- 登山装備(日帰り)の持ち物公開について
- 日帰り登山で持って行く最低限の登山装備について
- 登山で必ず必要な道具ヘッドライト(ヘッドランプ)について
- 登山装備に含めたい日焼け止め・虫除けについて
- 食料・行動食について
- 登山で持って行くお金の金額(現金)について
- 登山装備にエマージェンシーシート(レスキューシート)が必須!
- まとめ
登山装備(日帰り)の持ち物公開について
前回に引き続きまして、今回も「登山装備(夏の日帰り登山)」について書いてみたいと思います!
今回も登山初心者向けの記事になりますが、最低限、どんな持ち物を持って登山をしているか分かると新鮮かな~と思っております!
前編でも記載した通り、他の登山者が使っている登山道具や、持ち物って、妙に気になりますよね!?
どんなパンツを穿いているんだろう・・・。
どんな乳バンドを装着しているんだろう・・・。
どんな穴をしているんだろう・・・。
考えただけでも何故か涎が出てしまいます♡
なんだか18禁の匂いがしてきましたが、登山用品も進化が止まらず色々なアイテムがありますよね!
登山者が山で使っている道具って、なんだか無性に気になるものですが、「シャイ」な私なもので、なかなか話しかけれずにいます。
「スリーサイズはナンボですか?」
これを山ガールに聞くよりは敷居は低いのですが、それでもなかなか知らない登山者に話しかけるのはドキドキしちゃいますよね~
勇気を振り絞って聞いてみると、いつの間にか「自慢話」になることが多く、ヒートアップすればするほど拘束時間が長くなってしまいますからね~
他人の熱い話を聞くのは嫌いではないのですが、時間が限られている登山中に長々と・・・ですと、チョッとアレですよね。
そんな登山用品ですが、夏山の時期に持って行く道具を公開しつつ補足してみたいと思います!
登山初心者の方の参考になれば幸いです!
日帰り登山で持って行く最低限の登山装備について
こちらが日帰り登山(夏山)で持って行く、私の最低限の装備になります。
意外と少ないですよね!?
登山の持ち物を広げてみたものの、スカスカな状況に驚いてしまったのと同時に、「貧乏」である事がバレてしまった瞬間ですよね(笑)
勿論、「最低限の装備」ですので、状況に応じて持ち物をプラスして対応しております!
写真だけですと良く分からいと思いますので、左上から時計回りに羅列したいと思います!
包帯、テーピング、地図、熊鈴、ヘッドライト、レスキューシート(エマージェンシーシート)、日焼け止め・虫除け剤、ツールナイフ、サングラス、予備乾電池(ヘッドライト用)、胃薬、頭痛薬(痛み止め)、鏡になります。
これに、虫が多い山域ですと、ポイズンリムーバ(毒液を抜き取る装置)、防虫ネット、虫刺されの薬が加わります。
登山に必要な水の量、ザック、登山靴、登山ウエアーにつきましては、前回書いたので割愛し、日帰り登山で重要なものから書いていきたいと思います!
登山で必ず必要な道具ヘッドライト(ヘッドランプ)について
意外に思うかもしれませんが、日帰り登山で一番重要なアイテムは「ヘッドライト」だと思っております。
色々なご意見があるかと思いますが、ヘッドライトを忘れてしまった場合、私は山登りはしません。
ヘッドライトは、夜道を照らす天照大御神のような存在のアイテムですので、日没前に下山すれば使う事の無い登山用品になります。
日帰り登山では、なかなか使う事が少ないアイテムであるヘッドライトですが、これが有るか無いかで無事に下山できるかどうかが全然違ってきます。
何が違ってくるかというと、登山中のトラブルで日没までに下山できなかった時に大きな差として現れます。
山の中には街灯がありませんし、樹林帯の中に入ってしまうと、日没の1時間くらい前から暗くなってきます。
満月の夜なら歩けない事も無いのですが、それでも真っ暗な山の中をヘッドライト無しで歩く事は非常に難しいです。
暗くて登山道の分岐や案内を見落としてしまったり、山道は平らで歩きやすい訳ではないので、捻挫をしてしまったり、最悪、登山道を踏み外して「滑落」という事態になってしまいます。
ヘッドライトがあれば、少なくとも足元を照らす事ができますので、コースによっては日没後でも無事に下山することが出来ます。
登山を始めるのであるならば、保険だと思って、必ずヘッドライトを購入してください。
使うか使わないか分からないアイテムですが、山は何が起こるか分かりませんので、ヘッドライトは必須装備です!
ヘッドライトなら、両手が自由に使えますので安全ですし、それこそ防災にも使えますので無駄にはなりません。
ヘッドライトにつきましては、こちらの記事で詳しく書いてますので、良かったらご参考にしてみてください!
登山装備に含めたい日焼け止め・虫除けについて
日焼け止め・虫除けにつきましては、命に関わる問題ではないですが、適切にケアしておかないと後が非常に怖いです。
何が一番怖いかというと、下山後のお風呂でございます!
日焼けした皮膚を熱々のお湯が刺激して、なんともいえない快楽を注入し続けてくれます!!
「なんで日焼け止めを塗らなかったんだ!!」
と、何度も後悔しております。
標高が1000m上がる毎に、下界と比べて紫外線が10%~20%増量されますので、山を登れば登るほど皮膚のダメージになってしまいます。
皮膚だけならまだアレですが、強い紫外線は目にも悪い作用をもたらしますので、将来「白内障」のリスクを増やしてしまう要因になります。
また、夏の時期は「虫対策」が必須です。
下界ですと「蚊」が一番厄介ですが、山の中ですと「アブ」、「ブヨ」等の血を吸う虫が数多く飛んでおります。
蚊に比べ、アブ、ブヨに刺されてしまうと、モリモリ腫れあがり、長い期間痒くて嫌になってしまいます。
特に水が綺麗なところにアブ、ブヨは生息しておりますので、登山の天敵と呼んでよい存在になります。
たかが虫だと侮らず、日焼け止めと一緒に虫除けにも気を遣う必要があるかと思います!
日焼け止め、虫除けにつきましては、市販のもので十分です!
私は最近下記記事の「フォーファーム」という日焼け止めと虫除けが1つになったアイテムを愛用しております!
日焼け止め特有のベトベト感もなく、オーガニック素材でトータルで見るとコスパに優れるアイテムです。
良かったら、日焼け止め・虫除けの参考にしてみてください!
食料・行動食について
「行動食」の単語につきましては、あまり聞き慣れない方がいるかも知れませんよね。
行動食の意味つきましては、「ガッツリと休憩しながら座って食べる物ではなく、チョッとした空いた時間に立ちながら少量ずつ食べる食料」になります。
食べ物になりますので、個人的な嗜好が影響するのですが、登山初心者ならば、行動食というかおやつ感覚で「チョコ」、「飴」等を定期的に摂取した方が良いかも知れません。
登山は負荷が高いスポーツですので、どうしても食事だけではカロリー不足になりやすいです。
朝ごはんを食べずに山登りをする方が時々いますが、大抵、登山中に体の動きが悪くなり、なんともいえない疲労感に襲われる方がいらっしゃるのではないでしょうか!?
いつも以上に脚が重く上がらない場合は、カロリー不足による「シャリバテ」を疑う必要があります。
朝が早い登山ですので、寝不足で食欲が湧かなかったり、時間が無くてノンビリ朝ごはんを食べれなかったりと色々ありますが、食べ物が燃料(カロリー)として利用できるまで1時間前後の時間が必要だそうです。
お腹が空いたと感じてから食べても間に合いませんので、出来たら登山を開始する1時間以上前に、食べ物を摂取することが望ましいです。
登山中も、少量で構わないので、食べやすい食料を摂取すると疲労感が違ってくるかと思います。
私は、喉が渇いた時に無理やりチョコ少し食べ、それを水で流し込むようにしております。
口の中もサッパリし、なかなか良いですよ!
逆ですと、口の中にいつまでもチョコが残り、なんだか~となってしまいます。
初めてのチューは、「チョコレート味」にしたい山ガールには、そちらの方が良いのかも知れませんよね!(?)
登山で持って行くお金の金額(現金)について
少し生々しい話になりますが、日帰り登山の場合、「現金」ってどれだけ持って行けばよいか考えてしまいませんか?
大金持って登山に出掛ければ、それはそれで安心かも知れませんが、「紛失」のリスクもありますので、心配になってしまいますよね。
登山で持って行くお金(現金)につきましては、大きく2つの用途があるかな~と思ってます。
まずは「登山中の消耗品(山小屋で食料・飲料等)の購入」をあげることが出来ると思います!
山小屋には、食料や飲み物などが売られてますので、お値段が下界よりも高いですが、お金さえあれば購入することが出来ます。
また、リスクに備えるためにもお金は必要ですよね。
私の場合、日帰り登山の時に持って行くお金は、主にこの「登山リスクに備える」になります。
具体的に何の事を言っているかと言うと、1つは「山小屋で宿泊するかも?」を考慮に入れております。
登山中に体調不良や怪我で動けなくなってしまった時や、急な悪天候に見舞われてしまい近くの山小屋へ逃げ込むことを想定しております。
関東近郊の山小屋の場合、1泊2日でだいたい10,000円前後で泊まれることが出来ます。
この点を考慮すると、登山で持って行く現金が幾ら必要なのかの、1つの目安になりますよね!?
また、怪我をしたり体調が悪いと、下山した登山口から家までの「タクシー」の利用も考えられますよね!?
大抵のタクシーは、クレジットカードを持っていれば、代金を支払うことが出来ますが、それでも使えない車もありますので、現金を持っていた方が安心ですよね。
地域によっても違いますし、私の経験則になってしまうのですが、タクシー代金の大まかな目安は、こんな感じになっております!
10kmで4,000円前後
深夜・早朝ですと割増しもありますので、だいぶ金額が変わってしまうのですが、下山した場所から行きたい場所の距離が分かれば、大抵、この目安の金額で大丈夫だと思います!
色々と加味し、登山で持って行く現金の金額は、最低20、000円は財布の中に入れておくようにしております。
山小屋で1泊、下山後のタクシー代を考慮した上での金額になります。
また、山の中のトイレは「有料」なところが多く、100円玉を多く使います。
登山の時は、少し多めに100円玉を持っていたほうが重宝するかと思います。
山は何が起こるか分かりませんので、持ち歩く現金の金額も、シッカリとリスクを考えて設定しないといけませんよね!
登山装備にエマージェンシーシート(レスキューシート)が必須!
登山を始めるにあたり、色々と道具を買う必要があるのでお金がドンドン無くなってしまいますよね~
私も登山を始めた頃は道具を買うお金がなく、暫く運動靴で山登りをしていた位なのですが、最後に是非、忘れずに買った欲しい登山装備が「エマージェンシーシート(レスキューシート)になります。
エマージェンシーシートは、地震などの防災でも役立ちますので、だいぶ認知度が高くなってきたアイテムですよね!
エマージェンシーシートは、アルミ箔の様なシートになるのですが、これを包まることにより、自分の体温が外に逃げ出さなくなり、保温効果が高まり冷えから体を守ってくれる大事なアイテムになります!
アクシデントが発生し、下山が出来なくなったり、雨や風で濡れてしまい「低体温症」と思われる症状が出てきた時に、エマージェンシーシートが大活躍します。
私は登山中に、アクシデントが重なって下山できなくなり、山の中で1夜を過ごした事があるのですが、あの時は本当に寒く、エマージェンシーシート(ツエルト)を持っていればな~と、何度も後悔しました。
時期が時期なら「凍死」してても不思議ではない状況だったのですが、是非、日帰り登山でもエマージェンシーシートを忘れずに持って山登りを楽しんで欲しいなと思います!
山でトラブルが遭ったとしても、エマージェンシーシートがあれば、自分の命を守れる確率が上昇する事は間違いありません!
高価な物ではありませんので、日帰り登山でエマージェンシーシート(ツエルト)を装備されていない方がいましたら、是非、考えてみて下さい!
下山できなくなり、山の中でビバーク(緊急野営)した時の記事になります。
お恥ずかしい話ですが、何かの参考になれば幸いです。
滑落した登山者の救助を手伝った時の記事になります。
ヘッドライトの重要性と、エマージェンシーシートがあると色々と使えると感じた出来事の記事になります。
良かったらご参考にしてみて下さい!
まとめ
話があっちこっち飛んでしまい、読み難い記事になってしまいましたが、「登山装備」は本当に奥が深いですよね~!
今回は「登山装備の最低限のアイテム」に絞ってみたものの、これ以外にも色々ありますので、また記事にしてみたいなと思っております!
特に「テント泊装備」は、気になる方が多いのではないかな~と思っておりますので、こちらも記事にしたいと考えております!
そんな感じで、次回は「登山のマナーとルール」について、書いてみたいと思います!
登山の本などにあまり書かれていない内容に絞って登山のマナーとルールについて記事にしてみました!
良かったらご参考にしてみて下さい!
おすすめのテント泊装備や、必要な持ち物について書いた記事になります!
テント泊の荷物の軽量化や、ザックの大きさについても書いてますので、良かったら読んでみてください!