- ポイズンリムーバーとは!?その重要性について
- 蚊・アブ・ブヨ・ハチ等の毒液・毒針対策にポイズンリムーバーの効果
- お勧め商品 NEWエクストラクターポインズンリムーバーの詳細
- ポイズンリムーバーの使い方について
- ネットショップ・薬局・量販店でポイズンリムーバーは購入可能です!
- ポイズンリムーバーを持ってない時の応急処置のやり方について
- スズメバチに刺された時の毒針・毒液の対処とツールナイフの重要性
- まとめ
ポイズンリムーバーとは!?その重要性について
まだまだ虫が多い時期ですが、中には刺してくる攻撃的な害虫も多いですが、そんな攻撃を受けてしまった時の応急処置として重要なポイズンリムーバーについて掘り下げてみたと思います!
ポイズンリムーバーは、名前の通り毒を抜き取る器具になります。
登山・アウトドア愛好家にとっては、ポイズンリムーバーは必須のアイテムになるかな~と、思っているのですが、滅多に使う道具でもないので、家に置き忘れてしまい・・・てな事もありますよね!
そんな時の応急処置法として私が実践している事を絡めながらポイズンリムーバーについて書いてみたいと思います!
それにしても、9月に突入してもまだまだ暑いですが、その影響か今年は蚊の活動が弱く、あまり見ませんでしたよね!?
うちは相変わらず蚊が多いのですが、気温が35度を超すと蚊の活動が鈍るそうで、その影響なのでしょうね。
同様に、ゴキブリも気温が高すぎると活動が弱まるそうなので、酷暑の数少ない副産物と呼んでも良いのかも知れませんよね!
私はゴキブリと同じくらい女性から嫌われてはいるものの、「生命力」だけ比較すると、今年は私の勝ちだな~と、勝手に勝利宣言してしまいました(笑)
蚊とゴキブリよ!この酷暑でも気持ち悪さを保っている私を見習え!!と、激励をしたい感じでございます!!
害虫と勝負をしだしたら人生終わりだよな~と思いつつ、登山・アウトドア注意しなければならない筆頭の虫が「ハチ」になりますが、こちらは猛暑のお陰で素の成長速度が速まり、例年よりも巨大化しているそうです。
ハチの巣が大きいという事は、それだけ「戦闘担当」、「見張り担当」、「ミツバチコスプレ担当」の働きバチが多くなり、1つの巣の攻撃力が飛躍的に高まっていると言えます。
「ミツバチコスプレ担当」の女性が人間界にも増えると嬉しいな~と思いつつ、戦争にも言える事ですが、「いかに早く敵を見つけ、大量に戦闘員を投入できるか」が、勝利のカギを握っております。
見張り担当(索敵)のスズメバチが増えれば、それだけ人間との接触が増えてしまい、「敵」と見なされてしまったならば、巣で待機している戦闘担当のハチがモリモリ押し寄せ大きな被害になってしまいます。
例年、7月~10月位がスズメバチの活動期となり、毎年多くの方がハチに刺され命を落としております。
アナフィラキシーショック(急性アレルギー症状)等で、年間50人前後がハチに刺されたことによりお亡くなりになっておりますので、登山・アウトドア愛好家にとっては侮れない数字ですよね。
死亡事故にならずとも、ハチやアブ等に刺されてしまうと非常に痛いですし、暫く傷も痛みますので、出来る事なら避けたいものですよね。
スズメバチを始めとする蜂や蚊、ブヨ、ムカデ、ヤマビルなどの毒虫や、毒蛇、クラゲ等に刺されてしまった時に重宝する「ポイズンリムーバー」ですが、知らない方もいらっしゃると思いますので、どの様なアイテムなのか書いてみたいと思います!
蚊・アブ・ブヨ・ハチ等の毒液・毒針対策にポイズンリムーバーの効果
毒針・毒液を持っている身近な害虫生物としては、蚊、ブヨ、スズメバチなどの毒バチ、ムカデ、毛虫、毒蛾、毒蛇、毒魚、くらげ等になるかと思います。
私の「毒針」は伸縮自在で状況に応じて太く大きくなるのですが、毒液の量につきましては、その日の体調によって変わってきます。
薄い時もあれば濃い時もあるのですが、味については「苦い」、「イガイガする」とよく言われます(?)
ここのところ、なかなか刺す機会がなく、「宝の持ち腐れ状態」に追いやられております。
なんとかなりませんかね?
なんともなりません!
即答されちゃうと悲しい感じですが、ま~そんな意見が多数でしょうね(笑)
私の毒液をポイズンリムーバーで吸い取ったことはないのですが、なんだかフェチな臭いがして面白そうだな~と、思いつつ、本来の使い方は、害虫等に刺されてしまった時の応急処置として使うのが正解になります!
傷口に「毒液」が残っていると、体内に入り込んでしまい、治りが悪くなってしまいます。
体内に入る前に、いかに早く毒液を抜き取るかが、その後の痛み・痒み等の症状の出かたが大きく違ってきます。
私自身、何度かハチ、ブヨ、ヤマビルに刺され(噛まれ)てしまい、痛い思いをしているのですが、ポイズンリムーバーを使った時と使わなかった時では、症状の違いを実感しております。
ポイズンリムーバーを使い、毒液を抜き取った方が、症状が軽くなりますので、確実に効果はあります!
ポイズンリムーバーを使えば、症状を軽くすることが出来るものの、完全に0には出来ませんので、その点ご注意ください!
虫に刺されない為に一番大事なのが「虫除けを適切に使う事」になるかと思いますが、今年愛用している日焼け止めと虫除け、日焼けの保湿ケアが1本で出来るアイテムについて書いた記事がこちらになります!
お勧めな日焼け止め・虫除け・保湿ケアが1本で出来る商品ですので、良かったらご参考にしてみて下さい!
そんな感じで、現在使っているポイズンリムーバーがこちらになります!
お勧め商品 NEWエクストラクターポインズンリムーバーの詳細
こちらがお勧め商品であり、現在使っているポイズンリムーバーになります!
登山やアウトドアで携帯するアイテムになりますので、重さが気になる所ですが、こちらのポイズンリムーバーは非常に軽く約90gになります。
NEW エクストラクターポイズンリムーバーを購入した大きな決め手は、「2年間の品質保証付き」な点になります。
傷口に着けるカップ等のパーツも含め、購入後2年間でしたら無償で交換してくれるのは有難いですよね。
ポイズンリムーバーのセットの内容は、こんな感じになっております!
傷口の大きさに合わせてカップをシリンダーにセットし、毒液・毒針を体内から抜き出しますので、色々な大きさがあるのは重宝しますよね。
ポイズンリムーバーのケースの中はこんな感じになっております!
90gほどなので、重さは全然感じません。
カップをシリンダーにセットした状態です。
シリンダーを引っ張るとこんな感じになります!
使い方は注射器と一緒になりますが、ポイズンリムーバーが違う点は、「注入」するのではなく、「吸引し抜く」点になります。
私も「抜く」のは得意な方なので、「アオヒゲリムーバー」にユーザー名を改名しようか真剣に考えている最中です!(?)
むしろ、「髭剃りの名前」にした方が良さそうですよね(笑)
ポイズンリムーバーの使い方について
こちらのポイズンリムーバーの使い方の説明書になります!
ポイズンリムーバーの使い方になりますが、蚊やハチ、ブヨ等の毒液・毒針を持っている生物に刺されてしまった患部の大きさから少し大きなカップをシリンダーにセットします。
患部にカップを当てて、ポイズンリムーバーのシリンダーを引っ張ります。
後は、注射器と同じ要領で、シリンダーを最後まで押し込めば終了です。
患部が真空状態になり、モッコリ吸われたような感じになりますので、そのまま2分~3分間置いておきます。
暫く置いておくと、患部から毒針・毒液が出てきますので、水で洗い流して終了です。
持っていれば、虫刺され用の薬を患部に塗ると更に治りが良くなります!
刺されてしまった患部は、氷で冷やすと痛み・腫れが少し良くなりますので、温めず冷やしてください。
ポイズンリムーバーのカップは、患部に触れてますので、家に帰ったら石鹸等で洗い流し、よく乾燥させて保管してください。
ネットショップ・薬局・量販店でポイズンリムーバーは購入可能です!
私はいつもネットショップでポイズンリムーバーを購入するのですが、とてもメジャーなアイテムになりますので、そこそこ大きな薬局や量販店でも購入が可能です!
何処で買っても値段に大差はありませんので、普段からポイントを貯めているお店で買うのがベストですよね!
100均でもポイズンリムーバーは売っているのかしら!?と、調べたことがあるのですが、流石に売ってませんでした。
しかしながら、100均のアイテムを駆使して自作している方もいたりします。
100均で売っている化粧用のスポイト等の道具で自作して安く上げる方法も大いにアリですが、繰り返し使う場合の耐久性に難があるように感じております。
私は最後の最後の一手として、こんな方法でポイズンリムーバーのように「毒液・毒針」を抜いております。
あまりお勧めしませんが、「緊急の応急処置」として、白い眼で眺めていただけたら幸いです。
繰り返しになりますが、あくまでも緊急用になります。
ポイズンリムーバーを持ってない時の応急処置のやり方について
ウィキペディアより引用
これはなんざんす!?魔法使いかが「メラ」でも唱えているのか!?
と、思う方もいるかもしれませんが、こちらは「カッピング療法」と言いまして、別名「吸い玉療法」、「吸角法」と呼ばれる伝統的な身体治療法になります。
世界各地で似たような治療方法がある、とても古い技術(治療方法)になるのですが、ガラス容器等にアルコール類を入れて燃やし皮膚にあてます。
すると、ポイズンリムーバーの様に真空状態になるのでガラス容器が吸いつきます。
真空状態になったら患部がうっ血状態になり、それが患部に作用して治療になるという考えが「カッピング療法」になります。
肩が凝ると揉んで柔らかくしますが、「揉む」ではなく「うっ血させる」というアプローチの違いになります。
ここまで書くとお分かりの方も多いと思いますが、この技術を応用すれば、「火」、「カップ」があれば、何処でもうっ血させることが出来ます。
ポイズンリムーバーの原理は、「真空吸引」になりますが、言い換えれば「うっ血」ですよね!?
ここからは私が勝手にやっている事ですので、真似しないでくださいね!
用意するのは、紙、ライター、カップになります。
カップにつきましては、出来たらガラス瓶がベストです。
しかし、登山・アウトドア中にガラス瓶を持って行くのは少ないですよね。
今回、大きなカップを使ってますが、出来るだけ小さいのを使うと良いです。
更にベストなのが無水エタノール(アルコール)になります。
食毒用アルコールでもOKですが、工業用や、メタノールは体内に入ると危険ですので、絶対に使わないでください!
無水エタノールは、燃料にもなりますし、消毒にも使えるので(飲んでも大丈夫です)、登山やアウトドアで少量持っていると色々と重宝します。
紙の場合は、これくらいの少量でOKです!
無水エタノールの場合、紙は使わずそのままカップに少量(1ml)入れるだけでOKです!
1、2秒で燃え尽きる様なイメージの分量になります。
紙をカップに入れ・・・
着火させます。
カップの中を真空状態にしたいだけですので、紙は少量にしてください。
燃やす時間が長いとカップが熱くなり火傷してしまいますので要注意です。
こんな感じに刺されてしまった患部に付ければOKです!
体に密着させると酸素が遮断されますので、直ぐ火は消えます。
成功すると、吸われている様な感覚となり、直ぐに分かりますので、そのまま2、3分ほど放置すればOKです。
こちらの欠点は、頭、指等のカップより径が小さい所では出来ない点と、「慣れ」が必要です。
また、吸引されますので、皮膚に痕が残ってしまいます。
こちらの痕は、1週間前後で綺麗に消えますので安心してください!
そして、火を使うので火傷が怖いと思いますので、全くお勧めはしませんが、足、背中、お腹には良いかと思います。
また、肩こり・腰痛にもカッピングはお勧めですので、蚊・アブ・スズメバチ刺された以外にも使える技術かな~と思います!
こんな面倒な吸引をしなくても、患部を強く圧迫すれば、毒針・毒液を搾り取れます。
しかし、アナフィラキシーショックの恐れがある方は、シッカリと毒針・毒液を直ぐに体内から抜き出さなければショック状態になってしまいますので、手元にある道具を駆使ししながら適切な処置をする事が大事かなと思います。
スズメバチに刺された時の毒針・毒液の対処とツールナイフの重要性
登山中に、スズメバチと思われるハチに膝の上を刺されてしまい、振り払った拍子に毒針が脚の奥に入ってしまい、取り出せなくなった事が昔ありました。
その時はポイズンリムーバーも持ってなく、力を込めて圧迫し絞っても毒針が出てこない・・・。
仕方がないので火傷しながら上記のやり方を行ったところ、毒針が少しだけ体内から出てき、引っ張り取ることが出来たことがあります。
何度も書きますが、あくまでも緊急的な応急処置の1つですので、真似はせず、知識程度に留めて頂けたらと思います。
このやり方でも毒針が体内から抜き取れない時は、ナイフで傷口を少し広き、ピンセットで取る方法になってしまいます。
そんな時に重宝するアイテムが「ツールナイフ」になります。
私が愛用しているツールナイフには、小型ナイフのほかに「ピンセット」が付属されております。
害虫に刺された時や棘が刺さった時にピンセットは重宝しますので、ツールナイフは登山やアウトドアにお勧めなアイテムになります!
ツールナイフについて詳細に書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!
まとめ
まだまだ害虫等の活動が活発な時期ですので、登山・アウトドアで山の中に入る時には「毒針・毒液」には十分注意しなければなりませんよね!
登山・アウトドア中は、下界とは違って持ち物を極力減らし軽量化しなければなりませんので、使うか使わないか分からないポイズンリムーバーを持って行かない方も多いと思います。
備えあれば患いなしですが、持ってなくても「毒針を抜いて毒液を抜く」ことさえ出来れば症状を軽くできます。
しかしながら、お口で毒液を吸い取るのは、感染症等の危険もありますので、やらないようにしてください!
私の毒針から毒液を吸い取ってくれるのは大歓迎なのですが、相手を選ぶ必要がある感じです!(?)
最後までなんだか分からくなってしまいましたが、ポイズンリムーバーを持って登山・アウトドアに出かけるのが安心・安全かと思います。
また、持っていない方は装備の追加を検討されることをお勧めいたします!
スズメバチやアブと同様に厄介な山ヒルの対策について書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!