- 湯ノ島小屋で宿泊した経緯について
- 湯ノ島小屋(日出谷駅)までのアクセスと道の駅関川の詳細
- 実川渓谷(飯豊連峰実川登山口)から五十嵐家住宅までの登山ルートの様子
- 湯ノ島小屋・実川発電所までの登山ルートと崩壊地の様子
- 湯ノ島小屋泊(湯ノ島避難小屋)の様子と水場・トイレ・小屋の中の詳細
- 湯ノ島小屋までの登山ルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
湯ノ島小屋で宿泊した経緯について
シルバーウイークを利用して、念願だった飯豊連峰へテント泊縦走してきました!
私は「東北の山」がとても好きで毎年何処かしら登っているのですが、前から気になっていたルートの1つが「オンベ松尾根」になります。
オンベ松尾根は、湯ノ島小屋から飯豊連峰最高峰である大日岳まで直登出来るルートになっておりまして、実川渓谷の林道が崩壊するまでは、御西小屋の歩荷道として利用されていた登山ルートになります。
しかしながら現在は、実川渓谷の林道の崩壊がモリモリの状態でして、特に去年の大雨による被害が致命的な感じで現在簡単には通過できない状況になっております。
そんな崩壊地だらけな登山道を歩いて湯ノ島小屋(湯ノ島避難小屋)を目指したのですが、今回は公共交通機関を使って飯豊連峰を縦走する計画になりました!
道の駅関川を起点にし、日出谷駅から入山し、大日岳、朳差岳、大石ダムを目指す約70kmの縦走で挑戦する事となりました。
公共交通機関を使う関係で、どうしても湯ノ島小屋で1泊する必要があるので計画に織り込まれたのですが、自然がモリモリな所に位置することもありまして別名「蚊ノ島小屋」と言われるほど蚊が多い所になります!
「蚊ノ島小屋」と聞いた時は、「大げさではないのか!?」と思ってしまったのですが、実際に湯ノ島小屋に到着すると尋常ではないほど蚊が多く驚かされてしまいました!!
そんな蚊が多い湯ノ島小屋で1泊したのですが、道中には史跡であります「五十嵐家住宅」などもありまして、見所もあり、また、実川渓谷がとても美しくキツイながらも癒しが多い登山の時間になりました。
そんな感じで今回は、崩壊地を乗り越えて進んだ湯ノ島小屋までの登山について書いていきたいと思います!
特に気になるのが実川渓谷の崩壊の様子と、湯ノ島小屋までのルートの状態だと思いますので、その辺についても触れていきたいと思います!
まずは、今回登山をした日出谷駅から実川渓谷の湯ノ島小屋までのルートの様子や、水場等について撮った登山動画がこちらになります!
上記写真を押すと実川渓谷と湯ノ島小屋までの登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、参考になれば幸いです!
湯ノ島小屋(日出谷駅)までのアクセスと道の駅関川の詳細
こちらが今回湯ノ島小屋から飯豊連峰への登山で利用した道の駅関川周辺の地図になります!
道の駅関川からバスや電車を駆使して実川渓谷の入口にあります日出谷駅を目指しました。
道の駅関川は、駐車場も広く満車で駐車できない事はないと思います。
お店や売店などもあるので日中は多くの方で賑わいます!
少し時間が早かったもので営業前でした。
また、道の駅関川には「天然温泉ゆ~む」がありまして、温泉を楽しむ事が出来ます!
湯ノ島小屋から飯豊連峰を縦走し、下山したらこちらの温泉に入浴する予定でございます!
凄い垢と臭いでお世話になる事でしょうね~~(笑)
道の駅と言うこともありまして自動販売機がとても充実してました!
トイレも綺麗で広いので、とても快適でした!
また、道の駅関川には小さいながらお無料の足湯がありまして、地元の方がチョコチョコ利用してました。
バスの時間まで道の駅関川でマッタリしていたのですが、出発直前に大雨が降ってきてしまい・・・。
地味との紳士が「駅まで乗ってくか!?」と優しいお誘いを受けたのですが、荷物が多いこともありまして・・・。
やっぱり、東北の方は皆さん本当に優しいです!!
今回一緒に登山をした写真に写る前ちゃんは、本当に準備に抜かりがなく、色々なアイテムがポコポコ出てきます。
やっぱり、「邪悪なドラえもん」を目指しているだけのことはあるな~っと感心しきりでした(笑)
本来ならば越後下関駅から電車に乗って日出谷駅へアクセスする所なのですが、去年の大雨で不通になっております。
電車が使えない代わりに代行バスが出ておりまして、坂町駅まで乗せてもらいました。
バスの出発時間は7:02で本数はかなり少ないです。
代行バスなので空いているんだろうな~っと思っていたのですが、とんでもない!!
地元の中高校生がモリモリ乗ってまして驚いてしまいました!
なんだか我々は場違いな感じでして、学ラン持ってくれば良かったと心から思ってしまいました(笑)
何年留年しているんだお前さんは!っと、ツッコミが入りそうですが、代行バスを使って無事に坂町駅に辿り着けました。
坂町駅から新津駅で乗り換えて目指す日出谷駅までアクセスします。
この電車も大変混んでいて途中まで座れませんでした。
新津駅に着くと「えちごワンデーパス」の方が料金が安いですよ!っと、親切な駅員さんが教えてくださり、こちらを使って日出谷駅までアクセスしました!
普通に乗るより150円前後安くなるみたいです。
そして新津駅前にはコンビニがあります。
日出谷駅は無人駅になっておりまして、後述しますが駅周辺には何もありません。
このコンビニが最終になりますので、湯ノ島小屋から飯豊連峰へ登山する際の物資の補給はここで済ませて下さい。
改札の所にも小さな売店があるのですが、やはり品揃えが悪いです。
新津駅から会津若松駅に向かう電車に乗り換えて日出谷駅を目指します!
いや~~事前に分かっておりましたが、湯ノ島小屋までのアクセスは本当に大変でした。
今回の湯ノ島小屋からオンベ松尾根を使って朳差岳へ縦走する計画を立案して下さったマエちゃんになります!
私のブログではお馴染みの方ではありますが、年齢不詳で色んな意味で凄い方です(笑)
多分、年齢聞くと驚いてしまうと思います。
そして「指圧の心は親心、押せば命の泉湧く」と叫んでしまった誰かさんでした(笑)
「ぶらりアオヒゲ途中下車の旅」の終着地点であります日出谷駅になります!
「SLばんえつ物語」が妙に気になってしまいました。
「サド・ラブ・ばんえつ物語」の略称なのでしょうか!?
分かっておりましたが日出谷駅周辺は山と渓谷しかありません!
ただ、スキー場や温泉などもありますので、観光するのも良いかもしれません。
そして日出谷駅の駅舎がレトロな感じでとても懐かしい雰囲気の建物でした!
駅舎兼公民館として使われているそうです。
黒板が妙に懐かしかったです。
日出谷駅舎とバス停になります。
建物の中にトイレがありまして、写真右手に水場がありました。
残念ながら日出谷駅周辺には個人商店?的なお店が1件ありましたが、コンビニなどのお店はなく、自動販売機も見つけられませんでした。
食材などの物資は、事前に用意しておいたほうが無難ですね。
実川渓谷(飯豊連峰実川登山口)から五十嵐家住宅までの登山ルートの様子
日出谷駅から長いトンネルを進んで行くと、実川渓谷・五十嵐家住宅(飯豊連峰実川登山口)の分岐が見えてきます。
この分岐を左に曲がって進んで行くと湯ノ島小屋に辿り着くことが出来ます。
ちなみに五十嵐家住宅は、国の重要文化財に指定されているのですが、去年の大雨で土砂崩れに見舞われ半壊しているそうです。
さ~どのようになっているのか実際に見てみたいと思います!
実川渓谷の入口にありました「栃ノ木清水」になります。
残念ながら水場は枯れておりまして、今年は飯豊周辺は雨が少なく異例な事みたいです。
湯ノ島小屋を目指し林道を進んで行くと実川渓谷の案内がありました。
この案内から直ぐ近くに五十嵐家住宅があると思ったのですが、ここからかなり離れた所に鎮座しております。
長い林道をオモザック担いで行進中の様子になります。
日出谷駅駅周辺の標高は約150mになるのですが、この日の下界の温度が32度と高く、非常に蒸し暑い中での登山となりました。
いや~~夏の飯豊は本当に暑いです!!
林道をモリモリ進んで行くと発電所がありました。
この界隈工事をしているみたいで、多くの車両の往来がありました。
また、「朝、夕方はツキノワグマの出没がかなり多いので注意してね!」っと、工事関係者が教えてくれました。
日出谷駅から歩くこと約2時間で実川集落にあります無料駐車場に辿り着けました。
駐車場には公衆トイレがあるのですが、現在は利用が出来ない状態です。
多分、この公衆トイレは今後も使えないと思います。(停電、断水の為)
ここで休憩していると、強い通り雨に見舞われたのですが、到着したタイミングが素晴らしく濡れずにラッキーでした!
やはり、飯豊の神様に愛されていると確信した出来事でした(笑)
雨が止んだので駐車場・トイレから五十嵐家住宅を目指していくと、昔こちらにお寺があった名残と石碑が鎮座してました。
昔はとても賑やかな集落だったんでしょうね~
そしてこちらが実川集落にあります国の重要文化財であります五十嵐家住宅になります。
残念ながら土砂崩れに見舞われ半壊しております。
現在、復元に向けて工事をしている最中になります。
素敵な環境省?の若い女性の職員さんがいて、色々と教えて頂きました。
やはり「熊が多いから気をつけて」と注意されてしまいました。
今年の飯豊は特に熊の目撃が多いみたいですので、湯ノ島小屋へ行かれる方は十分注意して下さい!
湯ノ島小屋・実川発電所までの登山ルートと崩壊地の様子
五十嵐家住宅を過ぎると、ここで舗装路から本格的な登山道に突入となります。
湯ノ島小屋まで林道がモリモリ崩壊しているとの事で無事に辿り着けるか心配ですが進んでみたいと思います!
案の定、いきなり土砂崩れ地帯になりました。
いや~~先が思いやられる感じですね・・・。
林道の崩壊地もさることながら倒木も多く、非常に歩き難い感じでした。
荷物が大きいので、倒木地帯を越えるのに一苦労でした。
崩壊地、倒木地帯を越えると実川林道のゲートが見えてきます。
既にここまで車では来れない感じですが、数年前までは利用出来たんでしょうね~
この先にもゲートがあるのですが、そちらは開きっぱなしな感じでした。
林道ゲートを越すと、崩壊地、倒木の勢いがさ更に増してきました。
実川渓谷の美しくも厳しい一面を見れた感じですね~
湯ノ島小屋までの道のりは、崩壊と倒木の嵐なのですが、無事に被害を免れている橋も多かったです。
ただ、毎年起きる長雨などの影響で、いつか被害が出てしまうかもしれませんよね。
湯ノ島小屋へ進んで行くと、結構怖い崩壊地のトラバースがあります。
ここのトラバースはかなり危険で、落ちると実川渓谷へ真っ逆さまになってしまいます。
今後の崩落具合によっては、ここも歩けなくなってしまうと思います。
も~見慣れてきましたが、こちらも湯ノ島小屋への登山ルートになります。
崩落も多いですが、土砂崩れもそれ以上に多く、登山道の原形を留めていない感じでした。
湯ノ島小屋を目指してモリモリ進んで行くと、実川渓谷の美しい滝が見えていました!
マイナスイオンがモッコリで、この時はとても素敵な笑顔であったと自負しております(笑)
そして湯ノ島小屋への一番の核心部になるのが、この看板の先にあります大崩落地になります。
正面の草むらから先は道がなく、河原に下りるか山の斜面を大高巻きをしないと進めない所になります。
マエちゃんからも「ここの崩落はヤバい」、「一番の核心部」と聞いていたのですが、想像以上でビックリしました。
左斜面の大高巻き地点になるのですが、安全を考えると300m位は登らないと先に進めない感じになります。
踏み跡は見つけられなかったので、大高巻きする人は少ないみたいです。
結局、大高巻きはせず、実川の河原から進むことにしたのですが、かなり急な斜面を下りなければならず、かなり怖い思いをしました。
写真だと伝わらないのですが、かなりの急斜面になりますので、ザイル(20m前後)があると安心だと思います。
ただ、良い感じに木が生えているのと、滑落しても大怪我まではしないかな~っと思われる感じでした。
無事に実川の河原に着地できました!
いや~美しい渓谷ですね~~♡
マエちゃんも無事に着地できたところで、ここで少し休憩しました。
とにかく蒸し暑く、汗がダクダクで加齢臭がモッコリな感じになってしまいました・・・。
独りだったら間違いなく沐浴していたであろう瞬間でした♡
とても綺麗な水だったもので、浄水器を使って飲んでみたのですが、冷たくてとても美味しかったです!
やっぱり、飯豊の水は格別ですね~~
このまま実川の上流に進んでしまうとルートに復帰できなくなるので・・・
登れそうな斜面から林道に合流すべく進んでみました。
林道への復帰もなかなか大変でして、非常に時間が掛かってしまいました。
こちらが大崩落している林道の様子になります。
写真だと伝わらないと思いますが、斜度がエグイ感じになりまして、斜面をトラバースして突破は難しいです。
我々は写真中央左にあります木々を伝って河原に下りた感じです。
高度感が分からないと思いますが、河原まで50m前後の高さになると思います。
ここの大崩落地帯で進み方が分からず湯ノ島小屋・オンベ松尾根を断念した人が多いみたいです。
藪漕ぎをしながら林道に復帰したマエちゃんの様子になります。
大崩落地を攻略するのに1時間ほど掛かってしまいました。
林道に復帰すると直ぐの所に梯子がありました。
大高巻きする場合は、ここに着地するそうです。
元々は電力会社の巡回用の設備みたいでした。
大崩落地から湯ノ島小屋を目指して進んで行くと、更に崩落地が続きました。
ルート取りさえ間違えなければ危ない所は少ないです。
先ほどの大崩落地が湯ノ島小屋への最大の核心部になるかと思います。
倒木地帯を進んで行くと、美しい実川渓谷には似つかない建造物が見えてきます。
実川渓谷にあります実川発電所になります。
林道が崩落しておりますが、職員さんがいるみたいで部屋の灯りが点いておりました。
ど~やってここまで来たのでしょうかね!?
実川発電所の近くに見慣れないアナグマ?ハクビシン?がいました。
ツキノワグマでなくて安堵した瞬間でした(笑)
そして湯ノ島小屋への最後の関門と呼んで良いのが、こちらの素掘りのトンネルになります。
約1kmほどのトンネルになるのですが、電灯はなく、コウモリが沢山生息してまして、おっかなびっくりな時間になりました。
ただ、ヒンヤリとした冷たい空気が充満してまして、蒸し暑さから解放されて生き返った瞬間でもありました。
トンネルの真ん中が浅い水路になっているので、両端を歩くようにして下さい。
長いトンネルをこなし安堵しているマエちゃんになります!
いや~湯ノ島小屋に行くのってこんなに大変なのですね~~
トンネルから先も崩落と土砂崩れ天国でして、疲労の色が濃くなってきました・・・。
私の場合、アオヒゲの剃り跡が濃くなってきた!が、正解かもです(笑)
湯ノ島小屋泊(湯ノ島避難小屋)の様子と水場・トイレ・小屋の中の詳細
アオヒゲがフサフサになってきたところで湯ノ島小屋が見えてきました!
林道から左手に曲がり2、3分の所にあるのですが、道標がないので要注意です。
写真右手が湯ノ島小屋(湯ノ島避難小屋)になりまして、左の小屋がトイレになります。
湯ノ島小屋の水場は、建物とトイレの間を真っ直ぐ進んだ所(木々が生い茂っている所)にあります。
よ~~~~やく本日の宿泊地である湯ノ島小屋(湯ノ島避難小屋)に辿り着けました。
スタートした日出谷駅からコースタイム6時間で湯ノ島小屋に辿り着けた計算になります。
こちらが湯ノ島小屋の水場の様子になります。
水量は豊富ながら、少し濁っているというか、茶色い感じでした。
浄水器を使わずに飲んだのですが、変な味はせず、体も問題ないので大丈夫だと思います。
ただ、お腹が弱い方は、アウトドア用の浄水器を使った方が良いかもしれません!
そしてこちらが湯ノ島小屋のトイレになります。
トイレは2つあるのですが、恐ろしいほど蚊が多く、ここで事を及ぶのを躊躇するほどでした・・・。
マエちゃんが蚊取り線香を置いてくれたのですが、それでも蚊が多く、私の可愛いプリケッツがズタズタになったのは言うまでもございません(笑)
桃尻を守りたい方は、強力な蚊取り線香や虫除けが必要です。
水を汲みトイレを済ましたのち、湯ノ島小屋でマッタリタイムになりました。
結局、この日の湯ノ島小屋は我々二人の貸し切りになりました。
暗闇に浮かぶオジサンの生脚にビックリした誰かさんでした(笑)
今宵の夕食はカレーとビールでございます!
いや~苦労してここまで来た甲斐がある美味しさでした♡
やっぱり、生米から炊くご飯は最高ですね!!
湯ノ島小屋の様子になるのですが、2階建てになっておりまして、1階は大人10人位が快適に過ごせる広さでした。
湯ノ島小屋(湯ノ島避難小屋)の利用に関する注意書きになります。
非常用ストックってなんだ?杖の事か?と思ったのですが、2階に行って意味が分かりました。
そして「蚊ノ島小屋」と言われているだけあって、小屋の窓には網戸が設置されておりまして、窓際には数多くの防虫スプレーの空き缶が置かれておりました(笑)
また、小屋には蚊取り線香が沢山置かれていて使えるようになっておりました。
誰かが定期的に持ってきているのかもしれません。
こちらは湯ノ島小屋の2階になるのですが、大人8人位が快適に過ごせる広さでした。
こちらに先ほどの「非常用ストック」が置かれておりまして、非常時には使用して良いそうです。
油や調味料、燃料や簡単なインスタントの食事が入っておりました。
最初、釣り師や常連さんが置いて行った資材だと思っていたのですが、行政?山岳会?の方で管理しているみたいです。
今回利用しませんでしたが、非常用の食料などが備蓄されているのは有難い事ですよね!
※悪用厳禁でお願い致します!!
湯ノ島小屋には一反木綿が生息しているみたいでした。
霊感がない私ですが、やはり蚊が気になってしまったのですが、蚊取り線香をモリモリ焚いたこともありまして、無傷で寝ることが出来ました!
翌日は激急登で名高いオンベ松尾根になりますので、早々に眠り着き翌日に備えた感じです!
そんな感じで、今回の日出谷駅から五十嵐家住宅、湯ノ島小屋泊までのルートと標高差などの登山の詳細がこちらになります!
湯ノ島小屋までの登山ルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした日出谷駅から五十嵐家住宅、湯ノ島小屋泊の登山ルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、9月15日(湯ノ島小屋で宿泊)なりまして、大変蒸し暑い1日になりました。
標高差の地図の通り、登山口である日出谷駅の標高が約150mになりまして、湯ノ島小屋の標高が500mになります。
距離にして約24kmほどの林道歩きになるのですが、上述の通り、崩壊地や土砂崩れ等もありまして、非常に時間のかかる登山ルートでした。
そしてこちらが今回登山をした湯ノ島小屋までのコースタイムになります!
日出谷駅 10:56 → 13:45 五十嵐家住宅13:55 → 14:10 林道ゲート14:13 → 17:55 湯ノ島小屋泊
登山をスタートした日出谷駅から湯ノ島小屋までのコースタイムが約6時間になりました。
崩壊や土砂崩れがなければ、コースタイム4時間前後で湯ノ島小屋まで辿り着けると思います。
日出谷駅からは水場、トイレ、自動販売機はありませんので、その点注意して下さい!
まとめ
夏の飯豊山登山はとにかく暑い!と良く聞きますが、正にその通りな展開になりまして、終始蒸し暑く体力をジワジワと奪い取って良く1日になりました。
ルートの状態が非常に悪いので、個人的には数年間は湯ノ島小屋からオンベ松尾根を利用した登山は控えた方が良いのではないかと思いました。
去年の洪水から湯ノ島小屋へ入山する人が極端に少ないと思われますので、滑落したり怪我をしても救助を当てにすることが出来ないと思います。
これから実川渓谷の紅葉も旬を迎える段階ですが、五十嵐家住宅までにして、その先は進まない事をおすすめいたします!
そんな感じで次回は、湯ノ島小屋からオンベ松尾根を使って大日岳への登山と御西小屋でテント泊をした時の様子について書いていきたいと思います!
オンベ松尾根から大日岳登山と御西避難小屋でテント泊の様子について書いた続きの記事になります!