- 朳差岳登山と朳差岳避難小屋泊について
- 御西避難小屋から北股岳登山と梅花皮小屋・ルートの詳細
- 門内小屋までの登山とルートの詳細について
- 頼母木小屋までの登山と胎内山・地神山へのルート詳細について
- 頼母木小屋の水場とテント場、料金、トイレの詳細
- 朳差岳避難小屋までの登山と大石山・鉾立峰のルート詳細
- 朳差岳避難小屋の内部と水場、トイレ、テント場様子
- 朳差岳避難小屋まで(北股岳・門内小屋・頼母木小屋)の登山ルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
朳差岳登山と朳差岳避難小屋泊について
前回のオンベ松尾根から飯豊連峰大日岳登山に引き続きまして、今回は朳差岳への登山と宿泊した朳差岳避難小屋について書いていきたいと思います!
日本語って本当に難しいですが、それにしても「朳差岳」って普通に読めないですよね!?
あまりにも読めないもので「きはっさだけ」と読むようにしていたのですが、大分長いこと無知を曝け出していた誰かさんになります(笑)
「朳差岳」の読み方の正解は「えぶりさしだけ」になるのですが、直ぐに忘れてしまう「0メガオバカバイト」な脳みその為、少し経つと「きはっさだけ」に戻ってしまう誰かさんでございます!
そんな読み方を覚えるのも大変な朳差岳になるのですが、漢字が「杁差岳」のパターンもありまして、いつしか「きにゅうさだけ」になっていた誰かさんでもありました(笑)
「朳」と「杁」のパターンがあるのですが、正直どちらでも正解みたいで、国土地理院の地図の場合は「朳差岳」の表記になっているので、こちらが正解かもしれません。
そんな難解な朳差岳ですが、日本二百名山に選ばれている飯豊連峰の名峰になりまして、前から登ってみたいな~っと思っておりました。
山仲間の情報では、「鉾立峰の登りがエグイ」、「かなりの急登に参った」、「も~好きにして♡」と言ったネガティブな話を聞く事が多かったのですが、実際に朳差岳へ登ってみてその意味がよく分かりました・・。
この日の計画は、御西避難小屋から出発し、北股岳へ登り門内小屋・頼母木小屋を経由して朳差岳の山頂直下にある朳差岳避難小屋に宿泊する予定で臨んだのですが、思いのほかアップダウンが強烈かつ距離も地味に長く悶絶した1日になりました。
前日のオンベ松尾根のダメージを引きずりながら朳差岳避難小屋を目指したのですが、過酷な登山以上に素敵な出会いが多くとても印象に残る1日になりました♡
そんな感じで今回は、飯豊連峰の朳差岳避難小屋の詳細について触れつつ、気になる山小屋の水場やトイレ、御西避難小屋からの登山の詳細について書いていきたいと思います!
朳差岳避難小屋について書く前に、前回のオンベ松尾根から大日岳登山と御西避難小屋でテント泊の様子を書いた記事がこちらになります!
そして今回登山をした朳差岳避難小屋までの登山ルートの様子を撮った登山動画がこちらになります!
上記写真を押すと登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、朳差岳避難小屋までの登山の参考になれば幸いです!
御西避難小屋から北股岳登山と梅花皮小屋・ルートの詳細
夜明けを迎えようとしている飯豊連峰の様子になります。
空気が澄んでいて、山の時間の中で一番好きな時間帯になります♡
お世話になった御西避難小屋を振り返っての様子になります。
御西避難小屋で小屋泊の予定が、まさかテント泊になるとは思いもしませんでした。
それにしても、御西避難小屋の水場がほぼ枯れていてとても驚いた1日になりました。
暗闇の中を進むマエちゃんになります!
朳差岳避難小屋までのルートは、かなり過酷と聞いていますので、どんな白目な一日になるか楽しみですね~♪
既に白目となり、幽体離脱していたマエちゃんでした(笑)
まだアッチの世界に逝くのは早いですよ!!
それにしても、素晴らしい夜明けになります!
前日までの大雨と強風が嘘の様でした。
日の出を迎えた飯豊山(左)と大日岳(右)になります!
余計な言葉はいらないですよね!!
やっぱり、飯豊連峰は私のツボでございます。
何度来ても飽きませんね~
今回は登りませんでしたが、また何時か飯豊山の山頂を踏みたいと思います!
ダイグラ尾根で登ってテント泊?の話もあるので、来年くらいに再度出没するかもしれませんね~~
なんだか朳差岳避難小屋まで頑張れそうな予感が♡
昨日までの苦労が報われる飯豊山のご来光となりました!!
目指す北股岳方面の景色になるのですが、蒸し暑い事もありまして、既にガスが湧いてきました・・・。
今日こそ雨に降られませんよね!?っと、願ったものの、最後の最後で・・・。
久々のお天道様に光合成を楽しむマエちゃんになります!
私の口の周りのミトコンドリアも光合成すると青光し、ジョリジョリのフサフサになってきました!(?)
太陽が眩しいですね!!
ヒューヒュー♪と、昔を懐かしむ時間になりました(?)
北股岳方面に進んで行くと池が見えてきました!
池に向かってストックを投げ入れ、妖怪が出るの待っていたマエちゃんになります。
中々プレイが発動しませんね!?
何も起こらず業を煮やして立ち去るマエちゃんになります!
私は池に向かって優しく微笑んでいたのですが、アオヒゲのミトコンドリアが邪魔をしたみたいでプレイは発動しませんでした(涙)
ちなみにこの池は「御手洗ノ池」になりまして、ついついアッチを妄想してしまう感じになります(笑)
それにしても、北股岳まで結構なアップダウンが連続します。
景色が良いのは嬉しいのですが、登山道にブヨが多く飛び交い凄い事になってきました。
御西避難小屋方面を振り返っての飯豊山の景色になります!
いや~絵になる景色でございます!!
飯豊らしい天空縦走が続いていきます!
モザイクが濃いめなのが烏帽子岳ですかね。
昨日は大荒れだった飯豊連峰最高峰大日岳が綺麗に見えてきました!
オンベ松尾根を使う事は、も~ないとは思いますが、大日岳から飯豊山の景色を見てみたいな~っと思っております。
ちなみに大日岳には4回登っているのですが、全て雨で晴れた日に登頂したことがありません(涙)
この景色を見たかったのです!!
飯豊連峰らしいなだらかな尾根道が続きます!
中央やや右に見えているのが梅花皮岳で、その奥左側に見えているのが目指す北股岳ですね。
そんな感じで烏帽子岳に到着です!
烏帽子岳の標高は2,018mになりまして、我々と同じく朳差岳避難小屋に宿泊した登山者が休憩しておりました。
烏帽子岳から見る飯豊山と歩いてきた稜線になります!
ついつい「ヤッホー!」と叫びたくなってしまった誰かさんになります(笑)
飯豊山も非常に山深く人を寄せ付けない迫力があります!!
何時までも残したい自然ですよね~~
目指す北股岳と門内岳への稜線になります。
今宵のお宿である朳差岳避難小屋までは、まだまだ距離がありますね~~
梅花皮岳の山頂近くから振り返っての烏帽子岳方面の景色になります!
いや~急登には参りましたが、癒される景色が続きます♡
そんな感じで梅花皮岳に到着です!
ここまで来ると目指す北股岳と梅花皮小屋も近いです!!
目指す北股岳と梅花皮小屋になります!
絵になる景色ですよね!!
梅花皮小屋も通常通り営業していたのですが、小屋番さんは周囲の見回りで不在にしておりました。
梅花皮小屋のトイレは、小屋の中にありまして非常に綺麗なのでおすすめです!!
梅花皮小屋の水場は水量豊富との事で、給水で出没する事にしました!
御西避難小屋の水場とは打って変わり、梅花皮小屋の水場は水量豊富で美味しいお水でした。
ただ、前回梅花皮小屋を利用した時と比べると水量が少なく水も温い感じでした。
目指す北股岳になるのですが、かなりエグイ登り坂が続きます・・・。
朳差岳避難小屋へ行くためにも登らないといけないのですが、梅花皮小屋でもテント泊出来るので、心が揺れてしまった誰かさんになります(笑)
こちらが梅花皮小屋のテント場になりまして、平地はかなり少ないです。
「ファイトモッコリ!!」と悲鳴を上げながら北股岳へ登っていると、石転び沢ルートが見えてきました。
この時期は流石に雪渓が解けてましたが、とても面白いルートになるのでおすすめになります。
ただ、落石が多い登山ルートになりますので、その点注意が必要です!
石転び沢の雪渓ルートを登山した時の記事になります!
良かったら参考にしてみて下さい!
北股岳へ登っているとハクサンイチゲが咲いておりました!
とりあえず、優しい口づけをしておきました(笑)
悲鳴から雄叫びを上げていると、よ~やく北股岳の山頂に近づいてきました!
そんな感じで北股岳の山頂に到着です!
いや~~分かってはおりましたが、かなりキツい坂が続く登山ルートでした・・・。
北股岳山頂から門内小屋、頼母木小屋方面の稜線の景色になります。
目指す朳差岳避難小屋は、まだ見えてませんね~~
そして何時か歩いてみたい「オウイン尾根」は、現在通行止めになっておりました。
登山仲間の話ですと、オウイン尾根で滑落事故?でお亡くなりになった登山者がいたそうです。
何時かオウイン尾根を歩ける日が来ることを願わずにはいられません!!
個人的には、オウイン尾根よりもインラン尾根の方がグッとくる名前になるのですが、いつか改名しませんかね!?(笑)
え~~~・・・・北股岳の山頂と言ったら、この鳥居と祠ですよね!
展望も良いので休憩するのに持って来いな山頂になります。
門内小屋までの登山とルートの詳細について
北股岳の山頂を堪能したところで、今度は門内岳と門内小屋を目指してスタートしたいと思います!
それにしても、北股岳から門内岳までの稜線も開放的で素敵ですね~♡
振り返っての北股岳の山頂になります!
門内小屋から北股岳へ登る際は、結構な白目になりますのでドキドキしながら登って下さい(笑)
目指す門内岳の直ぐ下に門内小屋が見えているのですが、探せますかね!?
門内小屋の正解は、こちらになります!
登山者が数人見えてますね~
モリモリ進んだあたりで振り返って見た北股岳になります!
梅花皮岳から見る北股岳も素敵ですが、門内小屋方面から見る姿も絵になりますよね!
二王子岳に至る稜線ですかね。
アッチも登ってみたいですね~
なだらかなアップダウンを繰り返すと目指す門内岳と門内小屋が近づいてきました!
赤い祠が可愛らしい門内岳の山頂になります!
門内岳の山頂には、非常に目立つ祠が鎮座しております!
かなり遠くからも目立つ祠なので、良い目印になりますね!
門内岳から見る北股岳の景色になります!
だいぶガスが湧いてきましたね~~
今日こそは、雨に濡れずに朳差岳避難小屋に辿り着けたいのですが・・・。
そんな感じで門内岳から直ぐの所に門内小屋が鎮座しております!
こちらは門内小屋のトイレになります!
それなりにマイルドな感じのトイレになります!!(?)
登山者で賑やかだった門内小屋になります!
あまり広くない門内小屋になるのですが、非常に雰囲気が良く常連さんが多い山小屋(避難小屋)になります!
門内小屋の鐘を叩くのは貴方~♪な感じになりまして、この階段を下ると門内小屋のテント場と水場があります。
こちらが門内小屋のテント場になりまして、あまり広くはありません。
数年前に門内小屋でテント泊をしたのですが、あの時は夕焼け、朝焼けが綺麗で今でも鮮明に記憶に残っております。
ヤフーブログをされていた方と仲良くなったのですが、今も元気に登っているのかな~っと思っていたりします。
また機会を作って門内小屋でテント泊をしたいな~っと思いつつ、頼母木小屋を目指して登山スタートしました!
頼母木小屋までの登山と胎内山・地神山へのルート詳細について
門内小屋から少し登ると胎内山の山頂になります。
中々立派な山頂ですよね!
天気が良いと、胎内山も景色が良い所になるのですが、門内小屋から見るのとあまり変わらないのは内緒ですよ♡
胎内山から目指す地神山方面の景色になります。
見晴らしの良い縦走路なのですが、地味にキツイアップダウンが多くなってきました。
頼母木小屋は、まだ見えてませんね~~
いや~段々と疲労の色が濃くなってきました・・・。
左のモッコリが胎内山で、右方面に門内小屋が鎮座している感じです。
頼母木小屋から門内小屋を目指す場合は、この迫力は意気消沈しちゃうでしょうね~(笑)
果てしなく続く飯豊連峰の稜線でございます。
頼母木小屋を始め、朳差岳避難小屋も見えてませんが、何処まで歩けば良いのでしょうかね!?
頼母木小屋を目指していると、妙に目立つ二王子岳が見えてきました!
やっぱり、機会作って登ってみたいですね~~
心が綺麗でないと読めない(?)、地神山の山頂に到着です!
ここも登山者が多く休んでいて驚いてしまいました。
やっぱり飯豊連峰は人気がモリモリなんだな~っと感じた時間帯になりました。
地神山からの景色になります!
ず~~~っと休憩していたいと本気で思った時間帯でした!
目指す頼母木小屋がまだ見えてませんが、何故か朳差岳避難小屋を発見してしまいました。
あまりにも遠くに鎮座するお姿に悲鳴を上げてしまった誰かさんです。
朳差岳避難小屋は見なかった事にし頼母木小屋を目指して登山スタートしたいと思います!
門内小屋からアップダウンが多くなってきまして吐息がコトコト炒めた飴色の玉ネギのような臭さになってきました(笑)
地味な急登をこなすと地神北峰になりました。
地神山って双耳峰なんですね~~
地神北峰から丸森尾根を使って飯豊山荘に下山できるので、色々な妄想が過った瞬間でした☆彡
気を取り直して頼母木小屋を目指して進みたいと思います。
いや~地味なアップダウンが連続ですね・・・。
振り返っての地神山になります。
中々凶悪な姿をしてました・・・。
飯豊連峰の北側は、かなり邪悪な登山ルートになっておりますので、体力がないと厳しいですね。
悲鳴から歓声になった頼母木山の山頂になります。
頼母木山の標高は、1,730mになりまして、ここまで来ると目指す頼母木小屋はあと少しになります!
よ~やく目指す頼母木小屋が近くに見えてきましたが、全然少しではないですよね(笑)
今宵のお宿である朳差岳避難小屋は、中央やや右の大きなモッコリにありますので、まだまだ時間が掛かる感じです。
頼母木小屋の水場とテント場、料金、トイレの詳細
こちらが飯豊のオアシスですある頼母木小屋になります!
多くの登山者が休憩してまして、朳差岳避難小屋を目指すか頼母木小屋で泊まるか悩んでいる方がチラチラいました。
目指す朳差岳避難小屋の水場は枯れているという情報を得たもので、頼母木小屋の水場で翌日分と合わせて計6L補給して荷揚げする事にしました。
いや~~ここで6Lの重量増は、嬉しい刺激でございます♡
Mな乙女心に産んでくれた両親に感謝でございます(笑)
こちらは頼母木小屋の料金表になりまして、ビール、カップラーメン、山バッチ、ポストカード、地図が500円均一でした!
水の荷揚げがなければビールを買いたかったのですが、6.3Lの荷揚げは私の口から泡が出しまうので今回は控えました(笑)
そして頼母木小屋の料金ですが、小屋泊は1人2,000円、テント泊は1,000円になります!
御西避難小屋は、小屋泊が2,500円、ビールが600円でしたので、頼母木小屋の方が安いです。
そしてこちらが頼母木小屋の水場になりまして、水量豊富で冷たくて美味しいお水でした♡
御西避難小屋の水場とは雲泥の差ですね~~
宿泊用の建物はあまり広くはないものの、2階建てなので20人位は快適に過ごせる感じでした。
建物の右隣にあるのが頼母木小屋のトイレになります。
ちなみに頼母木小屋と書いて「たもぎごや」と呼びます。
朳差岳といい、中々読めない漢字ですよね。
無知なもので、つい最近まで「たばぺーじままぼくごや」だと思っておりました(笑)
「タウンページ」みたいで可愛い感じですよね!(???)
頼母木小屋のトイレは門内小屋とよく似た感じでマイルドな雰囲気がモッコリでした!
朳差岳避難小屋までの登山と大石山・鉾立峰のルート詳細
頼母木小屋で英気を養ったところで、本日のメインイベントであります朳差岳避難小屋を目指して登山スタートしたいと思います!
未踏なエリアなだけにドキドキだったのですが、急登の連続で心臓が止まりそうになりました・・。
この時は元気だったマエちゃんと私になります。
鉾立峰の急登があれほど過酷だとは知らなかった時間帯になります。
頼母木小屋から少し登ると大石山の山頂となりました!
大石山へ至る足ノ松尾根登山道は、現在通行止めになっておりました。
奥胎内には下山できませんので注意して下さい。
大石山から先に進むと、鉾立峰への激下りからの激登りが見えまして、意気消沈した2人のオジサンでした。
アレを登るのか~~~~~
アレを登るのか~~~~っと、絶望の淵に立たされた誰かさんになります。
も~引き返して頼母木小屋でテント泊したいですね(笑)
目指す朳差岳避難小屋は、最高峰の直ぐ下にありますので、魂が蒸発すること間違いないですね!!
余計な言葉すら出ない鉾立峰への登り坂でした・・・。
本当に辛いと写真を撮る余裕すらありゃしません。
鉾立峰から頼母木小屋方面の景色になります。
段々天気が崩れてきまして、何時もの様子になってきました(笑)
この辺で雨が降り出してきて更に絶望してしまいました・・・。
鉾立峰から朳差岳避難小屋までも、激下りからの激登りになります。
誰がこんな登山ルートを作ったのでしょうかね!!!
(そりゃ~自然になりますよね!)
ふざけんじゃない!!と、何故か八つ当たりしてしまった時間帯でした。
普段なら優しい口づけをする所なのですが、何故か食欲が沸きませんでした(笑)
あの眼光鋭い目つきで舐められてしまうと、私も濡れてしまうと思われます(???)
口数も激減しながらも、よ~~やく朳差岳避難小屋が見えてきました。
窓から誰か見ているな~っと思っていたのですが、その時は「あの眼鏡君、きっとテクニシャンに違いない!」と色々な妄想に忙しい感じでした。
朳差岳避難小屋の内部と水場、トイレ、テント場様子
そんな感じで朳差岳避難小屋に到着し喜びを爆発させているマエちゃんになります!
今回の飯豊山の登山で一番の笑顔のような気がします(笑)
やっぱり叫んでいたのは「指圧の心は母心」になります!
「だから!指圧の心は親心なんだってばー!」と、熱弁を振るマエちゃんの隣でご臨終を迎えていた登山者でした。
指圧の心は親心なんだね~っと天を仰いでいたイタさん(右手の方)と、生足がセクシーなマエちゃんに挟まれて今夜私は全てを捧げる所存でございます♡
今晩はアオヒゲさん(私)とイチャイチャ頑張るぞ!と、血気盛んな青年将校のようにやる気モッコリだったイタさんでした!
イタさんは、朳差岳避難小屋で一緒になった登山者なのですが、人当たりが良く、とても良い人で今でもLINEでやり取りさせていただいている感じです!
きっと、私とのあの日の夜が忘れられないんでしょうね(笑)
キャー!!あの日の夜ってなんざますか~!!と、叫んでいたSさんです!
朳差岳避難小屋の入口で神に感謝をささげて祈っていると、杁差岳の山頂から手を振られまして、思わず返したら喜んでくださり、そのご縁で今でもLINEのやり取りをさせていただいております!
Sさんは、非常にタフで明るい方で、朳差岳避難小屋で話が尽きない感じでした!
Sさんと同じく気さくで話が尽きなかったTさんになります!
いや~このコンビは、私の技術では手に負えない感じではあるものの、楽しい話に華が咲き、色々と貴重な食材を分けて下さり、ありがたや~~っとなりました。
TさんともLINEのやり取りをさせていただいておりまして、朳差岳避難小屋では良い出会いに恵まれました!
ピンポーン♪正解は越後製菓!!
と、私も忘れないでケロ~~っと登場したのがマッちゃんになります!
マッちゃんは、マエちゃんの登山仲間になりまして、朳差岳避難小屋からこちらを見ていた(待っていた)方になります。
好きな言葉は「東北支部」、嫌いな言葉は「北陸支部」になります(笑)
なんだか和気藹々な朳差岳避難小屋で過ごした時間になるのですが、こちらがトイレになりまして、謎の虫が大量に死んでおりました。
きっと、強烈な屁をこいた登山者がいたんでしょうね。
時間もあるので朳差岳避難小屋の周りをウロウロしていると、天気が回復して明日登る朳差岳が綺麗に見えました!
この景色を眺めていると、Sさん、Tさんが登場し、私に手を振ってきた感じです。
朳差岳山頂から見る私の輝きが凄すぎて、思わず手を振ってしまったんでしょうね(笑)
そしてこちらが朳差岳避難小屋の水場の入口になります!
当初、朳差岳避難小屋の水場は枯れているという情報だったのですが、マッちゃんが汲みに行きまして、水を得ることが可能である事が分かりました。
アウトドア用浄水器は必須みたいですが、枯れていないので利用は可能な感じです。
※水場はよく枯れるみたいですので、やはり持参が良いかと思います。
そしてこちらが朳差岳避難小屋のテント場になります。
建屋の跡のような場所にテント4張前後設営できるスペースがあります。
この日はご夫婦が1張テント泊を楽しまれておりました。
腹が減ったので、生米から炊飯したいと思います!
炊飯していると、パンクなロックを楽しまれているTさんと、お金を探しているSさんになります。
そんな感じで何時ものカレーになります!
今日を乗り越えれば明日は下界でございます!
下界に下りたら何食べようかな~っと、妄想で忙しい感じでした!
通行止めの案内が多く、情報量が多い朳差岳避難小屋の内部の様子でした!
朳差岳避難小屋は、2階建てになっておりまして、1階は10人前後、2階は6人前後が快適に過ごせる広さになります。
楽しかった朳差岳避難小屋ですが、朳差岳への登山は次回にさせていただき、今回の登山の詳細に移りたいと思います!
朳差岳避難小屋まで(北股岳・門内小屋・頼母木小屋)の登山ルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした御西避難小屋から北股岳・門内小屋・頼母木小屋を経由して朳差岳避難小屋までの登山ルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、9月17日なりまして、日差しが強くとても暑かったです。
標高差の地図の通り、御西避難小屋から北股岳・門内小屋・頼母木小屋を経由して朳差岳避難小屋までは、地味なアップダウンが続き体力的にかなりキツイルートになります。
特に鉾立峰への急登は心が砕けると思います。
そしてこちらが今回登山をした朳差岳避難小屋までの登山のコースタイムになります!
御西岳避難小屋 4:30 → 6:13 御手洗ノ池 6:17 → 7:42 烏帽子岳 → 8:01 梅花皮岳 8:05 → 8:29 梅花皮小屋 9:01 → 9:30 北股岳 9:36 → 10:28 門内岳 10:31 → 10:31 門内小屋 10:49 → 11:16 扇ノ地神 → 11:48 地神山 12:04 → 12:16 地神北 峰 → 12:37 頼母木山 12:41 → 12:59 頼母木小屋 13:16 → 14:00 大石山 → 14:55 鉾立峰 15:04 → 15:34 朳差避難小屋
御西避難小屋から朳差岳避難小屋まで、約11時間弱のコースタイムになりました。
テント泊装備での縦走登山とはいえ、11時間もコースタイムが掛かっておりますので、頼母木小屋での宿泊が現実的だと思います。
また、門内小屋、 頼母木小屋に水場とトイレがありますので、上手く活用してください!
頼母木小屋の水場は、営業期間外は小屋まで水が引かれませんので注意して下さい。
まとめ
御西避難小屋から朳差岳避難小屋まで、分かっていたもののやはり遠く辛い道のりになりました。
天気の方も最後の最後で小雨に降られてテンションダダ下がりになってしまったのですが、朳差岳避難小屋では気さくで話しやすい良い登山者との出会いに恵まれ楽しい時間を過ごすことが出来ました!
一期一会が多い登山の時間ですが、下山後も仲良くお付き合いいただけるのは有難い限りになります!
そんな感じで次回は、朳差岳避難小屋から朳差岳に登り、大石ダムまでの登山について書いていきたいと思います!
杁差岳避難小屋で1泊し、杁差岳、前杁差岳・千本峰・カモス峰から大石ダムへ下山した時の様子について書い続きの記事になります!