- 陣馬山・戸倉三山縦走登山(刈寄山~市道山~臼杵山)について
- コースタイム・ルート・標高差(相模湖駅~刈寄山~市道山~臼杵山~武蔵五日市駅)
- 陣馬山登山の様子と紅葉、ルートの詳細
- 戸倉三山(刈寄山・市道山・臼杵山)縦走登山の様子とルートの詳細
- 臼杵山から武蔵五日市駅までのルートの詳細
- まとめ
陣馬山・戸倉三山縦走登山(刈寄山~市道山~臼杵山)について
今回は、前々から気になっていた戸倉三山を陣馬山と絡めて縦走登山した時の事を記事にしたいと思います!
戸倉三山は、刈寄山 ・市道山・ 臼杵山の3座の総称で臼杵山(標高842m)が最高峰になります。
陣馬山からも近いので、十分日帰りで縦走できるのですが、戸倉三山はアップダウンがこれでもか!ってくらい続くキツイコースになります。
そんなことも知らずに臨んだ吞気なオジサンなのですが、果たして日帰りで戸倉三山をコンプリートできたのか!?
低山だと思い舐めてかかると痛い目に遭ってしまいますので、こちらの記事で「無理は駄目だ!」と、気付きになれば幸いです!
今回、かなりの白目になってしまったのですが、陣馬山や戸倉三山の紅葉に癒され、行程的にはキツイ1日になりましたが、満足感の高い山行にもなりました!
そんな感じで今回の陣馬山、戸倉三山の登山の詳細がこちらになります!
登った日:10月31日(土) [日帰り]
天 候:曇
メンバー:単独
交通手段:
<行きのアクセス>
相模湖駅付近の秘密の場所にバイクを駐輪(無料)
<帰りのアクセス>
JR武蔵五日市駅 16:48発 ホリデー快速に乗りJR相模湖駅へ 669円
10月末になりますが、陣馬山、戸倉三山の紅葉な見頃な木が多かったものの、まだ色づいていない木々も多かったです。
11月中旬頃が陣馬山、戸倉三山の紅葉の旬の時期になるかと思います。
そして今回の陣馬山・戸倉三山縦走登山の装備がこちらになります!
水 2.5L(余り 0.0L。)
※途中水切れで、+0.3Lにすべきだった。
アルコールストーブ 34g、ゴトク 16g、メタノール 340ml(60ml使用)、防風 85g、コッヘル・カップ 245g(コッヘル175g、カップ70g)
極貧セット 緑のたぬき、米130g、柿の種、チョコレート 40g、飴玉 5個(梅飴)、コーヒーセット 一式(粉30g)
熊鈴、ヘッドライト、予備電池、合羽、ダブルストック、その他諸々
日没時間が早いので、ヘッドライトは必須の装備になります!
コースタイム・ルート・標高差(相模湖駅~刈寄山~市道山~臼杵山~武蔵五日市駅)
JR相模湖駅 6:56 → 7:04 与瀬 7:50 → 大平小屋跡 8:09 → 8:18 明王峠 8:22 → 8:48 陣馬山 8:51 → 9:01 和田峠 → 9:2 6醍醐丸(篠窪ノ峰・灰平ノ峰) 9:32 → 11:04 鳥切場 11:28 → 11:58 刈寄山 12:01 → 12:11 入山峠(新) → 12:22 鳥切場(森久保峠) → 13:15 市道山 13:20 → 14:08 臼杵山 14:12 → 14:31 茱萸ノ木山 14:36 → 15:44 城山(戸倉城山) 15:49 → 16:03 光厳寺 16:06 → 16:39 JR武蔵五日市駅
こちらが今回の陣馬山、戸倉三山(刈寄山・市道山・臼杵山)へのコースタイムになります!
相模湖駅から陣馬山までのコースタイムが、約2時間くらいになります。
陣馬山から戸倉三山を縦走するとなると、6時間ほど時間が掛かっております。
陣馬山と戸倉三山を日帰り登山をするとなると、10時間くらいのコースタイムで登山計画をすると丁度良いかな?と思います。
そしてこちらが相模湖駅から刈寄山~市道山~臼杵山~武蔵五日市駅までのコース・標高差の地図になります!
今回歩いた陣馬山と戸倉三山(相模湖駅~武蔵五日市駅)の縦走ルートになります!
陣馬山、戸倉三山は、標高こそ低いですが、標高差の地図の通り小さなアップダウンの連続でタフなルートでした。
特に市道山~臼杵山のルートは、結構強烈な標高差がありますので、舐めてかかってはいけないコースになります。
陣馬山登山の様子と紅葉、ルートの詳細
今日はJR相模駅からスタートし、陣馬山・戸倉三山を経由してJR武蔵五日市駅を目指したいと思います!
涼しくなると、低山ロングハイクの季節の到来ですよね~!
高山も好きですが、歩いた事のないコースをモリモリいくのも冒険心を掻き立てられてワクワクしますよね!
相模湖駅から陣馬山への登山口に行く途中には歩道橋があり、中央高速道路の上を歩いていきます!
ヒッチハイクしてみたのですが、残念ながら停まってくれる車はなかったです(笑)
中央高速道路の上を渡ると直ぐに高瀬神社が鎮座しております。
とても清々しい佇まいでございます!
こちらのトレイは利用できませんのでご注意ください。
高瀬神社から地味なアップダウンをこなしていくと、左の写真の太平小屋がみえてきます。
詳細不明ですが、しばらく営業はしていないような雰囲気でした。
雨風しのげるので休憩にはもってこいの場所です。
さらに太平小屋から先に進むと右手の写真の林道にぶつかります。
正面に陣馬山方面の道標が立ってますので、案内の通り進んで行きます。
振り返ると愛する丹沢山塊が見えました♡
愛しているのに「山座同定」できない私が憎いです・・・。
空気を吹き込むとピロ~ピロ~♫と伸びるアイツに似てますよね(笑)
標高が上がるにつれて紅葉がじわじわと色づいてきました!
低山も紅葉の季節の到来ですね~
一行読んで寒気がし、二行読んだら眩暈がし、三行読んだら気絶しそうになったので読むの止めた明王峠での出来事でした(笑)
明王峠は、藤野町十五名山に選ばれているのですね~
陣馬山を絡めて明王峠には何度も来てますが、初めて知りました・・・。
私のとびっきりの笑顔でも敵わない可愛いお花がモリモリ咲いておりました(´∀`*)
恋占いにもってこいの花びらの数ですよね~♡
う~~なんだか薄いモザイクが掛かっている丹沢山塊の写真ですね~
今日は晴れないんだろうな~と思ってしまう感じの雲行きの怪しさでした。
この時間は登山者も少なく、静寂に包まれた明王小屋でした。
ここは週末はほぼ営業してますので、飲み物や軽い食事をとる事が出来ます。
相模湖駅からここまで来るのも楽しいと思います!
陣馬山の近くになるにつれ、紅葉が良い感じになってきました!
登山者の少ない早朝に人気のある陣馬山を登るのが吉かもしれません!!
天気が良いと、凄い数の登山者が訪れますからね~~
アッチは権現山や扇山方面ですかね~!
山並みが美しいですね~♫
紅葉の時期はあちらも美しいのでお勧めです!!
少し生々しいオブジェが飾られている陣馬山の山頂になります。
先っちょは、「自己規制」しておきました。
あまりにも立派な大きさに、自尊心を傷つけられてしまいました(笑)
天気が良いと陣馬山も素敵な景色になるのですが、今日は少しデビルが降臨しそうな天気で残念です・・・。
陣馬山には公衆トイレやお茶屋さんが多く、芝生が広がるなだらかな山頂なので、マッタリするには最高のところでございます!
戸倉三山(刈寄山・市道山・臼杵山)縦走登山の様子とルートの詳細
そんな感じで陣馬山を後にし、戸倉三山(刈寄山・市道山・臼杵山)を目指し進みたいとおみます!
陣馬山からモリモリ下って行くと和田峠のお茶屋さんが見えてきます。
多くの登山者が陣馬山へ登るべく、準備をしておりました・・・。
あまりにも多い登山者の数に、若干引いてしまいました・・・。
早く陣馬山に登って正解でしたね~・・。
和田峠から地味にキツイ坂道を登れば本日最高峰の醍醐丸(標高867m)でございます!
醍醐丸は、標高が1,000mに届かないお山ですが、達成感がモリモリになるのが「お山マジック」ですよね(笑)
醍醐丸の山頂からは、一気に人気がなくなり静かな山歩きが出来ます!
さ~戸倉三山(刈寄山・市道山・臼杵山)縦走登山の始まりですね~!
今までの登山者の多さが嘘のような静けさでした。
目指す市道山まで地図に載っていない林道としばらく並走しながら進んでいきます。
戸倉三山刈寄山までのルートは、良い感じの紅葉が多く、癒さしの縦走路でした!
いや、縦走路というよりは林道に近い感じでしたf^_^;
景色が良いのか悪いのかよく分からない景色になってきました(笑)
目指す刈寄山が見えてきました!
標高こそ低いのですが、地味なアップダウンの連続で、体力気力を削り取っていく行程になっていきます。
かなりキツイので、油断なきよう進んでください!
キノコの勉強をもっとしておけばよかった・・・と、後悔の時間帯でした。
最近、思いっ切り笑ってないので、少し食べてみるのもアリかも知れませんよね(笑)
それにしても地味なアップダウンが連続し、思った以上にキツイ道のりでした。
市道山~刈寄山間も、噂の通りの白目・泡吹き街道でした・・・。
途中で心が砕け、貧乏タイム(昼食)にしてみました。
いや~~しんどいですね。
戸倉三山縦走は、もっと、お手軽ハイキングコースだと思っていたんですけどね~・・・。
奥多摩三縦走とは違った辛さがありますね~・・・。
こちらは奥多摩三山を縦走した記録になります!
良かったら登山の参考にしてみて下さい!
昼飯を食べ終え、刈寄山へ進んで行くと、色々な分岐がありました。
鉄塔も多く、管理道も交錯しているので、進む方向に注意してください!
よ~~~やく戸倉三山の一角をなす刈寄山に辿り着けました・・・。
標高687mとは思えない辛い行程でした・・・。
歩いた方にしか分からない地味に辛い道のりでした・・・。
またあの道から市道山へ戻るのか~~と考えると、急速に萎えてしまいました。
これは「楽しくなる薬」を飲まないと乗り越えられませんね~
あっ♡そ~言えば途中にキノコが有ったぞ♡
刈寄山周辺も、写真の通り展望もあったりと雰囲気が良いお山になります。
陣馬山方面も綺麗に見えたんですが、結構距離がある事に驚きました。
あそこに見えているのは戸倉三山の一角をなす臼杵山かな!?
奥武蔵の盟主「武甲山」を彷彿とさせる綺麗な山容でございます!
それにしてもアップダウンモリモリで、ゲッソリタイムがありそうな予感が♡
悶絶する道を引き返し、よ~~~やく戸倉三山の一角をなす市道山です!
標高795mと低山なのですが、ここも涙が出る急登でございます・・・。
山登りのきつさは、標高では測れないですよね~・・・。
も~こんな感じの地味な上り坂が連発しため息も飴色の玉ねぎのような色合いになってきます(?)
なんで私はこんなところ歩いているんだろ!?と、現実逃避してしまいました(笑)
そんな感じでで戸倉三山の一角をなす臼杵山でございます。
臼杵山の山頂に祠がありまして、先ほどの2座とは少し雰囲気が違いました。
これで未踏だった戸倉三山コンプリートでございます!
思った以上に手ごわくて驚きました・・・。
臼杵山から武蔵五日市駅までのルートの詳細
臼杵山から武蔵五日市駅を目指して先に進むと、こんな感じの登山道になってきます。
今回歩いた戸倉三山のルートを一望できました!
非常に地味ですが、とても静かで山深く嫌いじゃない感じでした♡
モヤモヤですが、馬頭刈山と大岳山方面です!
今日は、アッチも登山者が多いんでしょうね~!
いつの間にか盆堀山に辿り着けました。
道が不明瞭だな~~!?と思っていると、地図を見たらこの界隈は破線コースでした。踏み跡もあるので問題なく歩けると思います。
盆堀山から少し登ると、本日最後のピークである城山になりました!
城山の山頂から武蔵五日市駅方面の展望になります!
夜景が美しそうですよね~(´∀`*)
ここなら100年の恋も実りそうですね(笑)
ヤマト運輸のノボリが印象的だった光厳寺でございます!
桜の名所みたいですので、その時期に再訪したいですね~!!
モリモリ舗装路歩きをこなすと、今回のゴールである武蔵五日市駅に到着しました!
まとめ
今回、陣馬山・戸倉三山は、低山の縦走だと思い簡単だと舐めていたのですが、実際に歩いてみたらとんでもないアップダウンの連続で、非常にキツイ一日になりました。
標高だけでは山のきつさは測れないものだな~と改めて感じた1日でした。
戸倉三山は、標高が低いので暑い時期はお勧めしませんが、悶絶するのが大好きなMな登山者にお勧めしたい縦走路でございます!
戸倉三山は、中々歩こうと思わないと行かないコースですので、天気予報が「曇り」で遠くに行くのは面倒だな~ってな時に歩いてみては如何でしょうか!?
静かな山歩きが出来ますので、陣馬山界隈で疲弊している時に、癒しをくれる山域だと思います!
陣馬山と岩戸山、小渕山、鷹取山へ縦走登山した時の記事になります!
紅葉の時期とはまた違った美しさがあった陣馬山登山になりました。