- 朳差岳避難小屋から朳差岳登山と大石ダムについて
- 朳差岳避難小屋から朳差岳・前杁差岳登山の様子について
- 千本峰・カモス峰登山とルートの詳細
- 大石ダムまでの登山とルートの詳細
- 朳差岳登山のルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
朳差岳避難小屋から朳差岳登山と大石ダムについて
前回に引き続きまして、朳差岳避難小屋から朳差岳への登山と、大石ダムへの下山の様子について書いていきたいと思います!
朳差岳へ登山した日は、天気予報も良い感じだったのですが、蓋を開ければガスガスの状況で、大石ダムへ到着する直前にバケツがひっくり返る程の大雨に見舞われてしまい、強制的にスケスケランジェリーになってしまいました・・。
既に強烈な臭いを発するランジェリーに、ダメ出しの大雨となりまして、凄い事になってしまったのですが、今思えば楽しい思い出になっている誰かさんでございます!
悪天候を楽しめるくらいの余裕が登山には必要だと思うものの、それでも晴天の中で朳差岳へ登山したかったな~っと残念に思う部分もあったります。
そんな感じで今回は、朳差岳避難小屋から朳差岳への登山と、前杁差岳・千本峰・カモス峰、大石ダムへの下山の様子について書いていきたいと思います!
前日に合流したマエちゃんの登山仲間であるマッチャンを加えて3人で行動したのですが、色々とお話しできて楽しい時間になりました!
それでは朳差岳への登山の前に、前日に歩いた御西避難小屋から朳差岳避難小屋までについて書いた記事がこちらになりますので、予習・復習して頂けますと幸いです(笑)
御西避難小屋から梅花皮岳、北股岳、頼母木小屋等を経由して朳差岳避難小屋までの登山について書いた記事になります!
そして今回登山をした朳差岳登山と大石ダムへの下山の様子について撮った登山動画がこちらになります!

上記写真を押すと登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、朳差岳登山の参考になれば幸いです!
朳差岳避難小屋から朳差岳・前杁差岳登山の様子について
お世話になった朳差岳避難小屋になります。
素敵な出会いを演出してくれて本当にありがとうございます!っと、お礼を述べたのち、朳差岳の山頂を目指して登山スタート致しました!
朳差岳避難小屋からあっという間に朳差岳の山頂に到着です!
朳差岳の標高は1,636mになりまして、朳差岳避難小屋から10分程で到着になります!
喜びを爆発させているマッちゃん(右)と、「母心真理教」の開山を目指しているマエちゃんになります。
私はどうした良いのでしょうか!?(笑)
とりあえず、朳差岳から景色が全く見えないので「アオヒゲ真理教」の開山を目指していた誰かさんでした(笑)
風も強く景色もないので、早々に朳差岳から大石ダムを目指してスタート致しました。
天気が良いと、朳差岳山頂周辺は絶景が広がるだけに、今回は残念でございます。
朳差岳から直ぐの所に「長者平」がありました。
こちらも天気が良いと解放感抜群で良い所になります。
素晴らしいグレーな世界を楽しむことが出来ました!
池を見ると、ついつい斧やストックを投げれたくなるのは何の病気なんでしょうかね!?
朳差岳から前杁差岳までの登山ルートも、地味にアップダウンがあって溜息にも力が入ってしまいます!
滑ると「さようなら~♪」な斜面もあったりと、前杁差岳への登山は油断ならない感じでした。
そんな感じで前杁差岳に到着です!
朳差岳は「朳」になるのですが、前杁差岳は「杁」になります。
うっかり八兵衛は「八」なので、多数決で「八の勝利!」にしておきましょうかね!?(???)
「母心真理教」から「手のひら真理教」に昇格したマエちゃんになります。
「前かくして尻隠さず」ってなことわざがあったような!?
朳差岳では見えなかった景色が前杁差岳に着くと・・・♡
神々しい景色ですよね!!
いや~景色が見れないと思っていただけに嬉しいです!!
朳差岳から大石ダムの登山ルートになるのかな?っと、絶望の淵に立たされていた誰かさんです。
いや~~朳差岳から長丁場ですね・・・。
それにしても、飯豊連峰らしい前杁差岳周辺からの景色になります!
本当に山深い所です!!
アッチの尾根も歩きたいな~っと思ってしまうのは、登山者アルアルでしょうかね!?
千本峰・カモス峰登山とルートの詳細
前杁差岳からの景色を堪能したところで、次の獲物は千本峰とカモス峰になります!
私は「千本眉毛」であり、下半身は「カオス峰」になるので、なんだか親近感が湧いてしまいました♡(???)
千本眉毛様からの有難い景色のプレゼントとなりました!!!
飯豊の神様が、最後の最後に微笑んでくれた感じですね♡
最高ですか!?
最高です!!!と、青空の拡大と同じくらい信者の獲得を目指したい「アオヒゲ真理教」自称教祖の野望の時間となりました(笑)
「ちょっとテレホンショッピングしてくるね♡」と大きな荷物を抱えながら一生懸命に操作しているマッちゃんと、アぼ~~んな感じのマエちゃんになります。
それにしても、景色が良すぎて中々足が進みません!
この景色を朳差岳の山頂から見たかったですね~~
そんな感じで千本峰に到着です!
千本峰の標高は1,164mになります。
テストに出そうですので、「いいむし千本峰」と覚えた方が良いかもですね(笑)
千本峰からカモス峰へ向かう登山ルートも、滑落すると大怪我では済まない箇所があったりするので油断ならない感じでした。
それにしても、マッちゃんのザックのデカさに驚かされてしまいます!!
どんなプレイの道具が入っているんでしょうかね!?
千本峰から暫く進むと権内ノ峰に辿り着けました!
目指すカモス峰(カモス頭)が見えてきましたね。
カモス峰の名前の通り、カオスのような激下り、激登りのルートが続きます!
急な縄場もあったりと、確かにカオスな感じでした!!
激下りから激登りもあったりと悲鳴を上げるには最高な時間になりました!
お二人の背中の負のオーラがカモス峰の大変さを裏付けておりますよね。
激登りをこなすとカモス頭と書かれた山頂プレートがありました。
どうやらこちらが「カモス峰」になるみたいで、標高は847mになります。
あまりの急登に崩れ落ちてしまったマッちゃんになります。
腰砕けとはこの事を言うんでしょうね~(笑)
大石ダムまでの登山とルートの詳細
カモス峰から大石ダム方面も結構急坂なルートが続きます。
いや~最後まで油断ならん感じですね。
高所恐怖症の方には辛い吊り橋が出てきました。
杁差岳の麓は水がとても綺麗でした!
ただ、大石ダムへのルートは痩せ尾根が多く、滑落するとかなりヤバいことになりそうでした。
滑りやすい岩も多いので雨の日の登山は要注意です!
下界に近づいていくと、杁差岳の豊かな森に突入いたしました!
熊がいそうで非常に怖い感じでした。
飯豊山、朳差岳周辺は、ツキノワグマの生息域ですので注意しないといけませんよね。
それにしても川がとても綺麗です!
暫く風呂に入っていないので、無性に沐浴したくなっちゃいました♡
川の水面に映る自分の姿に「髭もじゃな変態がいる」と絶句してしまった瞬間でした!
「髭もじゃな変態って何処にいるの?」っと、真剣に探すマッちゃんでした。
いやいや、直ぐ後ろを歩いておりますよ(笑)
影だけ見ると「影イケメン」になるのですが、実際は「アオヒゲのおじさん」でございます。
なんでモテないんだろ?っと考えるものの、水面に映る姿を見て納得してしまいました♡
何時になったらモモは流れてくるんだい!っと、ツッコんでしまった時間帯でした(笑)
そんな感じで杁差岳の登山口(林道終点)になります。
ここから杁差岳の山頂まで6.5km、コースタイムは6時間になるそうです。
長い林道を歩いていると雨が降ってきました。
結局、最後の最後まで雨に降られた飯豊連峰杁差岳の登山になりました。
東俣彫刻公園の駐車場で、マッちゃんとお別れしました!
色々ありがとうございました!
また、何処かの山へ行きましょう!!
我々は更に大石ダム方面に進んだのですが、バケツが引っ繰り返るような大雨に降られてしまい、ここで意気消沈し、タクシーで帰る事にしました。
こちらが大石ダムの管理棟になるみたいです。
大石ダムに行けば自動販売機があると思っていたのですが、現在は一台もないので当てが外れてしまったマエちゃんと私でした。
大石ダム周辺は、遊歩道が整備されておりまして、ハイキングが出来るようになっておりました。
大石ダムのトイレを以て、今回の飯豊山、朳差岳への登山は終了となりました!
大石ダムから車を駐車した関川の道の駅までの料金は、約3,800円になります。
当初、関川の道の駅まで歩く予定だったのですが、タクシーを選んで正解な感じでした。
雨とは切っても切れない関係になった飯豊連峰での登山になりましたが、今回の杁差岳の登山の詳細に移らせていただきます!
朳差岳登山のルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした朳差岳から大石ダムへの登山ルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、9月18日なりまして、天気が悪かったものの蒸し暑い1日になりました。
標高差の地図の52km付近に朳差岳避難小屋があるのですが、朳差岳からは細かなアップダウンがあるものの、大石ダムまで激下りがモリモリある感じです。
危ない登山道も結構あるので、天気が悪い日は要注意になります。
そしてこちらが今回登山をした朳差岳登山のコースタイムになります!
朳差小屋 5:46 → 5:51 朳差岳 5:52 → 6:20 前朳差岳 6:24 → 7:17 千本峰 7:33 → 8:01 権内ノ峰 8:16 → 8:37 カモス峰 8:53 → 11:00 林道終点 → 12:24 東俣彫刻公園 12:26 → 13:28 大石ダム駐車場
朳差岳避難小屋から朳差岳山頂までのコースタイムが約7分と非常に近い所に頂きがあります!
朳差岳から大石ダムまでのコースタイムが、下り基調ながら約7時間ですので、意外と時間が掛かった感じです。
まとめ
始めから終わりまで大変だった飯豊連峰の縦走でしたが、苦労が報われる景色や人との出会いの数々に忘れられない登山の1つになりました!
前から登ってみたかった朳差岳にも登頂できたものの、天気が悪く眺望が悪かったので、また何処かでリベンジ出来たら良いな~っと思っております。
東北の山は、アルプスとは違った魅力に溢れるエリアになりますので、また、機会を作って登山で出没したいと思います!
大日杉登山口から切合小屋に宿泊し、飯豊山、大日岳へ登山した時の記事になります。
良かったら飯豊山登山の参考になれば幸いです!