
- 南アルプス笊ヶ岳日帰り登山について
- 笊ヶ岳日帰り登山のアクセスと駐車場、水場、トイレの詳細
- 笊ヶ岳日帰り登山のルート・標高差・コースタイム詳細
- 笊ヶ岳登山!老平駐車場~広河原までの登山ルート詳細
- 桧横手山・布引山までの登山ルートの様子
- まとめ
南アルプス笊ヶ岳日帰り登山について
色々とキツイ人生を送ってる私ですが、その中でもかなり酷い目に遭った山行を今回記事にしたいと思います!
何処の山に登ったかと申しますと、南アルプスの展望台と名高く、急登で有名は「笊ヶ岳」になります!
笊ヶ岳への登山は、山梨百名山の四天王と言われているほど登るのが大変であると言われている1座になるのですが、今日は珍しくキツイではなく「良い一日」になりました。
少し話が脱線してしまうんですが、仕事が終わった後に歯医者に行ってきました。
「制服」のジャンルに弱いもので、歯科衛生士さんのお姿を見ると何故かドキドキしてしまいます♡
私の飴色な感じの口の中をガリガリと「突貫工事」している時に、目と目が合ってミラク~ル♪を起こしてしまいました♡
「ミラクル」と書くと、反応する方が何人か居るんですが、こっちのハテナブログの方だと0人ですかね!?
それにしても、あの天使のような眼差しは、間違いなく私に惚れている乙女の瞳でした☆彡
「付き合ってあげても良いよ♡」
言えるもんなら言ってみたい今日この頃ですが、多分、「オジサン、お口臭い」って孫が言っているような感じの軽蔑が込められていた視線だったと思われます。
大丈夫!事実だから文句なんて言わなよ(^_-)-☆
え~何をさっきから私は語っているんでしょうかね!?(笑)
目が合っただけで幸せを感じれる安いオジサンなんですが、山梨県に鎮座するお山が好きで、「山梨百名山」をコッソリ集めております。
「日本百名山」は、とてもメジャーで集めている方も多いかと思いますが、私の場合、人が多い所が苦手なもので、そっちはあまり興味がありません。
今現在、山梨百名山は72個ほど集まったんですが、その中でも難易度が高い「笊ヶ岳」へ登った時の事を書きたい思います!
題目の「漢字が読めない」なんですが、「笊ヶ岳」って読めないですよね?
読めますか???
漢字を見た勝手のイメージで、「ツメケダケ」とか、「ササクレダケ」、「タケツメガタケ」とか勝手に呼んでいたんですが、正解は「ザルガダケ」です。
笊ヶ岳は、ザルが覆いかぶさった姿に山容が似ているから名付けられたみたいです。
漢字って、本当に難しいですよね!!
も~日本人失格ですよね(苦笑)
山梨百名山は、初心者向けから玄人向けまで幅広いお山が登録されているんですが、私が思う最難関は、今回の笊ヶ岳、笹山、鋸岳が御三家かな~って思っております。
勿論、時期やコースによって難易度は変わりますが、笊ヶ岳の場合、標高差が2,000mと、日本3大急登と呼ばれる「黒戸尾根」・「早月尾根」とほぼ変わりません。
道中に山小屋はなく、水場も乏しいので荷物も増えてしまい、通常は1泊2日テント泊(ビバーク)で登る方が多いみたいです。
そんな前評判を聞いて怖気づいている私ですが、今回、ど~いった結末になったのか!
今回は2部(前編・後編)に分けて載せたいと思います!
笊ヶ岳日帰り登山のアクセスと駐車場、水場、トイレの詳細
こちらが笊ヶ岳への登山で利用した老平周辺の地図になります。
老平には無料駐車場があり、そこにバイクを駐輪しました。
車で10台前後駐車可能です。
駐車場に「水道」があり、水が出ましたが、現在利用できるか不明です。
駐車場にトイレは有りませんので、地図の所にあります「公衆トイレ」をご利用ください!
笊ヶ岳日帰り登山のルート・標高差・コースタイム詳細

老平駐車場から出発し、広河原~桧横手山~布引山~笊ヶ岳を日帰りピストンしております!
ルート・標高差の地図の通り、距離は22kmほどになりまし、標高差は約2,000mになります。
老平駐車場5:57 → 6:54 広河原(渡渉点)7:07 → 8:40 桧横手山 8:44 → 9:44布引山 9:46 → 10:23 笊ヶ岳 11:32 → 12:12 布引山 12:15 → 12:59 桧横手山→ 14:03広河原 14:12 → 15:09 老平駐車場
そしてこちらが笊ヶ岳への日帰り登山のコースタイムになります。
約9時間のコースタイムになりました。
日帰り登山ですと、ギリギリな感じのコースタイムになりますので、なるべく早く出発してきます!
笊ヶ岳登山!老平駐車場~広河原までの登山ルート詳細

老平駐車場でございます!
10台位は車が停めれると思います!
バイクの右手に水道があるんですが、一応水は出ました。
でも、当てにするのは危険かな~っと思います。

駐車場から少し行くと、ゲートと登山ポストがあります。
さ~笊ヶ岳を目指してスタートしたいと思います!

なんだかドキドキしてしまう白い穴ですね♡
ヒダヒダな肉厚が私好みです!

笊ヶ岳への登山コース上に廃屋があります。
ここでテントが張れそうですが、ここで張る意味は全然ないですよね(笑)
一応、最低限の手入れはされている感じでした。

オ・マターがスースーしてエク・スタシーでした♡
最近、この橋の損傷が激しいので注意して下さい!
(2024年9月1日加筆)

所々笊ヶ岳への登山道が崩壊してました。
2011年の台風の影響で、結構アチコチ崩壊が起きたみたいです。

親切な看板が有ったんですが、最終水場がどれだか分かりませんでしたf^_^;
石清水のことなんですかね?それなら確かにありましたけど・・・

笊ヶ岳までの登山道は、スースーポイントがアチコチにあります。
とめどないエク・スタシーに酔いしれてしまいました(笑)

こちらが広河原の渡渉点です。
多分、この川の水は煮沸すれば飲めると思います。
対岸に看板があります通り、笊ヶ岳への登山ルートは、渡渉の先にあります。

残念ながら水量豊富で岩伝いに渡れる箇所がなく・・・

デニールおじさん、舐めるなよー!!!!と、惜しみなく濃いデニール披露しちゃいました♡
デニールについては下記の通りになっておりますので、良かったらご参考にしてみてください!

対岸の広河原に渡ると、ビバーク適地があります。
テント2張りは余裕で張れます!!
桧横手山・布引山までの登山ルートの様子

広河原からの取り付きから凄い急登が始まり永遠と続きます・・・
白目になる~~~!!っと叫んでいると「山の神」が鎮座してました。
ここで、今日の安全登山を祈願致しました!

写真では伝わらないと思いますが、凄い急登です・・・
なんじゃこりゃ~!!と、叫びたくなります・・・

よ~やく少し展望が開ける場所があります。
この年のGWに、笊ヶ岳へ登っている途中に遭難事故(道迷いをし遭難死)があり、ルートには「これでもか!」ってくらいピンク色のマーキングがありました。
油断なきよう、気を引き締めないとですね!

よっ!富士山!!
このお姿が見えるからこそ、笊ヶ岳への急登も頑張れるんです!!

ルート上にワイヤーがモリモリ落ちてました。
どんだけアレが好きなんでしょうかね?って、ソッチのプレー用ではないですよね(笑)

踏み跡はそこそこ明瞭です!
でも、雪が有るとルートファインディングが難しそうですね~~

よ~~やく急登が終わりフラットになってきました。
この辺は、雪があるとルートが分かり難いですね~~
笊ヶ岳へ登山中に遭難された方も、この辺でルートを間違ってしまったみたいです。
登山道が平らになると、檜横手山も近いです!

ヒッソリと檜横手山の山頂プレートが掛かってました。
ピークらしくない山頂で、気づかず通り過ぎちゃうカモです!

檜横手山の山頂の周辺にビバーク適地が何ヵ所かあります。
3、4張りはテントいけると思います!

檜横手山から布引山を目指して進むとゲッソリするほどの急登がまた始まります・・・
いや~笊ヶ岳は簡単には登らせてくれません・・・

写真では伝わらないかと思いますが、この辺で軽く気絶してましたf^_^;

桧横手山の樹林帯を飛び出すと、素晴らしい世界が広がっておりました!!

うわ~~南アルプスの山々がお姿を現してくださいました!!
右が名峰聖岳で、左が上河内岳ですね~~!
良いお山ですね!!!

青薙山方面も紅葉が絨毯の様に広がっておりました!

よ~~~やく布引山でございます!
ここまで遠かった・・・
も~歩きたくない、煮るなり焼くなりミンチにするなり勝手にせー!って感じですね・・・

布引山の山頂もビバーク適地があり、5,6張位はテントが張れると思います!
結構、色濃くビバークの跡が残ってますので、多くの笊ヶ岳への登山者がここを宿にしたんでしょうね~

布引山周辺は紅葉が素晴らしく癒しをくれます!!
さ~布引山から笊ヶ岳の山頂を目指してスタートしたいと思いますが、長くなってしまったので次回にしたいと思います!
まとめ
笊ヶ岳の登山道が、想像以上の急登に苦しめられましたが、よ~やく第一目標の布引山まで登る事が出来ました!
後は緩い稜線歩きやな~っと思ったものの、そ~簡単には登らせてくれないのが笊ヶ岳です・・・。
そんな感じで後半に続きます!!
布引山から笊ヶ岳の山頂までの登山の様子と、下山について書いた続きの記事になります!
