山ビルに噛まれて出血した経緯
先日、地元の丹沢山塊で登山をしていると、山ビルに遭遇し足を噛まれて吸血されちゃいました。
今回、山ビルに襲われ吸血された日にちは、10月3日になるのですが、だいぶ涼しくなってきたものの、まだまだ活動が活発で油断ならない相手でございます。
山ビルに関しましては、日本各地に生息してますので、ご存知の方も多いと思いますが、都市部ではほとんど見かけませんので、「山ビルってなんざんす???」てな方も一定数いらっしゃるかと思います。
私が初めて山ビルに襲われ、バージンを喪失したのは、今から20年くらい前になるのですが、あの時の乱暴狼藉は今でも大きな心の傷として残っております。
嫌だ・・・嫌だよ~初めての相手が山ビルなんって、絶対にイヤ!
もう!初めてなんだから乱暴にしないでよ!もっと優しく扱って♡
痛い、痛いよ~そんな太いので吸い付いて中で暴れないでよ~~
ウワ~~からの(/ω\)イヤン
この辺から「とめどない快楽の時間」が訪れまして、最初は痛くて七転八倒を起こしながら抵抗していた誰かさんも、容赦ない強引な荒業に心が砕け、いつしか「快楽堕ち」してしまいました。
も~好きなだけ吸いなはれ~ 気持ちとは裏腹に体は正直なもので、ジワジワと味わうように噛みついてくるヤマビルに心奪われ、最後は抵抗する事を諦め、なすがままに吸い付かれてしまいました。
私はこんな軽いおじさんじゃない!
頭では分かっているものの、ヤマビルたちに回されている自分の姿に興奮してしまい力が入らず腰砕けな私・・・
逃げ出したい気持ちと、このままでいたい気持ちが交錯し、ズルズルと山ビルの吸血にのめり込むアオヒゲ(私)だった。(続く)
なんだか18禁の小説のような展開ですが、もしかしたら「登山ブログ」よりも「ピンク関係」の方が才能を発揮できそうな誰かさんですよね(笑)
え~・・・この話は、ある程度「ノンフィクション」な感じの山ビルとの遭遇場面の回想になるのですが、初めて噛まれた時は、大流血になりましてかなり大変でした。
12、3匹の山ビルに脚、尻、お腹、首を噛まれ、着ていたTシャツ、ズボン、靴下、おパンティ(ブリーフではない)が鮮血に染まり、家の中が修羅場と化しました。
登山を始めた頃は、山ビルという噛みついて血を吸う生物が存在しているとは思わず、無防備なまま山に突撃し見事撃沈したのが懐かしい感じです。
その後も山ビルとはドロドロな関係を維持し、「こんな関係を清算しちゃきゃ♡」と意気込みながら登山をしていたのですが、段々と生態を理解し、徐々に噛まれて吸血される機会が減っていきました。
今回、山ビルに噛まれて吸血されてしまったのは、南アルプスの南部に鎮座する光岳へ登山<した時に使った易老渡の登山道で襲われた以来ですので、かれこれ4、5年ぶりのプレイとなりました。
今回は、山ビルに噛まれてし吸血されてしまうとどうなるのか?治療の経過と注意うべき点について書いていきたいと思います!
少し生々しく、ショッキングな画像が少しだけ登場いたしますが、今回は山ビルに噛まれて吸血された患部がどんな経過を辿って治っていくかについてフューチャーしたいと思います!
そんな感じでヒューマンドキュメンタリーの始まりでございます!
山ビルに噛まれて吸血された時の患部の状況とヒルジンについて
血が垂れちゃっておりますが、こちらが山ビルに噛まれて吸血した患部になります。
血がだらだら流れている患部を写真に撮るのは流石にアレだよな?と思い、拭き取ってから撮影したのですが、モタモタしている間に垂れてしまいました。
山ビルは、「ヒルジン」という物質を出しながら噛まについて吸血するのですが、これには「血液凝固作用」を阻害する働きがあります。
簡単に書きますと、「ヒルジンを使って血液をサラサラにして吸血しやすくする。」になります。
この影響で、山ビルに噛まれると、患部から血が止まらずダラダラと流れ続けてしまいます。
まくまでも私の経験上の話になりますが、山ビルに噛まれて流血すると、24時間前後はダラダラと血が止まりません。
普通、血小板などの働きにより、傷の深さにもよりますが、だいたい2、3時間、長くても6時間前後で血は止まりますが、山ビルに噛まれてしまうと、そんな常識が通じませんので、結構驚いてしまう方が多いです。
山ビルに噛まれて流血の事態になった時は、このヒルジンをどうにかしないと、中々血が止まりません。
一番簡単なのが「ポイズンリムーバー」を使って、患部に注入されたヒルジンを吸い取るやり方になります。
ポイズンリムーバーがない場合は、お口でヒルジンを吸い取ることはせず、流水で洗い流すことをおすすめしております。
お口で吸い取るのは、ヒルジンではなくアレだけにしたいものですよね♡(???)
え~・・・山ビルに噛まれたことにより、寄生虫やウイルスが体内に入り込み、重篤な症状を発症させたことは、過去には起きておりません。
しかしながら、山ビルは汚れた地面に這いつくばっている生き物ですので、出来る限り流水で患部を洗い流し、消毒したほうが安心だと思います。
今回、山ビルに噛まれて流血しちゃいましたが、私は消毒はしませんでした。
今のところ、重篤な症状は一切出ておりませんが、気にされる方は消毒をした方が無難だと思います。
山ビルに噛まれた後の治療の経過!どれぐらいで治る?注意すべき点は?
山ビルに噛まれて流血すると、どれくらいで治るのか気になりますよね?
今回、いい機会なので、私の体を使って治療の経過を写真交えて載せたいと思います!
最初に山ビルに噛まれて注意すべき点について書きますと、下記の症状がある場合は直ちに皮膚科・内科へ受診してください!
- 激しい痛みと痺れ、痒み
- 傷口の化膿とカブレ
- 山ビルの牙(口)が皮膚に残っている状態
- 発熱、倦怠感
基本、山ビルに噛まれても、激しい痛みや痺れは起こりません。
むしろ、噛まれていても痛みがなく、蚊と一緒で気づかないことの方が多いです。
また、傷口が化膿したり、カブレることもないのですが(私は一度もないです)、稀に症状を発症する方がいるそうです。
同様に、発熱、倦怠感が出てしまう方もいるみたいなので、我慢せずに皮膚科や内科へ受診してください!
そして山ビル初心者に多いのが、噛まれて吸血している姿に驚いてしまい、無理やり山ビルを体から剥がそうとしてしまう事になります。
ダニと一緒で、力づくで山ビルを剥がそうとすると、噛んでいる皮膚に牙(歯)が残ってしまい、自分では取り除くことが出来ず、後々面倒なことになってしまいます。
結構なバキューム力で吸血しますので、力づくで剥がさないのが治療のコツであるとも言えます。
私の場合は、塩を使って山ビルを剥がすことが多いのですが、持っていない場合はライターの火で炙って剥がしております。
山ビルは、塩と火に弱いので、それらを使えば簡単に剥がす事が出来ます。
無理に剥がして傷口を広げてしまうと、治りが遅くなってしまいますので、パニックにならず冷静に山ビルを剥がすことを心がけてください!
そんな感じで、山ビルに噛まれた後の治療の経過と治るまでにどれ位かかるのかを写真交えて時系列で書いてみたいと思います!
こちらは山ビルに噛まれた後の患部の状態ではないのですが、同じ日に毛虫?漆?毒蛾?でカブレてしまいました。
正直、山ビルに噛まれた患部よりも、こちらの方が症状が重く涙目になってしまいました・・・。
そしてこちらが山ビルに噛まれた患部になります。
10月4日(山ビルに襲われた翌日)の夜に撮影したのですが、よ~やく血が止まりました。
お昼くらいまでシトシトピッチャンな感じに血が滲んでいたので、止血まで18時間くらい掛かったと思われます。
山ビルに襲われ吸血された患部のアップの写真になります!
臭い!!と、言わないでくださいね(笑)
お察しの通り、それほど大きな個体ではなかったので良かったのですが、これが大物になればなるほど傷口も大きく目立ってしまいます。
小さな傷ではありますが、結構痒くて地味に辛い状況でした。
こちらが翌日(10月5日)の患部の状況になります!
治療として、虫刺されに効く塗り薬を初日から塗ったの良かったのか、地味についライかゆみは収まりました。
しかし、何故か山ビルに噛まれて吸血された場所の近くに(右下)新たな傷が出来てしまいました。
妙に痒く、無意識にかきむしってしまったみたいです。
もしかすると、山ビルが噛んで血を吸おうとしたものの、あまりにも足が臭く諦めたのかも知れませんよね(笑)
そんな感じで翌日(10月6日)の患部の状況になります。
相変わらず山ビルに噛まれて吸血された箇所は赤く腫れておりますが、痒みはなくなりました。
ただ、違和感はまだ残っている状況です。
むしろ、かきむしってしまった箇所の傷の方が(右下)目立ってしまってますよね・・・。
噛まれた箇所がカサブタになって盛り上がってきました!
それにしても足が臭いです・・・。
足が臭いという事は、強も仕事をよく頑張った証ですよね!!て、ポジティブ過ぎますかね!?(笑)
さらに翌日(10月7日)の患部の状況になります。
相変わらず山ビルに噛まれて吸血された箇所が赤く腫れておりますが、むしろ毎日
23時頃に定点カメラで撮影するのが習慣になってきた誰かさんでございます(笑)
経理の仕事をしていると、月末月初はモリモリですからね~・・・。
治療の効果も限定的みたいで、中々傷が消えません。
山ビルに噛まれた患部は治りが遅いです。
も~オッちゃんですので、そもそも老化で治りが悪いんでしょうね。
そして10月8日になりますが、ギリギリ定点観察できて安堵した夜になりました(笑)
足が臭いものの、結構色白で肌のきめが細かくピュアな心をもった誰かさんになります♡
虫と雨と煙りに愛される男なのですが、何故か女性にはソッポ向かれてしまうのは、なんざんすかね!?
え?こんなオジサンの生足を性懲りもなく載せているからだよ!?
正解!(笑)
懲りずに翌日の10月9日の山ビルに噛まれた患部になります。
なんだか意味深なポッチに成長してきましたね♡
チョット引っ張れば乳が出てくるかもしれませんね♡
乳は出てきませんでしたが、気づくと10月10日になってしまいました。
相変わらず経過が悪く傷口が消えそうにございません・・・。
こんな傷ついた体じゃ、お婿さんにいけないわ~・・・。
傷口を見ていると、何故か興奮してしまい、足の血管が浮き出てしまいました(笑)
Mな乙女心を遺憾なく発揮してしまった夜になりました・・・。
まとめ
見苦しいオジサンの生脚と痛々しい患部を載せてしまい、不快に思われる方がいましたら、この場をお借りしてお詫びいたします。
10月16日現在、山ビルに噛まれた箇所の傷口は、元通りの状態になっておりません。
ヤマビルに噛まれて2週間ほど経とうとしてますが、完全に治るまで時間が掛かってしまいます。
山ビルの傷が完全に消えるまで、おおよそ1ヶ月位は見ないと駄目かと思います。
私みたいなオジサンならまだ良いですが、生脚で歩き回る女性にとっては、結構目立つ傷跡になりますので、かなり微妙だと思われます。
中々血が止まりませんし、噛まれた後も痒かったりしますので、適切にヒル除けスプレー等を駆使して噛まれないようにする必要があります。
地球温暖化の影響か、山ビルの活度時期が年々延びている印象がありますので、気温と湿度が高い時は、十分注意してアウトドアを楽しんでいただけたらと思います!
気になる山ビルの生息域と分布図について書いた記事になります!
丹沢山塊のどの辺に山ビルが多いのか?と、生息域拡大に貢献している鹿の生息数と増加の原因について詳しく触れてますので、参考になれば幸いです!
山ヒル対策のまとめについて書いた記事になります!
ヤマビルの生態と噛まれて吸われた時の対処方法についても触れてますので、登山、アウトドア好きの方におすすめの記事になります!!