- 登山・アウトドアの食中毒予防に小型・軽量クーラーボックスについて
- 食中毒の原因と予防について
- クーラーボックスの重要性と保管温度について
- コールマン登山・アウトドアクーラーボックスについて
- モンベル登山用クーラボックスと比較について
- クーラーボックスと一緒に使いたい除菌スプレーについて
- コールマンクーラーボックスの収納・保冷時間・大きさについて
- アルコールはなぜ直ぐに溶けてしまうのか!?腐った食材は加熱して食べれるのか!?
- まとめ
登山・アウトドアの食中毒予防に小型・軽量クーラーボックスについて
今回は、登山・アウトドアやキャンプでの食中毒について書いてみたいと思います!
野外での活動で大活躍する小型・軽量クーラーボックスを登山で使っているのですが、暑い時期には大活躍しております!
小型・軽量なソフトクーラーボックスは、1つ持っていると重宝しますので、大変お勧めでございます!
そちらについては、後述したいと思いますが、お花見の季節を迎え、お弁当を持参して外で食べる機会も多くなりますが、これから暖かくなると怖いのが「食中毒」ですよね~!
ここのところ、だいぶ温度も上がってきましたし、昼間は暑く感じるほどですよね。
私は、「ボツリヌス菌」や「サルモネラ菌」みたいな風貌をしているわりには、今まで「食中毒」になったことはないのですが、登山中と言うか、ホボ遭難中の時に飲んだ沢水で「水あたり」になったことがあるくらいです。
※進退窮まり、悲惨な目に遭った時の記録になります。
あの時ほど「正露丸」が欲しいと思ったことはございません!!
「ウフフフ♡な本」と「正露丸」、どれか1つだけあげるよ!と言われたら、迷わず「ウフフフな本」を選ぶくらい酷い症状でした(?)
「食中毒」と聞くと「暑い時期」、「梅雨の時期」とイメージしてしまいますが、厚生省の統計を見た限りでは季節は問わない感じです。
※厚生労働省より出典
こちらの統計は、飲食店などで発生した食中毒の「事件」を集計したものでございます。
個人の件数は含まれていないので、実際はこの数十倍以上食中毒が起こっていると思われます。
グラフを眺めていると、イメージする暑い時期よりも、寒い時期の方が逆に多いですよね。
これは、「ノロウイルス」が影響しているんでしょうね~~
感染したことが無いんで分かりませんが、一度発症すると、かなり酷い症状に悩まされるみたいですよね~f^_^;
嘔吐したアレやソレやの飛沫でも感染するみたいですから、一人でも家族に感染すると恐ろしい連鎖になりそうですね・・・。
アルコール消毒が効果的みたいなので、モリモリお酒飲んで、楽しい時間を過ごしたいもんですね!(?)
そんな怖い食中毒ですが、山登りの楽しみの1つだある「お弁当」の保管に気を遣いますよね~
寒い時期ならアレですが、これから暖かくなるにつれて
「この貧乏セット、貧乏くさい臭いがするけど大丈夫かしら!?」
と、疑心暗鬼に陥ってしまいますよね。
そんな時に必要になるのが登山用のクーラーボックスになりますよね!
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食中毒の原因と予防について
私は、飲食関係のバイトを長くやっていたもので、食中毒関係の教育をモリモリ受けてきたのですが、色々と対策をしていても起こってしまうのが食中毒でございます。
食中毒菌は、栄養、水分、温度の3条件が揃うと、時間とともに爆発的に繁殖します。
菌が繁殖した食材を食べると、早いと数時間後には症状が出るみたいです。
下山中に「キジ撃ち・お花摘み」の連続になってしまった日には大変ですよね~・・・。
尻に鎮座するブラックホールにストックを刺しなが歩く姿は滑稽ですよね(?)
モジモジしながら内股で歩いているオジサンの絵は「キモイ」の一言ですよね(笑)
テント泊中や、縦走中に食中毒にあたってしまった日には、考えただけでも恐ろしいです・・・。
今から「キアリー」の呪文をマスターしないとな~っと考えている「遊び人見習い」の誰かさんでございます!
きっと、いつか「勇者」に化ける日が来る!と願っているんですが、実際は「アオヒゲのオジサン」のままなんでしょうね~・・・。
そんな感じで、山に持参する食料の温度管理が重要だと思い、「クーラー」の中に入れれば良いんじゃない?と思い、色々と調べてみました。
クーラーボックスの重要性と保管温度について
この「温度管理」が食中毒を防ぐ上では大変重要で、食中毒を起こす細菌と、保管温度の関係はこんな感じに纏める事が出来ます。
保管温度10℃以下
菌の増殖が遅延しますが、停止するわけではなく、菌が徐々に増えてゆき、ある一定の数になると中毒を起こしてしまいます。
ですので、保管温度が10℃以下でも食中毒は起こりえますので注意が必要です!
保管温度-15℃
この温度辺りで食中毒を引き起こす菌の増殖がストップします。
しかし、菌が死んだけわけではなく、温度が上がれば再び増殖が始まります。
ですので、保管温度の管理が食中毒予防には重要です!
保管温度35℃
食中毒を起こす細菌が一番繁殖しやすい温度になります。
こ~見ますと、冷蔵庫の温度がだいたい10℃前後なので、決して安全であるとは言えませんよね。
しかしながら、10℃以下にすれば増殖速度を遅らせる事が出来ますので、登山で生の食材を持っていく場合は、クラーボックスを使い、この温度をいかに保つかが重要ですよね!
寒い季節だと「人肌」が恋しくなりますが、食材の保管に関しては大敵であるのは、なんだか寂しい限りですよね~~(笑)
あの柔らかな谷間(ゴルジュ)で私の食材を温めて欲しいという切なる願いも叶わぬ夢ですな~・・・(?)
え~~~当初、100均で売っている「保冷袋(ソフトクーラー)」みたいな物を使っていたのですが、やっぱり「保冷時間」が短く、暑い日だとお昼前には解けてしまい油断ならんな~って感じでした。
これだと食中毒予防の意味がないので、少し値が張っても良いものを長く使おうと方針転換いたしました。
山登りで使うクーラーボックスですので、35L前後のザックに入る大きさで、重さも500g以下で色々探してみた結果、下記商品を見つけ、いつの間にか左クリックをしてしまいました(笑)
一度、物欲に火がつくと、も~消すことが難しいですよね~~~・・・
この時ばかりは、私に憑依する「貧乏神」が恐ろしいほど財布の紐を緩めてきて、ニヤニヤしながら「貧乏になれ~貧乏になれ~」と念仏を唱えてくる感じです(笑)
左クリックを押す前は、「アオヒゲエンジェル」と「アオヒゲデビル」が頭の周りに登場し、背後から「貧乏神」まで参戦する凄い戦いになるのですが、「エンジェルカード」を3枚集めると、なんか貰えるそうです。
え~~~私は今までなんの話をしていたんでしたっけ?って感じですが、購入し、現在も山登りに大活躍中のクーラーがこちらになります!
コールマン登山・アウトドアクーラーボックスについて
キャンプ用品といったら「コールマン」が有名ですが、その称号を汚さない素晴らしい小型・軽量のクーラーボックスでございます!
クーラーボックスのスペックは、こんな感じになります!
容 量:5L
使用時サイズ:約24×15×19
重 量:約430g
最後まで迷った商品がこちらになります!
モンベル登山用クーラボックスと比較について
モンベルのクーラーボックスも良いな~と思い、最後の最後まで悩みました。
モンベルのクーラーボックスも評判が良く、使っている方が多いみたいです。
やっぱり、モンベルファンは多いですよね!
値段につきましても、コールマン殆ど変わらないのですが、性能面はどうかは買っていないので分かりません。
結局、コールマンのクーラーボックスにしたのですが、私が購入したのは容量が5Lの物で、これ以外にも25L、35Lの物が売られております!
あくまでも山登り前提のクーラーボックスなので、現実的には容量が5Lが限界かな~っと思いこちらにしました。
クーラーボックスの重さも430gなので、想定していた重さよりも若干軽く、そのわりに作りが非常にシッカリとしております!
モンベルのクーラーボックスの方が、コールマンの重さの半分以下である120gと非常に軽く、容量も4Lと大きさ的にも問題なかったんですが、作りの良さはコールマンの方で、比較はしてませんが保冷効果はモンベルの方が劣るのではないかと思われます。
また、「アオヒゲブルー」の私にとっては、この「メタリックブルー」に惹かれてしまい、家に届いた時には嬉しさのあまり「ヒステリックブルー」になってしまいました。
え~さっきから、私はなんの話をしているんでしょうかね!?(笑)
クーラーボックスと一緒に使いたい除菌スプレーについて
クーラーボックスも重要ですが、登山やキャンプ等で野外調理する時に愛用しているのが「除菌スプレー」になります!
こちらはマヨネーズでお馴染みのキューピーから発売されている除菌スプレーになりまして、特許成分が配合された除菌力が強いのが特徴になります。
野外ですと、石鹸が使えない場所もありますし、山の中ですと水がとても貴重になりますので、モリモリ洗い流せず、衛生的な環境での調理が難しいですよね。
こちらの除菌スプレーを使えば、登山・キャンプ等の調理道具を衛生的に保つことができますので、食中毒予防の観点からもクラーボックスと一緒に使用する事をおすすめしております!
食材の菌の繁殖も怖いですが、調理器具や自分の手や指の除菌にも気を留めないと、登山やキャンプで食中毒を防げませんよね。
こちらの記事でキューピーKブランシュ除菌スプレーについて書いてますので、参考にしてみて下さい!
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コールマンクーラーボックスの収納・保冷時間・大きさについて
そんなブルーなクーラーですが、素材が柔らかいので折りたたんでコンパクトに収納することが出来ます。
なにかと荷物が多い登山においては、クーラーボックスの体積が減るのは嬉しいですよね!
そして、重要な「保冷時間」ですが、夏場の山行に何度かコールマンのクーラーボックスを持って行き試した結果、こんな感じかな~っと思われます。
容積いっぱいに(5L)に凍らせた食材を入れた場合、最大36時間まではギリギリ冷たく、食材に火を通せば問題なく使えるかと思われます。
当日の朝の6:00に凍らせた食材を入れれば、その日の夜は問題なく、翌朝の18:00頃まではなんとか冷えております。
安全を見るならば、翌日の昼までに使い切る計画が良いかも知れません。
そして、大きさですが、5Lの容量ですので、正直小さいです。
大きさ的には、35Lのザックに入れると少し邪魔かな~って感じる大きさになります。
クーラーボックスの容量につきましては、500mlのビール缶で6本前後が限界です。
テント泊の場合、山小屋で購入するとお値段が高いので、ビールを凍らせて持参する事が多いのですが、アルコールが入っている飲料の場合、通常よりも解けるのが早いです。
アルコールはなぜ直ぐに溶けてしまうのか!?腐った食材は加熱して食べれるのか!?
小学校で習ったかと思いますが、水は0度で凍りますが、アルコールは0度では凍りません。
アルコールは、確か-114℃前後まで冷やさないと凍りませんので、家庭用の冷凍庫ではまず無理でございます。
アルコールは、水によく溶ける性質がありますので、冷凍庫に入れて冷やすとアルコール以外の物は凍るので、なんとなく全体が凍っているように思えてしまいます。
その為、アルコール濃度が濃いお酒ほど凍りにくくなりますので、ウォッカはほぼ凍らないでしょうね~
この事から、ビールなどを凍らせて持って行っても、完全に凍っている訳ではないので解けるのが早く、「保冷剤代わり」としての役割には適しておりません。
ま~分かっちゃいるけど、テント泊の楽しみは自分で荷揚げしたビールを飲んでヘベロケ~♡になることですからね~
難しい理屈は登山愛好家には通用しませんよね(笑)
話が逸れてしまいましたが、2泊くらいの登山で使う分には重宝するクーラーボックスだと思います!
大きさもコンパクトなので、山以外のシーンでも使えますし、夏場にスーパーでアイスを購入する時などに重宝するかもです!
どうしても結露してしまうので、クーラー全体をタオル等で包んであげると良いかと思います!
標高が100m上がると温度が0.6℃下がりますので、その点も考慮に入れた食料計画も重要ですよね!
85℃以上加熱調理すれば菌を殺せますので、食材や沢水を飲む場合に覚えておくと使えますよね!
ちなみに、一度腐った物は加熱しても食べられません。
加熱すれば「細菌」は確かに殺せますが、細菌が出していた「毒素」は消えません。
食中毒を引き起こす細菌は、目に見えないだけに恐ろしい物ではありますが、細心の注意を払えば怖いものではございません!!
まとめ
登山・アウトドアの食中毒予防の対策にもなりますし、チョットした外出の時にも持っていける小型・軽量クーラーボックですので、1つあると便利だと思います!
そろそろアウトドアシーズンの到来ですし、美味しい山飯を作って楽しい時間を過ごしたいものですよね!