- 岩登りの練習に丹沢モミソ岩で懸垂下降・ロープワークのトレーニング!
- 丹沢モミソ岩の場所と新茅山荘について
- 岩登りの練習場で丹沢モミソ岩・新茅山荘への行き方
- 懸垂下降・ロープワークトレーニングの詳細
- 懸垂下降について
- まとめ
岩登りの練習に丹沢モミソ岩で懸垂下降・ロープワークのトレーニング!
登山をしていて「嫌だな~」とか「苦手だな~」と思う場面で多いのが、「岩登り(岩場)」や「鎖場」、「梯子」かな~と思います。
私も登山を始めた頃は、時々登山道で待ち構えている「岩場」と「鎖場」が苦手で、今では大した事ないと思えるような場所でもビビってしまい、お尻に隠れているブラックホールが縮こまり「梅干しの種」みたいになっておりました。
今でも岩登りは得意ではないのですが、登山をしている場合は、避けて通れない試練の1つですよね!
山岳事故について色々と調べているのですが、やはり「岩場」、「鎖場」での滑落事故が多いです。
登山中で一番多いのが「道迷いによる遭難」になるのですが、命を落としてしまう確率が高いのが、やはり「滑落」になりますよね。
登山中の山岳事故について書いた記事になります!
良かったらご参考にしてみて下さい!
滑落対策として、普段から「岩場」、「鎖場」での正しい「登り方」・「下り方」をマスターする事が、滑落事故を防ぐ一番の手になるかと思うのですが、一人で登山を始めた場合、教えてくれる方が周りにいないと厳しい所がありますよね。
山岳会に入れば、岩登りは勿論の事、懸垂下降やロープワークも教えてくれると思いますが、それでもイザ入会するとなると、敷居が高い部分がありますよね。
20年近く登山をしていて、「岩登りのスキル」と「懸垂下降」・「ロープワーク」を身につけたいな~と思っていたのですが、数年前から一緒に山登りをするようになった方が、若い頃からロッククライミングをモリモリやっていて、お忙しところ申し訳ないと思いつつ、教えてもらえる機会を作っていただきました!
どこで岩登りの練習をするのかな!?と、思っていると、丹沢にある「モミソ岩」が初心者向けの場所だそうで、そちらでトレーニングをする事に致しました!
丹沢モミソ岩は、ロッククライミングをやっている方にはお馴染みの岩になるのですが、高さが15mほどで、初めてですと高度感があって結構怖い所になります。
今回は、丹沢モミソ岩で岩登りの練習と併せて、懸垂下降・ロープワークトレーニングをした時の事を、掘り下げて書いてみたいと思います!
丹沢モミソ岩の場所と新茅山荘について
こちらが丹沢モミソ岩付近の地図になるのですが、「新茅山荘」から少し上流へ林道を歩いてくと、ガードレールが切れている箇所があります。
その付近に、水無川へ下る踏み跡がありますので(結構明瞭です)、それに従って川の方進むと、正面にモミソ岩が見えてきます。
モミソ岩は、「右岸(塔ノ岳方面を見て左)」にありますので、水無川を渡渉しなければなりません。
大雨が降ると、数日間は渡渉できませんので、天候に十分注意してください。
新茅山荘は、丹沢表尾根に鎮座する「烏尾山」の登山口になってますが、ここまで未舗装の林道で道が悪いです。
新茅山荘周辺に15台前後停めれる無料駐車場がありますので、モミソ岩で岩登りの練習をする場合や、烏尾山に登る場合に重宝します。
水場はありませんが、新茅山荘が営業していればトイレを借りることができます。
岩登りの練習場で丹沢モミソ岩・新茅山荘への行き方
岩登りの練習場である丹沢もみそ岩ですが、拠点となる新茅山荘まで道が悪いので、丹沢登山の起点である「大倉」に駐輪することにしました。
大倉バス停付近をウロウロしていると、邪悪な顔をした猫が出迎えてくれました。
「チッ・・・アオヒゲのオッサンがついに来たか・・・。こいつ、むさ苦しんだよな~!」
そんな感じの表情をしてますよね(笑)
こちらが大倉のランドマークブリッジである「名前が分からない橋」でございます!
名前が分からないのに「ランドマークブリッジ」とか呼んではいけませんよね(笑)
丹沢モミソ岩で岩登りの練習と、懸垂下降・ロープワークをトレーニングしてくれるgさんになります!
お礼は、私の体で返したいと思います!?
新茅山荘を目指して林道を進んで行くと「竜神の泉(水場)」があります。
丹沢で登山道を整備している環境監視員の方のお話ですと、「丹沢の水場は「大腸菌」が検出されるので、整備された水場でも煮沸して飲んだ方が良い」と仰ってました。
竜神の泉は、有名な水場ですが、煮沸して飲んだ方が無難だと思います!
岩登りの練習用に、こちらで3L補給して先を急ぎました!
こちらが新茅山荘の駐車場になります!
無料で停められるので有難いです。
この写真の反対側に新茅山荘があるのですが、週末のみ営業しているような感じでした。
こちらが新茅山荘になります!
この時は営業してました!
新茅山荘までは、林道を使って車でアクセスする事が可能です。
しかし、悪路が続きますので、4WD車で行くことをお勧めします。
そしてモミソ岩への行き方ですが、新茅山荘から上流へ少し進むと、ガードレールが切れていて、水無川へ下れる踏み跡が見えてきます。
こんな感じにモミソ岩を目指して下っていくと・・・。
小さな沢が出ますので、さらに下流(西)へ進んで行きます。
すると、この水無川が出てきますので、岩伝いに対岸へ渡ると・・・
岩登りの練習地である丹沢モミソ岩が堂々と鎮座しております!
非常に大きな岩になりまして、だいたい15m前後はあるかと思います。
モミソ岩は、クライミング初心者や、警察・消防などの救助訓練等で数多く利用されている場所になります。
モミソ岩の前で一服しておりました。
いや~渋いですね~~~
もみそ岩に着いてから職人のような目つきになってきました!
なにやらMな時間になりそうな・・・。
そんなにきつく縛ったら、快楽に酔いしれてしまいますぞ!!!
懸垂下降・ロープワークトレーニングの詳細
いや~素晴らしい亀甲縛りではなく、自家製ハーネスの完成ですね!
モッコリアピールが凄いですが、そんな姿に何故かドキドキしてしまいました。
これがきっと「愛」なんでしょうね(笑)
岩登りの練習でドキドキしているのか、それとも「縛られたい」という素直な欲求が心拍をあげているのかもしれませんね(?)
妄想が激しくなってきたところで、岩登りの練習でございます!
登山中の岩の登り・岩稜帯歩きを想定して、普段から履いている登山靴で行っております。
クライミングシューズがあると、岩登りも楽だと思いつつ、ロッククライミングを本格的にやるつもりもないので、購入する事はないかな~と思っております。
懸垂下降中に、何度もエクスタシーを迎えてしまった誰かさんでございます(笑)
ザイル(ロープ)の喰い込みが、「性癖の不可侵地帯」を犯してしまったみたいです。
前々から「Mな乙女心」を秘めているとは思っていたのですが、今回の岩登りの練習で、疑惑が確信に変わった感じです(笑)
モミソ岩の岩登りは、ルートによって難易度がだいぶ異なります。
右側(北)の方が難しく、私の技術では歯が立ちませんでした。
普段の登山度は違ったスリルがあって、岩登りの練習も楽しいな~と思ってしまいました。
モミソ岩で懸垂下降の練習をモリモリ行うことが出来ました!
だいぶ懸垂下降も慣れてきたものの、久しくやっていないので、だいぶ忘れてしまいましたね~・・・。
ロープワークや、ロープの結び方については、忘れてしまうと何も出来なくなってしまうので、定期的に練習しているのですが、やはり「縛られたい」という欲求を抑える事が難しく・・・(?)
gさんの岩登り・懸垂下降・ロープワークは、「流石」の一言でした。
きっと、何人も山ガールを華麗なロープワークでモリモリ結び、動けなくなったところを頂いちゃっているんでしょうね~♡
私も結ばれたいです(?)
今回は、我々以外にモミソ岩で岩登りの練習をしているパーティーはいませんでした。
結構人気の岩場になりますので、混む時は凄いことになるみたいです。
それにしても岩を登るスピードが桁違いに速いです!!
登るのも速いのですが、懸垂下降も滅茶苦茶早く・・・。
私も同じような技術を身につけたいな~と、思ってしまいます。
やっぱり、ロープワークトレーニングが重要ですよね~
丹沢モミソ岩で、モリモリ岩登りの練習をし、指と腕が使い物にならないくらい動かなくなってきたので、ボチボチ撤収したいと思います!
今回は大丈夫だったのですが、モミソ岩周辺にも「ヤマビル」がいますので注意してください!
夏頃、モミソ岩に再訪した時にヤマビルに噛まれてしまいました(>_<)
岩登りの練習、懸垂下降、ロープワークトレーニングにお付き合いいただき、有難うございました!
これで、岩場・鎖場歩きも多少、マシになりそうです!
モミソ岩の欠点は、水無川を渡渉する事ですよね~
水量が多く、岩伝いに渡るのが結構難儀しました・・・。
最後の最後で川にドボンは情けないですよね(笑)
モミソ岩は、絶好の岩登りの練習場ですよね!
また、懸垂下降・ロープワークトレーニングで来たいと思います!
こちらが神奈川県立山岳スポーツセンターになります!
ここでもボルダリングが出来ますので、岩登りの練習をすることが可能です!
一部有料みたいですが、立派な設備になりますので、今度来てみたいですね~!
懸垂下降について
懸垂下降ってなに?と思われる方もいるかもしれませんが、簡単に書くと、ザイル(ロープ)や下降器(エイト環等)を使って、岩場や崖を下るクライミング技術になります。
高い所から下りてくる訳ですので、手順を間違えてしまうと「墜落」してしまい、最悪死んでしまいます。
また、岩場を下るので、どうしても「落石」の危険が付きまといます。
アクシデントがあっても大丈夫のように、何重もバックアップ(保険)をかけて下りるのですが、クライミングの本や、YouTubeなどの動画等を観て習得しようと考えるのは大変危険な行為になります。
必ずクライミング経験者か、有料にはなりますが、よく行われているクライミング講習会や、山岳会等に入って懸垂下降・ロープワークを習ってください。
素人同士でなんとかなるものではありません!
しかし、懸垂下降・ロープワークを出来るようになると、登山のリスクを減らすことが出来ます。
道に迷ってしまい、微妙な傾斜の崖を下らなければならない場面とかは結構ありますよね。
ザイルを一本持っていれば、色々と応用が利きますので、登山スキルの向上においては「懸垂下降」・「ロープワーク」は必須なものかな~と思っております。
まとめ
地元丹沢に、岩登りや懸垂下降・ロープワークのトレーニングが出来る岩場があることを知りませんでした。
日向薬師の弁天岩も面白そうだな~と思いつつも、今の私の岩登りスキルですと荷が重いだろうな~と考えております。
本格的にロッククライミングを取り組む気はないのですが、それでも「登山中のリスク低減」として、岩登りの技術が役に立つのは明白ですよね。
岩場や鎖場なども「慣れの世界」かな~と思いつつも、シッカリとした基礎がないと危ないですからね。
いくら気を付けていても、事故が起きてしまうのが登山ですが、これからも「安全登山」に磨きをかけて、山の時間を楽しみたいな~と思っております!