- 高見岳・タカデッキ・雨ヶ岳登山について
- 毛無山から高見岳までの登山とルートの様子
- 高見岳からタカデッキまでの登山とルートの様子
- 雨ヶ岳登山から端足峠・割石峠の東海自然歩道ルートの様子
- 高見岳・タカデッキ・雨ヶ岳と端足峠・割石峠のルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
高見岳・タカデッキ・雨ヶ岳登山について
前回の毛無山登山に引き続きまして、今回は高見岳・タカデッキ・雨ヶ岳登山の様子について書いていきたいと思います!
また、前から歩いてみたかった、端足峠から割石峠までの東海自然歩道のルートについても触れてい見たいと思います!
富士五湖周辺は、東海自然歩道が整備されておりまして、登山を含め、多くのハイカーが訪れる人気スポットになっております!
自殺者が多い、青木ヶ原樹海もトレッキングコースがあるのですが、そちらの一部も東海自然歩道になっていたりします。
青木ヶ原樹海をハイキングするのも、ちょっと怖い気がしますが、富士山の原生林が広がり、登山とはまた違った面白さがあるな~と感じております。
青木ヶ原樹海のトレッキングについて書いてた記事になりますので、良かったら参考にしてみて下さい!
そんな登山、ハイカーを虜にする富士五湖周辺エリアですが、天気が変わりやすいことで知られておりまして、今回登山をした高見岳・タカデッキ・雨ヶ岳は悪天候の中での縦走となりました。
雨ヶ岳なんて、名前からして雨がモリモリ降りそうですしね(笑)
天気が悪いものの、毛無山~雨ヶ岳の区間は、登山者が少ないエリアになりますので、新型コロナウイルス対策としては、とても重宝する登山ルートであると思っております!
前置きが長くなりましたが、高見岳・タカデッキ・雨ヶ岳登山の様子と、端足峠・割石峠の東海自然歩道のルートについて書いていきたいと思います!
こちらが前回書いた毛無山登山の記事になります!
東海自然歩道上にある根原の吊橋についても触れてますので、良かったら参考にしてみて下さい!

そしてこちらが今回の毛無山・高見山・タカデッキ・雨ヶ岳周辺の様子を撮影した登山動画こちらになります!
短い登山動画ですが、上記写真を押すとYouTubeが始まりますので、登山の様子が伝われば幸いです。
毛無山から高見岳までの登山とルートの様子
今回も天気が悪く展望ゼロだった毛無山の山頂になります。
意外にも、登山者が結構多く休んでました。
やはり、二百名山、山梨百名山、静岡百名山に毛無山は選ばれておりますので、それを目当てに登る方が多いんでしょうね。
それにしても毛無山の廃道が気になりますね~・・・。
こちらが毛無山の山頂の様子になります!
結構広い山頂になってまして、周囲は木々に囲まれているので、風が来なくて快適だったりします。
毛無山の山頂は、南側の展望が素晴らしく、天気が良いと正面に富士山を見ることが出来ます!
今回は、見事なグレーの世界を思う存分楽しませていただけました♡
私は何時になったら毛無山の山頂から富士山を見ることが出来るのでしょうかね~・・・。
毛無山の山頂から高見岳を目指して進むと、ルート上に黄色いお花がモリモリ咲いておりました!
蛾や蝶がたむろしていて賑やかでした!
高見岳で新ユニット「ガチョウ倶楽部」でも設立したのでしょうかね?(笑)
良く分からない感じになってきましたが、高見岳までのルートは緩やかな道のりが続きます!
今までの急登が嘘のような極楽浄土な縦走路になります。
天気が良いと最高の縦走ルートになるんでしょうね~・・・。
そんな感じでこちらが高見岳の山頂になります!
標高は1,959mになります!
高見岳の北尾根に、廃道コースがあるのですが、今度歩いてみたいな~と考えております。
そしてややこしいのですが、先ほどの毛無山の山頂(1,945m)よりも高見岳の手前のピークの方が標高が高いので「毛無山最高峰」と表記されている地図もあったりします。
高見岳の山頂からの景色になります!
毛無山の山頂よりも素晴らしいグレーの世界を堪能することが出来ました!!
高見岳からタカデッキまでの登山とルートの様子
高見岳からタカデッキを目指し進んでいくと、更に素晴らしいグレーの世界になりました!
思わず服を全部脱いで喜びを表現したくなってしまいました(涙)
タカデッキに近づいてくると、ガスが少し晴れてきました!
熊笹の多いルートになるものの、踏み跡も明瞭で迷うような箇所はありませんでした。
高見岳からタカデッキの縦走路は、雰囲気の良い所が多く飽きの来ない行程になります!
何度も書きますが、天気が良ければ富士山を間近に見れる素晴らしいルートになります!
天候が安定する秋以降に登ると良いかもしれません。
少し登り返すとタカデッキの山頂となりました!
タカデッキの標高は1,921mになりまして、そこそこ高いお山になります。
それにしてもタカデッキって面白い名前ですよね!
由来はなんざんすかね!?
こちらがタカデッキの山頂の様子になります!
結構広い山頂になってまして、テント20張りくらいはいけそうな感じでした。
タカデッキのデッキから眺める雄大な富士山の景色は素晴らしいでしょうね!
雨ヶ岳登山から端足峠・割石峠の東海自然歩道ルートの様子
タカデッキの山頂から下り基調の道のりを進むと、本日最後のピークである雨ヶ岳に到着しました!
雨ヶ岳の標高は1,777mになりまして、こちらも富士山の景色がとても良い所になります!
ね!素晴らしい富士山の景色でしょ!!と、呟きたくなるほどの残念な展望でした(涙)
私と雨ヶ岳との相性もやはり悪く、中々晴天の時に訪れることが出来ない感じです。
相当嫌われているんでしょうね~・・・。
私は好きなんですけどね(笑)
そしてこちらが雨ヶ岳北尾根の踏み跡になります。
途中から結構な藪道になりますので、佛峠方面に行かれる方は注意してください!
雨ヶ岳北尾根につきましては、こちらの記事で詳しく書いてますので、良かったら参考にしてみて下さい!
珍しく、この時は雨ヶ岳の山頂から綺麗な富士山を見ることが出来ました!
毛無山から縦走し、雨ヶ岳で登山者二人と一緒になりました。
高見岳まで足を延ばすものの、タカデッキから雨ヶ岳まで縦走する登山者は少ないですね。
途中、熊が出そうな雰囲気の所もありますし、毛無山登山口の駐車場まで結構な距離を戻らないといけませんからね。
天気も悪いので雨ヶ岳から端足峠・割石峠を目指したいと思います!
端足峠まではかなり急な下り坂になります。
道が悪い所もありますので、注意してください!
モリモリ下っていくと、端足峠に到着しました!
こちらで登山者二人が休憩しまして、しばし談笑の時間となりました。
時間があれば竜ヶ岳へ登ろうかと考えていたのですが、ふもとっぱらキャンプ場に到着する時間が遅くなってしまので、今日は大人しく割石峠を目指したいと思います!
端足峠からモリモリ下っていくと、割石峠と根原の吊橋方面の分岐になります。
根原の吊橋方面に進むと、登山を開始したトイレがある所に至ります。
さ~未踏の区間である東海自然歩道の割石峠を目指したいと思います!
東海自然歩道は、やはり整備が行き届いておりまして、迷うような箇所はなく、安心して歩くことが出来るルートでした!
すみません、嘘をつきました。
結構道が荒れている所もあったりと、割石峠まで油断ならないルートでした。
先日の大雨で結構斜面が崩れたんでしょうね・・・。
それにしても東海自然歩道は雰囲気の良い所が多いです。
登山者も少なく静かで最高でした!って、今日は、東海自然歩道では誰とも会いませんでしたね。
割石峠を目指し進んでいくと、テント泊適地の場所がありました!
100張りくらいはテント泊が出来そうな平地に、心がときめいてしまいまいた!!
東海自然歩道の周辺マップになります。
思いのほか雰囲気の良いルートが続くので、本格的に歩いてみたいですね~
ただ、東海自然歩道は総延長1,700km弱ありまして、50日位かけないと完歩できないそうです。
会社を早期退職したら挑戦したいルートの1つになります!
本栖湖の方に東海自然歩道を歩いていくと、割石峠への分岐となりました。
割石峠には「県境バス停」がありますので、公共交通機関でアクセス出来るのも魅力の1つになります。
分岐から少し歩けば県境バス停が見えてきました。
こちらが県境バス停と割石峠への入口付近になります!
一応、「東海自然歩道」の案内がありましたので、ルートは直ぐに分かると思います。
割石峠から少し歩けば、車を駐車した本栖チェーン脱着所が見えてきました!
天気が悪かったですが、前から歩きたかった東海自然歩道と根原の吊橋、毛無山から雨ヶ岳縦走が出来て、満足度の高い登山の時間になりました!
そんな感じで今回の登山の詳細がこちらになります!
高見岳・タカデッキ・雨ヶ岳と端足峠・割石峠のルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回の縦走した、高見岳・タカデッキ・雨ヶ岳のルートと標高差の地図になります!
毛無山まで登ってしまえば、高見岳・タカデッキ・雨ヶ岳への縦走登山は、それほど辛い所はありません。
しかし、歩く登山者が非常に少なく、エスケープルートも限られておりますので、出来るだけ単独での登山は控えた方が良いかと思います。
また、標高差の地図の通り、雨ヶ岳から端足峠までは結構な急坂になりますので、膝や腰を痛めないように注意してください!
そしてこちらが今回の高見岳・タカデッキ・雨ヶ岳登山のコースタイムになります!
毛無山(天子山地)11:04 → 11:10 毛無山(最高地点) 11:11 → 11:15 大見岳 11:16 → 11:43 タカデッキ 11:45 → 12:06 雨ヶ岳 12:15 → 12:55 端足峠 13:01 → 13:10 石割峠・A沢貯水池分岐 13:13 → 13:44 割石峠 → 13:52 本栖チェーン脱着所
端足峠から割石峠、本栖チェーン脱着所までは、コースタイムで1時間ほどで歩けました。
東海自然歩道ですので、なだらかなコースになるのですが、地味に距離がありますので、思いのほか時間が掛かったな~と言った感想です。
日没が早くなってきましたので、下山時刻によっては、割石峠を目指さず、根原の吊橋方面に進んだ方が安心かもしれません。
まとめ
写真の通り、天気が悪く富士山を見ることが出来ませんでしたが、毛無山から高見岳・タカデッキ・雨ヶ岳までの縦走ルートは、登山者が少なく静かな時間を過ごせるのが魅力だなと改めて感じました!
富士五湖周辺の山々は、とにかく富士山の景色が素晴らしく、また、登山口の標高が900m前後の所が多いので、暑い時期でも比較的涼しく歩けるのも魅力の1つだと思っております。
ただ、御坂山塊、天子山地の縦走路上に山小屋が1つもないので、宿泊できないのが辛い所だよな~と思っております。
そんな経緯もありまして、今回は毛無山からの下山後に、キャンパーの聖地と呼んでよい「ふもとっぱらキャンプ場」で1泊してきました。
その時の様子について、今度書いてみたいと思います!
本栖湖から今回登らなかった竜ヶ岳・雨ヶ岳・毛無山を経由して、天子山地を縦走した時の記事になります!
色々とドラマ溢れる登山となりました・・・。