- 金時山登山とルートについて
- 金時山登山・夕日の滝で利用できる駐車場・トイレの詳細
- 山伏平・足柄峠までの登山とルートの様子
- 金時山登山と足柄ルート登山道の様子と通行止めについて
- 金時山・夕日の滝・地蔵堂への登山ルート(足柄峠ハイキングコース)の詳細
- 金時山登山のルート・標高差・コースタイムについて
- まとめ
金時山登山とルートについて
前回に引き続きまして、久しぶりにハイキングとして地蔵堂から矢倉岳・金時山へ登り夕日の滝で滝見を楽しんだ続きについて書いていきたいと思います!
平日の登山が、これほどまで人が少なく快適である事が良く分かった一日になったのですが、金時山はとても人気のある山になりますので、週末になりますとルート上は凄い混雑になります。
金時山は、今回利用した地蔵堂と同じように公共交通機関で登山口までアクセスすることが出来る登山ルートが多いのも人気の要因になっていると思われます。
また、金時山の山頂には山小屋やトイレがありますので、最悪、そちらで食事をとることもできますので、荷物を軽くでき、登山初心者にとって敷居が低い山の1つだと思います。
ただ、残念な点としてあるのが「金時山周辺はガスが湧きやすい」になります。
地形的な要因か、昼過ぎになりますと金時山周辺でガスが湧きやすく、一面真っ白となり景色が見れないことが結構多かったりします。
私自身、かなりの回数金時山へ登山しているのですが、富士山の眺望に恵まれたのは、数えるくらいしかありません。
素晴らしい富士山の眺望を金時山の頂上から楽しみたい方は、極力早く登山を開始し、昼前には到着するように計画していただけたらと思います!
そんな感じでお忙しい方向けに、今回の地蔵堂から金時山登山のルートの様子についてのダイジェスト動画?がこちらになります!
上記写真を押すと、地蔵堂から矢倉岳~足柄峠~金時山~夕日の滝までの登山ルート上の様子について確認できる動画を観る事が出来ます!
地蔵堂から金時山へ登山するならば、是非、夕日の滝を見ていただきたいのですが、そちらについても動画で撮ってますので、良かったらご確認ください!!
また、地蔵堂から矢倉沢ルートで矢倉岳へ登山した前回の記事がこちらになります!
今回は、地蔵堂から矢倉岳を経て金時山、夕日の滝を周回するルートで登山を楽しんでおります!
金時山登山・夕日の滝で利用できる駐車場・トイレの詳細
金時山登山で気になるのがトイレと駐車場かと思いますので、そちらついて触れたいと思います。
まず、トレイになりますが、金時山登山口から少し離れた所に足柄峠があるのですが、そちらに無料の公衆トイレがあります。
この公衆トイレの駐車場も広いので、駐車場として利用することも可能です。
そして、金時山の山頂にあります公衆トイレがこちらになります。
金時山の山頂の公衆トイレは、有料になってまして、1回100円になっております。
山頂にあるトイレとは思えないほど綺麗ですので、女性は安心かもしれません。
そしてこちらが足柄峠側にあります金時山の無料駐車場になります。
登山口からも近いので、人気のある駐車場になるのですが、週末になりますと早い時間で満車になってしまうので注意が必要です。
こちらの 無料駐車場の手前にも駐車できるスペースがありますので、駐車場の混雑具合を見ながら利用した方が良いかと思います。
また、夕日の滝にも無料駐車場とトイレが利用可能です。
夕日の滝周辺にあります無料駐車場は、金時山への登山口の近く、トイレもあるので地蔵堂で駐車するよりも良いかもしれません。
山伏平・足柄峠までの登山とルートの様子
よっ!富士山日本一!
矢倉岳から足柄峠を目指すと正面に富士山が鎮座しておりました。
まだまだ雪が凄いですね~
矢倉岳の山頂から激下りをこなすと、山伏平に到着します。
山伏平は、交通の要衝になっておりまして、足柄峠・金時山方面と、21世紀の森、洒水の滝方面、矢倉岳へとルートが分岐する地点になります。
また、山伏平からマニアックルートの1つになります鳥手山への分岐地点にもなります。
鳥手山も久しく登ってないので、何処かで行きたいですね~
鳥手山へ登山した時の記事になります!
また山伏平から地蔵堂へ至るルートの分岐が近くにあります。
前回記載した矢倉沢ルート(矢倉沢林道)と分岐する地点に至る登山コースになります。
山伏平から足柄峠を目指して進んでいくと、崩壊地があります。
3ヵ所ほど大きな崩壊地がありますので、落石に要注意になります。
一応、ロープなどで歩けるようにはなってますが、雨などが降りますと、更に崩れる恐れもありますので、悪天時は歩かないようにして下さい。
振り返ると、先ほどまでいた矢倉岳が堂々と鎮座しておりました。
綺麗な山容をしたお山ですよね!
足柄峠方面から矢倉岳を登る場合、私が歩いたルートは通行止めの処置がされておりました。
尾根沿いに新ルートが出来たそうなので、先ほどの崩壊地歩きはない模様です。
山伏平から結構歩くと、よ~やく県道が見えてきました。
ここまで来ると、目指す足柄峠は近いです!
あ~・・・
足柄峠、金時山は静岡県になるのですね・・・。
県をまたぐ移動をしてしまい、申し訳ございません。
それにしても、だいぶ目が逝ってしまっているクマさんですね(笑)
こちらが足柄峠にありました関所跡になります。
パネルに首を突っ込んで「打首獄門」を楽しみたいな~と思ってしまったのは本当ですよ♡
足柄峠周辺からの富士山の景色になります!
富士山には、松の木が似合いますよね~♪
薄いモザイクがかかってますが、アレくらいなら日頃の鍛錬で鮮明に脳内変換できますね~!(?)
金時山登山と足柄ルート登山道の様子と通行止めについて
足柄峠を満喫したところで、今度はメインディッシュであります金時山へ登りたいと思います!
平日という事ありまして、金時山足柄ルートには登山者が全くいません。
私が来ることを察して、一斉に逃げ出したんでしょうね(笑)
実は、この時知らなかったのですが、今回歩いた金時山足柄ルート(足柄峠から金時山へ至るルート)は、現在通行止めの処置がされております。
入口に看板があるみたいです、私は気づきませんでした。
後述しますが、歩けるもののルートが大変危険ですので、安易な利用は避けて下さい。
台風の影響により、夕日の滝へのルート(金太郎ハイキングコース)も通行止めになっております。
足柄峠側に、もう1つルートがあるので、そちらを使って金時山下山後夕日の滝へ行きたいと思います!
それにしても金時山の山頂まで、結構な急坂が続きます。
いや~既に怖いですね~・・・。
金時山(足柄ルート)と足柄駅への分岐地点になります。
中々渋い色のほっかむりをしている金太郎が鎮座しておりました。
ちなみに、子の分岐から足柄駅は至るルートについて「足柄ルート」と呼ぶことがあるそうです。
チョット、分かり難いのですが、この足柄駅へ至るルートも通行止めになっているそうです。
金時山への登山道(足柄ルート)は、台風の影響により道が崩壊しておりまして、迂回路が整備されております。
この迂回路がかなり悪路になってますので、転倒・滑落に要注意になります。
こんな感じの梯子も登山道にある感じですので、山歩きに慣れていない方は、このルートを使わない方が良いと思います。
振り返っての金時山の登山道になります。
痩せ尾根歩きになりますので、結構な高度感がありました。
金時山の山頂付近の登山道は、被害を免れておりました。
足腰が弱っている私にとっては、この階段が本日の核心部になりました。
腰砕けの意味が良く分かる時間でございます・・・。
なんだか、打ち込まれる女性の気持ちが少し分かりました!(?)
腰砕けのまま登って行くと金時山の山頂にあります「元祖金時茶屋」になります。
本日はお休みでした。
金時茶屋と言ったら「なめこ汁」になります。
本当に美味しいのでおすすめです!
金時山登山の場合、今回私が歩いた足柄ルートよりも、乙女峠から入山した方が危険個所も少なく楽なコースだと思います。
元祖金時茶屋の隣で営業しているのが、こちらの「金太郎茶屋」になります。
金時山の山頂には、2軒の山小屋があります。
山頂にトイレもありますし、食事がとれるお店がありますので、登山初心者におすすめのお山になります。
ちなみに金太郎茶屋の名物は「まさかカリーうどん」になるそうです。
食べたことがないのでアレですが、山頂で多くの登山者が食べてました。
金時山の山頂からの景色になります。
左のお山が箱根最高峰の神山になりまして、中央やや右の所には芦ノ湖が見えております。
箱根の外輪山になります!
箱根外輪山縦走は、芦ノ湖を一周するように登山道が整備されているのですが、思いのほか辛い道のりになります。
金時山の山頂から見る富士山は、やっぱり格別でございます!
「時は金なり」を彷彿とさせる山の名前ですからね~
そんな贅沢な時間を堪能できる金時山でございます(?)
愛鷹山方面も綺麗に見えております!
久しく登っていないので、愛鷹山も行きたいですね~
それにしても神山が美しいです!
大涌谷の噴気も見えてますね~
昼飯が貧乏過ぎて既に腹が減り、温泉卵が食べてくなってきました・・・。
金時山から見る芦ノ湖も綺麗ですよね~
新型コロナウイルの影響で、箱根界隈も人が少ないでしょうね~
金時山の山頂から見る丹沢山塊の山並みになります。
丹沢山塊も、なんだかんだで久しく登っていないので、何処かで出没したいです。
金時山の山頂を堪能したところで、登りで使った足柄ルートを使って夕日の滝を目指したいと思います!
金時山の北斜面になるルートなのですが、大雨による斜面の崩壊が凄く、登山道がアチコチと無くなっております。
登りもさることながら、下りで使うと更に危ないので、登山初心者の方は利用しないでください。
金時山・夕日の滝・地蔵堂への登山ルート(足柄峠ハイキングコース)の詳細
金時山から夕日の滝を経由して車を駐車している地蔵堂まで下山したいと思います!
金時山足柄ルートの駐車場付近に足柄峠ハイキングコースの分岐があるのですが、こちらのコースは台風の影響を受けてないので、現在も通行することが可能です。
さ~夕日の滝を目指して歩きたいと思います!
先ほどの分岐をモリモリ下ると、沢と合流します。
いや~綺麗な沢でございます。
ストックを投げ入れると、「金のストック」に交換してくれる妖怪を召喚したいですね~(笑)
夕日の滝に至る足柄峠ハイキングコースは、それなりに整備されてまして、安心して歩ける感じでした。
沢沿いのルートになりますので、心地良い水の流れる音を楽しみながら歩けました!
夕日の滝を目指して進んでいくと、金太郎ハイキングコースとの合流地点に到着しました。
前述してますが、金太郎ハイキングコース(金時山登山道)は、台風の影響により通行止めになっております。
歩けなくはないそうですが、かなりルートが荒れているそうです。
「通行止め」ではなく「通行できません」という表示がまた判断を迷わせますよね(笑)
金太郎ハイキングコースとの合流地点にあります東屋でございます!
ここで休憩もアリだと思います!
東屋のすぐ隣に桜が咲いておりました!
いや~いい時期に金時山登山が出来て私は幸せ者でございます!!
夕日の滝。金時山周辺の地図になります!
今回登山した金時山足柄ルートを始め、金太郎ハイキングコース、足柄峠ハイキングコースなど、主要な登山道が網羅されております。
今回の登山の目的の1つである夕日の滝へ行ってみたいと思います!
こちらが夕日の滝になります!
滝に打たれて首の骨をへし折ってもらいたい!
そんな気持ちになってしまいました(?)
金時や登山とセットで楽しんで欲しい夕日の滝でございます!
滝壺近くまで行けれますので、夏は水遊びも出来ちゃいます!
夕日の滝につきましては、こちらの記事で詳しく書いてますので、良かったら読んでみてください!
夕日の滝から地蔵堂を目指し歩いていると、生しいたけが売られておりました。
地元にお金を落とそう!と思い、買ってみたいのですが大変美味しかったです!
この値段は、かなり安いと思いますのでおおすすめです!!
地蔵堂の近くにあります金太郎の生家跡になります。
折角なので寄ってみたいと思います!
石が置いてあるだけでした。
ここで金太郎が生まれたと思うと感慨深いですよね~
生まれた時からマサカリを担いでいたのでしょうかね!?
金太郎の生家跡について説明書きがありました。
一番最後の「※諸説あります」が気になりますよね(笑)
よ~やく地蔵堂の駐車場に戻ってこれました。
到着した時と比べ、車の台数がだいぶ増えておりました。
それにしても、これだけ空いているのに、なんでぴったりと隣に車を駐車するんでしょうかね?
荷物の出し入れもしにくいし、正直邪魔なんですが・・・。
コンビニやスーパーでも、空いているのに隣に車を駐車する輩がいるんですが、あの心理が信じられません。
人の迷惑を考えないんでしょうかね。
チョット愚痴ってみました!
金時山登山のルート・標高差・コースタイムについて
こちらが今回の金時山登山のルート・標高差、コースタイムの詳細になります!
登山日程:3月17日[日帰り登山]
天 候:風がやや強いもの寒くなく絶好の登山日和
メンバー:単独
今回歩いた金時山足柄ルートは、上述してます通り道が大変荒れておりますが、積雪や凍結はありませんでした。
そしてこちらが今回登山をしました矢倉岳から足柄峠・金時山・夕日の滝への登山ルート、標高差の地図になります!
地図の通り、7km付近の矢倉岳から金時山登山口(14km付近)までは、なだらかな道のりになります。
しかしながら、金時山山頂へのルートが急登になってまして、道も悪ので、コースタイムは甘めに計画した方が良いかと思います!
そしてこちらが今回の金時山のコースタイムになります!
矢倉岳 11:11 → 11:21 山伏平 11:23 → 12:04 足柄峠 → 12:29 金時山登山口(足柄ルート) → 12:46 金太郎ハイキングコース分岐 → 13:18 金時山 13:40 → 14:09 足柄峠ハイキングコース分岐 → 14:35 金太郎・足柄峠ハイキングコース分岐 → 14:57 夕日の滝 15:10 → 15:22 地蔵堂無料駐車場
金時山の山頂から夕日の滝を経由して地蔵堂まで、約2時間のコースタイムになりました。
結構のんびり歩いたのですが、登山道がだいぶ荒れてますので、コースタイムで3、4時間で計画すると余裕もありますので良いかと思います!
まとめ
久しぶりに地蔵堂を起点にして金時山へ登山したのですが、山頂直下の登山道の崩壊が凄まじく、山の雰囲気も変わってしまい大変驚きました!
自然の猛威が年々強まっているよな~と感じていたのですが、まざまざとその痕跡を目撃するとゾッとしてしまいます。
登山道の復旧工事が進んでいるものの、今後の天候次第では、さらに遅れてしまうのではないかと思われます。
金時山は、色々な登山ルートが整備されておりますので、各々違った良さがあったりします。
違うルートで登山するのも新しい発見がありますので、また違うコースを使って金時山を楽しみたいなと思っております!
和留沢ルートを使って金時山・明神ヶ岳へ登山した時の記事になります!
明神ヶ岳は、景色の良い山になりますのでおすすめでございます!
箱根外輪山を一周した時の記事になります!
日帰りで歩くには距離がないのですが、箱根の良さを満喫できるルートですので、ロングハイカーにおすすめしたいコースになります!