- 乗鞍岳への登山と紅葉の時期について
- 乗鞍岳登山で利用したバス(バスターミナル)と料金、駐車場の詳細
- 乗鞍岳登山口である畳平へバスでのアクセスの様子とバスターミナルについて
- 乗鞍岳登山と肩の小屋までの登山ルート・トイレの詳細
- 乗鞍岳登山と頂上小屋(山小屋) 、登山ルートの詳細
- 乗鞍富士見岳登山と登山ルートの詳細
- 大黒岳登山と登山ルート・熊出没と下山の詳細
- 乗鞍岳登山のルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
乗鞍岳への登山と紅葉の時期について
今年は普段出没しないお山へ登ろうと思いウロウロしているのですが、本当に久しぶりに乗鞍岳へ登山してきました!
乗鞍岳は、標高2,700m付近までバスやタクシーでアクセスできるので、比較的簡単に登る事が出来るのですが、その分、登山者が多く、バス代も馬鹿にならないので敬遠していた感じです。
しかしながら、今回は御嶽山への登山をメインにしつつ、近場でアクセスしやすい乗鞍岳を絡めると良い塩梅になるかと思い計画に組み込んだ感じです。
前日の御嶽山へ登山をしたのですが、綺麗に乗鞍岳が見えたもので楽しみにしていたのですが、実際に登ってみると紅葉が綺麗でとても楽しい1日になりました!
ちなみに乗鞍岳の紅葉は、山頂付近は例年9月末頃から10月中旬頃まで楽しむことが出来ます。
今年の夏が異常に暑かった影響か、紅葉の進み具合が遅い感じでしたが、それでも十分満喫できました!
今回は、紅葉の時期が特におすすめな乗鞍岳への登山についてと、利用したバスでのアクセスや登山ルートの詳細について掘り下げてみたいと思います!
まずは、乗鞍岳の前日に登山した御嶽山の記事がこちらになります!
日帰りで御嶽山へ登山した時の記事になります!
また、今回登山をした乗鞍岳への登山の様子や、紅葉の色付き具合等を撮った登山動画がこちらになります!
上記写真を押すと登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、乗鞍岳への登山の参考になれば幸いです!
乗鞍岳登山で利用したバス(バスターミナル)と料金、駐車場の詳細
こちらが乗鞍岳への登山で利用したバスターミナルがある「中部山岳国立公園 松本市乗鞍観光センター」周辺の地図になります。
こちらから登山口であります畳平までバスが出ておりまして、約60分ほど乗車いたします。
こちらが畳平(乗鞍頂上近く)まで向かうバスの発券を行っている「乗鞍岳観光センター」になります。
受付窓口と自動券売機があるのですが、クレジットカードでバス料金を支払いたい場合は、自動券売機で購入しなければなりません。
少し発券操作が難しいので、近くにいる係員さんに聞きながら購入した方が良いかもしれません。
ちなみにバスの料金は、終点の畳平まで往復3,400円になります。
いや~~地味に高くて涙がチョチョギレそうになりました・・・。
後述しますが、三本滝までは車で登れるので、そこから山頂を目指して登山をしようかと考えたのですが、時間がどうしても足らず諦めた感じです。
そしてこちらが乗鞍岳への登山で利用した無料駐車場の様子になります。
「乗鞍岳第1駐車場」になるのですが、9:00頃到着したのですがほぼ満車で危ない所でした。
平日なので空いているだろうと考えていたのですが、紅葉の時期の乗鞍岳の集客力を侮ってはいけませんよね・・・。
この駐車場が満車の場合、直ぐ近くに「乗鞍岳第2駐車場(無料)」がありますので、そちらを利用してください。
ただ、乗鞍岳第1駐車場の方がトイレや売店、バスの受付など近いので便利な感じです。
そして乗車したバスの混雑具合ですが、ほぼ満席で驚きました!
バスによって違うみたいですが、私が乗車した車体は後部座席ほど足元が広くザックなどを下ろせて便利なデザインをしておりました。
乗鞍岳登山口があります畳平行きのバス乗り場は、駐車場入り口付近にあるのですが、並んでる方がチラチラいるので直ぐ分かると思います。
なお、バスに乗る人数を数えているので、全員が着席出来るよう運行台数を変えてくれるので安心です。
あのクネクネ道を1時間ほど立ちっぱなしは辛いと思いますので、有難い配慮だな~っと感じました。
そして出発すると20分位の所にあります「三本滝」が見えてきます。
マイカーは、ここまで入る事が出来るのですが、駐車場はほぼ満車でした。
三本滝にバス停があるので、そこから乗車する事も出来ますので、この辺は気分かもしれませんね!?
乗鞍岳登山口である畳平へバスでのアクセスの様子とバスターミナルについて
それでは乗鞍岳登山口であります畳平までバスの旅を満喫したいと思います!
畳平までのバスの時間は、北アルプスの絶景を見る事が出来ます。
写真に写る山並みは、穂高連峰や槍ヶ岳等になります!
バスに揺られて1時間チョットで終点の畳平に到着出来ました。
こちらは畳平の駐車料金になるのですが、マイカーでのアクセスが禁止のため値段の記載がありませんね。
畳平周辺図になります。
非常に広い駐車場なので、満車で停められないことはないと思います!
畳平のバスターミナル周辺には、お土産屋や食事などをとれるお店がありますので、乗鞍岳への登山、観光の拠点になっております。
畳平のバスターミナルに到着したバスになります。
それにしても、紅葉の時期の乗鞍岳は本当に混雑しておりました。
畳平のバスターミナル近くで営業している銀嶺荘になります。
乗鞍岳の山頂から近い所で宿泊が出来るので、ご来光や夕日を眺めたい方は良いかもしれません。
こちらが畳平の乗鞍バスターミナルになります。
この目の前にバス停がありまして、トイレも建物の中にあります。
こちらが畳平のバス停の様子になります。
日本で一番標高の高い所にあるバス停になります。
畳平からのシャトルバスの時刻表と料金になります。
1時間に1本の間隔でシャトルバスが運行されておりました。
畳平には野外にもトイレがありました。
乗鞍岳へ登山する際は、こちらで済ませておいた方が安心ですが、結構混雑するので微妙かも知れません。
乗鞍岳登山と肩の小屋までの登山ルート・トイレの詳細
それでは早速、畳平バスターミナルから乗鞍岳を目指して登山を開始したいと思います!
まずは、肩の小屋を目指して登りたいと思います!
こちらは、畳平から直ぐの所にあります鶴ヶ池になります。
正面の山が、帰りに登る予定の大黒岳になります。
畳平周辺は、乗鞍岳を目指さなくてもトレッキングコースが整備されているので、普段登山をしない方もノンビリ散策する事が出来ます。
乗鞍岳に来たんだな~っと思ってしまった看板になります。
さ~乗鞍岳山頂を目指したいと思います!
ちなみに乗鞍岳も活火山になるのですが、現在の噴火警戒レベルは1になります。
振り返っての畳平方面の景色になります!
この景色だけでも乗鞍岳に来た甲斐がありますよね!!
肩の小屋を目指して進んでいくと、富士見岳との分岐が出てきます。
富士見岳も帰りに登るので、右手に進みました。
うわ~~!
乗鞍岳の紅葉が見頃を迎えておりました!!
赤色は少ないものの、地面が黄金色に輝いていてテンションが上がってしまいました!!
更に肩の小屋を目指して進んで行くと、目指す乗鞍岳の全容が見えてきました。
乗鞍岳には「地球防衛軍」の基地?があるみたいでした。
私も「アオヒゲ防衛隊」を新設して後方支援をしたいです!!(???)
そんな感じで乗鞍岳への登山口付近で営業してます肩の小屋に到着です!
「星と光」と書かれているので、きっと「流れ星」になれる山小屋なのでしょうね!
私の場合「ヒゲと無駄毛」な感じなので、雲泥の差ですよね~(?)
肩の小屋では、食料や飲み物などが販売されているので、休憩がてら覗いてみるのもアリだと思います!
こちらが肩の小屋で売られている飲み物の種類と料金になります。
メニューを見ていて気になったのが「生草400円」になるのですが、どんな草を飲めるのでしょうかね?
コーヒーを始め、簡単な軽食もとる事が出来ます!
肩の小屋記念スタンプなどもあるので、乗鞍岳へ登山する際は、是非、お立ち寄りください。
そして肩の小屋の近くには、貴重な公衆トイレが設置されております。
こちらが肩の小屋公衆トイレになりまして、無料で利用できます。
非常に綺麗なトイレでして、掃除が良く行き届いておりました!
さ~肩の小屋でノンビリしたところで、乗鞍岳の山頂を目指して登山を再開したいと思ます!
乗鞍岳登山と頂上小屋(山小屋) 、登山ルートの詳細
肩の小屋から眺める乗鞍岳です。
いや~~迫力ありますね~~
いざ、乗鞍岳の最高峰であります剣ヶ峰を目指して登山をスタートしたいと思います!
乗鞍岳への登山ルートは、こんな岩々地帯を登って行きます。
浮石も多く歩き難い登山ルートが続きます。
結構キツイ登りをこなし行くと、右手に権現池が見えてきます。
流石、日本百名山に選ばれていることもありまして、登山者がモリモリでした。
山頂付近に建物が見えてますね~
登山道を進んで行くと、分岐する地点があります。
こちらは左に進みます。
私の指と知らないオジサンのコラボとなりました(笑)
コラボを楽しんでいると「乗鞍岳頂上小屋」に到着しました。
乗鞍岳頂上小屋の内部の様子です。
少し薄暗く、シャツの販売が盛んでした。
乗鞍岳頂上小屋からの景色になります!
ついつい「ヤッホー!」と叫びたくなる開放感でした!!
乗鞍岳頂上小屋から少し登れば乗鞍岳の山頂となります!
ケラレが凄いですが、こちらが乗鞍岳頂上にあります本宮です!
来世こそは、「ランドガール」になりたいと強く思った乗鞍岳の山頂の時間でした(笑)
乗鞍岳の山頂から見る権現池になります!
いや~絵になる景色ですよね!
登ってきた登山道の様子です!
人間の存在って、自然の前では本当にちっぽけですよね~~
乗鞍岳の山頂から畳平方面もバッチリ見る事が出来ました!
やっぱり、ラウンドガールに未練が残る乗鞍岳の山頂での時間でした(笑)
後から抱きしめたい山ガールがいましたら、随時募集中ですので、遠慮なくお問い合わせください!
下は8歳から、上は88歳までOKです!
(ストライクゾーンが広いのが私の魅力になります)
ちなみに美しい権現池ですが、付近は立ち入り禁止になっております。
池の周りでノンビリしてみたいですが、ルールですので仕方がないですよね。
乗鞍岳の山頂にあります本宮には、宮司さん?がおりまして、お札やお守りなどを購入することが出来ました。
手前だ大日岳(奥の院)で後ろに見えているのが、前日登った御嶽山ですね!
紅葉の時期ですし、御嶽山から乗鞍岳を眺めている登山者も多いでしょうね~
また、御嶽山も季節を変えて登りたいです!
そしてこちらが乗鞍岳の山頂からの中央アルプス方面になります。
山並みが美しいですよね~!
北アルプスの槍ヶ岳と穂高連峰も綺麗に見る事が出来ました!
乗鞍富士見岳登山と登山ルートの詳細
名残惜しいですが、そろそろ乗鞍岳から下山し富士見岳を目指して登山スタートしたいと思います!
歩き難いと登山スタートをモリモリこなし、肩の小屋まで戻ってきました。
腹が減ったので、肩の小屋で「貧乏セットA」にしてみました。
貧乏セットを食べ終えて富士見岳を目指していると、素敵な景色が待っていてくれました!
いや~乗鞍岳は本当に絵になる所が多いです!
肩の小屋から畳平方面に進んで行くと右手に「富士見岳登山口」が見えてきます。
富士見岳登山口から15分前後で富士見岳の山頂へ登ることが出来ます。
登山ルートも綺麗に整備されているので、迷う事はないと思います。
富士見岳への登山ルートも景色が良いので、ついつい足が止まってしまいます。
中央右手のモッコリが目指す富士見岳になります。
距離こそ短いですが、地味に急な上り坂になります。
富士見岳山頂に到着です!
富士見岳の標高は、2,818mになります。
富士見岳山頂からの景色になります。
畳平が綺麗に見えてますね!
富士見岳山頂から紅葉の景色が素晴らしく、暫くの間、見とれてしまいました♡
大黒岳登山と登山ルート・熊出没と下山の詳細
時間がないので富士見岳山頂を後にし、正面の大黒岳を目指したいと思います!
富士見岳山頂からモリモリ下って行くと、大黒岳への登山口が見えてきます。
こちらが大黒岳登山口になりまして、こちらから約20分で山頂に辿り着けます。
そして大黒岳は熊の出没が多いお山になります。
7月にクマの出没が確認されましたので、大黒岳へ登山される場合は用心してください!
大黒岳の登山ルートには、警鐘が設置されておりますので、時々鳴らして熊との接触を防いでください!
モリモリ登って行くと、左手に「大黒岳休憩所」が見えてきます。
こちらが大黒岳休憩所になりまして、大人9人前後が座れるベンチが設置されておりました。
雨風防げるようになっておりましたので、名前の通り休憩するのに最適な感じでした。
大黒岳登山ルートから振り返っての畳平バスターミナル方面の景色になります!
見る角度によって乗鞍岳の雰囲気が変わって素敵ですよね!
大黒岳山頂からの十石山方面の景色になります!
次回乗鞍岳へ来ることがあれば、平湯の方へ縦走したいですね~~
そんな感じで大黒岳の山頂になります!
大黒岳の標高は、2,771mになりまして、360度の大パノラマになっております!!
大黒岳でノンビリしたかったのですが、帰りのバスの時間が中途半端な感じだったので、早々に下山する事に致しました。
畳平バスターミナルに到着すると、滅茶苦茶混んでましてゲッソリ致しました・・・。
ただ、バスの増便がありまして、皆様座って下山できたので、その点は安心でございます。
立ち寄りたかった位ヶ原山荘(山小屋)になります。
次回乗鞍岳へ来ることがあれば、歩いてここまで来たいですね~
1時間ほどバスに揺られて無事に乗鞍バスターミナルに戻ってきました!
そんな感じで今回の乗鞍岳の登山の詳細に移らせていただきます!
乗鞍岳登山のルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした乗鞍岳の登山ルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、10月2日なりまして、紅葉が見頃を迎えていて非常に綺麗でしたが、風が強く肌寒い1日になりました。
標高差の地図の通り、登山口のある畳平から乗鞍岳山頂までは地味にキツイ急登が続きます。
足元も結構悪いので、登山初心者の方は浮石による転倒や捻挫に十分注意してください!
そしてこちらが今回登山をした乗鞍岳山頂までのコースタイムになります!
畳平バスターミナル 10:25 → 10:27 乗鞍白雲荘 → 10:32 県境ゲートバス停 → 10:39 不消ヶ池 → 10:44 摩利支天分岐 → 10:50 肩ノ小屋 → 10:54 剣ヶ峰口 → 11:11 朝日岳(乗鞍) → 11:16 蚕玉岳(乗鞍) → 11:22 乗鞍岳 11:30 → 11:33 乗鞍岳頂上小屋 → 11:38 蚕玉岳(乗鞍) → 11:52 剣ヶ峰口 12:05 → 12:05 肩ノ小屋 12:08 → 12:14 摩利支天分岐 → 12:23 富士見岳(乗鞍) → 12:29 県境ゲートバス停 → 12:35 大黒岳(乗鞍) → 12:51 畳平バスターミナル
乗鞍岳登山口であります畳平バスターミナルから乗鞍岳山頂までのコースタイムは、約1時間弱になりました。
往復で2時間弱のコースタイム(休憩含む)になりますので、昼頃出発しても問題ないと思います。
時間に余裕がない中、富士見岳、大黒岳にも登ったのですが、違う角度から乗鞍岳を眺める事が出来ますので、おすすめなお山になります。
ただ、大黒岳周辺は、よくクマの出没があるみたいですので、朝・夕方の登山は注意が必要になります。
まとめ
乗鞍岳は、気楽に登れる3,000m峰ですが、それでも過酷な環境であることには変わりませんので、万全な準備をしてから臨んでください!
写真の通り、乗鞍岳周辺は、紅葉がとても綺麗な所になりますので、天気さえ良ければ最高の一日を過ごすことが出来ると思います!
また、乗鞍岳はクマの出没が多い所でもありますので、「観光地化された山」という甘い認識は捨てて、注意しながら登山を楽しんでいただけたらと思います!
そんな感じで次回は、乗鞍岳へ登山する際に利用したキャンプ場について書いてみたいと思います!
乗鞍岳のクラシックルートである平湯尾根から最高峰である剣ヶ峰へ登山した時の記事になります!
咲き乱れていたコマクサやライチョウの様子についても書いてますので、良かったら参考にしてみてください!
乗鞍岳へ登山する際にキャンプした「高メソキャンプ場」について詳細に書いたレビュー記事になります!
乗鞍岳へのアクセスが良いキャンプ場ですのでおすすめです!