奥武蔵(埼玉県南西山域)には、標高こそ低いものの飯能アルプスなどもあり、数多くの名山がありますよね!
標高だけでは山の良さは測れないよい例だと思っているのですが、今回はその中でも登山者がよく登る「伊豆ヶ岳」への登山について解説したいと思います!
- 伊豆ヶ岳、丸山へ登山した経緯について
- 伊豆ヶ岳登山とルートの詳細について
- 伊豆ヶ岳から正丸峠、正丸山、虚空蔵峠までの登山ルートの詳細
- 丸山登山!道の駅あしがくぼまでの登山ルート詳細
- 伊豆ヶ岳、丸山登山の登山ルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
伊豆ヶ岳、丸山へ登山した経緯について
伊豆ヶ岳は、人気の山という事もありまして、数多くの登山ルートがあるのですが、出没する機会が少ないのが影響してか、かなり未踏な区間が残ってしまっている状況でした。
今回の登山は、宿泊するキャンプ場での準備が間に合わない関係で、遅くとも15時には駐車した道の駅あしがくぼへ戻らければならず、時間を気にしながらの縦走となりました。
とりあえず、伊豆ヶ岳の山頂まで行けば時間が読めるので、エスケープを視野に入れながら登山で楽しもう!っと思いつつ、あわよくば堂平山、丸山にも寄りたいな~くらいの軽い気持ちで臨みました。
結果、丸山がギリギリな感じで、堂平山は取りこぼしてしまったのですが、人気のある登山ルートという事もありまして、終始登山者がいて大賑わいな感じでした。
そんな感じで今回は、伊豆ヶ岳から正丸峠を経由してと丸山へ登山した時の様子について書いていきたいと思います!
伊豆ヶ岳への登山の前に、前回歩いた武川岳と二子山の登山について書いた記事がこちらになります。
そしてこちらが武川岳、伊豆ヶ岳、丸山へ登山中に撮影した登山動画になります!

上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、伊豆ヶ岳や丸山への登山ルートの様子と美しい景色を堪能していただけたらと思います!
伊豆ヶ岳登山とルートの詳細について
名栗げんきプラザから直ぐの所にあります伊豆ヶ岳への登山口になります。
伊豆ヶ岳の山頂を目指して登山再開したいと思います!
鬱蒼とした樹林帯を進むとあっと言う間に伊豆ヶ岳の山頂に至る「関東ふれあいの道」と合流いたしました。
今までは登山者も全然いなかったのですが、伊豆ヶ岳に近づくと爆発的に増殖し、心の整理がつきませんでした(笑)
ここは正丸峠か?っと誤解してしまった長岩峠でした(笑)
も~少し目立つ感じでも良いような・・・。
ただ、そんな地味地味な長岩峠が大好きだ―!!♡♡♡(???)
さらに伊豆ヶ岳の山頂目指して進んで行くと、男坂ルートと女坂ルートの分岐となりました。
現在、伊豆ヶ岳男坂登山ルートは通行止めになってますが、登っている方が多数いました。
今日は「女の子の日」なもので、素直に女坂を利用する事にしました(?)
謎の「女の子の日」ではありますが、こちらが上部の男坂への登山ルートになります。
数年前に登ったのですが、確かに落石が起きやすい登山ルートでした。
過去には滑落した登山者もいましたので、ご利用は計画的に!
よっ!伊豆ヶ岳!!
久しぶりに登頂した伊豆ヶ岳の標高は851mになりまして、奥多摩、武甲山方面の景色が特に素晴らしいです!!
伊豆ヶ岳から子ノ権現へ縦走したい気持ちを我慢し、来た道を戻って正丸峠を目指したいと思います!
気持ちとは裏腹に腹黒い虫が「炭水化物を食わせろ!」と煩いので、伊豆ヶ岳の山頂で貧乏ランチにしてみました。
最近はライバルが多く、中々半額シールのお弁当をゲットできなくなってしまいました。
ほんと、インフレは困ったものですね~
伊豆ヶ岳から正丸峠、正丸山、虚空蔵峠までの登山ルートの詳細
伊豆ヶ岳から正丸峠までの登山ルートは、こんな感じの景色を見ながらの縦走となります。
樹林帯の登山ルートになりますので、景色はイマイチだったいします。
そんな感じで正丸峠にあります奥村茶屋が見えてきました!
トイレがあるのですが、そちらは有料でした。
結構、利用している登山者が多く、お店の中は大賑わいでした。
今度利用してみたいですね~
奥村茶屋の目の前にあります正丸峠から虚空蔵峠、正丸山への分岐になります。
丸山方面は、この階段を昇っていきます。
虚空蔵峠を目指し正丸峠から少し登ると正丸山となります。
周辺に東屋がありまして、休憩するのに最適な感じでした。
全く登った記憶がない川越山になります。
正丸山周辺で、宇宙人にさらわれてしまったのかもしれませんね(笑)
そしてこちらが旧正丸峠になります。
老眼が酷く、旧正丸峠が「正露丸」と読んでしまいました。
頭も顔も悪いですが、胃腸も悪いみたいです(笑)
色々な妄想を楽しんでいると虚空蔵峠に到着しました!
なんだか情報量が多く、上手く処理することが出来ませんでした。
この辺は虚空が入り交ざる空間なのかも知れませんね!
丸山登山!道の駅あしがくぼまでの登山ルート詳細
虚空蔵峠からまずは二子山を目指します。
分岐が出てきますので、ここは左(写真だと手前)に進みます。
伊豆ヶ岳とは打って変わり、正丸峠から登山者が非常に少なく静かな時間になりました。
そんな感じで分岐から少し登ると二子山になりました。
登山ルート上に鎮座しているお山になるのですが、標高は860mと伊豆ヶ岳と同じ位になります。
標高は二子山の方が少し高いのですが、知名度は伊豆ヶ岳に遠く及ばない不遇の山の1つですよね~
二子山から丸山を目指して進んで行くと「七曲り峠」になりました。
この辺は車の往来が激しく、登山の雰囲気は全くありませんでした。
私の心のカラーになっている写真が全てを語ってますよね(笑)
丸山を目指して登って行くと筑波山が綺麗に見えました!
アッチは登山者でお祭り状態なんでしょうね~
馬鹿にされたような気持になった「カバ岳」になります。
ピークらしい感じではないのですが、名前の由来が気になっちゃいますよね。
カバ岳から少し進むと大野峠となりました。
この辺は登山ルートと林道が並走するので車の音がモリモリで煩いです。
時間あれば苅場坂峠を経由して堂平山へ寄るつもりだったのですが時間切れでございます。
いや~奥武蔵の山々は標高こそ低いですが、地味なアップダウンが多く時間と筋力を徐々にそぎ落としてきます。
丸山への登山ルート上からの堂平山方面の景色になります!
ここから堂平山まで近そうに感じるものの、往復3時間以上は掛かる感じでした。
丸山にはパラグライダーの発着場とキャンプ場が営業してました。
キャンプ場は、最近出来たみたいですが、景色が良さそうなので今度利用してみたいですね~
丸山の特徴の1つである「地球防衛軍奥武蔵駐屯所丸山通信施設隊」になります(笑)
ここまで来ると丸山の山頂は近いです。
そんな感じで丸山の山頂からの奥多摩方面の景色になります!
眼下に広がるのが芦ヶ久保になりまして、右奥に見えているのが両神山になります。
いや~想像以上に丸山からの景色が素晴らしいです!!
丸山からの筑波山方面の景色になります。
こっちも絵になりますね!
こんな景色が待っていたとは夢にも思わず、今回の登山ルートに組み込んで大正解でした!
もっと丸山の山頂を満喫したかったのですが、時間が迫っているので後ろ髪を引かれながら丸坊主になりつつ芦ヶ久保の道の駅へ下山したいと思います!
芦ヶ久保へ下山中に見えた武甲山の景色になります!
伊豆ヶ岳と言い、奥武蔵には再度登りたいと思える良いお山が多いですよね!
こちらが丸山の登山口になります。
ここから道の駅あしがくぼまで急坂の舗装路歩きになります・・・。
最後の最後で難所が待っておりました・・・。
伊豆ヶ岳、丸山に思いを馳せながら無事に道の駅あしがくぼに下山することが出来ました。
そんな感じで今回の伊豆ヶ岳、丸山への登山の詳細に移りたいと思います。
伊豆ヶ岳、丸山登山の登山ルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした伊豆ヶ岳から正丸峠、丸山を経由して道の駅あしがくぼまで縦走した登山のルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、1月4日なりまして、伊豆ヶ岳の山頂や丸山山頂は風が強くてかなり冷え込みました。
また、標高差の地図の通り、伊豆ヶ岳から正丸峠、丸山までは強烈なアップダウンは少ないものの、それでも足の筋力を痛めつける登山ルートが続きますので、舐めてかかると痛い目に遭ってしまいます。
距離も結構ありますので、時間に余裕をもって道の駅あしがくぼまで縦走を楽しんでいただけたらと思います!
そしてこちらが今回登山をした伊豆ヶ岳から正丸峠、丸山へ縦走登山した時のコースタイムになります!
名栗げんきプラザ 10:55 → 11:07 五輪山 → 11:28 伊豆ヶ岳 11:37 → 11:59 正丸→ 12:13 正丸山 → 12:29 旧正丸峠 → 12:54 虚空蔵峠 → 13:32 カバ岳 → 14:04 丸山 14:25 → 15:03 道の駅あしがくぼ
名栗げんきプラザから伊豆ヶ岳の山頂までのコースタイムが約1時間ほどでした。
伊豆ヶ岳の山頂で昼食休憩をとったのですが、あまりの寒さに長居できませんでした・・。
なお、伊豆ヶ岳の山頂から丸山までのコースタイムが3時間、そこからゴール地点の道の駅あしがくぼまでが約1時間でしたので、名栗げんきプラザからスタートですと約4時間の行程になりました。
休憩しながらノンビリ歩けば5、6時間の行程になると思います!
まとめ
正丸峠から丸山までは、未踏区間だったもので、よ~やく縦走登山が出来て良かった感じになります!
当初、低山だからと舐めてかかっていたのですが、ボディーブローのようにじわじわと痛めつけてくるアップダウンに、最後の方は疲弊してしまいました。
元気だったら「堂平山」にも寄ろうと思っていたのですが、時間的にも厳しく、素直に丸山へ登り道の駅あしがくぼへ下山した感じです。
奥武蔵の山々は、まだまだ未踏区間がモリモリありますので、その辺を絡めて再訪したいな~っと考えております!
伊豆ヶ岳登山と言ったら「男坂」を連想される方も多いと思います。
登山ルートについても詳しく書いてますので、伊豆ヶ岳への登山の参考になれば幸いです!
伊豆ヶ岳、丸山からの下山後にキャンプをした「武甲キャンプ場」についてレビューした記事になります!
日帰り温泉施設が併設されてますので、下山後の温泉で利用もアリだと思います!!