- 紅葉の大菩薩嶺・小金沢山・黒岳・竜門峡縦走について
- 大菩薩登山口までのアクセス・バス時刻表・コースタイム(大菩薩嶺~大菩薩峠~小金沢山)
- 登山コース・標高差(大菩薩嶺・小金沢山・黒岳・竜門峡)
- 紅葉の大菩薩嶺登山の写真(大菩薩峠登山口バス停~上日川峠)
- 上日川峠のロッヂ長兵衛・福ちゃん荘周辺の登山の様子
- 唐松尾根から大菩薩嶺登山ルートの詳細
- 大菩薩峠から熊沢山・石丸峠へ縦走登山の様子
- 小金沢山と黒岳について
- まとめ
紅葉の大菩薩嶺・小金沢山・黒岳・竜門峡縦走について
10月に予定していた山行がことごとく悪天で中止になり、有給消化も進まないので、天気が良さそうな日を狙って日帰り登山をしようと狙っておりました。
すると、金曜日が快晴の予報で、紅葉も標高2,000m以下で見頃を迎えているとの情報に触れたもので、久しぶりに大菩薩嶺の山々に出没してみました。
大菩薩は公共交通のアクセスが良いので、「縦走」するには持って来いのお山になります!
紅葉も綺麗そうだったので、今まで行って事が無い「竜門峡」を絡めて今回計画して歩いてみました。
竜門峡は、遊歩道も整備されていて滝も何個かあったりと、風光明媚な場所みたいで楽しみにしていたのですが、実際は・・・。
今回も地味に長いので前・後編の2部作で行きたいと思います!
前編の登山は、大菩薩峠登山口(裂石)から入山して、千石茶屋~上日川峠~福ちゃん荘~雷岩~大菩薩嶺~賽ノ河原~親不知ノ頭~大菩薩峠~熊沢山~石丸峠~天狗棚山~狼平~小金沢山までになります!
こんな大菩薩嶺での一日になりました!
紅葉の大菩薩嶺・小金沢山・黒岳・竜門峡縦走の日程・天候・メンバーは、こちらになります!
登った日:10月27日(金) [日帰り]
天 候:快晴
メンバー:単独
紅葉がとても綺麗でしたので、10月中旬から11月上旬までが登山の旬だと思います!
大菩薩登山口までのアクセス・バス時刻表・コースタイム(大菩薩嶺~大菩薩峠~小金沢山)
大菩薩登山口までのアクセスですが、今回は電車・バスを利用いたしました!
交通手段:<行き>
JR塩山駅 6:22着
JR塩山駅 6:42発 大菩薩峠登山口バス停(裂石)7:02着 300円(IC可)
大菩薩登山口バス停生きのバス時刻表
塩山駅発の場合、大菩薩登山口バス停への乗り場は、2番乗り場(改札を出て右)になります。
そしてこちらが大菩薩嶺~大菩薩峠~小金沢山縦走のコースタイムになります!
大菩薩峠登山口 7:04 → 7:09 雲峰寺駐車場 → 7:14裂石登山口駐車場 → 7:20丸川峠分岐駐車場 → 7:27 千石茶屋 7:32 → 8:19 上日川峠 8:24 → 8:39 福ちゃん荘 8:41 → 9:16 雷岩 → 9:22 大菩薩嶺 → 9:27 雷岩 → 9:36 神部岩 → 9:47 賽ノ河原 → 9:52 親不知ノ頭 → 10:00 大菩薩峠 10:01 → 10:10 熊沢山 → 10:19 石丸峠 → 10:24 天狗棚山 → 10:33 狼平 → 10:59 小金沢山
登山コース・標高差(大菩薩嶺・小金沢山・黒岳・竜門峡)
こちらが前編で歩いた大菩薩嶺登山ルートになりまして、上日川峠~福ちゃん荘~大菩薩嶺~大菩薩峠~熊沢山~小金沢山までの登山コースと標高差になります!
地図の通り、裂石(大菩薩峠登山口バス停)から上日峠まで、かなりの急登がつづきます。
福ちゃん荘から大菩薩嶺~大菩薩峠~熊沢山までは登山ルートも明瞭なので、道迷い塔はないかと思います!
しかし、小金沢山周辺の登山道は、一部不明瞭な箇所がありますので、ルートに注意して登ってください!
そして、大菩薩嶺登山の起点となる大菩薩峠登山口バス停周辺の地図がこちらになります!
<大菩薩峠バス停付近の地図>
大菩薩登山口バス停周辺にトイレが有り便利です!
車でアクセスする場合は、上日川峠へ向かう途中に「丸川分岐駐車場」が左手にありまして、そちらに駐車することが可能です(無料)
駐車場にトイレはありませんので注意してください!
紅葉の大菩薩嶺登山の写真(大菩薩峠登山口バス停~上日川峠)
今日は、紅葉の大菩薩嶺を目当てに大菩薩峠登山口バス停からスタートです!
さすが平日なだけあって、バスのお客は私だけでした。
大菩薩峠登山口バス停付近にトイレが2箇所あります。
左のトイレの方が新しく綺麗かな~と思います。
上日川峠を目指していくと、丸川峠の分岐になります。
左の写真は駐車場になるのですが、今日は1台も停まっておりませんでした。
今日は、直接上日川峠へ行こうと思います!
更に林道を進んで行くと、右の写真の分岐が見えてきますので、案内の通り右手に進みます。
分岐から直ぐの所が「千石平」になります。
左の手の写真が千石平のお茶屋さんで、ジュース等の販売がされてました。
さらに登って行くと第二展望台という休憩スペースがあります。
名前の通り展望が良いのかな~と思いますが、残念ながら樹木に覆われていて景色はほとんど見えません。
景色が悪いですが、紅葉が良い感じになっておりました!
いや~癒されますね~♡
人も全然いないので貸し切りでした!
上日川峠・大菩薩嶺目指してモリモリ登って行くと林道にぶつかります。
ぶつかりました右手に進むと登山道が見えてきます。
少し登れば上日川峠周辺に到着します!
紅葉が見頃でとても綺麗でした!
それにしても結構冷え込んで地味に寒かったです。
山ガールのぬくもりが欲しい時間帯でした(?)
上日川峠のロッヂ長兵衛・福ちゃん荘周辺の登山の様子
そんな感じで上日川峠の「ロッヂ長兵衛」です!
写真を見て左手に水場があります(写真右)
寒いと凍結することがあるの注意してください。
「ロッヂ長兵衛」は、大菩薩界隈では珍しく「テント泊OK」なのですが、テント場はどこにあるのでしょうかね!?
「ロッヂ長兵衛」で朝市?をやってました(笑)
リンゴが美味しそうですが、かじった瞬間、全ての歯から出血がおきそうなので購入は控えました。
「ロッヂ長兵衛」から「福ちゃん荘」を目指すと綺麗な紅葉のお出迎えになりました!
写真だとアレですが、この界隈の紅葉が朝日とのコラボで素晴らしかったです!
地味な登りをこなすと「福ちゃん荘」になりました。
今日は、唐松尾根で大菩薩嶺を目指したいと思います!
この周辺で、多くの登山者が休んでいて驚きました・・・。
天気も良いですし、紅葉目当てで来た方が多いんでしょうね~
上日川峠の駐車場も結構混んでましたしね・・・。
紅葉の時期は、上日川峠の駐車場は直ぐにいっぱいになりますので注意してください。大菩薩湖の方に臨時の駐車場が出来ますので、「停められない」ことは無いと思います。
福ちゃん荘近くにある大菩薩連嶺の案内図です!
この付近に綺麗なトイレがあります。
福ちゃん荘周辺の紅葉も見頃でした!!
癒されますね~♫
福ちゃん荘も、「ロッヂ長兵衛」と同様にテント泊が出来ます。
小屋の目の前にテント場が広がっているのですが、平地も多く雰囲気も良さそうでした!
大菩薩嶺登山の起点になる、ロッヂ長兵衛と、福ちゃん荘の詳細について書いた記事になります!
宿泊料金や、テント泊、トイレについて書いてますので、登山の参考になれば幸いです!
唐松尾根から大菩薩嶺登山ルートの詳細
今回は、唐松尾根を使って大菩薩嶺へ登りたいと思います!
こちらは、唐松尾根の落葉松の様子でございます!
だいぶ色づいていて綺麗だったのですが、先日の台風でだいぶ落葉してしまった感じでした。
11月上旬位までは、大菩薩嶺唐松尾根の落葉松の紅葉は見頃だと思います!
よっ!富士山日本一!!
富士山が見えるとついつい叫んでしまいますf^_^;
手前に見えているのが大菩薩湖になります!
アップで富士山でございます!
今年の年賀状はこちらで決まりですかね!?(笑)
いつの間にか富士山も濃厚な雪化粧になっておりました。
雪がある富士山は絵になりますよね!
錦に輝く大菩薩湖でごあいます!
いや~~落葉松の紅葉がとても綺麗でした!!
上日川峠周辺標高1,600m付近)が、落葉松の紅葉の見頃でした!
唐松尾根のルート上は、かなり景色が良い所が多いので、飽きずに楽しめる良いコースだと思います!
唐松尾根の急登をこなしよ~やく雷岩(写真左)に辿り着けました!
左方面に進み約5分歩けば本日の最高点である大菩薩嶺(標高2,057m)になります!
さすがに2,000mを越してくると寒いですね~!て、半袖でウロウロしているのがいけないんでしょうけどね(笑)
大菩薩嶺の山頂から雷岩に戻り甲府盆地の景色を堪能しました。
夜に来れば甲府の夜景が綺麗でしょうね~!
一度見てみたいな~と思うものの、なかなか足が向きません。
やっぱり、福ちゃん荘でテント泊をして甲府の夜景を見るのが楽かもしれませんよね。
お日柄もよろしいようで、大菩連嶺から富士山を見放題でした!
そして、あまりにも多くの登山者が居て若干ドン引きでした。
平日なので人も少ないと思ったのですが、大間違いでした・・・。
大菩薩の稜線の落葉松の紅葉もなかなか素敵でした!
後程歩く小金沢山・黒岳方面の稜線もばっちり見えました!
綺麗な景色なのですが、アップダウンがモリモリあるのが気になりますよね・・・。
何度も南大菩薩の山々を歩いているだけに、想像しただけで白目になってきました・・・。
アップで富士山と得体の知れない虫2匹です!
この時期でも虫が居て驚きました・・・。
甲府の市街をはじめ、南アルプスの山々も綺麗に見えました!!
白峰三山は雪がうっすらと積もっておりました。
も~山頂付近は真冬のような寒さでしょうね~・・・。
大菩薩嶺周辺の景色が良くてなかなか進みませんf^_^;
大菩薩湖は「人口湖」なのですが、絵になりますよね!!
源次郎岳へ続く稜線も紅葉に染まっていてとても綺麗でした!
積雪期に源次郎岳を縦走した時の記録になります!
良かったらご参考にしてみて下さい!
暫く見れなかった富士山を、思う存分堪能できました!
こんな感じの景色を毎週見せてくれると嬉しんですけどね~
大菩薩峠へ向かう途中にある標高2,000m地点です。
最近見なくなった2,000円札と一緒に撮影したかったですね~・・・。
2,000円札を見たのがいつか記憶にございません・・・。
最近、全く見かけなくなりましたよね~
奥多摩方面のお山も一望できました!
牛ノ寝通りの紅葉もぼちぼち見頃を迎えていると思います!
紅葉素晴らしいみたいなので、旬の時期に歩いてみたいですね~
東京都最高峰である雲取山が見えてますね!
雲取山の紅葉も見頃を迎えているそうなので、登ってみたいですね~!!
大菩薩峠から熊沢山・石丸峠へ縦走登山の様子
モリモリ下っていくと大菩薩峠に鎮座する介山荘が見えてきます!
そんな感じで大菩薩峠でございます!
ここも多くの登山者が休憩しておりました。
トイレもあるので昼食食べたりノンビルするには良いところだと思います!
大菩薩様のパワー注入し次を目指したいと思います!
大菩薩峠から熊沢山・石丸峠へ至る稜線も秩父らしい樹林が広がり静かで癒されました。
空気が旨いです!!
そして、私から吐き出さるCo2は何故か臭いです(>_<)
この臭いが山ガールを遠ざけている原因だと思ってます(苦笑)
熊沢山からの展望になります!
下の草原上の所が石丸峠になります。
この辺を防火帯として整備したんでしょうかね!?
気持ちの良い熊沢山の斜面を下っていくと石丸峠になりました!
左の写真が、振り返っての熊沢山になります!
石丸峠周辺は雰囲気がよく、お気に入りスポットでございます!
思わず「ガッツ!石丸峠!!」と叫びたくなります(?)
石丸峠から牛ノ寝通りへの分岐を経て天狗棚山からの大菩薩湖の景色になります!
奥にうっすら見えているのが南アルプスの稜線になります!
天狗棚山は、石丸峠からそれほど遠くないピークですので、是非ここまで足を運んでこの景色を楽しんで欲しいな~と思います(´∀`*)
目指す小金沢山です!
手前の草原が「狼平」でございます。
熊が出そうな雰囲気ですが、昔は数多くのオオカミが生息していたのかもしれませんね~
右に大菩薩湖、左に小金沢山のコラボになりました!
最近、南大菩薩の稜線を縦走する方が増えてきているみたいです。
今回も多くの登山者とお会いしました。
中央右手に見えているピークが雁ヶ腹摺山(標高1,874m)です!
山腹の紅葉が綺麗そうでした!!
小金沢山へ至る稜線もアップダウンがあって地味にきついです。
そして、道が少し不明瞭な個所もあるので枝尾根に吸い込まれないように注意してください!
石丸峠から小金沢山への稜線も、紅葉がとても綺麗でした。
ただ、紅葉する木々が少ないのネックでございます・・・。
小金沢山と黒岳について
なんだか演歌を一曲唄いくなるようなお名前の小金沢山でございます!
標高が2,014mで、西暦2014年の時は多くの登山者が訪れたみたいです!
そんな登山者の中に私も含まれているんですけどね(笑)
顔に似合わずミーハーなところがあるおじさんでございます(´∀`*)
小金沢山からの富士山の景色でございます!!
富嶽十二景に選ばれているだけあって、本当に富士山の眺めが素晴らしいです!!
小金沢山から次の大物の黒岳は見えるような見えないような感じなのですが、距離が結構ありますので、小金沢山で引き返す方も結構多かったりします。
富士山の展望もよいので、小金沢山の山頂で貧乏タイム(昼飯)にしてみました!
多くの登山者が休憩していて驚きました・・・。
平日でこの人数ですから、土日のお休みはもっと凄い事になりそうですね~・・・。
黒岳までしかな山歩きが出来るのでしょうか・・・。
まとめ
大菩薩周辺の紅葉を楽しめ、とても癒された前半戦でした!
後半戦の黒岳・竜門狭を含む南大菩薩も紅葉が美しく大変癒されたのですが・・・。
そんな感じで次回後編(牛奥ノ雁ヶ腹摺山~川胡桃沢ノ頭~黒岳~白谷丸~湯ノ沢峠~竜門峡~甲斐大和駅)に続きます!
前編と比べ登山者も少なくなり、湯ノ沢峠周辺の紅葉がとても素晴らしく、癒しの縦走になりました♡
新緑の頃に大菩薩峠、大菩薩嶺へ登山した時の記事になります!
小菅大菩薩道から登ったのですが、雄滝や白糸の滝などの名瀑もありまして、おすすめの登山ルートになります!
紅葉の時期に大菩薩嶺、牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ登山した時の様子について書いた記事になります!
山頂で鍋を作って食べたのですが、体の中から暖まり最高の時間になりました!