- 山梨百名山富士見山へ登山した経緯について
- 富士見山登山で利用した駐車場・トイレの詳細
- 富士見山登山と堂平登山口コースの詳細、紅葉の状況について
- 富士見山山頂までの登山の様子と富士山の景色について
- 富士見山平須登山コースの詳細について
- 富士見山登山のルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
山梨百名山富士見山へ登山した経緯について
今年の秋は山梨百名山をモリモリ登ろうと思い計画していたのですが、未踏だった富士見山が妙に気になり、今回足を延ばすこととなりました!
富士見山は、山梨百名山に選ばれている明峰になるのですが、公共交通機関でのアクセスが悪く、基本、マイカー等を使わないと難しい所に位置しております。
アクセスが悪いことから、富士見山へ登りたいな~っと思っていたものの、中々機会に恵まれなかったのですが、今回は日帰りで向かうことを諦め、ソロキャンプと絡めながら出没することに致しました。
登ってみたいけど、中々足が向きにくいお山の筆頭になるかな~っと思いますので、気になる駐車場の様子や登山コースについて書いていきたいと思います!
まずは今回登山をした富士見山での登山の様子を撮った登山動画がこちらになります!
上記写真を押すと登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、富士見山登山の参考になれば幸いです!
富士見山登山で利用した駐車場・トイレの詳細
こちらは、富士見山への登山で利用した平須登山口無料駐車場周辺の地図になります!
登山口のすぐ近くに駐車場がありますので、アクセルは良好なのですが、駐車場までの道のりが狭く、すれ違えない所があるので注意が必要です。
そしてこちらが富士見山平須登山口付近にあります無料駐車場の様子になります。
結構広い駐車場になっておりまして、30台前後は停めることができる感じでした。
残念ながら、駐車場にはトイレ、水場(自動販売機)等はありませんので、事前に済ませる必要があります。
ただ、トイレにつきましては、堂平登山口の近くに鎮座しているお寺?神社?にありますので、そちらを利用する事が出来ます。
富士見山登山と堂平登山口コースの詳細、紅葉の状況について
それでは早速、富士見山の山頂を目指して登山スタートでございます!
こちらは堂平登山口になるのですが、車を駐車した平須登山口から歩いて10分くらいのところになります。
堂平登山コースを進んでいくと、大きな神社が見えてきます。
正式名称は「大峰蛇之倉七尾山 修験節律根本道場 甲斐やすらぎの宮」になるみたいですが、奈良県の山上ヶ岳(大峰山)にも同じような施設がありますので、山伏の流れをくむ修業施設?になるみたいです。
入口のすぐ近くにトイレがありまして、利用できるようになっておりました。
それでは悶絶?を目指して富士見山の山頂を目指して登山スタートしたいと思います!
ちなみに堂平登山口の標高は、740mになるので、約900m登らないといけません。
そんな感じで今回ご一緒したクニさんになります。
久しぶりにご一緒したのですが、相変わらずの剛脚ぶりに付いていけず、冷や汗がモリモリになりました。
堂平登山コースには、一定の間隔で現在の標高(左側)と、富士見山の山頂(右側)の表示がされておりました。
便利のような萎えるような感じもしますが、コース間違いの予防にも繋がりますので、有難いと思わないとですよね。
結構急な登山コースを登っていくと、小屋?、資材置場?が見えてきます。
鍵がかかっているので中には入れないので、避難はできませんので注意してください。
堂平登山コースも、登山道が狭いところがあり、高度感がある場所もあるので、滑落に注意が必要だったりします。
登山の危険度に標高は関係ないですよね~
むしろ、マイナーな山のほうが整備が行き届いておらず、危ないところが多いですよね。
標高が上がるにつれて、段々と木々が色づいてきました!
いや~~想像以上に紅葉が美しく
青空と紅葉のコントラストが素晴らしく、極悪非道な時間に「ウフフフ♡」を授けてくれました!
やっぱり、富士見山へ登山するなら秋の紅葉の時期がおすすめです!
見間違いかも知れませんが、富士見山の急登の前にクニさんが小さくなっているような・・・(笑)
エグイ急登りが続きますが、登山ルート上の紅葉が本当に美しく、疲れを忘れさせてくれます!
富士見山は、赤い紅葉も多いのですが・・・
こんな黄色く色づく紅葉も多く、錦の彩でした!
堂平登山コースは、富士見山へのメジャールートになりますので、時々こんな道標がありました。
堂平登山コースは、樹林帯の急登が長いですが、稜線に近づくにつれて傾斜が緩くなり登りやすくなってきます。
振り返っての毛無山方面の景色になります!
いや~だいぶ登ってきましたね~~
よ~~やく富士見山と御殿山への分岐に到着できました!
サクサク登れると思っていた堂平登山コースでしたが、実際は結構極悪で中々のルートでした・・・。
富士見山山頂までの登山の様子と富士山の景色について
富士見山と御殿山への分岐から山頂を目指して登山スタートでございます!
今までの急登が嘘のようななだらかな稜線歩きを堪能できました!
よっ!富士山!!日本一!!!
富士見山への山頂まで、富士山の眺望が良いところが点在しておりました。
そして下山で利用する「平須登山道」の分岐が見えてきました。
とりあえず、富士見山の山頂を目指して進みたいと思います。
富士山好きにはたまらない眺望でございます!!
流石、山梨百名山は富士山の景色が素晴らしいです!!
そしてこちらが富士見山の手前にありますが、富士見山展望台にあります祠でございます!
富士見山の山頂か!っと、期待させる感じなのですが、残念ながら偽ピークになります。
南アルプスでよく見かける団子標識もありまして、「展望台」を見過ごすと山頂と誤認しちゃいますよね。
富士見山展望台から山頂までは、ここから30分ほどの道のりになりまして、地味なアップダウンがあります。
いや~~山頂だと思ってしまっただけに、この「おかわり」は、ちょっと嫌でした・・・。
富士見山展望台からの景色になるのですが、木々が微妙に邪魔をし「まあまあ」な感じでした。
富士見山展望台から山頂を目指していると、紅葉する木々が多く暫しの癒しになりました!
いや~何度見ても美しいです!!
そんな感じで富士見山の山頂に到着でございます!
正面に富士山を眺めることが出来まして、ベンチもあるので休憩するのに持って来いな感じです!
腹が減ったので、富士見山の山頂で貧乏セットを作ってみることに致しました!
最近、固形燃料ストーブのブームが再来しておりまして、火力が少し弱いのでアレですが、チョコチョコ登山で使用しております!
少しお湯を沸かすのに丁度良いですね~!
富士見山は、山梨百名山になりまして、標高は1,640mになります。
冒頭でも触れてますとおり、アクセスが悪いので登山する方は少ないのですが、富士山の景色が素晴らしいので、おすすめでございます!
南アルプス方面の景色もそれなりに見えました!
翌日は、あの稜線(十枚山)へ登るので、今から楽しみですね~!
稜線の奥に見えているのが聖岳ですかね。
今年も登れなかったので、来年こそは・・・。
名残惜しいですが、富士見山からの富士山の景色も見納めでございます。
さ~駐車場目指して下山スタートでございます!
富士見山平須登山コースの詳細について
富士見山の山頂から富士山展望台までの登山コースは、上述のとおりアップダウンがあって地味に疲れます・・・。
この辺、クニさんの悲鳴がエスカレートしてました(笑)
この世には神も仏もありゃしません!っと、吐き捨てるようにクニさんが呪文を唱えておりました(嘘)
富士山展望台も素通りし、平須登山口を目指します!
平須登山コースをモリモリ下っていくと、中々エグイ崩壊地が見えてきました。
平須登山コースは、歩く方が少ないみたいで、結構ルートがわかりにくい感じです。
さらに下っていくと、ザレ場と崩壊地がルート上にありまして、クニさんの悲鳴が凄くなってきました!!
平須登山コースの怖いトラバース個所になります。
斜面にルートはなく、「竜巻旋風脚」が必要となります(?)
時々ロープが渡されているのですが、それでも足元がどんどん崩れていき、奈落の底へ落としにかかってきます。
平須登山コースは、想像以上に危ないので、登山初心者の方は利用しないでください。
特に富士見山からの下りで使うのは危険だと思います。
あれだけ登山道が荒れていれば、遭難事故も起こるよな~っと感じた平須登山コースになります!
何度も書きますが、登山ルートもわかりにくく、滑落危険個所も多いので、安易に利用するのは避けたほうが無難です。
昔、神社でもあったのでしょうかね!?
やんちゃに崩れた建物の横を通っていきます!
痺れる登山ルートでしたが、無事に平須登山口に下山することができました!
そんな感じで今回の富士見山登山の詳細に移りたいと思います!
富士見山登山のルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした富士見山登山で利用した登山コースと標高差の地図になります。
登山をした日は、11月3日なりまして、日差しが強かったものの風が涼しく登りやすい1日でした。
標高差の地図の通り、登山口から富士見山の山頂まで約900mほどの標高差がありまして、地味にキツイ急登が続きます。
また、下山で利用した平須登山ルートは、崩壊地やザレた箇所が非常に多く、滑落や落石の危険性が高いです。
登山初心者の方は、平須登山ルートを利用しないことをおすすめいたします!
そしてこちらが今回登山をした富士見山登山のコースタイムになります!
富士見山平須登山口 9:04 → 9:11 富士見山堂平登山口 → 10:54 堂平分岐 11:00 → 11:07 御殿山への分岐 11:09 → 11:14 富士見山見晴台 11:19 → 11:37 富士見山 12:16 → 12:31 富士見山見晴台 12:35 → 12:41 御殿山への分岐 12:48 → 14:21 富士見山平須登山口無料駐車場
車を駐車した平須登山口から堂平登山コースを利用して周回したのですが、コースタイムは約6時間弱になりました。
登山口から御殿山への分岐までは、かなり急なルートになっていますので、その点考慮した登山計画がよいかと思います。
また、今回登山をした富士見山の登山ルートは、山ビルが生息しておりますので、その点も注意してください。
雨が降ってジメジメしている時や、日影の草むらに中に潜んでいることがありますので、むやみに近寄らない方が良いかと思います。
まとめ
当初、「富士見山は地味で面白みに欠ける」と妄想していたのですが、実際に登ってみると変化に富んだルートで富士山の眺望も素晴らしく、今までの考えが間違っていることがよく分かりました。
暑い季節はヤマビルが活動している山域になりますので注意が必要ですが、紅葉する木々が多いので、個人的には秋の登山をおすすめいたします!
新緑の季節も奇麗だろうな~っと思いましたので、次回登るときは春頃出没したいと考えてます!
富士見山への登山の前に出没した思親山について書いた記事になります!
山梨百名山になるのですが、富士山の眺望もよいのでおすすめです!