- 山飯で炒飯を作ろうと思った経緯について
- チャーハンを山飯で作ってみる!調理道具について
- ラージメスティンで炊飯!山ご飯でチャーハン作りについて!
- 炒飯を山飯で作ってみる!簡単調理の具材と調味料について
- テント泊の食料計画について
- まとめ
山飯で炒飯を作ろうと思った経緯について
テント泊が好きな私なもので、山飯のレパートリーを増やしたいな~と思うものの、独りですと適当な貧乏セットで済ませてしまうことがとても多いです。
こんなズボラな事を繰り返しているのが影響してか、最近は本当に「呪われているんじゃないか?」と思うことが頻発している誰かさんでございます。
ただでさえ「虫」、「煙」、「疫病神」に好かれ困っているのですが、この流れを変えて山ガールからチラホラされたい!という気持ちが強くなってきました。
不純な動機がチラチラしておりますが、「下心のない男は男ではない!」という持論を頭の片隅におきつつ、ウケの良さそうな「山飯の料理のジャンル」を頑張ってみようかと、前回のテント泊で行動に移してみました。
自分の得意技はなんざんすかね!?
と、考えた結果、48手もさることながら(?)、学生時代に中華料理店でモリモリアルバイトで頑張って培った「中華料理」が1つの強みになるかしら!?と思い、難しい料理に挑戦してみました!
何を山飯に作ったかと申しますと、皆が大好きな「炒飯」でございます。
最近、老眼なもので「炒飯」と「炊飯」を読み違えてしまう事が多いのですが、皆様大丈夫でしょうか!?
今回は「メスティン(飯ごう)」を使って炒飯し、フライパンで炊飯してみたいのですが、この文章に間違いがあることに気付いた方は、まだまだ老眼ではないと思います(笑)
挑発的な文章が続いておりますが、先日仕入れた「ラージメスティン」を使ってお米を炊飯し、炒飯を作る事にしたのですが、今回は山ご飯と絡めて、テント泊の食料計画について触れてみたいと思います。
なぜ、モリモリ炊飯できるラージメスティンを購入したのか!?についても書いてみたいと思います。
まずは、山飯でチャーハンを作ったときの様子と調理器具について書いてみたいと思います!
今回は「アオヒゲ3分クッキング」な感じでお届けいたします!
なんだかカビ臭そうなタイトルですが、最後までお付き合いいただけたら幸いです。
チャーハンを山飯で作ってみる!調理道具について
チャーハンって美味しいですよね!
チャーハンは、簡単なようで奥の深い中華料理であると思っているのですが、中々家庭で美味しく作ることが難しいですよね。
美味しくできない要因として「火力が弱い」とか色々あるかと思いますが、テント泊で使うガスバーナーですと、さらに鼻クソですからね~
弱い火力でどのようにして美味しいチャーハンを作るか!?になりますが、一番大事なのが「ご飯の硬さ」になるかな~と思っております。
水分量の多いご飯でチャーハンを作ると、どうしてもベチャベチャしてしまいますし、火力が弱ければパラパラどころか団子のようになってしまいますよね(笑)
そんな感じで美味しい山飯を作る上で欠かせないのが調理道具ですよね!
今回のチャーハン作りで使用した調理道具について簡単に触れてみたいと思います。
山飯作りに必須アイテム!登山用クーラーボックスについて
だいぶ蒸し暑い時期に突入してきてますが、山飯を安全に作るためにも重要なのが「食材管理」になります。
生物を扱う場合は、温度管理が重要になりますが、厳冬期以外のテント泊の時に欠かさずもって行くのが「登山用クーラーボックス」になります。
ジャンル的には「ソフトクーラーボックス」になるのですが、私が使っているのはコールマンから発売されている5Lの物を愛用しております。
詳細は下記記事を読んで頂けたらと思いますが、1泊2日の期間(48時間前後)なら、食材を冷たく安全に保管することができると思います。
記事内でも書いてますが、食中毒は季節を問いません。
今回も、凍らせた食材をクーラーボックスの中に入れて保管し、山飯で「焼肉」を作りました。
山飯調理の幅が広がると思いますので、登山用のクーラーボックスは1つ持っていると重宝すると思います!
食中毒予防に!手と調理道具の除菌について
山飯作りで「生の食材」を扱うわけですので、自分の手と調理器具の「除菌」がとても重要になりますよね!
家とは違い、外での調理は衛生的な環境とは言えない所での作業になりますので、どうしても菌が付着して「食中毒」が心配になります。
山の中にあるテント場ですと、石鹸が使えないことが多いので、指、手、食器、調理器具の除菌が出来ない事が多いです。
特に生肉を扱った調理器具を除菌せずそのまま使うと、食中毒を引き起こす菌をばら撒く結果に繋がってしまいます。
焼肉屋さんに行くと、「生肉をつかむトングを使って食べないで下さい。」と言われますが、これは肉自体に菌が付着している可能性が高いからこその注意になります。
安全に山飯・キャンプ飯を作る上でも「除菌」が必須になるのですが、私はこんな「除菌スプレー」を使って調理に臨んでおります。
マヨネーズのキューピーから発売されている強力除菌スプレーになりまして、詳細は下記記事で書いてますが、コスパも良く重宝しております。
山飯作りに限らず、家庭でも色々な用途で使える除菌スプレーになりますので、1つ持っていると良いかな~と思います!
山ご飯の炊飯はラージメスティン!登山用フライパン、フライパン返しにっついて
そして炊飯するのに使った調理器具が「ラージメスティン」になります!
登山、キャンプを普段されていない人にとっては「ラージメスティン」って、なんざんす?と思うかも知れませんよね。
メスのティンティンって、もしかしてオマンティン???
私ならきっとこんな感じに誤解してしまうと思います(笑)
え?お願いだから私のラージオマンティンを使ってくれ!?ですと!!
え??俺のラージオスティンも使ってくれ!ですと!!
え???いやいや、俺のはラージラマティンだよ!ですと!!!
も~~収拾がつかなくなってきましたが、そんな曰く付きのラージメスティンについてはこちらの記事で詳細に書いております!
ラージメスティンは「飯ごう」になるのですが、こちらを使うと、3.5合前後のお米を炊飯することができます。
結構大きな調理器具になりますので、ラーメン、パスタの調理にも活躍する優れ物になります!
また、フライパン、フライ返しもチャーハンを作るのには必要になりますので、そちらも準備して調理を始めました!
ラージメスティンで炊飯!山ご飯でチャーハン作りについて!
お米を炊かない事にはチャーハン作りが始まりませんよね!
こんな感じにラージメスティンを使って炊飯致しました!
上にフライパンを置くのは、メスティンの蓋から蒸気が漏れないように「重し」の意味合いがあります。
蒸気がダダ漏れになってしまうと、締りの悪いお米になってしまい、中に入れた時に気持ち良くないですからね!
また、メスティンはアルミニウム製なので、熱伝導が良いので地味にフライパンも温まり、炊飯中に調理することも可能です。
安定性が悪いので注意が必要ですが、お湯を沸かす位が丁度良いかもしれません!
最近老眼気味で良く見えてませんが、無事にお米が炊けました!
ラージメスティンの記事で「炊飯の水の量」を記載しているのですが、そちらよりも若干少なくして炊いてみました。
火力の弱いシングルガスバーナーで山飯でチャーハンを作る訳ですので、少し硬めに炊いてみました!
老眼気味で美味しそうに見えてないのですが、意外と良い感じに炊き上がりました。
「テント泊の食糧計画」で後述しますが、おかずに「焼肉」を作り、この日はチャーハンではなく、こちらをモリモリ堪能しました!
満腹になったら性がついてしまったみたいで、テントの中で独り悶々としてしまいました。
ラージオマンティン食べたいな~♡
そんな淡い夢を見ながらその日は気絶となりました♡
炒飯を山飯で作ってみる!簡単調理の具材と調味料について
山ご飯でチャーハンを作るにあたり、一番のネックになったの調味料でございます。
炒飯と言っても、色々な調味料を使うのですが、私が働いていた中華料理店では「オイスターソース」が隠し味でした。
色々な調味料を使うと美味しい炒飯を作ることが可能なのですが、少量多品種をテント泊で持っていくのは現実的ではございません。
悩んだ結果、今回は市販の「炒飯の素」を山飯で使うことにしました!
「大阪王将」から発売されているチャーハンの素が気になってしまい衝動買いしてしまいました。
炒飯の素になりますので、必要な調味料、雀の涙ほどの具材が含まれております。
調理も簡単で、油をひき、卵を炒めてご飯を投入し、こちらの炒飯の素を入れれば終了です!
炒飯の素は、軽量で嵩張りませんし、作るのも簡単ですので、山飯におすすめでございます!
山飯で使った具材は、卵1個、スティック焼豚、クズ野菜、炒飯の素だけになります。
老眼気味で美味しそう見えてませんが、山の中で食べるチャーハンは最高でした!
これに冷たいビールと餃子があれば最高だな~と思ってしまった瞬間でした!
山飯でチャーハンを作る時は、忘れずに餃子を持っていこうと強く思ってしまいました!
テント泊の食料計画について
テント泊縦走をするうえで「食料計画」を考えるのは、地味に楽しい作業になるのですが、重量とのバランスがとても難しく「経験」がものを言うかな~と思っております。
勿論、「体力」がモリモリなら、経験なんて関係なく好きなだけ荷揚げする事ができますので、自分の好きなものを沢山食べることができますよね。
しかしながら、普通の体力の登山者の場合、「荷物を妥協するかポイント」で悩んでしまうかもな~と思ってしまいます。
重い荷物を担いで縦走すれば、それだけ体力の負担が増してしまいますし、重いのが嫌やだ!っといって食料を減らせば、寂しい山飯の食卓になってしまいますよね。
食料計画につきましては、テント泊愛好かにとっては「永遠のテーマ」だと思っております。
私も色々と試しながら自分の形にしたいなと考えている最中になります。
ちなみに最近のテント泊での食料計画(主食)は、こんな感じが多いです。
夕飯
メスティン(普通の大きさです。ラージメスティンと2種類あり)を使って生米から1.3合炊飯する。
おかずを作り、炊いたお米のうち2/3を食べる。
朝食
メスティンの掃除を兼ねて残りの1/3をお茶漬けにして食べる。
※削ぎ落とすように食べると、メスティンについたお米がかなり綺麗になります。
昼食
カップラーメン、菓子パン、行動食
今回、普通の大きさのメスティン(2合の炊飯が限界)ではなく、ラージメスティンを使って2.5合炊けば、翌日の昼の分まで賄う事ができると考え、物は試しと実行した次第になります。
結果、今回翌日のお昼ご飯として炒飯を作ったのですが、ジャストな感じのお米の量になりまして、結構良いかも♡となりました。
炒飯ではなくても、直ぐに食べれるように「おにぎり」を作れば調理時間も短縮できますし、重量や賞味期限などを考慮すると、「お米」をメインにした食料計画もアリだな~と再認識しました。
カップラーメン、菓子パン等は、便利で食べやすく良いのですが、地味に場所をとりますし、腹持ちも良くないので、結構ワンパクに食べてしまうことが多かったりします。
炊飯するよりも軽い「アルファー化米」をモリモリ食べるのもアリかと思いますが、あの独特な味が続くと飽きてしまうので、重くなっても生米から炊飯した方が良いな~と思っております。
ま~お米を主役にすると、パンに比べて割高になってしまいますが、1日1回ラージメスティンで炊飯すればOKなのは便利だと感じました。
ラージメスティンを使う場面は少ないかな?と思ったのですが、重量とメニューさえ上手くやれば、結構使える山道具かな~と思いました。
今回は、ヤマ飯で炒飯を作りましたが、お米を使った料理のレパートリーを増やせば、色んな事が出来そうだな!と思えた時間になりました。
まとめ
山飯を作るのは楽しいですが、家で作るのとは勝手が違うので、中々スムーズにいきませんよね。
今回もアクロバティックな体位になりながら山飯作りの時間になったのですが、1から全てをこなさなければならいテント泊の奥深さに、益々ハマってしまいそうな予感がいたしました。
便利な物に囲まれた生活を日頃送っておりますが、テント泊は真逆の「不自由な時間を楽しむ」というM気質が求められる時間になります。
当たり前の事が当たり前ではない!と言う事に毎回気づかされるのですが、これからもM気質全開にして、山飯作りのレパートリーを増やしながらテント泊の時間を楽しみたいと思います!
山飯作り(レシピ・調理道具)や食糧計画につきましては、今後も力を入れたい分野ですので、機会作ってまた記事にしたいと思います!