- 紅葉の小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・竜門峡縦走について
- 大菩薩嶺・小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・竜門峡縦走の動画と登山の詳細
- 小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・竜門峡登山装備
- コースタイム・コース標高差(小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・黒岳・湯ノ沢峠・竜門峡)
- 紅葉の小金沢山から牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山の様子
- 川胡桃沢ノ頭・黒岳・白谷丸(白谷小丸)登山の様子
- 湯ノ沢峠周辺の様子について(避難小屋・トイレ・水場)
- 湯ノ沢峠から竜門狭へのルートの詳細
- 竜門峡遊歩道の詳細と紅葉について
- まとめ
紅葉の小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・竜門峡縦走について
紅葉が綺麗な時期ですが、前回に引き続き、今回も紅葉の大菩薩嶺・小金沢山・黒岳・竜門峡縦走へ縦走した記録になります!
紅葉の時期の大菩薩嶺周辺は、登山者で混雑いたしますが、後編で歩く小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・黒岳周辺はグッと静かになります。
人間嫌いな私なもので、大菩薩嶺よりも小金沢山・黒岳等の南大菩薩が好きだったり致します。
そんな感じで後編の登山は、小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~川胡桃沢ノ頭~黒岳~白谷丸~白谷小丸(1,890mの無名峰)~ 湯ノ沢峠~やまと天目山温泉~竜門峡~景徳院~甲斐大和駅への縦走となります!
こんな後半戦になりました!
前編の大菩薩嶺・小金沢山登山の記事がこちらになります!
大菩薩登山口バス停から入山し、上日川峠~大菩薩嶺~大菩薩峠~小金沢山までの区間の記事になります!
前編は、「THE大菩薩嶺登山!」てな感じの富士山の絶景歩きの時間となりました。
大菩薩嶺・小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・竜門峡縦走の動画と登山の詳細
上記写真を押すと、今回縦走登山した大菩薩嶺・小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・黒岳・竜門峡周辺の紅葉の様子を見ることができます!
紅葉の色付き具合を動画で確認できると思いますので、良かったら登山の参考にしてみてください!
動画の通り、紅葉がまさに旬の時期でした!
そして今回の小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・竜門峡登山の日程・天候・メンバー・アクセスがこちらになります!
登った日:10月27日(金) [日帰り]
天 候:快晴
メンバー:単独
交通手段:<帰りのアクセス>
JR甲斐大和駅 16:42発
JR中央線は、時間帯によって本数が少ないので、帰りの時間に要注意です。
小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・竜門峡登山装備
今回持参した、小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・竜門峡登山の装備がこちらになります!
水3.7L消費(余り 1.3L。)
※3.1L持参、ロッヂ長兵衛の水場で0.6補給 。
貧乏セットラーメン(キツネうどん)、ご飯150g、チョコレート100g、飴玉10個、柿の種2袋、コーヒースティック4袋、ラークセブン
アルコールバーナー、カップ1個、エタノール120ml(60ml消費)、フォーク
ヘッドライト、予備電池、ダブルストック、手袋(薄手)、日焼け止め、クマ鈴、その他諸々
大菩薩嶺周辺は、山小屋が充実してますので問題ありませんが、小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・竜門峡への縦走路上に営業小屋はありません。
全て自分で完結させなければなりませので、登山の装備はシッカリして臨んでください!
コースタイム・コース標高差(小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・黒岳・湯ノ沢峠・竜門峡)
小金沢山 11:41 → 12:05 牛奥ノ雁ヶ腹摺山 → 12:28 川胡桃沢ノ頭 → 12:48 黒岳 → 13:02 白谷丸 → 13:04 白谷小丸(1,890mの無名峰) 13:07 → 13:09 白谷丸 → 13:28 湯ノ沢峠1 3:41 → 14:15 湯ノ沢峠登山口 → 15:01 やまと天目山温泉 → 15:44 竜門峡入口 → 16:00 景徳院入口バス停 → 16:23 甲斐大和駅
こちらが後編で登山をした、小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山・黒岳・湯ノ沢峠・竜門峡までのコースタイムになります。
途中途中で休憩もいれております。
湯ノ沢峠にトイレと水場ありますので、休憩するのに便利です。
ただ、縦走コースから少し外れますので、そこがネックになります。
後編で歩いた小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~川胡桃沢ノ頭~黒岳~白谷丸~白谷小丸~ 湯ノ沢峠~やまと天目山温泉~竜門峡~景徳院~甲斐大和までの登山ルートとコース標高差になります!
小金沢山から下り基調のルートになりますが、牛奥ノ雁ヶ腹摺山から黒岳までアップダウンが続き、湯ノ沢峠まで一気に高度を下げます。
竜門峡までダラダラアップダウンが続く、中々タフなコースになっております。
紅葉の小金沢山から牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山の様子
小金沢山からの奥多摩方面の景色になります!
山深いですよね~(´∀`*)
毛深い私が束になっても敵わない山深さでございます(?)
よっ!富士山!!
小金沢山から見る富士山は最高ですね~♡
季節を変えてまた小金沢山へ来たいものです!
小金沢山から見る雁ヶ腹摺山の山容が本当に綺麗でございます!
雪の時にモリモリ縦走したのが懐かしいです!!
雁ヶ腹摺山を絡めて縦走登山した時の記録です。
良かったら登山の参考にしてみてください!
小金沢山を後にし、目指す牛奥ノ雁ヶ腹摺山方面になります!
大菩薩連嶺の縦走コースは、富士山の展望が素晴らしいので天気が良い日は本当にお勧めです!
小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺の登山道は、こんな感じの笹原を歩いていきます。
吹き抜ける風がとても心地良く、笹原で昼寝をしたかったです♡
「イチャイチャタイム♡」には最高の舞台だと思います(笑)
小金沢山から地味なアップダウンをこなしていくと、牛奥ノ雁ヶ腹摺山(標高1,990m)の山頂になりました!
牛奥ノ雁ヶ腹摺山も秀麗富嶽十二景の一座に選ばれております。
ちなみに牛奥ノ雁ヶ腹摺山は、日本で一番長いお山の名前になっております。
頭が悪い私なもので、名前を覚えることができず、いつも「うしおく」と呼んでおります。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山をひらがなで書くと「うしおくのがんがはらすりやま」になります。
よっぽど牛が好きな人が名付けたんでしょう!(笑)
秀麗富嶽十二景の一座に選ばれているだけはあって、牛奥ノ雁ヶ腹摺山からの富士山の景色がとても素晴らしいです!
牛奥ノ雁ヶ腹摺山は、小金沢山と同様にお気に入りの一座でございます(´∀`*)
牛奥ノ雁ヶ腹摺山から目指す「川胡桃沢ノ頭」・「黒岳」の景色です!
ここかアップダウンが激しくなり、「アオヒゲノメタボ腹摺山」みたいな重厚感溢れる感じになってきます(?)
秋色染まる牛奥かな!
牛奥ノ雁ヶ腹摺山が地味に好きな誰かさんです♡
牛奥ノ雁ヶ腹摺山周辺は、すっかり秋の装いになっておりました。
1年が経つのって本当に早いですよね~・・・。
も~年末が見えてきましたしね・・・。
川胡桃沢ノ頭・黒岳・白谷丸(白谷小丸)登山の様子
振り返っての牛奥ノ雁ヶ腹摺山方面になります!
川胡桃沢ノ頭・黒岳方面から牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ登る場合、山頂直下の急登が堪えると思います・・・。
逆光で見えてませんが、こちらが川胡桃沢ノ頭になります!
川胡桃沢ノ頭って、なんだか可愛いお名前ですよね~♪
私だったら「アオヒゲノ蒙古斑ノ頭」と命名したと思います(?)
え?そんなことは誰も聞いていないですと!?
ウフフフ♡
ウフフフ♡な感じの川胡桃沢ノ頭から黒岳への縦走路は続きます!
展望が良いところも好きですが、こんな感じの樹林帯歩きも悪いものじゃないですよね!
ただ、川胡桃沢ノ頭~黒岳間は道が荒れております・・・。
倒木が結構すごく、歩き難いったらありゃしません!!
枝で顔等をケガしないように注意してください!
特に山ガールの皆様、私とイチャイチャする前にケガをしちゃいけませんよ♡(?)
アタイに触るとケガするよ!!と、遠くから聞こえてきた辺りで黒岳(標高1,987.5m)に到着です!
周囲を樹林に囲まれているため、黒岳山頂からの展望はありません。
この付近に「大峠」へ至る分岐があります。
黒岳山頂から白谷丸へ向かう途中、こんな感じの雰囲気の良い落葉樹の森があります。
落ち葉で踏み跡が不鮮明ですので、コースを間違わないようにい注意してください!
右奥に見えるモッコリとした方面に白谷丸への登山コースが続きます。
少し上ると白谷丸(標高1,920m)に到着です!
白谷丸は「茶臼岳」とも呼ばれているみたいです。
昭文社の山と高原地図には「茶臼岳」の記載はないんですけどね~
白谷丸からの富士山の景色になります!
こちらも絶景が広がる山頂ですので、天気が良い日に登ってみてください!
そして前から気になっていた白谷丸の近くにあるピーク(赤丸付近)に寄ってみることにしました!
明瞭な踏み跡を進んでいくと、雁ヶ腹摺山が綺麗に見えました!
姥子山も久しく登っていないので、絡めて出没したいですね!
うわ~~(´∀`*)
見渡す限り山しかありません!
高尾・陣馬山方面は勿論のこと、道志山塊に丹沢山塊も綺麗に見えました!
こちらが白谷丸の山頂から見ていた赤丸地点になります。
右手奥に見えているお山が黒岳になります。
無名峰みたいですが、一部では「白谷小丸(標高1,890m)」と呼ばれているみたいです。
白谷丸同様、展望が良いお山なので、コースから少し離れてますが、是非寄ってみてください!
白谷小丸からの南方面の展望なのですが、草原が眼下に広がり雰囲気が大変良い感じでした。
踏み跡はこの先ありませんでしたが、「真木小金沢林道」へ下りられるんじゃないかな~と思われます。
バリエーションルートになりますが、今度歩いてみたいですね~(´∀`*)
これが小麦や大麦だったら大豊作なんだろうな~と思いながら歩いていた時間帯です(笑)
富士山を撮ったつもりが、怪しげな飛行物体を激写してしまいました。
黒岳・白谷丸から湯ノ沢峠へ進んでいくと、紅葉が段々と美しくなってきました!
うわ~~(´∀`*)
良い色に色付いてますね~♡
短い秋を一生懸命生きている感じが伝わってきました。
今年最後に輝きを放っておりますよね。
一年間、本当にお疲れ様です。
湯ノ沢峠周辺の紅葉は、来週位までは見頃かな~と思いますが、今回の雨と風でダメージが大きそうですね。
湯ノ沢峠周辺の様子について(避難小屋・トイレ・水場)
今回は竜門峡へ行きたいので、湯ノ沢登山口の方へ下山したいと思います!
道標の通り右へ行くと直ぐに湯ノ沢峠公衆トイレと駐車場が見えてきます。
トイレは利用可能で、紙なども多くありました。
湯ノ沢峠の駐車場は、15台前後は駐車可能だと思います。
公衆トイレの近くに湯ノ沢避難小屋があります!
湯ノ沢峠避難小屋の内部です!
こちらの避難小屋は、電気が通っていて、写っておりませんが写真左上にブレーカーがあります。
ONにすると電気が点きますので非常に便利です。
7~8人程度は寝ることが出来る広さですね。
そんな感じで湯ノ沢峠避難小屋の水場経由して竜門峡へ進みたいと思います!
湯ノ沢峠避難小屋から2分前後の所にある水場になります。
今回は水量も豊富でした。
枯れる事はないみたいですが、水量が細い時があります。
今回は、数日前の台風の影響でモリモリだったのですが、砂とか埃が多くて飲むのはちょっと・・・てな感じで、結局補給はしませんでした。
の湯ノ沢峠避難小屋の詳細(水場・トイレ・避難小屋)につきましては、こちらの記事でも書いてますので、参考にしてください。
湯ノ沢峠から竜門狭へのルートの詳細
湯ノ沢峠避難小屋近くの水場から竜門狭はこんな感じのルートになります。
竜門狭へのルートは、踏み跡も不鮮明なのですが、要所要所にマーキングがあります!
大雨で増水している時は、このコースは使わない方が無難だと思います。
谷間の紅葉がとても綺麗でした!
日が届かないので地味に寒かったです。
日当たりが良いと紅葉も黄金色に輝いておりました(´∀`*)
あれが全部「黄金小判」だったら発狂してしまうと思います(笑)
難儀した渡渉箇所です。
細かいのを合わせると6ヶ所くらい渡渉があります。
谷間の寒暖差の影響か、紅葉が本当に美しくウットリ♡の連続でした!
湯ノ沢峠周辺の紅葉を見たのが始めただったので、この竜門狭へのコースを選んで大正解でした!!
この紅葉を目当てにまた登りたいですね~!
沢のせせらぎを聞きながらノンビリとした時間が過ぎていきます。
「陽と陰」な景色に癒されました。
一番難儀した渡渉箇所です。
地味に増水していて濡れずに渡れそうな岩がなく・・・。
濡れ場は得意なので、いつものテクニックでヒーヒー言わしてやりました☆彡(?)
技術を過信し逆に濡らされてしまいました・・・。
怒涛の水圧に流石の私も河童の川流れ寸前でした(?)
そんな私を優しく見つめていた紅葉になります(笑)
そんな感じで、よ~やく竜門狭の入口周辺に辿り着けました。
ただ、ここから甲斐大和駅までが地味に遠く・・・。
竜門峡遊歩道の詳細と紅葉について
竜門峡へは、モリモリ進むと舗装された林道(焼山沢真木林道)と合流しますので左の方へ下った行きます。
長い長い林道を歩くと県道218号線とぶつかりますので右手(上日川峠方面)に進みます。
すると写真右手の道標が見えてきますので下っていきます。
モリモリ下っていくと左の写真の案内が出てきます。
この付近まで車でもこれそうですが、かなり道が狭いです。
さらに下っていくと右の写真の東屋に出ます。
こちらが紅葉と滝の名勝である「竜門峡」になります!
うわ~(´∀`*)
凄い流れの速さでございます!!
それにしても、竜門狭の紅葉は色付いてなく、なんだかな~てな感じですね・・・。
竜門狭は、台風の影響で増水しておりました!!
かなり増水していたので、「落合三つの滝」には近づけませんでした・・・。
残念でございます(>_<)
こちらの竜門峡は、姉妹サイトの方で詳しく取り上げてみたいと思います!
竜門峡の紅葉もいまいちで、入口付近が一番綺麗でした(笑)
遊歩道が整備されている竜門峡ですが、道が荒れてますので靴はシッカリとしたもので歩いてください!
そんな感じで竜門狭をあとにし、本日の終着点であるJR甲斐大和駅でございます!
紅葉も綺麗でとても充実とした大菩薩嶺縦走登山になりました!
まとめ
大菩薩嶺周辺の紅葉はほぼ終わっている感じでしたが、標高1,600m前後の木々が紅葉の見頃を迎えとても綺麗でした!
しかし、例年よりは色鮮やかさに欠けるかな~傷んでいる(枯れている)葉っぱが多いな~と感じました。
落葉松の紅葉も、落葉が進んでいて迫力に欠ける感じでしたが、大菩薩湖周辺はこれからが見頃だと思います!
秋山のシーズンを迎えているのに天候が味方していない感じですが、晴れ間を狙って大菩薩周辺の山々に出没してみてください!
雪の時期に縦走した大菩薩連嶺登山の記事になります!
今回は湯ノ沢峠で竜門狭へ下山しましたが、そのまま下山せず、滝子山、初狩駅まで縦走した記録になります!