- テント泊で雲取山!水無尾根で七ツ石山・鴨沢ルートについて
- テント泊で雲取山登山の詳細と水無尾根で七ツ石山へのコースタイム・コース・標高差
- 三条の湯から水無尾根で雲取山登山の様子と水場について
- 七ツ石山登山と奥多摩小屋・七ツ石小屋の詳細について
- 鴨沢ルートと水場の様子について
- まとめ
テント泊で雲取山!水無尾根で七ツ石山・鴨沢ルートについて
前回に引き続き今回も、テント泊で雲取山・飛龍山・七ツ石山に登った時の事を記事にしたいと思います!
三条の湯にテントを張ったのですが、温泉三昧で疲れも良くとれ、グ~スカピ~~っと爆睡することに成功しました!!
夏場のテント泊は、汗ビッショリだとベタベタして眠りにくいですが、一風呂入ると全然違いますよね!
冷たく冷やしたビールが最高でした♡
このテント泊温泉山行は、癖になってしまいます(´∀`*)
そんな感じで今回は、水無尾根から雲取山を経由して、七ツ石山・鴨沢ルートで下山した後半戦に移らせていただきます!
後編は、三条の湯から出発し、三条ダルミ~雲取山~七ツ石山~七ツ石小屋~留浦無料駐車場ってな登山になります!
特に三条の湯から雲取山へ登る登山者が多いと思いますが、テント泊等で1泊するとだいぶ行程に余裕が出来るのでおすすめになります!
そんなな感じでテント泊で雲取山登山について書く前に、水無尾根や七ツ石山等の様子について動画で撮ってますので、そちらについて触れたいと思います!

上記の写真を押すと、三条の湯~雲取山~七ツ石山~留浦無料駐車場までの2分ほどの登山の動画を観ることが出来ます!
雲取山登山の途中、鹿の群れと遭遇し、嬉しい出会いがありました。
良かったら、雲取山登山の参考にしてみて下さい!
そしてこちらが、前編のテント泊の練習で、飛龍山・三条の湯で温泉三昧をした時の記事になります!
留浦無料駐車場から入山し、お祭り~三条の湯(三条小屋)~カンパ谷~北天のタル~飛龍山~禿岩~三条の湯(幕営)の記事になります!
テント泊で雲取山登山の詳細と水無尾根で七ツ石山へのコースタイム・コース・標高差
こちらが今回のテント泊で雲取山登山の詳細になります!
登った日:7月08日(土) ~7月09日(日)
天 候:7月9日晴れ
メンバー:私とSさんの2名
交通手段:留浦無料駐車場を利用。
トイレ・自動販売機が近くにあります。
鴨沢バス停の駐車場は、駐車できませんので注意してください!
留浦無料駐車場を利用すると、三条の湯から雲取山を絡めて鴨沢ルートで周回できますので、おすすめの起点になります!
そしてこちらがテント泊装備で水無尾根~雲取山~七ツ石山~鴨沢へのコースタイムになります!
三条の湯 6:16 → 8:14 三条ダルミ 8:19 → 9:05 雲取山 9:30 → 9:43 小雲取山 → 10:07 奥多摩小屋 10:15 → 10:36 ブナ坂 → 10:50 七ツ石山 10:53 → 11:14 七ツ石小屋(昼食) 11:57 → 12:25 堂所 → 13:41 鴨沢バス停
三条の湯を6時に出発しますと、4時間ほどで雲取山へ到着できると思います。
七ツ石山を経由して鴨沢へげざんになりますと、だいたい8時間くらいのコースタイムで計算すると丁度良いかもしれません!
そして今回のテント泊登山のコース・高低差(水無尾根~雲取山~七ツ石山~鴨沢)がこちらになります!
三条の湯からスタートし、三条ダルミ~雲取山~七ツ石山~鴨沢ルートのルートと標高差になります!
標高差の地図になりますが、24km付近がスタート地点の三条の湯になります。
標高差の通り、三条の湯から雲取山まで(水無尾根)は、ひたすら上り坂になりまして、テント泊装備ですと、結構手ごわい行程になります。
雲取山まで登ってしまえば、七ツ石山、鴨沢ルートは、それほどきつい行程ではないので、テント装備でも足取りは軽いと思います!
三条の湯から水無尾根で雲取山登山の様子と水場について
今回お世話になった三条の湯(三条小屋)でございます!!
テント場からトイレが遠いのが難点でございます・・・。
テント場から小屋までは、結構な急坂を登るので、5分以上は掛かるかと思われます。
ちなみに、都心の最高気温が32度の時、三条の湯の昼間の気温が25度前後、夜が15度前後でした。
三条の湯は、標高1,000m付近にありますので、涼しくて快適ですよ!
三条の湯のテント場付近に流れる沢でございます!
心地良い音色と感じるか、煩いと感じるかは人それぞれかな~と思われますf^_^;
静かな環境で寝たい方は、耳栓持参の方が良いかもしれません!
こちらが三条の湯(三条小屋)の受付です!
飲み物やツマミ等も販売してます!
三条の湯の料金はこんな感じです!
温泉の入浴だけでもOKな感じです。
テント泊600円+温泉300円になります。
入浴料を払えば、1日に何度も入れますので、温泉三昧な時間をおくることが出来ます!
こちらが三条の湯のマスコットの「クマの湯さん」です!!
黄色のバンダナが、アッチの「プー野郎」を彷彿とさせますよね!!(?)
温泉三昧だった三条の湯を後にし、水無尾根から雲取山を目指したいと思います!
奥多摩三条の湯は、テント泊の練習にもってこいだと思いますので、ブランクが空いてしまったり感覚を取り戻したい時に重宝するかと思います!
水無尾根を進んでいくと、上流左手に三条の湯の源泉(鉱泉)があります。
この先からは、少し高度感がある道が続きますので、滑落要注意でございます!!
木漏れ日の中をノンビリ歩くことが出来ました!
水無尾根は、樹林帯歩きが続くのですが、吹き抜ける風がまだまだ冷たくてこの時間快適でした!
それにしても、Sさんのテント泊装備が凄いですよね~~
水無尾根からみる三ツ山の山並みです!
あの凸凹したピークの下を巻くように奥秩父主脈縦走がついております。
水無尾根から石尾根も綺麗に見えておりました!
それにしても、日差っが強くなってき暑くなってきました・・・。
水の消費が一気に増えてきます・・・。
そして、背中に生成れる「おじさん臭い天然の粗塩」も一気に増えてきます(?)
水無尾根の終点である三条ダルミまで約3ヶ所ほど水場があります。
三条の湯のから登って初めて出てくる水場の方が水量豊富で当てにできます。
ここより上部にある水場は枯れる寸前でした。
※給水するのに時間が掛かります。
テント泊装備は非常に重いので、こちらで給水すれば、三条の湯から水をモリモリ担がなくて済むので便利でござます!
よっ!日本一か!?てな薄っすらしたお姿ですが、多分、アレは富士山だと願いたい!!
心が綺麗な人は、クリアに見えると思います(笑)
私の心の方がクリアだよ♡と、叫びながら奥多摩の鹿が登場しました!!
あら?あのアオヒゲのオジサン、なかなか良い男だわよ!!
え???どこどこ???
こっちですよ(^_-)-☆と、優しい笑顔で話し掛かけてみました(笑)
ヤバい・・・アオヒゲのオジサンに一目惚れしちゃったわ♡と、ラブラブ光線をモリモリ注入してきました!
ど~やら私、シカの世界だとイケメンみたいです(笑)
三条ダルミから、命が取られそうな水無尾根の急登をこなすと、よ~やく東京都最高峰の雲取山に辿り着けました!!
可愛いおねーさんに写真を撮ってもらいました!
シカに夢中で、電話番号を聞くのを忘れてしまいました・・・。(涙)
雲取山の標高が2,017m。
西暦2017年と一緒の標高になるので、その記念碑が建っておりました!
2017年の雲取山は、凄い登山者の数でしょうね!!
石尾根がとても綺麗でした(´∀`*)
秋の紅葉の時期は、カラマツが黄金色に輝いてとても綺麗になります。
雲取山の山頂から見る奥秩父の山並みです!
なんだか虫暑っ苦しい感じに見えてしまうのは私だけでしょうか!?
夏の時期は、奥秩父は夕立が多いですからね~
雷雨の巣窟になりますので、なかなかテント泊で行く気になれません・・・。
こちらが雲取山避難小屋です。
雲取山の山頂の直ぐそばにあるのですが、山小屋と引けを取らない美しさがあります。
雲取山避難小屋には、トイレはありますが、水場が無いのが難点でしょうかね。
昨日も結構な登山者が泊まったのではないかと思われます。
七ツ石山登山と奥多摩小屋・七ツ石小屋の詳細について
雲取山の山頂を十分満喫したので、先を目指したいと思います!
振り返っての雲取山山頂でございます。
最後の九十九折の登りがキツイんですよね~・・・。
昨日登った飛龍山が綺麗に見えました!!
雲取山から飛龍山も結構長いコースになるので、陽の長いこの時期に歩くと丁度良いと思います!
標高2,000mまで上がれば、だいぶ涼しいですからね!
2,000m付近とは思えない、極楽雲上コースな石尾根でございます!
今までは打って変わり、登山者・トレランが多く、かなり賑やかでしたf^_^;
真ん中のザビエルハゲな感じの所が奥多摩小屋になります。
その奥のピークが目指す七ツ石山でございます!
石尾根は、地味なアップダウンが体力と気力を奪っていきます・・・。
日陰は涼しんですが、日向になると汗が一気に噴き出してきま(>_<)
クジラの気分を味わえる時間帯です(?)
アップダウンを繰り返し、こちらが奥多摩小屋になります。
正面右手にトイレ(100円)があります。
この時間は、テント場はガラガラでした。
週末は大変混み合いますので、12時位に到着で計画すると、平地で張りやすい場所をゲットできるかと思います。
ただ、奥多摩小屋のテント場は、斜めな場所が多いです。
※奥多摩小屋は閉鎖、取り壊しになりまして、2021年現在、テント泊を含め利用できません。
詳細につきましては、こちらの記事を参考にしてみて下さい!
奥多摩小屋から七ツ石山方面に進むと、こちらのヘリポートに辿り着きます。
テント場が混むと、こっちまでテントが溢れることもあるそうです。
奥多摩小屋のヘリポート周辺は、幕営禁止になっておりますので注意してください!
石尾根は、 防火帯のような道が続きます。
引っ切り無しに登山者が来ますが、こんな誰もいない時間帯もあって癒しのひと時でした(´∀`*)
そんな感じでブナ坂でございます。
6月中旬から、通行止めになっていた唐松谷林道コースが歩けるようになっております。
道も整備されているとのことですので、今度機会を作って歩いてみたいですね~!
気づくと、雲取山がだいぶ遠くになってしまいました・・・。
綺麗な山容をしているお山ですよね!
人気があるのも頷けます!
飛龍山もだいぶ小さくなってしまいました。
手前に見えている尾根が水無尾根ですね。
次回、出没するのは秋以降かな~・・・。
結構な急登をこなすと、七ツ石山になりました!
七ツ石山の標高は、1,717.3mになるのですが、標高が高くてもかなり暑いです・・・。
鴨沢ルートも樹林帯歩きなので、蒸し暑そうですね~
早々に七ツ石山から七ツ石小屋を目指しました!
途中ですれ違った山ガールがとても可愛い方で、危うく後ろを付いて行きそうになってしまいました(笑)
七ツ石山をモリモリ下って行くと、水場がございます。
とても冷たく美味しいお水です!!
この水場は、七ツ石小屋の水場にもなっていて、枯れる事はないので当てにできます!
水場からほどなくして七ツ石小屋があります。
腹黒い虫が騒いでいるので、こちらで昼飯にすることにしました。
七ツ石小屋の料金です!
素泊まりが4,000円、テント泊が500円になります!
七ツ石小屋は、通年小屋なので、一年中営業しております。
誘惑が多い七ツ石小屋でございます・・・。
こ~暑いと麦の炭酸を飲みたくなってしまいますよね~・・・。
こちらが七ツ石小屋の水場でございます!
冷たくて美味しいお水でした。
こちらが七ツ石小屋のテント場になります。
少し狭いので、混雑すると張れないかもしれません。
左上に見えているのがトイレになります。
とても景色が良いテント場なんで、今度泊まってみたいな~と思っております。
奥多摩小屋からも、それほど離れてませんしね。
鴨沢ルートと水場の様子について
七ツ石小屋で英気を養い、鴨沢ルートで車を駐車している留浦までモリモリ進むことにしました!
こちら鴨沢ルート上にあります堂所の先にある水場でございます。
水量は細い感じでした。
七ツ石小屋の水場を当てにした方が無難かもしれません。
よ~~やく鴨沢ルートを歩き切り、雲取山登山口まで戻ってきました!
無事に飛龍山・雲取山を登れて良かった限りです!!
三条の湯で温泉に入ったせいか、疲れもマイルドな感じでした。
口の周りのアオヒゲは「ワイルドな感じ」なんですけどね(^_-)-☆
雲取山登山口近くにある、小袖乗越の村営駐車場です。
車の駐車している感じからすると、かなり混み合ったんじゃないかな~と思われます。
雲取山登山口に近くて良いんですが、相当早く来ないと停めれない事の方が多いです。
奥多摩湖も渇水気味でした・・・。
この水位で夏を乗り越えられるのかな~と心配になってしまいます。
そんな感じで鴨沢ルートから無事に留浦無料駐車場に戻ってきました!
鴨沢ルートは、緩やかな道のりになりますので、テント泊装備でも膝に優しいのが良い所ですよね!
まとめ
久しぶりのテント泊でしたが、心地良い疲労感で、楽しい2日間でした!!
定期的にオモザックを担がないと、イザ本番!の時にサクサク歩けないですからね~
月に1度はテント泊山行をしたいもんですが、 なかなか気力が湧かない誰かさんでございますf^_^;
天気予報と睨めっこしながら、ガッツシ縦走をしたいな~と思っている今日この頃です。
夏しかできない山登りを楽しみたいもんですよね!
登山のオフ会として、三条の湯でテント泊をした時の様子になります!
雲取山へ登ったのですが、雄大な景色に心が躍ってしまいました!!