- 雲取山目指して奥多摩大縦走登山について
- 奥多摩縦走登山(雲取山)へのアクセス・駐車場・地図
- 六ツ石山~鷹ノ巣山~七ツ石山~雲取山のコース状況 とトイレ・水場について
- 六ツ石山~ 鷹ノ巣山~七ツ石山~雲取山縦走登山のコースタイム・ルート・標高差
- 奥多摩大縦走六ツ石山までの登山とルートの詳細
- 奥多摩大縦走鷹ノ巣山登山とルートの詳細について
- 奥多摩大縦走七ツ石山登山とルートの詳細
- 雲取山縦走登山とルートの詳細
- まとめ
雲取山目指して奥多摩大縦走登山について
今日は、色々と忘れられない雲取山目指して奥多摩大縦走をした時の事を書いてみたいと思います!
「奥多摩大縦走」と書くと「釣りタイトル」で少し大袈裟ですよね。
釣られてしまったなら申し訳ありませんが、奥多摩駅からスタートし雲取山を経由して奥多摩駅へ戻るルート設定をしたのですが、縦走というより周回登山をした時の記録になります!
それにしても、梅雨が明けてしまったのか!?てな感じの晴れ間が続いておりますが、あと2、3週間もすれば本格的な夏山の時期に突入ですよね!
ここ数日は、夏の登山の予定を色々と立てていたのと、個人的な「準備」もしていたもので、山に行く時間がとれず、悶々としております。
この悶々とした気分を晴らしてくれる素敵な女性が登場して欲しいな~といつも願っているのですが、ぼちぼち「七夕」ですので、笹にお札を貼って(?)、願いを吊るしておきたいと思います!
「女・金・酒びたりの人生になりますように・・・」
そんな願が笹にあったら私の願いですので、クシャクシャにして投げつけて下されば幸いです!
「星に変わってお仕置きよ~!!」
と、「ブルセラムーン」に変身して、アレやソレやと楽しみたいと思います!!!
ま~私は「ブルセラムーン」というよりは「アオヒゲムーン」な風貌をしているですけどね(笑)
益々意味が分からなくなってきましたが、今日は愛して止まない山域の1つである「奥多摩」へ1泊2日で大周回した時の記録を書いてみたいと思います!
奥多摩山塊は、交通のアクセスが比較的良いものの、神奈川県に住む私にとっては少し行き難く「サクッ!」と気楽い登れない所になります。
電車の乗継が悪く、何故か車両も4両編成と少ないことも多く、早朝なのに登山者がモリモリで満員電車になってしまうので行くだけで嫌になってしまいます。
そんな奥多摩登山ではございますが、東京とは思えない自然が残る山域ですので、一筆書きで1周したいと思い、今回実行致しました!
健脚の方ですと、今回私が歩いた雲取山・奥多摩縦走ルートを「日帰り」してしまう方もいるみたいですが、そんな体力・脚力はありませんので1泊で周回する事にしました。
先に結論を書くと、「1泊でも白目が零れ落ちるきつい縦走ルート」でございました。
自称「ブルセラムーン」である変態登山者の私に未来はあるのか・・・
どんなセーラー服が好きなのか!?
むしろ、制服を着てアオヒゲのオジサンは山登りをしてしまったのか!?
こんな雲取山と奥多摩大縦走の2日間になりました!
まずは、雲取山・奥多摩大縦走の日程等の詳細がこちらになります!
登った日:7月27日 ~7月28日
天 候:AM晴れ/曇り PM雷雨(小雨)/曇り
メンバー:単独
奥多摩縦走登山(雲取山)へのアクセス・駐車場・地図
こちらは、奥多摩登山の起点になる、JR奥多摩駅周辺の地図になります!
奥多摩駅周辺は、道が狭く、駐車場がありませんので、今回のような雲取山への大縦走登山を考えている場合は、電車を利用してアクセスした方が良いかと思います。
ただ、電車でアクセスするとなると、どうしても到着が遅くなってしまうのがネックかも知れません。
立川駅周辺で前泊すると、かなり早い時間に到着出来ますので、奥多摩大縦走を考えているならば一考の価値があるかも知れません。
また、「鳩ノ巣駅」に無料駐車場がありますので、そちらを利用するのもアリかもしれません!
鳩ノ巣駅の無料駐車場を利用する場合、六ツ石山・雲取山ではなく、右回りの蕎麦粒山、一杯水避難小屋辺りで1泊するルートの方がロスが少なく良いかもしれないな~と思います。
六ツ石山~鷹ノ巣山~七ツ石山~雲取山のコース状況 とトイレ・水場について
六ツ石山~鷹ノ巣山~七ツ石山~雲取山のコース状況ですが、登山者の多い奥多摩山塊ですので、道標も多く、分かり難い場所はありません。
コースもよく整備されてますので、危ない所もなく、安心して縦走できると思います!
しかし、この夏の時期は、アブ・ブヨなどの血を吸う虫が多いので、虫除け対策が必要です。
また、奥多摩山塊はツキノワグマの生息地域ですので、熊鈴などの対策も必要です。
鷹ノ巣山~七ツ石山の間や、雲取山周辺も結構、熊の出没が多い場所になります。
そして雲取山周辺で利用できるトイレ・水場の状況がこちらになります!
- 鷹ノ巣山避難小屋・・トイレあり、水場あり(枯れる事がある)
- 奥多摩小屋水場・・・トイレあり(宿泊者以外100円)、水場あり
- 雲取山荘・・・・・・トイレあり(宿泊者以外100円)、水場あり
雲取山荘は、渇水期になると水場使えないことがあります。
その場合、山荘に頼むと分けてもらえますが、宿泊者以外は有料だったと記憶しております。
奥多摩小屋は、現在廃業してまして、トイレは利用できません
しかし、水場は維持管理されておりますので、雲取山登山や、奥多摩縦走の時に利用可能です。
※2022年2月加筆
六ツ石山~ 鷹ノ巣山~七ツ石山~雲取山縦走登山のコースタイム・ルート・標高差
奥多摩駅 8:08 → 8:27 羽黒三田神社 8:31 → 10:47 六ツ石山 10:59 →
12:19 鷹ノ巣山 12:25 → 12:35 鷹ノ巣山避難小屋 → 12:37 鷹ノ巣山避難小屋水場 12:40 → 13:20 千本ツヅジ分岐 → 13:36 七ツ石小屋分岐 13:46 → 13:51 七ツ石山 → 14:18 五十人平 → 14:23 奥多摩小屋水場 14:31 → 14:37 奥多摩小屋 → 15:03 小雲取山 15:07 → 15:34 雲取山荘 → 16:01 雲取山
こちらは、奥多摩駅から出発し、六ツ石山~鷹ノ巣山~七ツ石山~雲取山縦走登山のコースタイムになります!
奥多摩駅から第一の難関であります六ツ石山まで、約3時間のコースタイムになりました。
雲取山まで、約8時間のコースタイムになったのですが、到着が16時過ぎですので、全然余裕がない感じでした。
そしてこちらが六ツ石山~鷹ノ巣山~七ツ石山~雲取山までの登山ルートと標高差の地図になります!
前編で歩いたルートになるのですが、 JR奥多摩駅から六ツ石山まで標高差の地図の通り、結構きつい区間になります。
鷹ノ巣山~七ツ石山~雲取山までも、地味なアップダウンの連続で、体力を削り取っていきます。
暑い時期ですと水の消費もモリモリになりますので、熱中症に気を付けながら縦走していただけたらと思います!
奥多摩大縦走六ツ石山までの登山とルートの詳細
奥多摩大縦走!と銘打ちまして、雲取山目指して奥多摩駅からスタートです!
いや~すでにこの時間で暑いです・・・。
明日の18:00頃、またここへ戻ってくる予定ですが、何時になるか皆目見当がつきません。
奥多摩駅から羽黒三田神社、六ツ石山を目指します。
この看板が見えたら右に曲がります。
自分が今どこにいるのか皆目見当がつきません!
先ほどの看板を曲がると直ぐにこちらの看板があります。
こちらを左へ進むと鳥居が見えてきます。
曲がって直ぐの所に、こちらの鳥居が鎮座しております。
嫌になるほどの階段を登ってくのですが、大人の階段以上に辛い道のりになります。
階段を登り終えると、羽黒三田神社になります。
こちらで今回の縦走の安全を祈願いたしました。
六ツ石山、雲取山への登山道は、写真右手にルートが続きます。
六ツ石山を目指して進んでいくと、良い匂いだな~っと思ったら、ルート上にユリが咲いておりました!
六ツ石山、大菩薩方面の展望でございます!
奥多摩も山深いですよね~
よ~~やく六ツ石山、雲取山の登山口に到着です!
今までは何だったんだ!?ってな感じの道のりですが、ここから本格的な山道になります。
ルート上から本仁田山方面が、木々の間からチラリズで綺麗でした!
明日、無事にアソコへ立てるのでしょうか・・・。
「立たぬなら 立たせてみせそう 妄想で」
字余りな感じになりました(?)
インスタ映えしない感じのお花が結構咲いてまして綺麗でした!!
こちらも見事なまでの満開御礼でございます!
花の名前を覚えたのですが、すっかり忘れてしまいました。
え???それは覚えたとは言わないですと!?
正解!(笑)
急登をこなし白目になりながら、よ~やく六ツ石山への分岐になりました。
も~水根に下って家に帰りたくなってきました・・・。
よ~やく奥多摩大縦走の1つ目のお山である六ツ石山です!
ハエだかブヨだか得体の知らない虫が煩く、ゆっくり休めませんでした。
六ツ石山の山頂は、天気がよいと展望が良いんでしょうね~!
今日は少し残念ですね~・・・。
私の腹黒い虫も騒いでいるので、虫と一緒に六ツ石山で貧乏タイム(昼食)にしてみました。
オニオンまで入っているみたいで、僕は幸せ者です♡
奥多摩大縦走鷹ノ巣山登山とルートの詳細について
六ツ石山を後に、奥多摩大縦走の再開でございます!
虫にモリモリたかられてしまいましたが、鷹ノ巣山を目指して進むと、気持ちの良い尾根道歩きになりました!
いや~新緑ではないですが、緑が濃くて空気が旨いです!
雲取山を目指して進んでいくと、段々と目指す鷹ノ巣山が見えてきました!
綺麗な稜線ですよね~!
鷹ノ巣山へ至るこの周辺がお気に入りだったりします。
鷹ノ巣山周辺は、頭上を遮る木々がない防火帯なもので、かなり蒸し暑いです。
振り返ってみると、今まで歩いた六ツ石山方面の稜線がクッキリでした!
そんな感じで奥多摩大縦走2座目になります鷹ノ巣山山頂からの三頭山方面の景色になります!
なんだか天気が怪しくなってきましたね・・・。
そろそろ奥多摩にデビルが降臨しそうですね~・・・。
夏の時期の奥多摩は、だいたい昼過ぎると雨降ることが多いですからね~
鷹ノ巣山の山頂から、これから目指す雲取方面が見えてました!
雲取山方面も天気が怪しくなってきましたね~・・・。
鼻歌もほどほどに、急いだ方が良さそうですね~・・・。
奥多摩大縦走七ツ石山登山とルートの詳細
鷹ノ巣山を後にし、奥多摩大縦走はまだまだ続きます!
七ツ石山を目指していると、こちらの花が結構咲いていて目を楽しませてくれました!
花の名前を覚えたのですが、いつの間にか忘れてしまいました。
え???それは覚えたとは言わないですと!?
大正解!!(笑)
鷹ノ巣山の山頂から10分ほど下っていくと、鷹ノ巣山避難小屋が見えてきます。
鷹ノ巣山避難小屋から3分前後の所にある水場の様子でございます!
とても冷い水で生き返りました!
この時期は水量も多く当てに出来るのですが、秋以降は枯れることが多いので注意してください!
奥多摩大縦走する上でも貴重な水場ですよね!
七ツ石山を目指して縦走していると、野ばらがモリモリ咲いてました!
違ったらごめんなさいです!
名前が分からないなら載せなければ良いんでしょうけどね(笑)
敢えて撃沈する事こそが大和魂でございます!てな感じで、千本ツツジの分岐です。
この辺から雷が鳴り始め、稜線に出るのは止めました。
奥多摩大縦走ですので、日陰名栗山・高丸山も行きたかったのですが、黒焦げになるのはまだ早いですからね~
目指す七ツ石山です!
それにしても雷が凄いです・・・。
いつの間にか怒らせてしまったみたいです・・・。
怪しい雲が近づいて来ました・・・。
この周辺から三頭山方面が綺麗見えるのですが、今日は残念です。
よ~やく七ツ石山の山頂でございます!
雲取方面は見えましたが、他の展望はありませんでした。
天気が悪いので、早々に雲取山を目指してスタートしたいと思います!
七ツ石山の急斜面を下るとブナ坂の分岐になります。
それにしても今日は登山者が少ないですね~
雲取山縦走登山とルートの詳細
七ツ石山から本日のゴール地点である雲取山を目指したいと思います!
雲取山への登山道の事を「石尾根」と呼ぶのですが、アップダウンが少ない稜線歩きになりまして、フラットで足取りが軽くなります!
ルートの途中に、「変態のマーク」がありました。
「H」って変態の略であることをご存知でしょうか!?
※諸説あり
「アオヒゲ危機一髪」って変態の略であることをご存知でしょうか!?
※かなり嘘
妄想に忙しくなると、奥多摩小屋の水場の案内がありました!
「おいしいよ」と書かれてますし、水切れ寸前なので補給しに行きたいと思います!
看板に偽りなしで、奥多摩小屋の水場は本当に冷たくて美味しいお水でした。
看板を信じる事が出来るのって本当に素晴らしい事ですよね!(?)
こちらの水場も奥多摩大縦走する時に欠かせませんよね。
水場から登り返すと奥多摩小屋でございます。
数年後に、奥多摩小屋の取り壊しがほぼ決まっております。
なんとか残して欲しいのですが、どうなることやら・・・。
※2022年2月現在、取り壊しされた状態で、トイレは利用できません。
奥多摩小屋を後にし、小雲取山への急登でございます。
思いっきり白目になる~~~!!
雲取山荘への巻き道になります。
「巻き道」、「バーゲン」、「見切り品」、「ブルセラムーン」という単語が好きで、見聞きすると、そっちへ進みたくなってしまいます!
この辺が、奥多摩大縦走で辛い時間帯でした。
バタバタしながらも、雲取山避難小屋になります。
可愛い「おじ様」3名がご宿泊のようでした。
時間も時間なので、雲取山で宿泊する事にしました。
金曜日はカレーで決まりですよね!
カレーはやっぱり、飲み物ですよね~・・・。
作成20分、完食2分です(笑)
どっかの病院と変わらない早業の流れ作業でした(?)
バーモンドの余韻に浸りながら、日没まで時間もあるので、雲取山、雲取山避難小屋周辺を散策してみました!
お花が結構咲いていて綺麗でした!
本日のゴール地点である雲取山山頂になります!
雲取山からは、富士山の展望が良いのですが、本日は天気が悪く見れませんでした・・。
居るのは虫ばかりでございます・・・。
ミツバチが私以上に一生懸命働いておりました!
「アオヒゲハッチ」に変身して、私も頑張らないとな~と思ってしまいました(?)
日が暮れるにつれて、雲取山周辺は、神々しい感じの景色になってきました!
雲取山からの飛龍山方面がとても綺麗で癒されます。
雲の流れって、見入ってしまいますよね~
夕日に染まる奥秩父縦走路方面になります!
瑞牆山まで歩きたくなってきました(笑)
奥多摩駅から入山して、奥秩父主脈縦走路を歩いて瑞牆山までテント泊で行った記録になります!
こちらが私のテント泊デビュー戦になります。
長い記録ですので、お時間ある時に読んでくだされば幸いです。
奥多摩大縦走の疲れが一気に吹き飛ぶ雲取山山頂からの景色になりました。
こんな景色を見せてくれるので、山登りはやめれませんよね!
まとめ
奥多摩大縦走初日で既に力尽き、「ブルセラムーン」とか冗談を言えるような状況ではなくなってしまいました・・・。
余計なピストン運動をすると、翌日に支障をきたすと思い、その日の夜は廃人と化しておりました・・・。
そんな感じで奥多摩大縦走は、次回後編に続きます!
次の日は「雷のお仕置き」が凄く、デベソの危機になりました・・・。
奥多摩大縦走2日目(後編)は、雲取山~雲取山荘~長沢山~天目山~川苔山~本仁田山から奥多摩駅までになります!