アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

ビバーク体験記。遭難状態になり私は下山が出来なくなりました

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ビバーク

 

 

ビバークとは!?ビバーク体験と遭難し下山が出来なくなった経緯

登山やアウトドアをやっている方なら「ビバーク」って言葉を聞いた事があるかと思いますが、普段の生活だと全く馴染がないですよね。

 

計画的にテントやツエルト等を使って山の中で夜を過ごす事を「幕営」と呼びますが、緊急的かつ寝袋等の宿泊装備を持たずに野営することを「ビバーク」と言いますが、こちらはドイツ語でございます!

 

登山をやっていると、色々なカタカナ言葉を耳にすることが多いですが、「アンザイレン」もドイツ語でございます!

 

アンザイレンと言う言葉が好きで、雑記ブログの名前に使っているのですが、登山の歴史が長いヨーロッパ方面から伝わってきた登山用語って結構多いですよね。

 

「ボーイスカウト」もイギリス発祥ですしね。

 

そんな「ビバーク」なのですが、経験された事ってありますでしょうか!?

 

ビバーク体験は、本来なら経験してはいけない「禁断のプレイ」になりますが、私は恥ずかしながら1度だけ緊急野営を経験した事があります。

 

今日は、その時のビバーク体験談と、なぜ遭難し下山できなくなったかを記載したいと思います。

 

お恥ずかしい話なので、ブログで書くのもアレかな?と思ったのですが、自分への戒めにもなりますし、何かのご参考になれば幸いです。

 

登山は何が起こるか分かりませんし、常日頃から最悪の事態を想定しておくことが重要ですからね。

 

プロフィールに「登山暦18年位」と記載してますが、厳密に書くと20年位になります。

 

私が20歳前後の頃、とある滝を見て一目惚れしてしまい、その後の2、3年間は、山の中に入っては「滝巡り」をし、名も無き滝を見つけてはウットリ♡していた感じです。

 

ですので、厳密に言うと「山登りチック」な事を2、3年間していたのですが、敢えてその期間は外しております。

 

で、今回の遭難状態になり、下山ができなくビバーク体験した話は、その2、3年間の出来事ですので、年数がだいぶ経っており、記憶が一部不明瞭な箇所がございます。

 

また、コースも当時と比べてだいぶ変わっていると思われます。

 

その点、ご理解頂けたら幸いです。

 

 

遭難状態となりビバーク体験をした東沢渓谷について

今回のビバーク体験の舞台になった場所は、奥秩父にある「東沢渓谷」でございます。

 

名瀑百選の「七ツ釜五段の滝」を擁する「西沢渓谷」が有名ですが、その近くに「東沢渓谷」があります。

 

名前で言ってもアレだと思いますので、付近の地図と写真を載せたいと思います。

 

東沢渓谷周辺の地図

 

 

山梨百名山の「鶏冠山」の登山口の近くを流れる沢が「東沢渓谷」になるのですが、そちらを遡っていくと「甲武信ヶ岳」へ至るルートになっております。

 

現在、東沢渓谷は、「一般登山者進入禁止」になっておりますが、私が行った時は禁止になっておりませんでした。

 

現在も、「鶏冠山(鶏冠尾根)根登山」、「沢登」のルートとして有名ですので、入渓する沢屋さんも多いのではないかと思われます。

 

 

奥秩父の登山地図

こちらが、ビバーク体験をして死ぬ思いで下山したときに持っていた奥秩父の登山地図になります!

 

 

1996年東沢渓谷登山地図

こちらは、山と渓谷社の「登山地図」になるのですが、発売された年代を見ると1996年でございます。

 

こちらが手元にある2番目に古い登山地図になります。

 

多分、私の山歩きのキャリアは、この時代から始まったと思われます。

 

 

登山地図値段

値段も縁起の良い「スリーセブン」でございます(´∀`*)

 

ジャラジャラなんか出てきそうな感じですが、今回のビバーク体験談は、ある意味「大当たり」なのかも知れませんf^_^;

 

 

ビバーク遭難状態になった東沢渓谷

登山地図の青丸の沢が、今回、遭難状態に陥ってしまった「東沢渓谷」になります。

 

当時、「山ノ神」と言う祠みたいなのがある所まで「実線ルート」で、それ以降は「破線ルート扱い」になっており、コースとしてシッカリ取り上げられている感じです。

 

それにしても、こんな歴史ある地図が我が家にある事に驚きですよね~~


なんだかケースも「古文書」みたいな風格がありますしね(笑)


ま~色々あった山行だったので、この地図を捨てる事が出来ない感じです。

 

話が脱線しちゃうんですが、この奥秩父の地図を見ると、甲武信小屋から東沢渓谷へ下りた辺りと、近丸新道の途中にあるヌク沢の出合に「水場マーク」の記載があります。

 

甲武信小屋から東沢渓谷へ下りた辺り

近丸新道の途中にあるヌク沢の出合

直近の「山と高原地図」には記載が無い水場なのですが、昔はあの沢水も飲めたんだね~って感じですよね。

 

そんな感じで、当時のお目当ては「山」ではなく「」だったので、東沢渓谷の最大の見せ場である「両門ノ滝」を目当てに計画し入渓致しました。

 

 

ビバークした時の登山経験と登山計画について

入山した時期は秋前だったのですが、当時の私の登山経験は2年弱。

 

勿論、ビバークの経験をしたこともありませんし、テント泊増備も持っていなかったので、そちらの経験もありませんでした。

 

地元丹沢で開かれた「沢登の講習会」に1度だけ参加してたものの、まだまだ技術も体力もないのに、単独で行くには荷が重いコースである事を、その当時の私は理解しておりませんでした・・・

 

まさに「若気の至り」、「無鉄砲」を絵に描いたような感じです。

 

今は、ネットで検索すれば色々と情報がありますが、その当時は皆無に等しく、山に入ってみないと分からない感じでした~・・・。


地図に記載されているコースタイムから「日帰り」だと大変かな~となり、来た沢道を下るのも怖いと思い、甲武信小屋で素泊まりの計画で臨みました。

 

遭難状態になったときのビバーク装備について

登山の装備としては、沢靴、ヘルメット、1泊2日分の食料、水2L、ヘッドライト、着替を持って行った感じになります。

 

東沢渓谷が、本格的な沢登りだと思っていなかったので、濡れても膝下位だと考え、ウエットスーツ等は要らないと判断しておりました。

 

当時、実家暮らしだったので、「1泊2日で滝を見に行く」と言い残し、山小屋の方には敢えて予約はしませんでした。


技術的に厳しい所が出たら素直に引き返そうと思っていたからです。

 

当時、携帯電話も普及していなかったので(電波の範囲が非常に狭い)、山小屋のキャンセルの連絡が面倒であったことも影響しております。

 

結果的に、家の者に「1泊2日で行く」と伝えていた事と、宿泊予約をしなかった事が、今回の遭難騒ぎを大きくせずに済んだ要因になりました。

 

ビバーク体験記の始まりについて

そんな感じで8時前くらいに西沢渓谷の駐車場に到着し、9時過ぎには「鶏冠山登山口」付近になり、その後順調に東沢を遡って行きました。

※当時、「道の駅みとみ」はなかった記憶があります。

 

山ノ神を過ぎると、大小さまざまな滝が見え、綺麗なナメ状の滝を楽しみながら充実した時間でした。


ただ、結構登山道が荒れており、ルートも少し分かり難い箇所もあり、キレ落ちた所もモリモリでかなり神経をつかう道のりでした。


そんな悪路が影響し、コースタイムよりも行程が遅れてしまい、少し焦っていた記憶が残っております。

 

 そ~は言っても、甲武信小屋には、夕方前には辿り着ける感じだったので、「少し急ごう」程度で、その後、災いが自分に降りかかるとは知る由もなかった感じです。

 

まさか、遭難状態となり、山の中でビバークするとは思いもしませんでした。

 

 

登山中に遭難状態になった経緯

東沢渓谷をモリモリ進み、あと少しでお目当ての両門ノ滝かな~と考えながら歩いていると、なんでもないトラバースで登山道を踏み外し、そのまま滑落し頭から滝壺(深み)にドボン♪と落ちてしまいました。

 

アレがオリンピックの大会なら、10点満点で金メダルをいただけるほどの完成度だったと思います!!

 

ソレぐらいにアッと言う間に落ちてしまい、気付くと水の中で、目の前は白い泡の世界でした。

 

落ちる時って、「走馬灯のように・・・」と言いますが、私の場合は何も駆け巡りませんでしたね~

 

ただただ冷たく、そして痛かった感じです。

 

 

両門ノ滝

滑落してドボン♪した場所は、多分、赤丸辺りではなかろうか思うのですが、記憶が定かでなく、も~少し両門ノ滝の近くだったかも知れません。

 

いや、魚留滝付近かもしれません・・・。

 

沢にドボン♪した地点の水深が地味に浅かったので、沢の底に頭と肩を打ってしまったのですが、ヘルメットをしていたので致命傷にならなかった感じです。

 

沢登の講習会用に買ったヘルメットが、こんな所で活躍するとは夢にも思いませんでした。

 

ヘルメットをしていなかったら、残念な結果になっていたかも知れませんね。

 

そして、近くに陸地があったのもラッキーでした。

 

ただ、最悪な事に、滑落した衝撃で「メガネ」が外れてしまい、何処かにいってしまいました。

 

私は裸眼だと視力が0.1以下のド近眼なもので、メガネが無いと足元もよく見えない状態になります。

 

メガネが無い事には始まらないので、一生懸命沢の中を探したのですが全く見つからず・・・。

 

結局、2時間近く沢に入り、深みに潜ったりして一生懸命探したにも関わらず一向に見つからず、ここで一気に進退窮まってしまいました・・・。

 

時計を見ると、すでに14時過ぎ・・・

 

全身ずぶ濡れで、何度も沢に入っているので非常に寒い。

 

17時過ぎには日没だし、メガネがない状態で、さらに悪路が予想される甲武信小屋を目指すことは出来そうにない。

 

どうする???

 

となり、も~メガネは諦め、来た道を戻る事に致しました。

 

メガネの事ばかり気をとられ、他の装備の確認ををスッカリ忘れていたので、ザックの中身を見てみると・・・

 

最悪な事に、全て水に浸かってしまい何もかもがビショビショ・・・。

 

防水が甘く、着替えも全て濡れ、財布もビショビショ、カメラ・携帯(PHS)も壊れ、大事なヘッドライトも何故か点灯せず・・・

 

ヘッドライトが壊れた事が非常に痛く、「接触不良かな?」と思い、電池を抜いては再度入れ・・・を繰り返したのですが、やっぱり点きませんでした・・・。

 

この事実を知った時、自分が最悪な状況に置かれている事を悟りました。

 

この時、既に15時を過ぎていたかと思われます。

 

山の中でのビバーク体験について

ここに居ても始まらないので、来た道を戻る事にしたのですが、メガネが無いので遅々として進まず・・・

 

捻挫や怪我をすると、さらに状況が悪くなるので慎重に歩いた影響で、全然距離を稼げませんでした。

 

誰か来ないかな~っと思うも虚しく時間だけが過ぎていきました・・・

 

歩いてきた道なので、今いる場所から登山口までどのくらい距離があり、時間が掛かるかを推測してみました。

 

・・・・

 

絶望に変わった瞬間でした\(^o^)/

 

も~日没には間に合わないと分かり、暗い中をヘッドライトも無く、目も良く見えない状態でこの荒れたコースを歩くのは自殺行為だと思い、山の中でビバークする事に致しました。

 

ここまで非常に焦ってましたが、ビバークを決意すると、何故か冷静さを取り戻せました。

 

とりあえず、来た道を戻りながら雨風凌げて横になれる安全な場所を探しつつ、着替えがないので濡れた雨合羽をザックに括り付けて少しでも乾くように広げながら歩く事に致しました。

 

すると、少し狭いながらも落石等の心配も無く、良さげな空間があったので、すここにビバークする事を決め、寒さ対策として、落ち葉を集めて敷き詰める事に致しました。

 

ビバークといえば「ツエルト」が心強いアイテムになりますが、残念ながら持ってなく、ライターもなかったので、火をおこす事が出来ませんでした。

 

ただ、火を使わずに食べれる食糧が無傷だったのが救いでした。

 

菓子パンに缶詰に柿の種・・・

 

私の山登りの昼食(貧乏セット)や、休憩の時に良く出てくる「柿の種」ですが、あの時食べた味が忘れられず、飽きずに毎回登場している感じです。

 

味も好きなのですが、それよりも「お守り」として持って来ていると言った方が正解かも知れません。

 

暗くなると何も出来なくなるので、日没前に食事をとり、食べ終わる頃には真っ暗になりました。

 

日が昇ったら行動を再開しようと決め、なんとか乾いた合羽に着替え寝る事にしました。

 

・・・

 

最初はお!これなら寝れるかも!?」と思ったのですが、山の中でのビバークは、そんなに甘いものではなかった感じです。

 

時間が経つにつれてどんどん冷え込み、とても寝れたもんではなかったです。

 

地表が私の熱を根こそぎ奪っていく感じでした。

 

特に濡れてしまった靴下が乾ききらず、そこから足が冷え、寒いというよりは痛い感じなってしまい、徐々に感覚がなくなってしまいました。

 

こりゃ~イカン!となり、さすって温め、ザックカバーで足元を保温し、袋に入れてあったトイレットペーパーが濡れてなかったので、それを全て使って「首、足先、腹」に巻いて少しでも冷えないようにしてみました。

 

濡れてなければザックに足をツッコンで保温できますが、残念ながら乾いてなく・・・

 

も~寝る事を諦め、ひたすら小刻みに体を動かし、朝日が出るのを待つのみになりました。

 

あれほど長い夜は、オネーちゃんと一緒でも味わえない感じでした(?)

 

幸い、月明かで「真っ暗」ではなく、また、雨が降らなかったのも運が良かったと思っております。

 

ただ、鹿の鳴き声が突然するのでビックリし、得体の知れない獣の雄叫びがモリモリ聞こえ、なんだか生きた心地がしませんでした。

 

遠くで茂みを掻き分ける音が聞こえると、とても怖く、不安でイッパイな夜になりました・・・。

 

また、落石が起きるたびに大きな音がし、谷間の恐ろしさを痛感致しました。

 

山中で始めてのビバークでしたが、寒さに耐え抜き、明るくなると同時に行動を再開し、昼位に西沢渓谷の登山道と合流しました。

 

あの時の嬉しさと安堵感といったら言葉で表す事が出来ません!!

 

ボロボロになりながら駐車場に戻ったのですが、メガネがないので車の運転が・・・

 

幸い、「度の入ったサングラス」を車に置いてあったので、非常に助かりました!

 

サングラスがなかったら、こんな視力では運転できないので、車を置いてバスと電車を乗り継いで帰る羽目になるところでした。

 

直ぐに車を運転する元気もなく、2~3時間ほど仮眠をし、それから帰路に着きました。

 

たまたま運が良く下山が出来て家に戻れましたが、一歩間違えたら完璧な遭難ですよねf^_^;

 

いや、も~遭難ですよね・・・。

 

その後、風邪をひき、沢水を飲んだ影響か、猛烈な嘔吐と下痢に悩まされました。

 

水あたりもそうですが、体が衰弱していたんでしょうね~

 

直ぐに下山できて良かった感じですが、さらにもう1日抜け出すのに時間が掛かってしまったなら、動けなくなっていたと思われます。

 

 

遭難状態になってしまった理由とビバークアイテムについて

今回の遭難状態になりビバークの件を、自分なりに総括すると、こんな感じになります。

 

計画・装備・技術・経験・体力全てが自分には足りなかった

この5個のうち、1つでも足りないものがあると、遭難してしまうリスクがあると考えております。

 

「若気の至り」と言えば簡単ですが、それで済まないのが山登りだと思います。

 

今回の件で、私は沢登りを辞めました。

 

山岳会に入るもアレですし、単独でウロウロするのはリスクが高いと判断しました。

 

予備のメガネがあると安心です。

登山の荷物が増えてしまいますが、メガネを無くしたり落としたり壊したりすると、一気に進退窮まってしまいます。

 

特に、視力が悪い方ほどリスクになるかと思います。

 

これ以降、単独で山登りする時はメガネは止め、「使い捨てコンタクト」にして、予備のコンタクトレンズと鏡を必ず持っていくようにしております。

 

スポーツ用にこんなのがありますので、悪い事は言わないのでメガネのズレ落ち対策を

しっかりとやられた方が安全だと思います。

 

 

 

予備のヘッドライトがあると安心です。

タラ・レバになってしまいますが、今回、メガネが見つかり、ヘッドライトも壊れず使えたなら、ビバークせずに下山できたかも知れません。

 

こちらも荷物になってしまいますが、予備のヘッドライトがあると安心ですし、山に行く前に点灯するかの確認も重用だと思います。

 

偉そうな事を言ってますが、私は予備のヘッドライトを装備してません。

 

買おう買おうと思いつつ、中々・・・。

 

ツエルトとやエマージェンシーシートがあるとビバーク時に安心です。

私が説明する必要がないほど、ツエルトとやエマージェンシーシートはビバークの時は勿論、登山においては必須のアイテムですよね。

 

装備していなかった私が甘かったですし、怒られても仕方がない行為だと思ってます。

 

今回、風が殆どなかったので良かったですが、風速1m/sで耐寒温度が1℃下がると言われてますので、耐寒には風除けが必須です。

 

ツエルトは、1万円前後しますので、とりあえずエマージェンシーシートから装備する事をお勧めいたします!

 

エマージェンシーシートですと、600円前後で購入可能です。

 

それほど重くなく、防災用品売り場で簡単に購入できます。

 

山の寒さにコリゴリしてますので、テント泊以外で登山に行く場合には、必ず持っていくようにしております。

 

 

?

ビバークして大騒ぎにならなった理由と登山届けについて

前編に記載しましたが、家の者に「1泊2日で行く」と伝えていた事と、山小屋に予約を入れてなかったのが幸いし、事が大きくならずに済んだ感じです。

 

これで日帰りだと伝えていたら、間違いなく山の中で何か遭ったと思い、警察等に連絡して大騒ぎになっていたと思われます。

 

山小屋の方も、予約した人間が来なければ遭難を疑い、予約時に伝えてある電話番号に連絡するでしょうから、事が明るみになり更に大騒ぎになっていたと思います。

 

ただ、あの時もし死んでいたら、登山届けは出していたので、回収は早かったと思います。

 

登山届を出さなくても大丈夫だろうと思ってしまいますが、道中何が起こるか分かりませんので、忘れずに届けを出すことが重要ですよね。

 

今回、たまたま運が良かっただけで、とても誇れる話ではないのですが、今でもビバークの時の事を思い返すとゾッと致します。

 

も~トラウマになっておりますので、日帰りの時は必ず日没前には下山するようにしております。

 

勿論、ナイトハイクの計画の時は別ですが、「日没 = 負け」と思って登っている感じです。

 

ビバーク練習の勧め!

「自分は大丈夫!」と思っている登山者も多いと思いますが、ぶっつけ本番のビバークほど怖いものはないと思います。

 

1度、低山でビバークの練習をしてみて、どんなものかを経験してみるもアリかな~っと思います。

 

1度ビバーク体験をしておくと、山の怖さがよく分かると思います。 

 

勧めてはいるものの、私は2度ビバークはしたくはございません!

 

そ~は言っても、登山は何が起こるか分かりませんからね~・・・。

 

あの寒くて怖いビバークの夜を、何人たりともを経験して欲しくはないな~っと思っております。

 

まとめ

長々と偉そうに語ってしまって申し訳ございませんが、くれぐれも己の力量をわきまえて、無理なく安全に登山を楽しんで欲しいなと思っております。

 

趣味の最中に死んでしまう事ほど勿体ないものは無いですしね。

 

微妙なビバーク体験談ではございますが、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

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今回は、運良くビバークの体験だけで済んで良かったですが、遭難し命を落としてしまうリスクは常につきまといます。

人間必ず死にますが、その時の備えとして葬儀費用の積立が出来る互助会について書いた記事になります!

生命保険・山岳保険・互助会の3つの保証が最強の組み合わせだと思いますので、良かったらご参考にしてみて下さい!

 

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 遭難状態になり、下山できない時の捜索・救助に大活躍なヘリコプターですが、少額の負担で自分を見つけてくれる「ココヘリ」というサービスについて書いた記事になります!

ビバークのような最悪な状態に備えてココヘリに加入するのも良いかと思いますし、山岳保険の比較なども書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!