今回は伊豆の名峰万三郎岳と八丁池へ登山した時の事を書いていきたいと思います!
久しぶりの天城山だったのですが、鹿の出向やお花が満開で癒しの時間になりました!
- 万三郎岳登山と八丁池に出没した経緯について
- 万三郎岳登山で利用した駐車場(水生地下駐車場)の場所と混雑の詳細
- 八丁池までの登山とルートの様子について
- 万三郎岳登山とルートの様子について
- 万三郎岳から八丁池ピストンの様子とトイレ・展望台・下山について
- 万三郎岳登山ルート・標高差・コースタイム詳細(八丁池ピストン)
- まとめ
万三郎岳登山と八丁池に出没した経緯について
家から近くて遠い伊豆方面になるのですが、先日久しぶりに天城山塊の最高峰であります万三郎岳へ登山してきました!
万三郎岳は、日本百名山の1つに選ばれている伊豆の名峰になるのですが、神奈川県に住む私にとっては、地味にアクセスしにくい所にある事から、中々足が向かないお山の1つだったりします。
万三郎岳登ってから、既に6年近く経っていることもありまして、久しぶりに伊豆方面の山に行きたくなり選んだのですが、今回は天城山塊の名所の1つであります「八丁池」を見たくなり、登山ルートに組み込んだ感じです。
また、どうせ伊豆に行くならば・・・となり、最近ハマっているキャンプも絡めようと思い、前回記事にしましただるま山高原キャンプ場に宿泊した感じです。
だるま山高原キャンプ場は、万三郎岳、八丁池からアクセスがよく、途中にスーパーや日帰り温泉もあるので非常に便利で良かったのですが、少し歩けば景色が素晴らしい金冠山や達磨山もあるので、おすすめなキャンプ場だったりします。
そんな感じで今回は、久しぶりに登山をした天城山の万三郎岳への登山と八丁池について書いていきたいと思います!
万三郎岳へ登山するにあたり、気になるのが登山ルートの様子や駐車場、トイレ、水場になるかと思いますので、そちらについても触れていきたいと思います!
まずは、今回登山をした万三郎岳周辺の様子や登山ルート、八丁池の様子を撮った登山動画がこちらになります!
上記写真を押すと短い登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、万三郎岳や八丁池周辺の景色やルート、キャンプをしただるま山高原キャンプ場の様子を楽しんでいただければ幸いです!
万三郎岳登山で利用した駐車場(水生地下駐車場)の場所と混雑の詳細
万三郎岳の登山で利用した駐車場が、こちらの水生地下駐車場になります。
名前を見た時に「地下にある駐車場なのか?」と思ったのですが、そんな事はなく、地上の駐車場でした(笑)
駐車場に水場やトイレはありませんので、修善寺方面側にあります「道の駅天城越え」で準備を整えた方が良いかもしれません。
こちらは駐車場にありました伊豆のエリアマップになります。
水生地下駐車場は、有名な「旧天城トンネル(天城山隧道)」が近いこともありまして、観光客が良く利用する駐車場になります。
朝の8時頃の水生地下駐車場の混雑の様子になります。
既に5台ほど車が停まっておりました。
12時過ぎに下山して戻ってきたのですが、その時は満車で停められない状態でしたので、万三郎岳で利用するなら早目の到着が良いかと思います!
水生地下駐車場から歩いて天城山隧道まで行くことが出来ます。
天城山隧道(旧天城山トンネル)は、日本の道百選、日本の遊歩道百選、日本100名峠に選ばれているそうです。
むしろ、そんな百選があるとは知りませんでした(笑)
八丁池までの登山とルートの様子について
それでは早速、万三郎岳を目指して登山スタートでございます!
キャンプをするだるま山高原キャンプ場のチェックインの時間が14時~16時の2時間になりますので、逆算すると13時までに下山がマストになるので、頑張って登って行きたいと思います!
とりあえず八丁池を目指して進んで行くと「大川端野営場」の案内がありました。
キャンプできるのでしょうかね?
更に進んで行くと八丁池方面の案内が随所に出てきました。
現在通行止めみたいですが、こちらのルートからも八丁池へ行けるみたいです。
万三郎岳登山口(八丁池入口)を目指して進んで行くと、ミツマタの花が見頃を迎えておりました!
ミツマタの群落がアチコチにありまして、一面に良い匂いが立ち込めておりました!
いや~こんなにミツマタのお花がモッコリだとは知りませんでした。
八丁池に至るルート図になるのですが、色々なコースがあって驚いてしまいました。
八丁池から万三郎岳登山は、今回ピストンになるので、帰りは違うルート(水生地歩道)で下山したいと思います。
こちらが水生地歩道の入口になるのですが、下山で使うので、この分岐から300mほど進んだ入口から八丁池を目指したいと思います!
水生地歩道の入口から300m進んだ所にあります「下り御幸歩道」の入口になります。
今回はこちらから八丁池を目指したいと思います!!
八丁池まで3.3kmありまして、コースタイムは110分になります!
下り御幸歩道もミツマタの群落モリモリありまして、黄色いお花がモッコリでした!!
少し登ると林道と交差します。
八丁池は真っ直ぐ進むのですが、この林道を左折しても辿り着くことが出来ます。
少し遠回りになりますが、今度利用してみたいと思います!
天気が悪く幻想的な景色になってしまいました。
前日は雨で当日は朝から天気が回復するとの予報だったのですが、なんだか怪しいですね~・・・。
八丁池を目指して進んで行くと、熱い視線を感じて振り返ると鹿がこっちを見ておりました!
昔から「煙」、「雨」には好かれていたのですが、今度は「鹿」にも愛されるようになったみたいです。
これで「馬」が愛してくれると「馬鹿」の完成ですね♡
馬が出てこないかな?と思いながら進んで行くと、目指す八丁池が見えてきました!
幻想的な八丁池でございます♡
朝早くから登った甲斐があったみたいで八丁池を貸切で堪能することが出来ました!
池を見ると、ついつい「斧」を投げ込みたくなるのは、何の病気でしょうかね?(笑)
八丁池の湖畔は、テント張るのに最適な平地が広がっておりました!
テント泊が好きな私なもので、平地を見るとテント泊したくなるのは何の病気でしょうかね?(笑)
目まぐるしく景色が変わる八丁池でございます。
こんな標高の高い所に池があるのが不思議な感じですよね~
八丁池は、今回の万三郎岳登山の中継点になるのですが、ここから日帰りでピストンが可能な感じです!
万三郎岳への縦走登山の前に、こちらが八丁池周辺の地図になります!
八丁池にトイレ、展望台があるのですが、そちらは万三郎岳から戻ってから出没したいと思います!
八丁池から万三郎岳までは、なんと6.2kmもある事をここで初めて知りました・・。
も~少し距離が短いと思っていたので大誤算でございます・・・。
13時頃までに戻ってこれるのか心配ですね~
万三郎岳登山とルートの様子について
八丁池から万三郎岳までのルートは、アップダウンが少なく癒しの縦走路でした。
新緑や紅葉の時期は綺麗でしょうね~
八丁池から万三郎岳までの登山とルート上には、白田峠、戸塚峠、片瀬峠があるそうです。
とにかくルートが長い事が分かりテンションダダ下がりの時間でした(笑)
そんな感じで天城縦走コース上にあります戸塚峠になります!
アップダウンが少ないので、ここまでサクサク来れました。
しかしながら、万三郎岳の手前にあります「小岳」の登りが結構痺れる感じで白目になりかけてしまいました・・・。
前日雨が降ったもので、岩がよく滑り、そのまま滑り落ちたのは本当の所になります(涙)
結構な急登をこなすと小岳の山頂になりました。
ここまでくれば万三郎岳まであと少しになるのですが、思いのほか体力を削り取られてしまいました・・・。
天城縦走路、恐るべしでございます・・・。
なんじゃこりゃ!!と、驚いてしまった全身キノコの木になります。
このキノコは食べれるのでしょうかね?
元気がないので、キノコ食べてヘラヘラしたいですね~(笑)
小岳からは少し下り、そこから登り返すとこちらの万三郎岳分岐に辿り着けました。
さ~万三郎さんとのご対面めんですね!!
そんな感じで久しぶりの万三郎岳登頂でございます!
万三郎岳の標高は、1,405.3mになりまして、天城山塊の最高峰になります。
何だか「石田三成様」の御旗に書かれていそうな文字だな~っと思ってしまった万三郎岳の山頂の時間でした(笑)
流石、日本百名山の一座になりますので、万三郎岳の山頂は非常に混雑しておりました。
そして、天気が回復せず、真っ白な伊豆の景色を堪能することが出来ました(涙)
薄っすらと万三郎岳の山頂周辺に雪が残っておりました。
前日の雨は雪だったみたいです。
今回登山したルート上には雪や凍結はなかったので、軽アイゼン等は不要です。
だるま山高原キャンプ場のチェックインの時間が迫っているので、ボチボチ万三郎岳から下山したいと思います。
万三郎岳から八丁池ピストンの様子とトイレ・展望台・下山について
そんな感じで万三郎岳から八丁池へピストンしたいと思います。
途中にあった片瀬峠になります。
天城縦走路は、標識が本当に充実しておりますので安心ですね。
八丁池から万三郎岳ピストンをされている登山者が結構いるみたいで、帰りは数人とすれ違いました。
ただ、非常に静かな縦走路なので癖になりそうですね~♡
そんな感じで万三郎岳から八丁池に戻ってきました。
天気が回復するかな~っと思ったのですが、相変わらずデビルが降臨しそうな雰囲気でした。
そしてこちらが八丁池にありますトイレになります。
非常に綺麗なトイレに驚いてしまいました。
万三郎岳の山頂周辺にトイレはありませんので、八丁池のトイレは有難い感じでした。
ただ、水場はありませんので注意してください。
こちらは、八丁池の展望台からの景色になります!
駿河湾方面も見ることが出来るのですが、今回はデビルな感じで見えませんでした。
この辺も、新緑や紅葉の季節は絵になりそうですよね!
こちらがトイレと展望台、天城峠、八丁池の分岐地点になります「見晴台入口」になります。
展望台までは、ここから2、3分の距離ですので、是非、出没してみて下さい!
展望台から本格的な下山道になります。
雰囲気が良いものの、道は結構荒れているので転倒に注意な感じでした。
天城峠方面の分岐もあったりと、地味に下山道が分かり難い感じでした。
この道標も正しい方向を指してなく、どっちに行けば良いのか迷ってしまいました(笑)
結構道が荒れている所が多く油断ならない感じでした。
土砂崩れが多いので、大雨で被害が出ているんでしょうね~
八丁池、万三郎岳の登山口付近にも車を駐車できるスペースがありました。
私が駐車した駐車場から旧天城トンネル方面に進んだ所にありますので、こちらに駐車するのもアリかもしれません。
万三郎岳から下山した後、湯の国会館と言う日帰り温泉で汗を流しました!
湯の国会館で食べたソフトクリームが絶品で一気に登山の疲れが癒されました!
そんな感じで八丁池、万三郎岳登山のルートやコースタイムの詳細は、下記の通りになります!
万三郎岳登山ルート・標高差・コースタイム詳細(八丁池ピストン)
こちらが今回登山をした万三郎岳(八丁池ピストン)のルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、3月19日なりまして、上述の通り万三郎岳山頂周辺には雪があったものの、ルート上には積雪、凍結はありませんでした。
標高差の地図の通り、八丁池(6km地点)までは急な坂道になるものの、小岳まで登ってしまえば、それほど体力の消耗がない感じです。
それでも八丁池・万三郎岳ピストンは、約25kmほどの道のりですので、油断して臨むと痛い目に遭うと思います!
そしてこちらが今回万三郎岳登山のコースタイムになります!
水生地下駐車場 6:57 → 7:06 水生地 7:13 → 8:23 八丁池 8:28 → 8:57 白田峠 → 9:14 戸塚峠 → 9:37 小岳 → 9:42 片瀬峠 → 9:50 万次郎岳 10:05 → 10:22 小岳 → 11:27 八丁池 → 11:32 見晴台 11:35 → 11:37 八丁池トイレ → 12:38 水生地下駐車場
水生地下駐車場から八丁池まで1時間30分、万三郎岳までは3時間弱のコースタイムになりました。
万三郎岳ピストンで、5時間30分のコースタイムになりますので、日帰り登山でも十分間に合うと思います!
まとめ
久しぶりに登った万三郎岳でしたが、天気に恵まれず景色はお預け状態でした。
伊豆方面の山との相性が悪いみたいで、中々綺麗な景色を観ることが出来ないもので、また機会作ってリベンジしたいと思っております。
しかしながら、だるま山高原キャンプ場で宿泊した翌日は一日快晴になりまして、金冠山、達磨山から綺麗な景色を見ることが出来ました!
そちらについての山行は、次回以降書いてみたいと思います!
数年前に天城山(万三郎岳)へ登山した時の記事になります!
良かったら登山の参考にして下さい!