アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

道志山塊登山!菜畑山~赤鞍ヶ岳~ウバガ岩~ムギチロ~峰山(後編)

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道志山塊縦走登山の景色

 

 

道志山塊日帰り登山をした経緯について

前回に引き続き、道志山塊での登山の様子について書いてみたいと思います!

 

何度も書きますが、神奈川県民にとって、アクセスの悪い道志山塊は近くて遠いお山になりますよね~・・・。

 

しかし、今回の登山をきっかけに、定期的に道志の山へ出没したいな~と思ってしまいました。

 

中々歩けてなかった道志山塊をモリモリ行こう!と思い今回出没したのですが、本当に良い収穫となりました!

 

道志山塊のメジャーなお山は、今回の縦走でほぼ全て登っているのですが、それでもまだまだ歩いていないルートも多いので、今後は未踏箇所を少しづつ潰していけれたらな~と考えております。

 

今回のような縦走登山ですと、登山口・下山口を工夫すれば、色々なコース取りが出来ますが、車やバイクでアクセスするとなると、だいぶ登山ルート限られてしまいますよね。

 

個人的に縦走登山が好きなので、道志山塊に出没する時は、今回のように公共交通機関を使ってアクセスしようと思っております。

 

後述しますが、今回は「やまなみ温泉」に入らず下山してしまったので、次回は忘れずに名湯に浸かってノンビリできたらな~と考えております!

 

良い景色が続き、名湯もある道志山塊での登山後編は、こんな感じになりました!

 

道志山塊縦走の動画と前編記事について

上記写真を押すと、今回歩いた道志山塊縦走の動画を観ることが出来ます!

 

短い動画になりますが、道志山塊の雰囲気を感じていただけたら幸いです。

 

菜畑山から東の山域は、樹林帯歩きが長くなり、前編とだいぶ景色が変わってきます。

 

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富士急行赤坂駅から入山し、二十六夜山から今倉山、菜畑山へ縦走した前編の記事になります!

富士山、三つ峠山の景色が素晴らしく驚いてしまいました! 

 

 

道志山塊日帰り登山の日程・天候・メンバー・駐車場について

登山日程:1月16日(土) [日帰り]

天  候:午後から曇りはじめ夕方は結構寒かった

メンバー:単独

 

登山の計画では、やまなみ温泉バス停からJR藤野駅までバスに乗る予定でしたが、発車の時刻に数分ほど間に合わず、寒い中待っているのも辛いので、歩いて駅まで行きました。

 

やまなみ温泉の駐車場は、そこそこ広いですが、登山で長時間の駐車はマナー違反だと思います。

 

登れる山域も限られてしまいますので、道志山塊での登山は公共交通機関を利用した方が良いかと思います。

 

※バス料金

やまなみ温泉バス停 JR藤野駅 大人230円 IC227円

 

※やまなみ温泉バス停からJR藤野駅への最終バス時刻

平日:20:40、土日祝:20:43

2019年3月30日現在の時刻になります。

 

道志山塊登山のコース・標高差(菜畑山~赤鞍ヶ岳~ウバガ岩~ムギチロ~峰山)

道志山塊縦走登山のコース・標高差(仙人水~二十六夜山~今倉山~菜畑山)

菜畑山から出発し、赤鞍ヶ岳~ウバガ岩~ムギチロ~峰山への登山ルート

今回歩いた道志山塊日帰り縦走の後編部分の地図になります!

 

菜畑山から出発し、赤鞍ヶ岳~ウバガ岩~ムギチロ~峰山への登山ルートになります!

 

菜畑山から小さなアップダウンが続き、ムギチロ、峰山ので急登が地味にきつく白目泡吹き打首獄門になりました!

 

後編の区間は、さらに道標が少なくなり、踏み跡不明瞭な個所もありますので、登山初心者の方は注意深く歩いてください!

 

道志山塊登山コースタイム(菜畑山~赤鞍ヶ岳~ウバガ岩~ムギチロ~峰山)

菜畑山(大久保入ノ峰) 11:22 → 11:37 網場峠(アミバ) → 11:46 アミハリ(網張峠・切通シ) → 11:52 ブドウ岩ノ頭(高丸・葡萄山) 11:55 → 11:58 本坂峠(道志口峠・大杉峠・大ドーミ) → 12:17 岩戸ノ峰(高丸・高丸山・大峰) → 12:31 岩殿山 → 12:37 朝日山(赤鞍ヶ岳・ブナダツマ) 12:46 → 12:48 秋山峠 → 13:12 ウバガ岩 → 13:16 赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ) 13:20 → 13:28 池ノ窪(二のタル) → 13:45 細茅ノ頭(ホソガヤ) → 14:02 長尾(長尾山・焼平山・ヤケビラ) → 14:08 大ダル → 14:15 御牧戸山(鳥井立・降谷沢山・オマキド) 14:21 → 14:37 巌道峠(雁道峠・強盗峠・ガンドウ) 14:43 → 15:01 ムギチロ(麦尻・モガサ) → 15:22 平野山(ナライ山・ゴガンノ丸) → 15:23 平野峠(臼久保峠) 15:27 → 15:35 入道丸 → 15:52 綱子峠(造道峠) → 16:30 綱子分岐 → 16:43 峰山 16:44 → 16:46 三神祠 → 17:02 やまなみ温泉バス停 → 17:08 中尾バス停 → 17:51 JR藤野駅

 

菜畑山からのブドウ岩ノ頭までのアップダウンがかなり強烈ですので、コースタイムを眺めに考えて計画してください。

 

今回歩いた道志山塊縦走路は、前編よりも更に登山者が少なく、寂しいほど静かな山歩きが出来ますので、人間嫌いにおすすめです!

 

また、菜畑山・赤鞍ヶ岳・峰山周辺は、ツキノワグマの出没が地味に多い所ですので、道志山塊登山をする場合は、クマの出没にも注意してください!

 

 

道志登山の写真(菜畑山~赤鞍ヶ岳~ウバガ岩)

菜畑山からの丹沢方面の景色

菜畑山からの丹沢方面の景色になります!

鳥ノ胸山方面の展望が抜群でございます!

胸やササミ肉も好きですが、やっぱりムチムチな太モモの破壊力には敵わないですよね!(?)

 

 

菜畑山から赤鞍ヶ岳を目指して進む

菜畑山から赤鞍ヶ岳を目指して進むと、急降下から急上昇となります。

登山の前に、地形図を見て分かってはいましたが、赤鞍ヶ岳の手前のブドウ岩ノ頭の登り返しの破壊力が凄まじく、白目から干ブドウに変身しちゃいました♡

ま~私の胸肉には、既に不味そうな干しブドウが2つ用意されているんですけどね(?)

 

 

ブドウ岩ノ頭に到着

気絶しては息を吹き返すこと数回、やっとのことでブドウ岩ノ頭に到着でございます!

あまりの急登に、臭い息を吐くたびにブドウ球菌をまき散らしてしまいました(?)

汚染されてますので、直近で登らない事をお勧めいたします(笑)

 

 

ドウ岩ノ頭に登ったのにモリモリ下り

折角、ブドウ岩ノ頭に登ったのにモリモリ下ります・・・。

道志山塊の登山もアップダウンが激しいですね~~

 

 

赤鞍ヶ岳の標高は、1,299m

菜畑山からは、涙なくては語れない悶絶プレイが続き、よ~やく赤鞍ヶ岳(朝日山)に到着です。

赤鞍ヶ岳の山頂は、とても広くて雰囲気が良く貧乏タイム(昼食)や休憩に最高です!

ちなみに赤鞍ヶ岳の標高は、1,299mになります。

こちらから更に東に進むと、同じ名前の赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)があるので、非常に紛らわしいですよね~

 

 

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赤鞍ヶ岳から少し進むと、ウガバ岩になります。

こちらはウガバ岩付近からの展望になります!

いや~ガバガバで山深い景色に私のアレも緩くなってしまいました(?)

 

 

ウガバ岩からの富士山

ウガバ岩からの富士山になります!

段々と雲がかかり、これが本日最後の富士山のお姿になりました。

ここまで優しく私だけを見守ってくださり、本当にありがとさんでございます!!

 

 

今倉岳(写真右中央)のシルエット双耳峰

今まで歩いてきた道志山塊の稜線になります!

先ほどまでいた今倉岳(写真右中央)のシルエットに特徴がありますよね~!

歩いていると感じませんが、今倉山が双耳峰であることが良く分かりますよね。

 

 

ウガバ岩から見る加入道山方面の景色

ウガバ岩から見る加入道山方面の景色がとても綺麗ですよね♡

やっぱり道志山塊から見る丹沢山塊はとても新鮮ですね~!

 

ウバガ岩~御牧戸山~ムギチロ~網子峠~峰山登山の写真

細茅ノ頭(中ノ入山)に到着

ウガバ岩から峰山を目指して進んでいくと、細茅ノ頭(中ノ入山)に到着です!

「唇を奪いながら山ガール探しに歩いて行こう」とは書かれてませんでしたが、いつか何処かで実行したいですね♡

 

 

細茅ノ頭(中ノ入山)から御牧戸山を目指していく

細茅ノ頭(中ノ入山)から御牧戸山を目指していくと、段々と踏み跡が不明瞭になってきます。

落ち葉が多く地味に分かり難い所が結構多いです。

登山者が少なくて静かで良いのですが、それだけ歩かれていない訳ですからね~

踏み跡不明瞭なのが、道志山塊登山の怖い所ですよね~・・・。

 

 

細茅ノ頭(中ノ入山)から峰山を目指して進む丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳

細茅ノ頭(中ノ入山)から峰山を目指して進むと、丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳が見えてきました!

今日は天気も良いので、山頂はかなり混んでそうですよね~~

それに引き換え、道志山塊は静まり返っております(笑)

 

 

御牧戸山の山頂付近にTVアンテナ

御牧戸山の山頂付近にTVアンテナがありました。

只今の時間から、アオヒゲ真理教の説法を放送いたしますので、お布施を準備してTVの前にお集まり下さい(笑)

 

 

道志山塊登山は好展望

それにしても、丹沢の景色が良いですね~♡

時間が微妙なのですが、ついつい歩みが止まってしまいます。

道志山塊登山は、好展望の連続で驚いてしまいます!

 

 

厳道峠付近から丹沢山方面

厳道峠付近から丹沢山方面も綺麗に見えました!

それにしても、道志山塊には登山者が全然いません。

結局、菜畑山から登山者2人と犬1匹しか会ってません。

露骨に私の事を避けないで欲しいです(涙)

 

 

池ノ上・阿夫利山への分岐

道志山塊登山のエスケープ候補の1つだった「池ノ上・阿夫利山」への分岐になります。

15時30分までにこの分岐に着かなければ、道志山塊登山を中止して、阿夫利山経由で下山するつもりでした。

今回はまだ時間もあるので先に進みたいと思います!

 

 

ムギチロ結構な登り坂

前から登ってみたかった「ムギチロ」が見えてきました♡

左奥のピークがムギチロになるのですが、結構な登り坂が控えていることを知ってしまい、かなり萎えてしまいました。

 

 

丹沢山塊に天使の梯子

丹沢山塊に天使の梯子がモリモリ掛かっておりました!

雲の隙間から日が差し込む姿を「天使の梯子」と呼ぶのですが、上手い名前ですよね!

そろそろ本格的に足も臭くなってきた頃ですので、思いっきり悪臭を嗅いで昇天し、梯子を昇り地獄の一丁目に行きたいですね~(苦笑)

ラムちゃんコスプレも最高ですからね!!て、あれは雷様か?

 

 

ムギチロの標高は、903m

そんな感じで無の境地で登り、前から来たかったムギチロに到着です!

ムギチロの標高は、903mになります!

それにしても、私の大好きなプレイの1つである、裸に赤リボンとは・・・

いや~ムギチロはオヤジ心を心得ていますな~♡

ムギチロの斜面の藪の中で、山ガールとチロチロチョンチョロリンからのムギチロチロロ~♪をしたいものですね!!

なんだか年甲斐もなく暴走してしまい申し訳ありません。

 

 

道志山塊登山夕方

色々と妄想していたら日が傾いてきました・・・。

時間がだいぶヤバくなってきましたね~・・・。

 

 

網子峠安寺沢

ムギチロから平野峠、入道丸を経てこちらの網子峠に到着しました。

「網子峠」の道標が手前を指してますが、こちらが網子峠になります。

山と高原地図と一致してなくて混乱してしまいました。

案内が無い赤矢印方面に踏み跡がありますので、峰山へ登る場合はそちらに進みます。

「安寺沢」の踏み跡を進むと(グレールート)秋山ネスパの温泉に行けるそうです。

 

 

藤岡さんが乗りそうなジープ

網子峠から峰山を目指して進んでいると、藤岡さんが乗りそうなジープが途中にありました。

大破した様子からすると、ショッカーの襲撃をうけた模様です!

 

 

峰山への登り口

林道に出てから暫く進むと、峰山への登り口が見えてきます。

燃量が切れたのか、パワー不足で脚が非常に重く中々進まなくなってきました・・・。

 

 

石砂山・石老山方面の分岐

峰山目指して登っていくと、石砂山・石老山方面の分岐が見えてきました。

あわよくば石老山へ行きたかったのですが残念です。

石砂山がある菅井に向かわず、峰山へ進みたいと思います!

 

 

長い長い道志山塊登山の1日

峰山の山頂が近づくと、既に夕日の時間帯に突入してました。

長い長い道志山塊登山の1日になりましたね~・・・。

 

 

峰山の山頂からの道志山塊の景色

 峰山の山頂からの道志山塊の景色になります!

天気が良いと、峰山の山頂あら富士山を見ることが出来るそうです!

本日縦走した道志山塊の稜線が綺麗に見えてますね!

 

 

峰山の標高570m藤野町十五名山

 峰山の標高は、570mになりまして、藤野町十五名山に選ばれているそうです。

標高こそ低いですが、景色が良い山ですからね~!

 

 

道志山塊の夕焼けタイム

道志山塊の夕焼けタイムでございます!

ナイトハイクすれば石老山も行けそうですが、無理して暗い中を歩いても怖いだけだすからね~。

また今度行けば良いだけですよね!

 

 

やまなみ温泉バス停

峰山の山頂からモリモリ下り、よ~やくやまなみ温泉バス停に着くと・・・

お~~い!!私を置いて行かないでおくれ~~~!!!

あと3分早く下山できていればバスに乗れたのですが・・・。

 

 

JR藤野駅

寒い中、次のバスを待っているのも辛いので、結局歩いてJR藤野駅まで戻ってきました!

真っ暗になってしまいましたが、無事に道志山塊の登山を終えれて良かったです!

 

登山装備について

今回の道志山塊縦走の登山装備について触れたいと思います!

 

前半の仙人水(水場)で給水できたので良かったですが、それでも3L担いで道志山塊を縦走しました。

 

暑い時期での道志山塊縦走は、水の量がネックになるかも知れません。

 

水3.0L(余り 0.7L。)、持参3.0Ⅼ、飲んだ分を仙人水で補給した。

ピクニックセット(おにぎり詰め合わせ、おにぎり2個)、粉末スープ30g、チョコレート180g、柿の種2袋、飴玉15個、コーヒーセット1式

アルコールバーナー、防風、スノーピークチタンシングルマグ 450、300、450用蓋、メタノール125ml(70ml消費)、フォーク、スプーン、ヘッドライト、予備電池、ダブルストック、手袋(厚手・薄手)、バラクラバ、日焼け止め、クマ鈴、その他諸々

 

まとめ

道志山塊の登山は、好展望が広がり、登山者も少なくとても静かな山歩きが出来るので、今回お気に入りの山塊になりました!

 

機会を作って色々なコースで登山をしたいな~と思っているのですが、ネックになるのが道志山塊へのアクセスの悪さですよね~・・・。

 

も~少しバスの本数が多ければ良いのですが、こればっかりは仕方がないですからね~

 

季節を考えて、今回のようにロング行程で縦走するのが道志山塊の登山ではベストなのかもしれませんよね!

 

秋の紅葉の頃も良さそうですので、季節を変えて道志山塊へ出没したいと思います!

 

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 道志山塊最高峰の御正体山を目指して菰釣山から縦走した時の記録になります!

鳥ノ胸山にも行ってますので、胸肉好きに捧げたい記事になります!

 

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道志山塊の秀麗富嶽十二景倉岳山・高畑山・二十六夜山へ縦走した時の記録になります!

良かったら道志山塊登山の参考にチェックしてみてください!