- 牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山と大菩薩嶺・小金沢山について
- 牛奥ノ雁ヶ腹摺登山の様子と大菩薩嶺駐車場(上日川峠駐車場)の混雑について
- 上日川峠駐車場(ロッヂ長兵衛)から大菩薩嶺・大菩薩峠登山とルートの様子について
- 小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山縦走登山とルートの様子
- 牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂でお鍋会の様子について
- 牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山のルート・標高差・コースタイム詳細(上日川峠駐車場~大菩薩嶺~小金沢山~ペンションすずらん)
- まとめ
牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山と大菩薩嶺・小金沢山について
先日、久しぶりに奥秩父の名峰大菩薩嶺と日本一名前の長い牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ登山してきました!
当初、八ヶ岳でテント泊をする予定だったのですが、天気が悪い予報で断念し、今回は牛奥ノ雁ヶ腹摺山への登山で落ち着きました。
今回は当ブログで仲良くなったマエちゃん、幹事長、ナミちゃんの4名で登ったのですが、「山頂で鍋!」というミッションを抱えつつ登ってきました!
山頂で食べる山飯は、なんでも美味しいものですが、中々日帰り登山で鍋をやるのは珍しいですよね~
そして鍋は誰が荷揚げするのか?っという素朴な疑問を抱きつつ、そこは聞くまいと心に誓い、ザックの軽量化に努めた誰かさんでした(笑)
結論から書きますと「鍋が旨かった」で終わってしまうのですが、久しぶりに訪れた牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山からの富士山の景色が素晴らしく、終日足取りが軽い登山となりました。
紅葉の時期ということもありまして大菩薩嶺~大菩薩峠の稜線は、大変混雑していたのですが、小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山の流石に登山者が減ったものの、それでもマイルドな人混みに驚かされてしまいました。
そんな感じで今回は、メジャーな2,000m峰であります大菩薩嶺と、ファンの多い小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山への登山について書いていきたいと思います!
まずは、今回登山をした牛奥ノ雁ヶ腹摺山周辺の様子や登山ルートを撮った登山動画がこちらになります!
上記写真を押すと短い登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、大菩薩嶺~牛奥ノ雁ヶ腹摺山からの景色やルートの様子が伝われば幸いです!
牛奥ノ雁ヶ腹摺登山の様子と大菩薩嶺駐車場(上日川峠駐車場)の混雑について
今回登山をしました牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ利用できる駐車場が記載されている地図になります!
今回は大菩薩嶺にも登るので上日川峠の無料駐車場を利用しました。
こちらが上日川峠になるのですが、駐車場の案内も充実してますので迷う事はないと思います。
上日川峠には第1駐車場~第4駐車場までありまして、公衆トイレもありますので登山の拠点として申し分ない感じになります。
しかしながら、牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ登る場合は、上日川峠第4駐車場か、日川林道口駐車場、湯ノ沢峠駐車場が登山口が近くて便利だと思います。
今回は紅葉の時期ということもありまして、上日川峠の駐車場は大混雑してまして、7:00頃到着したのですが第3駐車場に停める感じになりました。
朝から18禁の動画鑑賞(?)で忙しいマエちゃんになります!
戸締りよし!っと、指差し確認しているのが幹事長になりまして、手前がナミちゃんになります。
幹事長は朝からテンションが高かったみたいで、駐車場で「ムーンウォーク」を披露してくださいました!
ムーンウォークで大菩薩嶺を目指すみたいですが、出来たらマウンテンウォークをおすすめいたします!(?)
上日川峠第3駐車場も、紅葉の時期は早く到着しないと停められなくなりますね。
ここが満車になると第4駐車場になるのですが、大菩薩湖のダム近くになりますと、距離と標高差が地味にあるのでかなり微妙だと思います。
上日川峠駐車場(ロッヂ長兵衛)から大菩薩嶺・大菩薩峠登山とルートの様子について
上日川峠駐車場から直ぐの所で通年営業しているロッヂ長兵衛とナミちゃん(左)、幹事長(右)になります。
お鍋会に向けて、皆様ザックがパンパンですね~
ロッヂ長兵衛は、今日も混雑してました!
テント場が併設されておりますので、週末はいつも混んでおります。
今回は寄りませんでしたが、ロッヂ長兵衛から裂石方面へ林道を進むと直ぐの所に水場があります。
ロッヂ長兵衛から少し登ると福ちゃん荘になります。
福ちゃん荘は食事やお土産物が充実してますので、大菩薩嶺から下山後に立ち寄って見ると良いかもしれません。
福ちゃん荘の近くにあります公衆トイレになります。
大菩薩嶺~大菩薩峠への登山は、公衆トイレが多いので安心でございます。
しかしながら、牛奥ノ雁ヶ腹摺山周辺にはトイレがないので要注意になります。
今回は唐松尾根を使って大菩薩嶺、牛奥ノ雁ヶ腹摺山を目指したいと思います!
少し登ればgoodな景色が広がります!
大菩薩嶺らしい富士山の景色ですよね~♪
生腕がセクシーなナミちゃんを激写しているマエちゃんになります。
その気持ちよく分かります♡
よっ!日本一!!
富士山と大菩薩湖が映えますね~!!
大菩薩嶺への登山道の様子になります。
上部のルートは結構荒れているので落石、捻挫に要注意でございます。
幹事長は、ストーンウォークを駆使してスリラーな感じでした!(?)
私はスリラーと言うよりはヒステリックアオヒゲブルーな感じでしたね(???)
それにしても富士山、南アルプスの景色が素晴らしく足が止まってしまいます。
これから登る小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山の稜線が見えております!
牛奥ノ雁ヶ腹摺山までアップダウンが地味に強烈で距離も長いですね~~
大菩薩嶺から見る白根三山でございます。
中央やや右から北岳、間ノ岳、農鳥岳ですね。
そんな感じで大菩薩嶺の前衛である雷岩に到着でございます!
登山者が多くお祭り騒ぎでした。
富士山をバックに幹事長、ナミちゃん、マエちゃんになります!
この富士山の景色に4人ともテンションマックスな時間帯でした。
そんな感じで牛奥ノ雁ヶ腹摺山の前衛?でらる大菩薩嶺の山頂での1枚になります!
写真の通り、大菩薩嶺の山頂は樹林帯で展望はありませんが、牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂でお鍋が待っていると思うと希望が持てる感じでした。
展望もなく寒いので早々に大菩薩峠を目指す事に致しました。
南アルプスや甲府市街の景色が素晴らしかったです!
今年も南アルプスへ登れませんでした。
来年こそは・・・
大菩薩峠を目指していると鎮座している標高2,000m地点になります。
ミレ二アムの記念事業だったんでしょうね~
ノストラダムスの大予言が外れて?良かったですよね~~
大菩薩嶺から大菩薩峠、牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ至る至福の稜線でございます!
稜線好きにはたまりませんよね!
何を想うナミちゃん?
大菩薩峠の手前にある避難小屋でございます!
この辺が賽の河原になります。
ルート上で富士山が見えるとついつい写真に撮ってしまいます。
来年の年賀状は、こちらで決まりでしょうかね?(笑)
そんな感じで大菩薩峠になります。
介山荘も営業してました。
大菩薩峠から雲取山の景色になります。
天気も良いし、今日は登山者でお祭りでしょうね~~
そんな感じで大菩薩峠に到着でございます!
大菩薩嶺と同じく非常に混雑してまして、お祭り状態でした。
大菩薩峠の近くにありますトイレと休憩所になります。
稜線上にトイレがあると便利ですよね~
さ~今回のメインディッシュであります牛奥ノ雁ヶ腹摺山を目指して登山再開でございます!
小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山縦走登山とルートの様子
大菩薩嶺、大菩薩峠への登山に引き続きまして、小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山を目指して進みたいと思います!
大菩薩峠から地味な上り坂になりまして、3人からセクシーな吐息がモリモリ聞こえてきました♡
坂を登りきると景色が一気に開けてきます!
小金沢山と富士山のコラボになります!
いや~天気も良いし最高ですね!!
開放的なルートをモリモリ下るマエちゃんになります。
凄い荷物だな~っと思っていたのですが、その理由が牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂で分かりました。
モリモリ下ると石丸峠になりました。
奥に見えるのが小金沢山(偽ピーク)になりまして、こちらから駐車した上日川峠へ至るルートがあります。
振り返っての大菩薩峠方面の景色になります。
雪が積もれば天然のスキー場ですよね!
小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山への登山ルート上にヒッソリ鎮座する天狗棚山でございます。
天狗棚山の標高は1,957mと高く景色も良くて立派な山頂なのですが、小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山と比べると非常にマイナーな山で可哀そうだなと思っております。
天狗棚山からの小金沢山・大菩薩湖の景色になります。
南アルプスも望める展望の山なのですが、知名度が全くないですよね(笑)
目指す小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ至るルートの様子になります!
「小金沢連嶺」と呼ばれる縦走路になるのですが、富士山の景色も良くて大好物だったりします。
開放的なルートに皆様もテンションマックスでした!
小金沢山の鞍部が「狼平」になるのですが、雰囲気のよい景色に足取りも軽くなりました。
狼平から見る天狗棚山方面の景色になります。
ノンビリ昼寝をしたくなる空間ですよね!
狭くて暗い登山ルートをこなすと小金沢山の山頂に到着しました!
小金沢山の山頂も大混雑してまして、凄い活気でした。
当初、小金沢山の山頂でお鍋会を開催予定だったのですが、あまりにも混雑しているので、お隣りにあります牛奥ノ雁ヶ腹摺山を目指すことになりました。
富士山がとても綺麗に見える小金沢山の山頂ですが、今日はタイミングが悪かった感じですね。
また、違う季節に訪れてノンビリしたいと思います!
小金沢山の山頂から牛奥ノ雁ヶ腹摺山への登山道は、アップダウンが少なく大好きなコースの1つになります!
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂の手前にも富士山のビュースポットが点在して中々進みませんでした(笑)
よっ!富士山!日本一!!
雪を頂く富士山は、やっぱり絵になりますよね!!
南アルプスオールスターズでございます!
いつかテント泊で全山縦走したいものですよね!
小金沢山から牛奥ノ雁ヶ腹摺山の縦走路は、こんな開けて明るい区間が多いです!
単独登山だったら、この辺で解放感に負けてしまい服を脱ぎだしていたと思います(笑)
今回の登山のメインディッシュを飾る牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂に到着でございます!
小金沢山連嶺を始め牛奥ノ雁ヶ腹摺山等の縦走路を「甲州アルプス」と呼んだりします。
そんな牛奥ノ雁ヶ腹摺山ですが、冒頭でも記載した通り日本で一番名前の長い山になります。
ちなみに牛奥ノ雁ヶ腹摺山は「うしおくのがんがはらすりばちやま」と呼びます。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂でお鍋会の様子について
本日のメインであります牛奥ノ雁ヶ腹摺山でお鍋会を開催した様子について触れたいと思います。
ナミちゃん、幹事長がメニューを考案、準備をして下さいました!
いつもお忙しいところありがとうございます!!
お鍋の食材を広げ、調理中のナミちゃん、幹事長の様子になります!
普段見慣れない材料が使われてまして、興味津々な時間帯になりました。
お鍋を作っている様子を見ていて感じたのは、8mmよりも0.02mmが個人的にはおすすめです!(?)
食材を投入し温めている様子になります!
山頂は地味に寒く、火力が弱いと中々温まらないので絶えずマックス状態でした!
今回は分離式ガスバーナー(プリムスP-155S)を持ってきたのですが、安定感もあるので鍋料理におすすめでございます!
そんな感じで完成したお鍋になります!
このお鍋に浸かりたい衝動に駆られて大変でした(笑)
うわ~~☆彡
良い匂いが立ち込め、腹黒い虫のテンションもマックスになりました!
美味しそうですね!!
お稲荷さんの差し入れもして下り、ナミちゃんありがとうございます!!
お稲荷さん好きな私なもので、無心で頬張ってしまいました!!
鍋と言ったら白菜ですよね~!!
体の芯から暖まりました!
締めはラーメンになりまして、お腹いっぱいになりました!
締めまであるとは恐れ入りました!!
お鍋会に大満足なマエちゃんでございます!
調理担当してくださったナミちゃん、幹事長でございます!
お二人とも、ありがとうございました!!
ちなみに腰を掛けている椅子を荷揚げしたのがマエちゃんになります!
女性には特に優しいマエちゃんらしい気配りだな~っと思ってしまいました♡
私達は「こまくさ山の会」を応援しております!!!
お鍋会を堪能し至福な笑顔で撮った牛奥ノ雁ヶ腹摺山での一枚になります!
こまくさ山の会の皆様、写真撮って下さりありがとうございました!
腹も満たされましたので牛奥ノ雁ヶ腹摺山から下山したいと思います!
名残惜しいですが、また季節を変えて牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ登りたいですね~
牛奥ノ雁ヶ腹摺山からの下山も富士山の眺望が素晴らしく、ついつい足が止まってしまいます。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山道は、立ち枯れ現象?が起きておりまして不思議な景色になっておりました。
先ほどまでいた大菩薩嶺方面の景色になります。
唐松の紅葉がとても綺麗でした!
日川林道から登る牛奥ノ雁ヶ腹摺山も、味わい深くておすすめでございます!
ルートもシッカリしているので安心して歩けるのも良い点だと思います。
そんな感じで日川林道に到着しました。
上日川峠へ戻るので、本来ならここを右に進めば早いのですが・・・
「県道バス停」の看板に指示されるがまま下ってしまいました(笑)
いや~これで1時間位ロスしちゃった感じです。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山口にありますトイレでございます!
非常に綺麗なトイレで驚きました。
最近設置されたんでしょうかね!?
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山口になります「ペンションすずらん」です。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ登山する場合、ここから入山して大菩薩嶺を経由して上日川峠に下山するのも良いかもしれません。
車を駐車している上日川峠へ戻ってきました!
そんな感じで今回の牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山の詳細がこちらになります!
牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山のルート・標高差・コースタイム詳細(上日川峠駐車場~大菩薩嶺~小金沢山~ペンションすずらん)
こちらが今回登山をした牛奥ノ雁ヶ腹摺山上日川峠駐車場~大菩薩嶺~小金沢山~ペンションすずらん)のルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、11月19日なりまして、牛奥ノ雁ヶ腹摺山の稜線の紅葉が見頃を迎えておりました。
標高差の地図の通り、全行程で約20kmの道のりになりました。
日川林道で道間違いしなければ、さらに4kmほど距離が短くなりますので、更にコースタイムを短縮できると思います。
基本的にルートは鮮明で危ない所も少ないので、安心して歩けるコースになります。
そしてこちらが今回の大菩薩嶺・牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山のコースタイムになります!
上日川峠 7:10 → 7:27 福ちゃん荘 7:31 → 7:33 福ちゃん荘テント場 7:37 → 8:33 雷岩 8:50 → 8:59 大菩薩嶺 9:01 → 9:07 雷岩 9:16 → 9:21 神部岩 → 9:35 賽ノ河原 9:44 → 9:47 親不知ノ頭 9:54 → 10:01 大菩薩峠 10:17 → 10:31 熊沢山 10:32 → 10:45 石丸峠 → 10:49 天狗棚山 → 11:00 狼平 → 11:41 小金沢山 11:53 → 12:26 牛奥ノ雁ヶ腹摺山 14:11 → 14:17 パノラマ岩 14:20 → 14:38 日川林道横断地点 → 14:59 すずらん昆虫館前 → 16:00 上日川峠
上日川峠から牛奥ノ雁ヶ腹摺山まで、約5時間のコースタイムになりました。
紅葉の時期と言う事もありまして、大菩薩嶺を始め、小金沢山や牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂はかなり混雑しておりました。
大菩薩嶺から大菩薩峠までの登山道は、かなり登山者で混雑してまして、地味に時間が掛かってしまいました。
大菩薩峠以降は、登山者が激減しますので、コースタイム通りに歩けると思います。
混雑を避けるためにも、早い時間に出発が良いかもしれません!
まとめ
久しぶりに牛奥ノ雁ヶ腹摺山に登ったのですが、相変わらず富士山の景色が綺麗で、とても癒された時間になりました!
牛奥ノ雁ヶ腹摺山は、アクセスが地味に悪いので、中々登り難い富嶽十二景の一座とを思いますが、とにかく景色が良いのでお気に入りの山だったりします。
日本一名前の長い山になりますので、その辺も記念になるのではないかと思います!
登山道も良く整備されてますし、特に危険な所もありませんので、今度は積雪期に牛奥ノ雁ヶ腹摺山周辺を登山したいと考えております!
今回と同じく紅葉の時期に大菩薩嶺へ登山した時の記事になります!
牛奥ノ雁ヶ腹摺山を経由して甲斐大和駅へ縦走した山行になりまして、中々ハードな1日になりました。
残雪の時期に菩薩連嶺を縦走した時の記事になります!
牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ経由して初狩駅まで縦走した山行になるのですが、こちらもかなりハードな1日になりました。