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醍醐山登山!身延町スカイツリーと西山の登山ルート詳細!甲斐常葉駅~下部温泉駅

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醍醐山身延町スカイツリーからの景色

 

ご当地スカイツリーなるものが地味にあったりしますが、山梨県の南部の方にあります「身延町」にも有名な一座があったりします。

 

その名は「醍醐山」になるのですが、身延町スカイツリーと呼ばれている地味に良い山の筆頭になります。

 

今回は、低山ながら景色がよく登り応えのある醍醐山と近くに鎮座する西山について解説したいと思います!

 

 

醍醐山と西山へ登山した経緯について

 先日、趣味の1つであるキャンプで「ふもとっぱらキャンプ場」を利用したのですが、朝から天気が良い予報だったこともありまして、のんびり向かうよりは軽く登山したいと考えました。

 

ふもとっぱらキャンプ場の周辺で6時間くらいで楽しめる山はないかな~っと思い調べてみると、昔登ろうと思ったものの断念した醍醐山が目に留まりました。

 

当時、スカイツリーが流行っていた時に醍醐山の存在を知ったのですが、「身延のスカイツリー」と呼ばれている山になりまして、駅からアクセスしやすいこともあり、結構人気のある低山の1つになります。

 

醍醐山への登山について調べてみると5~6時間くらいで登れることが分かり、良い機会だと感じて出没することに致しました。

 

ついでに「毛無山バリエーションルート」の1つである五老峰への登山口も調査しようと思い、そちらも絡めて登山してみることに致しました。

 

そんな感じで今回は、身延町スカイツリーと呼ばれている醍醐山と西山への登山について書いていきたいと思います!

 

登山の詳細に移る前に、醍醐山と西山へ登山中と、キャンプしたふもとっぱらキャンプ場の様子を撮影した登山動画になります!

 

上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、身延町のスカイツリーである醍醐山と西山周辺の登山ルートの様子と美しい景色を堪能していただけたらと思います!

 

醍醐山登山!身延町スカイツリーの理由と甲斐常葉駅について

こちらが今回の醍醐山への登山の拠点にした甲斐常葉駅周辺の地図になります。

 

 

甲斐常葉駅の駅舎

こちらが甲斐常葉駅の駅舎の様子になります。

 

ふもっとっぱらキャンプ場でキャンプを計画しているもので、遅くとも14時には下界に戻れる山として醍醐山と西山を選んだ感じです。

 

最悪、下部温泉駅から電車に乗って甲斐常葉駅へ戻れるので、ある意味保険にもなるな~っと考えました。

 

 

甲斐常葉駅の無料駐車場

ちなみに甲斐常葉駅には、無料の駐車場がありまして、そちらに車を駐車させていただきました。

 

駐車場の手前はバスの展開場所になっているので、駐車は不可になっております。

※奥に停める必要があり。

 

 

甲斐常葉駅の公衆トイレ

また、甲斐常葉駅の駅舎の横には綺麗な公衆トイレもありまして、改札内に入る必要がないので、登山者にとっては有難い仕様になっておりました。

 

 

甲斐常葉駅の醍醐山の鳥瞰図

そんな甲斐常葉駅になりますが、醍醐山への登山の起点としてよく使われております。

 

こちらは甲斐常葉駅にあった醍醐山の鳥瞰図になるのですが、醍醐山、西山へ縦走し下部温泉駅に抜ける事が出来るので、低山でマッタリしたい方におすすめな登山ルートになります。

 

 

醍醐山はスカイツリーと同じ高さである634mの標高が名前の由来

ちなみに「何故、醍醐山が身延町のスカイツリーと呼ばれるのか?」になりますが、醍醐山はスカイツリーと同じ高さである634mの標高である事が由縁になります。

 

前々から醍醐山が身延町のスカイツリーと呼ばれている事は小耳に挟んでいたのですが、その理由がよ~やく分かった瞬間でした。

 

醍醐山登山と登山ルートの詳細!

醍醐山が身延町のスカイツリーと言われている理由

それでは醍醐山が身延町のスカイツリーと言われている理由が分かったところ、実際に登ってみたいと思います!

 

甲斐常葉駅から随所に道標があるので、登山口まで迷うことはありませんでした。

 

 

醍醐山の登山口

道標に導かれながら進むと醍醐山の登山口に到着することが出来ました。

 

それでは、早速登ってみたいと思います!

 

 

鳩打峠

明瞭な登山ルートを登って行くと、鳩打峠に到着出来ました。

 

登る人はいるのかな~っと思っていたのですが、結構人の気配が色濃く残る登山ルートでしたので、地味に人気がある山だと感じました。

 

 

鳩打峠からの毛無山方面の景色

鳩打峠からの毛無山方面の景色になります。

 

富士五湖側から毛無山を見る事が多いので、逆側(山梨側)からの景色が妙に新鮮でした。

 

 

鳩打峠から五老峰、毛無山方面の景色

毛無山だと思っていたら、違う山で無知を曝け出してしまいました(笑)

 

五老峰を始め、下部温泉駅から毛無山へ登山したいな~っと考えていたりします。

 

バリエーションルートになりますが、今年の何処かで挑戦してみたいですね~

 

 

醍醐山の登山ルートの雰囲気

それにしても醍醐山の登山ルートの雰囲気が良く、静かで癒しの時間になりました。

 

いや~たまにはノンビリ歩く登山も悪くはございません。

 

 

醍醐山の登山ルートから八ヶ岳景色

醍醐山を目指して登って行くと八ヶ岳が綺麗に見える場所がありました!

 

全然期待していなかったのですが、醍醐山から美しい景色を見れてラッキーでした♡

 

 

醍醐山の登山ルートから山座同定

あのモッコリはなんだ?っと思いながら山座同定するのを忘れてしまいました。

 

 

山座同定をしながら醍醐山登山の詳細

アッチのモッコリはなんだ?っと思いながら山座同定するのを忘れてしまいました。

 

 

山座同定用の地図が醍醐山山頂にあった

景色が見える所に山座同定用の地図が用意されておりました!

 

いや~痒い所に手が届く醍醐山でございます♡

 

お陰様で奥秩父の山並みであることが理解できました!

 

 

醍醐山の東屋

美しい景色を堪能しながら進んでいくと東屋を発見しました。

 

 

醍醐山の記念スタンプ

醍醐山の東屋には「記念スタンプ」なる箱がありまして、ご開帳するのに634円の費用が掛かるのかしら?っとドキドキしてしまいました。

 

 

醍醐山の記念スタンプの中身

スタンプを取り出した状態になります。

 

非常にシッカリとしていて、「手形でも発行しちゃおうかしら!?」っと、何故か経理の血が騒いでしまいました!

 

 

醍醐山のスタンプ

こちらが醍醐山のスタンプになります!

 

思った以上に凝った作りになっておりまして、中々お金が掛かっていると思われます。

 

ご依頼あれば、私も「イモ版」で作るものの・・・っと、思ったような思わなかったような(笑)

 

 

醍醐山登頂記念のスタンプ

こちらが醍醐山登頂記念のスタンプの絵柄になります!

 

いや~身延町の本気度が伺える醍醐山の山頂でした!

 

 

醍醐山の山頂にあった鳥瞰図

こちらは醍醐山の山頂にあった鳥瞰図になります。

 

非常に上手く作ってますよね~~

 

 

醍醐山の山頂にあった鳥瞰図と標高

ここで表に出してはいけない事実としてあるのが、醍醐山の標高は、現在は635mになっているみたいです。

 

あれ?身延町スカイツリーの名に偽りがあるような・・・。

 

 

醍醐山の山頂にあった山名の由来や歴史

ちなみに醍醐山の山頂には、名前の由来や周囲の歴史について書かれている看板がありました。

 

毎度のことですが、1行読んだら強烈な眠気に襲われてしまい、2行目で意識不明の重体になってしまいました(笑)

 

 

身延町スカイツリーになります後醍醐の山頂

そんな感じで身延町スカイツリーになります後醍醐の山頂になります!

 

くどいですが、醍醐山の標高は、ギリギリ634.8mになりまして、実際は635mが正解になります。

 

この辺は、笑って許してあげないといけませんよね(笑)

 

醍醐山の展望台への登山ルートと景色について

醍醐山展望と西山の分岐

醍醐山の山頂は、残念ながら展望が乏しいのですが、歩いて10分くらいの所に展望台があったりします。

 

このまま西山に向かうのも時間が余ってしまうので、醍醐山の展望台へ向かいたいと思います。

 

 

醍醐山展望台の登山ルート

醍醐山展望台の登山ルートになりますが、雰囲気の良い尾根が広がり、解放感抜群でした♡

 

少し尾根が広いものの、枝尾根もほぼありませんので、道迷いのリスクはほぼないと思います。

 

 

醍醐山展望台からの景色

醍醐山の山頂から10分ほど進むと、一気に開放的な景色が飛び込んできました!!

 

手前に見えているのが富士川になります。

 

 

醍醐山の展望台からの身延山景色

うお~~~!!凄い景色だ~!っと、思わず叫んでしまった誰かさんになります。

 

こちらが醍醐山の展望台からの景色になりまして、正面に見えている山が身延山になります。

 

奥に見えているのが七面山ですね。

 

久しく七面山も登っていないので、機会作って出没したいな~っと思ってしまいました。

 

 

醍醐山の展望台からの毛無山方面景色

モザイクが濃いいですが、醍醐山の展望台から毛無山方面も見ることが出来ました。

 

 

醍醐山展望台にあった山座同定用マップ

醍醐山の展望台にも山座同定に便利なマップが掲示されておりました。

 

身延町の本気度が伝わる設備の良さですよね!

 

 

醍醐山展望台の周囲の様子

そしてこちらが醍醐山の展望台の様子になります。

 

それほど広くなく、「0.4km」の意味が最後まで分からなかったのですが、多分、醍醐山の山頂からの距離かな~っと思われます。

 

西山登山と下部温泉駅までの登山ルート詳細

醍醐山と西山分岐地点

醍醐山の展望台を満喫し、来た道を戻ってきました。

 

次の獲物は西山になりますので、ノンビリ進みたいと思います。

 

 

西山についての説明書き

西山についての説明もあったのですが、やはり眠気には勝てずスルーしてしまいました。

 

 

西山と下部温泉駅への分岐地点

醍醐山の山頂付近からモリモリ下っていくと、西山への分岐地点が見えてきます。

 

西山への登山ルートは、踏み後も明瞭なので迷うことは無いと思います。

 

 

西山の登山ルート上にあった鉄塔

西山の登山ルート上にあった鉄塔になります。

 

こちらの鉄塔の下を通って西山を目指します。

 

 

西山の山頂

雰囲気の良い尾根道を進むとお目手当の西山の山頂となりました。

 

老眼なもので「西山コアラさん」が看板を作ったんだね~っと誤解しちゃいました(笑)

 

なお、笑ってしまうほど西山の山頂には何もなく、展望も悪いので、ま~寄る必要はないかもしれません。

 

 

西山の山頂付近で昼食の様子

折角の西山ですので、先ほどの鉄塔の所で昼飯にしてみました。

 

相変わらず食欲旺盛で、自分でもビックリしてしまいます(笑)

 

 

西山の山頂からの奥秩父最高峰の北奥千丈岳方面景色

西山の山頂近くの鉄塔からの展望になります。

 

あちらは奥秩父最高峰の北奥千丈岳方面ですかね。

 

 

西山から富士川、身延町周辺の景色

富士川、身延町周辺の景色も綺麗にみることが出来ました。

 

低山ながら、景色も良く登山者も皆無で癒された時間になりました。

 

 

西山から下部温泉駅を目指して下山を開始の様子

お腹も満タンになったので、西山から下部温泉駅を目指して下山を開始いたしました。

 

すると、大子集落の廃屋が登山ルート上にありまして、凄いことになっておりました。

 

 

西山から下部温泉駅下山は沢沿いのルート

下部温泉駅は、沢沿いのルートになるので、せせらぎを聞きながらの下山となりました。

 

 

湯之奥金山博物館

西山から下山したのち、毛無山のバリエーションルートの登山口の偵察に向かいました。

 

途中にあった湯之奥金山博物館になるのですが、砂金採り体験も出来て、地味に混雑しておりました。

 

醍醐山(西山)、毛無山周辺は、昔金山があったので、一攫千金を狙ってみても良いかもしれません!

 

 

下部温泉駅

そしてこちらが下部温泉駅になります。

 

電車に乗って甲斐常葉駅に戻ろうかと考えたのですが、乗り合わせが悪くてだいぶ待たされることが分かり、歩いて駅まで戻りました。

 

そんな感じで地味ながら有意義な時間を過ごすことが出来た今回の醍醐山、西山への登山の詳細に移りたいと思います。

 

醍醐山登山!西山への登山ルート・標高差・コースタイム詳細

醍醐山登山!西山への登山ルート・標高差・コースタイム詳細図

こちらが今回登山をした醍醐山登山のルートと標高差の地図になります。

 

登山をした日は、1月8日なりまして、気温こそ低いものの風もなく穏やかな1日になりました。

 

醍醐山、西山への登山ルートは、登山道も明瞭ですし道標もありますので、安心して登山を楽しむことが出来ると思います。

 

また、標高差の地図の通り、醍醐山までは地味な登り坂になるものの、距離も次回ので気持ちの良い負荷(?)になると思います。

 

西山を絡めて下部温泉駅経由甲斐常葉駅の周回コースで登山しましたが、全部で15km弱の道のりでしたので、十分歩ける距離だと思います。

 

そしてこちらが今回登山をした醍醐山へ登山した時のコースタイムになります!

 

甲斐常葉駅 8:20 →  8:41 鳩打峠 → 9:17 醍醐山 9:22 → 9:30 展望台 → 10:07 西山 → 11:19 下部温泉駅 → 12:01 甲斐常葉駅

 

登山口である甲斐常葉駅から醍醐山山頂までのコースタイムが約1時間ほどでした。

 

西山を経由して下部温泉駅、甲斐常葉駅までの全体コースタイムも4時間弱ほどでしたので、ノンビリハイキングに持って来いの登山ルートだと感じました。

 

まとめ

初めて登る醍醐山、西山でしたが、登山ルートの雰囲気がとてもよく、新緑・紅葉の季節に再訪したいな~っと思えるほど美林が広がっておりました!

 

展望が良い所も多く、道も明瞭で近くには下部温泉もありますので、温泉を絡めての登山がおすすめです!

 

登山初心者にもおすすめルートになりますので、温泉絡めて軽めの登山をしたい場合、醍醐山、西山は一考の価値があると思います!

 

www.aohigetozan.com

醍醐山から綺麗に見えていた毛無山から天子山地へ縦走した時の登山記事になります!

熊の出没が多い山域ですので、十分注意しながら登山を楽しんでください!