アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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山岳遭難事故・滑落のまとめ2020年!登山自粛と新型コロナの一年の総括

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山岳遭難事故現場

 

 

 

2020年山岳遭難事故のまとめについて

今年も残り僅かになってきましたよね。

 

例年、この時期は忘年会の連続で、登山に行けれない時期になるのですが、今年は一変し、全く予定がございません(涙)

 

予定がないものの、財布の中身もないので助かっているのですが、それにしても新型コロナウイルスに振り回された1年になりましたよね。

 

去年の今頃は、まさかこんな1年になるとは夢にも思いませんでしたし、東京オリンピックが延期になるとは全く予想もしておりませんでした。

 

そんな予想外の連続であった2020年ですが、登山愛好家にとっても試練の連続だったのではないでしょうか!?

 

大好きな登山も「自粛」という二文字の大きな壁の前に四苦八苦されたのではないでしょうか!?

 

3密って登山は含まれるのか?

 

登山しながらマスクはしなければならなのか?

 

山小屋やテント泊はOKなのか!?

 

嫌よ嫌よは好きのうち♡って本当なのか?

 

Mの乙女心っていったい何なんだ!?

 

「濃厚接触者」と聞くたびにアレがソレか?とドキドキするのは私だけなのか?

 

初めての経験があまりにも多く、血が出てしまう気持ちが否応なく分かった2020年でありました(?)

 

なんだか良く分からなくなってきましたが、登山自粛が叫ばれていた2020年ですが、例年よりも山岳遭難事故が少なかったものの、1つの事故が大きく報道され、登山愛好家の肩身を狭くすることが多かった印象が残っております。

 

今年も残り僅かになってきましたが、自分への戒めも込めて、2020年に起きてしまった山岳遭難事故や滑落事故のまとめを今回書いてみたいと思います!

 

2021年を無事故で登山を楽しむためにも「人の振り見て我が振り直せ」が大事ですからね!

 

そんな感じで、今年印象に残った山岳遭難事故、滑落事故に移りたいと思います!

 

山岳遭難事故と新型コロナウイルスの登山自粛のまとめについて

今年は新型コロナウイルスに始まり新型コロナウイルスに終わるといっても過言ではないですが、そんな中、衝撃的だったのが八ヶ岳の阿弥陀岳で起きた遭難事故になります!

 

そして困ったことに、新型コロナウイルスに便乗して山小屋荒しも発生するという踏んだり蹴ったりなニュースに大変驚くと共に、沸々と怒りがこみ上げる時間になりました。

 

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2020年の4月に起きた山岳遭難事故になるのですが、丁度、新型コロナウイルスの蔓延が拡大していた時期で「登山自粛」が叫ばれていた時期と重なっておりました。

 

「なぜ、こんな大事な時期に登山をするんだ!」

 

といった怒りを覚えてしまったのですが、更にたちが悪いことに、遭難者が新型コロナに感染しているのではないか?といった疑惑がさらに後味を悪くする結果になりました。

 

この阿弥陀岳の山岳遭難事故と山小屋荒しについては、記事の中で詳しく記載しているのですが、このニュースが世間に流れると、一気に登山者に向けられる視線が冷たいものになったと記憶しております。

 

この山岳遭難事故が1つの契機になったのか、登山愛好家やガイド等の山の活動で生計を立てている方向けに、日本山岳会等の主要な協会から「登山自粛」などのガイドラインが発表されるに至りました。

 

登山自粛が決定!?新型コロナで日本山岳会・日本山岳ガイド協会の要請に思うこと

 

日本山岳会・日本山岳ガイド協会からの登山自粛要請については、こちらで書いているので割愛しますが、コロナ禍での遭難や滑落事故は、本当にあってはならないことだな~と改めて強く思う時間になりました。

  

 皆様も登山へ行く前に「この時期の山岳遭難事故はシャレにならない」と、かなり頭をよぎる様になったのではないかなと思っております。

 

色々なリスクを考えて、緊急事態宣言解除後も、登山を自粛した方も多かったのではないでしょうか。

 

 

男体山の山岳遭難事故と登山自粛について

 八ヶ岳の山岳遭難事故から時間を空けず、今度は日光の男体山で遭難事故が発生いたしました!

 

八ヶ岳の山岳遭難事故のニュースを見聞きしなかったのですか?

 

と、聞いてみたくなってしまいました。

 

TVに向かって問いかけたのですが、残念ながらお気に入りの女子アナが淡々と私を見つめながら事実を述べるだけでした。

 

「今日も可愛いね♡」と、TVに向かって好意を示したのですが、残念ながら淡々とニュースを読む姿に「いつかこの恋を実らしたい」と思うに至った瞬間でした♡

 

私も男体山で遭難すればこの好意が実るかも♡など、色々と妄想したのを今でもよく覚えているのですが、この山岳事故は、登山自粛とは違った別の問題もあったりします。

 

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男体山は、山自体が御神体になっておりまして、この遭難事故が起きた時は「登山自粛」と共に「入山禁止」の時期になっておりました。

 

冬季でも比較的アクセスしやすい男体山になるのですが、記事にも書いてますとおり、諸事情で登れなかったりします。

 

八ヶ岳の山岳遭難事故に続いて直ぐ起きた山での事故なだけあって、非常に印象に残っている男体山の滑落事故でございます。

 

登山をした気持ちも良く分かりますが、時期が本当に悪かった・・・に尽きるかな~と思っております。 

 

妙義山で滑落事故と登山自粛について

そして八ヶ岳、男体山での山岳遭難事故に引き続き、西上州の妙義山で滑落事故が起きてしまいました。

 

1度あることは2度あるけど3度起きることもある!

 

と、この時ほどシミジミと感じたことはありませんでした。

 

妙義山での滑落事故も、男体山の遭難事故からそれほど期間が空かずに起きた事故だっただけに、こちらもインパクトがありました。

 

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滑落事故を起こした登山者は、「衆議院職員」という立場であったこともあり、事故の直後から全国ニュースでも取り上げられて話が大きくなってしまった印象が残っております。

 

公務員って、なんか不祥事を起こすとモリモリ叩かれるよな~と、改めて思ってしまったのですが、こちらも時期が本当に悪かったよな~と感じてしまいました。

 

新型コロナがなければ「普通の滑落事故」で済んだところ(普通の滑落事故ってなんだ?)、登山自粛が叫ばれていた最中だったのが残念でしたよね。

 

誰しも遭難や滑落の当事者になりたいと思っている人は皆無だと思います。

 

起きてしまったことをアレコレ言うのはナンセンスだと思う気持ちがあるものの、ルールを愛する日本国民の根っ子を刺激する内容なだけあって、連続して起きる山岳遭難事故のニュースは、登山愛好家にとって肩身が狭い時期でしたよね。

 

まとめ

今年の年末年始を利用して登山を計画している方も多いと思いますが、新型コロナウイルスの流行が衰えない事を考慮すると、素直に楽しめない部分もありますよね。

 

寒い中で負荷の高い運動をすると、どうしても疲労が抜けず風邪をひきやすい状態になってしまいますので、体調面を考えると冬山登山に対して二の足を踏んでいる登山愛好家も多いと思います。

 

特に冬山は、1つのミスが命取りに繋がる事が多いですし、新型コロナウイルスのことを考えると、救助者、医療従事者に迷惑をかけてしまいますので、例年以上に遭難には注意が必要だと思います。

 

どんな山にもリスクが隠れております。

 

過去の山岳遭難事故を教訓とし、気を引き締めて登山を楽しみたいものですよね!

 

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2017年は、例年以上に遭難事故や滑落事故、火山の噴火などもあって、山岳事故多い年でした。

山岳遭難事故のまとめになりますので、登山の参考になれば幸いです。

 

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山岳遭難事故の当事者になると、色々な問題が発生いたします。

特にお金の面で大変なことになるのですが、遭難して発見されなかった場合の経済的負担と捜索打ち切りに伴う「失踪宣告」と「死亡届」について書いた記事になります!

山岳遭難事故の厳しい現実になりますので、登山愛好家に読んで欲しい記事になります!