- テント泊の練習に雲取山・飛龍山・おすすめの三条の湯について
- テント泊の練習で三条の湯幕営と飛龍山登山の詳細、コースタイム、コース・標高差
- テント泊の練習に三条の湯(三条小屋)へ!行き方とルートの詳細
- 三条の湯から飛龍山登山と、北天のタル、禿岩へのルート、水場の詳細
- まとめ
テント泊の練習に雲取山・飛龍山・おすすめの三条の湯について
雨が降ったり、タイミングが合わなかったりと少し登山から遠ざかっていたんですが、久しぶりにテント泊で奥多摩の三条の湯・雲取山・飛龍山へ出没してきました!
温泉が大好きなもので、三条の湯のファンなのですが、こちらはテント泊も出来るという貧乏サラリーマンにとって聖地と言っても良い山小屋でございます!!
三条の湯までは、コースも色々とあるのですが、林道を使えばサックと歩けるので、テント泊初心者にとっての練習の場に調度良いと思います!
テント泊ですと、お風呂に入れないことが多く、それが嫌な方が多いかと思いますが、こちらの三条の湯はテント泊でも温泉に入れます。
テント泊に慣れていないと、お風呂に入れないのが苦痛に感じてしまう方が多いと思います。
汗をモリモリかいたままで寝るのは気持ちが悪いものですが、三条の湯でテント泊すれば、温泉入ってサッパリした状態でテントで寝れますので、極楽そのものですよね!
三条の湯までのルートも危ない所はありませんし、温泉にも入れますので、テント泊の練習にうってつけの山小屋だと思いますので、初心者には三条の湯はかなりおすすめになります!
また、テント泊の料金も安いので、数をこなしたいテント泊初心者にとっては、懐の方も優しく済みますのでおすすめです!
そんな感じテント泊で今回も地味に長いので、2部作(前・後半)で行きたいと思います!
前編は、留浦無料駐車場~お祭り~三条の湯(三条小屋)~カンパ谷~北天のタル~飛龍山~禿岩~三条の湯(幕営)までになります!
今回、よい機会だと思い、三条の湯でテント泊の練習をした時の動画を撮ってみました。
上記写真を押すと、三条の湯でテント泊をした1分ほどの動画が観られます!
良かったらご参考にしてみて下さい!
テント泊の練習で三条の湯幕営と飛龍山登山の詳細、コースタイム、コース・標高差
こちらが今回のテント泊の練習で訪れた三条の湯と飛龍山登山の詳細になります!
登った日:7月08日(土) ~ 7月09日(日)
天 候:7月8日晴れのち曇り
メンバー:私とSさんの2名
交通手段:留浦無料駐車場を利用。
トイレ・自動販売機が留浦無料駐車場の近くにあります。
そして今回の三条の湯、飛竜山登山のコースタイムがこちらになります!
留浦無料駐車場 7:31 → 7:39 鴨沢バス停 → 8:39 片倉橋 → 10:24 後山川林道終点 10:31 → 11:11 三条の湯 12:27 → 13:58 北天のタル 14:07 → 14:33 飛龍山 14:39 →15:00 禿岩 15:05 → 15:42 北天のタル → 16:42 三条の湯(幕営)
留浦無料駐車場から幕営地であります三条の湯まで、4時間ほどで到着できると思います。
三条の湯のテント場は、シーズン中は結構混みあいますので、14時頃までには到着した方が良いと思います。
三条の湯から飛龍山へのコースタイムは、約2時間~3時間ほどになります。
昼までに三条の湯でテント張ってしまえば、十分日帰りで飛龍山まで登山できると思います。
ただ、登山初心者の方ですと、結構急登が続きますので、こちらのコースタイムはあくまでも参考程度にしていただきたいと思います!
そしてこちらが、今回のテント泊で登山をしたコース・高低差の地図になります!
三条の湯(三条小屋)でテント泊し、雲取山・飛龍山を2日間で登ております!
本編で歩いたルートは、留浦無料駐車場~飛龍山~三条の湯区間になります!
標高差の地図の通り、三条の湯まではなだらかな登り道になるのですが、飛龍山まではひたすら急登が続きますので要注意になります!
テント泊の練習に三条の湯(三条小屋)へ!行き方とルートの詳細
今日は、Sさんと三条の湯(三条小屋)でテント泊の練習でございます!
私もGWぶりのテント泊なので、軽めに行きたかったので助かりました!
三条の湯(三条小屋)は、テントを張って泊まる事もでき、入浴料も別途払えば、温泉にも入ることができます。
この暑い時期は、汗が凄いことになるので、お風呂にはいれるのは有難いですよね~(´∀`*)
三条の湯は、テント泊初心者の方にとって、良い練習場になると思います!
奥多摩湖になるのですが、空梅雨の影響で奥多摩湖の水位もかなり下がっておりました。
水不足にならないか心配ですが、今年は雪が多く東京の水瓶はまだ大丈夫だそうです。
さ~後山林道の始まりでございます・・・。
ここから三条の湯まで約10kmの道のりです!
留浦駐車場からもここまで地味に遠く、さらに舗装路歩きが続きます。
ま~車が来ないだけ良いんですけどね~
テント泊の練習も、なかなか簡単ではないですね(笑)
よ~やく片倉橋付近のゲートに着きました。
ここまで車・バイクで来ることが出来ます。
ただ、道は結構凸凹なので、車高が低いと少し厳しいかもしれません。
三条の湯までは、長い林道歩きですが、沢沿いを歩くのでかなり涼しいです!!
この辺で、ヨモギ尾根を歩くという2名の登山者に会いました。
中々渋いコースをチョイスしてますよね~!
林道を歩いて行くと見返り美人が居ました。
必死になって景色に同化しようとしてました。
私はかなり粘着質なんで、何処までも追いかけちゃうよ~~!!って感じでした。
も~~勘弁してください(-∧-) てな感じに見つめてきました(笑)
奥多摩も、ニホンカモシカが棲息しておりますからね!
ちなみに、私の地元の丹沢山塊でもニホンカモシカを見かけたことがあります。
その時も、今回ご一緒したSさんと一緒の山行の時だったような・・・。
よ~~~やく長い林道歩きが終わろうとしております・・・。
こちらが林道終点の青岩谷橋付近になります。
ここから三条の湯まで本格的な登山道になってきます。
平地が広がっているので、ここでテントを張りたくなってしまいますf^_^;
三条の湯周辺のお山の案内が有りました!
尾根と谷が有る所には沢が必ずつきものですよね!
それにしても三条の湯(三条小屋)は、凄い所にありますよね~~
林道終点付近の水場です。
昭文社の山と高原地図には記載のない水場になります。
水もあるので、先ほどの平地にテントを張りたくなる欲求がモリモリになってしまいます。
この橋を渡るとさらに道が細くなります。
昔に比べて歩きやすくなってました。
沢の音が心地良く、吹き抜ける風が汗臭いオジサン達に潤いを届けてくれます(笑)
そんな感じでこちらが秘湯三条の湯(三条小屋) のテント場になります!
テント泊の練習を一緒に行い、各々テントを張って少しまったりしてみました。
三条の湯のテント場は、フラットな場所が少ないのですが、逆に、条件の悪い場所でテントを張る練習には丁度良いと思ってます。
どこのテント場も、フラットな所は少ないですし、風が強く悪条件な場所も多いので、テント泊の練習は必須になりますよね!
ちなみに三条の湯のテント泊料金600円、お風呂の入浴料が300円でございます!
林道で来れば傾斜も緩く、お風呂にも入れるので、テント泊初心者の練習に調度良いかと思います!
11時位にテント場に到着したのですが、我々が一番乗りでした!
三条の湯は、非常に混むうえ、平地も少ないので早めの到着が良いかと思います!
ちなみに17時頃には満杯でテントを張れない状況でした。
三条の湯でテントを張って昼飯にしてみました!
30%引きにつられてモリモリ買ってしまいました・・・。
結局、高くついたのは言うまでもございません(涙)
こちらが今日のお宿の三条の湯(三条小屋)でございます!
温泉は、12時頃から入れるとの事でした。
※21:00の消灯まで温泉三昧でございます!
土日は大丈夫なのですが、平日は、前もって泊まることを小屋に伝えてないと、お風呂に入れない事が有ります。
※三条の湯は、鉱泉になりまして、ボイラで沸かさないといけないため。
テント泊でも温泉には入れたいと連絡しておくと、準備してくださるそうです。
宿泊者が居ないと、温泉を沸かさないので小屋番さんたちも入れないそうです。
三条の湯から飛龍山登山と、北天のタル、禿岩へのルート、水場の詳細
時間があるので、三条の湯から飛龍山へ登りたいと思います!
こちらが飛龍山の途中にあるカンバ谷の水場になります。
北天のタルまでに2ヶ所水場があるのですが、北天のタルの近くの方が水量が豊富で汲みやすいと思います。
Sさんもモジモジしながら水場で汲んでました(笑)
冷たくて美味しい水ですので、是非、三条の湯から飛龍山へ登山する場合は給水して味わって欲しいです!
よ~やく急登が終わり緩やかな尾根歩きになってきました!
この付近にある孫左エ門尾根を歩てみたいんですけど、なかなか機会がございません・・。
北天のタルからの石尾根方面の景色です!
この時間になると、雲がモリモリ湧いてきます・・・。
奥秩父・奥多摩は、夏の時期は雷雲のメッカですかんらね~~
過去にこんな落雷の経験をしたことがありました!
良かったら登山の参考にしてみてください!
奥多摩で登山中、強烈な雷雲に遭遇し、目の前で落雷があった時の様子について書いた記事になります!
夏の登山は、落雷に要注意でございます!
そんな感じで、よ~やく三条の湯から北天のタルに到着でございます!
私は、タルタル好きなんですが、ここのタルは結構極悪なんで、あまり好きな尾根ではございません(>_<)
北天のタルは、一本入れるにはちょうど良いところでございます!
真っすぐ進むと奥秩父主脈縦走歩きになります。
このまま雲取山へ行きたくなってしまいました。
北天のタルから雲取山の区間もアップダウンが結構多いので、時間と体力消耗が半端ない感じです。
時間に余裕を持って行ってください!
こんな感じの蜀の参道が続きます!
雨降った後はかなり滑るので要注意です!
滑落しちゃうと、怪我では済まない所もあります。
よ~やく飛龍山への近道が出てきました!
雲取山方面からくる場合、こちらの「近道」から飛龍山へ登った方が近くて傾斜も緩いです。
ただ、藪が刈り取られていない時期に行くと、踏み跡不明瞭なことがあります。
また、この「近道」の案内を見落としちゃうこともあるので、右手に意識を集中して進んでみてください!
飛龍山までマーキングも豊富で踏み跡もそれなりに明瞭でした。
Sさんのプリケッツも良い感じに揺れてました(?)
お目当ての飛竜山の山頂です!
三条の湯から飛龍山までは、地味に遠いですね~
飛龍山は、展望もなく地味地味な山頂なんですが、コンサバ系が好きな私にとっては愛おしい山頂でございます(?)
とても静かで山を登っている感が半端ないです!
久しぶりに飛龍山とイチャイチャしちゃいました(笑)
マンザラでもない様子でした!!
折角なので飛龍山近くにある禿岩に寄ってみました。
素晴らしいガスガスの世界を堪能できました!!
イチャイチャしたご褒美なんでしょうね~(怒)
どれが禿岩なんだか分かりませんが、ゴツゴツしております。
奥秩父主脈縦走の近くにあるので、飛龍山と絡めて寄ってみる事をお勧めします!
天気が良いと、非常に雄大な景色を見ることが出来ます!
当初、サオウラ峠へ行って、三条の湯に戻ろうかと考えていたのですが、この時間だとちょっと遅くなってしまうので、迷わずピストンに切り替えました。
この辺にビバーク適地がありますので、(1張~2張)テント泊で縦走する場合は念のため覚えておくと良いかと思います。
ここから奥秩父主脈縦走路を将監小屋方面に20分前後進むと水場もあります。
飛龍山周辺は、エスケープが微妙な場所ですし、いつどこで調子が悪くなるか分かりませんしね。
さ~!三条の湯に戻りましょう!!
雷雲が出ているみたいで、空の機嫌が怪しくなって起案した・・・。
北天のタルの近くにあるカンバ谷の水場になります。
コッチ側の方が水量豊富でございます!
凄い急坂をこなし、よ~やく三条の湯に戻ってきました!
三条の湯で温泉三昧した後に、夕飯の準備に取り掛かりました!!
今日は、豪華に焼き肉だよ~!!
なんだかゴチャゴチャした食卓でございます(笑)
Sさんが色々と豪華な食材を持って来てくださりました!
なんと・・・
土用の丑の日ではないですが、ウナギを持って来てくださりました♡
久しぶりに食べたウナギでございます!!
精がついてしまい、悶々とした夜を迎えることに・・・(笑)
「 THE茶色の食卓」てな感じですが、どれも美味しく話も尽きない夜になりました。
こんなテント泊も良いもんですよね!
まとめ
やっぱり、三条の湯でテント泊をすると、温泉に入れるのが良いですよね~!!
シャンプーや石鹸は使えませんが、お湯に入れるだけも全然違いますからね~(´∀`*) /p>
周囲も樹林帯の為、風の影響を受けないので、テントの設営も楽です。
風が強いとテントを張るのも苦労しますが、三条の湯ですと比較的張りやすいので、テント泊の練習に最適だと思います!
そんな感じで次回後編(三条の湯~雲取山~七ツ石山~留浦)に続きます!
三条の湯からテント泊装備を担ぎながら雲取山、七ツ石山へ登った時の後編の記事になります!