ

大陸系のワンポールテントと比較しますと、オガワテントタッソT/Cはお値段が高く手が出しにくい感じかも知れませんが、細部までよく作られてまして買って大正解でした!

 

上述してます通り、テントの形を6角形から8角形に変えることが出来ますので、サイトの状況に応じてチョイスできるのが特に気に入っております!

 

また、色々なキャンプ場でテントをチェックしてきましたが、オガワテントタッソT/Cは、それほど使っている方が多くないので、キャンプ場で被らないのも魅力の1つかな~と思っております。

 

ワンポールテントですと、テンマクデザインワンポールテントの割合が非常に多いですが(良いテントであると思っております)、値段的にも大差はありませんので、小川テントタッソT/Cも候補の1つにしてみても良いのではないかと思います!

 

今後もキャンプで使ってみて、気づいた点やメリット・デメリットが見えてきましたら、こちらの記事に加筆したいと思います!