今年も残すところ僅かになってきましたね~・・・。
お陰様で、本日を以って勤めている会社の業務が終了となりました。
会社としましては、今日からお休みに入っているのですが、金融機関が本日まで営業している関係で(今日が「月末」に相当します)、私も一緒に出勤してみた感じです。
月末は、お金がモリモリ動く日になりますので、何がおきても対応できるように念の為出社しているのですが、新年明けて会社に行くと「預金残高0円で会社が倒産していた!」だと、全く笑えませんからね~
今年も無事に年を越せれそうで、本当に良かったと安堵している最中です。
そんな年の瀬迫る感じですが、今日は、今年の振り返りとして1年間に起きた「滑落事故」、「遭難事故」、「火山関係」で、特に印象に残った記事を「今年のまとめ」と題して紹介してみたいと思います!
滑落事故のまとめ編
今年も多くの山岳事故が起こってしまいましたが、特に印象深い事故が「八海山での滑落事故」になります。
悪天候の中、登山部の高校生が部活中に滑落事故を起こしてしまい、お亡くなりになってしまいました。
急峻で危ない箇所が多い八海山ですので、悪天での登山がどれだけ危険かはある程度分かると思うのですけどね・・・。
「何故、こんな日に登る???」
と、率直に思ってしまいました。
1つの判断ミスが、将来有望な若者の命を絶ってしまう事に繋がったのは、本当に残念な事だよな~とシミジミと思ってしまいました。
私は、単独で登山することが多いのですが、それでも時々パーティを組んで登る事もあります。
団体行動になると、なかなか「撤退」の判断が出来ないものですが、大きな事故が起こってしまうと取り返しの付かない事になってしまいますしね。
「山は逃げない。天気が良い時にまた来れば良い。」
こんな感じの余裕を以って日頃から臨む事が重要なのかも知れないな~と思った次第です。
※八海山で起きた、滑落事故について書いた記事になります。
お亡くなりになった高校生のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
遭難事故のまとめ編
今年の遭難事故で衝撃だったのは、栃木県の那須岳の雪崩による死傷事故でございます。
こちらも多くの高校生が死傷してしまい、八海山の滑落事故同様に悲しい出来事でしたよね。
八海山の事故と同じく、山岳部の練習中に起きてしまった事故になりますが、こちらも「判断」の誤りによる事故でしたよね。
雪崩が起こるかも知れない場所さえシッカリと事前に把握していれば、これほどの大きな事故にはならなかったと思います。
当日は、雪が降る悪天だったみたいですし、それこそ「撤退の判断」が正しく出来てればと悔やまれる遭難事故ですよね。
単独行動でも「撤退の判断」は難しいものですが、人数が多ければ多いほど色々な思惑が邪魔をして、正解を導きづらくなってしまいますよね。
やはり「リーダー」の資質が登山においても重要ですよね。
リーダーとしてのスキルがあるのかどうなのか?冷静沈着に行動が取れるのかどうなのか?等、命を預ける訳ですので、今一度、自分と一緒に行動する方のスキルの確認はすべきかな~と思っております。
それが自分の命を守り、周りの命を守ることに繋がると思っております。
諫言を聞かない人は、遅かれ早かれ何かがおきてしまいますよね。
※那須岳で起きた、雪崩の遭難事故について書いた記事になります。
お亡くなりになった高校生達のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
2018年の印象的な遭難事故として忘れることが出来ないのが、五頭連山での親子の遭難になります。
願いもむなしく、二人とも帰らぬ人になってしまいましたが、出来たら無事に発見されれば良かったのにな~と、残念でなりません。
低山とはいえ、雪山の怖さと道迷いでの正しい判断が求めらる出来事ですよね。
※五頭連山での親子の遭難についてまとめた記事になります。
良かったらご参考にしてみて下さい!
火山の噴火のまとめ編
遭難事故・滑落事故とは少し違いますが、登山をしているうえでは気を付けなければいけないのが「火山活動」ですよね。
私が住んでいる神奈川県でも、箱根の大涌谷で小規模ながら火山が噴火しましたが、実は北アルプスを代表するお山の1つである焼岳でも噴火が起きた事をご存じない方が多いのではないでしょうか!?
焼岳の噴火につきまして、それほど大規模な火山活動ならなくて良かったな~と思っているのですが、それでも場所が場所なだけに怖いの一言ですよね~
実際は噴火と言うよりは、小規模な噴煙が上がった程度だったみたいですが、それでも噴石や火山性ガスなども発生しますので、登山中だと怖いですよね~!
焼岳は活火山ですので「常時観測対象の火山」に指定され、日々観測されているお山になります。
最近は、日本各地で地震活動も活発ですが、それと比例して「火山活動」も目立ってきてますよね~
日本には、多くの活火山がありますが、いざ噴火となると大きな被害になってしまいますからね~
登山する山が、活火山なのかどうかを調べる事はあまりしないかと思いますが、北アルプスの焼岳の噴火のニュースを聞いて、今後は火山関係についても警戒しないといけないな~と思った出来事でした。
※北アルプスの焼岳で噴火?噴煙?が上がった時の記事になります。
釜トンネルから近い所に焼岳はありますので、噴火してしまうと大災害になってしまうのではないかと危惧しております。
2018年1月から山岳救助の有料化がスタート
お正月が見えてきたこの時期に、立て続けに遭難事故・滑落事故が起きてますよね・・・。
そんな救助の時に大活躍する「防災ヘリコプター」ですが、埼玉県では有料化がスタートいたします。
この件に関しての周知が不十分ではないかな~と個人的には思っているのですが、防災ヘリコプターを使って救助活動をすると、今まで無料だったレスキュー費用が遭難者に対して請求されます。
今までが無料だっただけに、「費用の請求」が発生するのは、中々インパクトがあるのではないかな~と思っております。
多分、埼玉県に続けとばかりに、他県でも「山岳救助の有料化」が進んで行くのではないかと思われます。
多くの登山愛好家は、「無謀登山」、「無計画登山」等とは縁遠いかと思いますが、それでも少数ながら山を舐めている登山者がいるのも事実ですからね~。
救助隊も命を懸けてレスキュー活動をしてくださっている訳ですので、助ける相手が「パッパラパー」だと報われませんよね・・・。
登山は、自然を相手に楽しむものですので、どうしても防げない事故が起きてしまう部分もありますが、その確率をいかに低くするかが重要ですし、追及すべきことだよな~と個人的にはよく思っております。
言うのは簡単ですが、なかなか難しいですよね~f^_^;
遭難事故・滑落事故等をニュースで聞くたびに、「次は我が身だ気を付けよう」と思うようにしております。
それが、たとえ面識がなくても、山でお亡くなりになってしまった、「登山を愛する仲間」への供養になるのではないかな~と思っております。
2018年1月1日から条例改正により、埼玉県では遭難事故・滑落事故でのヘリコプターを使った救助費用が有料化されます。
詳細まとめてみましたので、良かったらご参考にしてみてください!
山岳事故まとめ
今年は天候不順で雨の日が多く、登山やアウトドアを愛する方にとっては受難の年だったよな~と思っております。
その影響か、今年の山岳事故(遭難・滑落事故等)は、前年よりもだいぶ少なくなるのではないかと思っております。
ここ数年は、山岳事故が過去最高を記録しておりましたので、「天候不順」が良いのか悪いのか分かりませんが、「事故の件数」においては良い作用をもたらしているはずです。
それでも、悪天候を顧みないで登山をした結果、前述したような遭難事故・滑落事故が起こってしまっているのが残念でなりません。
大晦日が天気が悪く、元旦には回復しそうな天気予報ですが、「初日の出登山」をするかどうか判断が難しい感じですよね。
新年早々、悲しい山岳事故が起きなければ良いよな~と思いつつ、明日で「登山納め」したいと考えております!
これだけ偉そうに書いておいて、明日、遭難や滑落事故を起こしてしまったら、とんだ恥さらしですよね(笑)
明日は、普段以上に注意して楽しみたいと思います!
2020年の山岳遭難事故と滑落事故についてまとめてみた記事になります。
今年は新型コロナウイルスによる登山自粛が全てですよね。
個人的に印象に残る山岳遭難事故について書いてますので、よかったら参考にしてみてください!