- 源氏山登山と櫛形山トレッキングコースについて
- 山梨百名山源氏山登山と登山口・ルート・紅葉の詳細
- 源氏山登山の様子と紅葉の様子について
- 櫛形山トレッキングコースと北岳展望デッキ・ルート上の紅葉について
- 櫛形山北尾根の紅葉とあやめ平避難小屋について
- 源氏山登山のルート・標高差・コースタイム詳細(櫛形山トレッキングコース・櫛形山北尾根)
- まとめ
源氏山登山と櫛形山トレッキングコースについて
前回の櫛形山登山に引き続き、非常にマイナーなお山であります源氏山登山について書いていきたいと思います!
前回の記事でも触れましたが、私は「山梨百名山」を地味に集めているのですが、この「地味」の意味は「気が向いたら登る」というニュアンスになります。
ゴリゴリとピークハントして収集するのではなく、「何かと絡めて登る」程度の情熱しかない感じです(笑)
日本百名山につきましても同様で、機会があったら登る程度で、率先して登頂を目指していないのですが、今回登った源氏山は、山梨百名山の中でも非常に登り難い一座であると感じております。
登りにくいというのは技術や体力が必要という事ではなく、アクセスが面倒くさくて山頂からの展望も悪く、「さ~源氏山へ登ろう!」とモチベーションが湧き難い一座という意味になります。
正直、源氏山一座だけ登るために行こうとは思わず、だいぶ長い事温めていた感じなのですが、よくよく登山地図を見ていると櫛形山から歩けなくない距離であることに気が付いてしまいました。
「サクッと逝っちゃう!?」
というアオヒゲの神様が脳裏でチラチラ登場し、何時しか洗脳されてしまい、少し無謀かもだけど登ってみようとなりました!
結果、えらい目に遭ってしまったのですが、今回は近くて遠い山梨百名山の1つであります源氏山登山について書いていきたいと思います!
また、スタート地点である伊奈ヶ湖へ下山する関係で、源氏山から櫛形山へ戻らなければならないのですが、櫛形山トレッキングコースという巻道が整備されているので、そちらを利用する計画で臨みました。
櫛形山トレッキングコースは、景色が素晴らしい所があるので楽しみにしていたのですが、文句なしの南アルプスの眺望にウットリ♡が止まらなくなってしまいました♡
そんな感じで今回は、山梨百名山の1座であります源氏山登山と、眺望が素晴らしい櫛形山トレッキングコースについて掘り下げてみたいと思います!
まずは、櫛形山へ登山した時の様子について書いた前回の記事がこちらになります!
そして、今回登山をした源氏山、櫛形山トレッキングコース周辺の様子や登山ルートを撮った登山動画がこちらになります!

上記写真を押すと短い登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、源氏山周辺の景色やルートの様子、櫛形山トレッキングコースの雰囲気が伝われば幸いです!
山梨百名山源氏山登山と登山口・ルート・紅葉の詳細
櫛形山に引き続き、山梨百名山源氏山を目指して登山を再開したいと思います!
こちらが池ノ茶屋登山口にあります櫛形山トレッキングコースの入口になります。
源氏山へ登ったら、またこちらに戻る計画になります。
今日は長丁場ですね~~
源氏山を目指して進んでいくと、唐松の紅葉がとても綺麗でした!
正面に見える南アルプスの景色も素晴らしいです!!
櫛形山から源氏山を目指す場合は、この丁字路を真っすぐ進みます。
それにしても南アルプスの景色が素晴らしく、木々の間から見えると足が止まってしまいます!
アッチのルートも歩きたいですね~~
こちらが池ノ茶屋林道起点になります。
源氏山へ登る場合、ここに3台ほど駐車スペース(白い車が停まっている所)がありますので、こちらに駐車してください。
この先に駐車スペースはありません。
源氏山はここを右手に進みます。
源氏山へ登るルートは、こんな感じになってまして、左に行かずこちらに進んでください!
右手の山?丘?は展望が良く登る事が出来るのですが、今回は気力・体力共になく、面倒なのでスルーしました。
少し進むとゲートがありまして通行止めになります。
※奈良田方面は車では進めません。
源氏山付近の地図が掲示されていたのですが、いまいち方向と距離感がつかめませんでした。
登山者失格ですよね(笑)
こちらが池ノ茶屋林道起点のゲートになりまして、堅く閉ざされておりましたが、自転車はギリギリ通れると思います。
ゲートを越して少し進むと、「源氏山登山口」の看板がありました。
地味な源氏山ですが、それでも山梨百名山ですので、マイルドに整備されている感じですね。
源氏山の登山口まで長い林道歩きになるのですが、周辺の木々が色付いていてとても綺麗でした!
何と言っても南アルプスの景色が素晴らしく、周辺のカラマツの紅葉も黄金色に輝いていて目の保養になりました!
アレが黄金小判だったらな~っと思ってしまいます。
林道を修行僧プレイを発動しながら進んでいくと、左手に登山道の様なルートが見えてきます。
こちらが源氏山の登山口になります!
櫛形山から林道歩きが長かったですが、ここまで強烈なアップダウンはほぼないので、サクサク歩けてしまった感じです。
さ~目指す山梨百名山源氏山へ登りたいと思います!
源氏山登山の様子と紅葉の様子について
源氏山登山口から結構な急斜面が始まります。
しかしながら、自然林が多く、この時期は紅葉で斜面が染まっておりました!
雰囲気の良い登山道が続きます。
「樹林帯好き」な私なのですが、かなりツボな景色が広がりニヤニヤが止まりませんでした!
源氏山の登山道から上を向いて歩いていると、唐松の紅葉と青空のコラボとなりました!
青空と紅葉って相性抜群ですよね♡
私も相性抜群な山ガールと仲良くなりたいですね~☆彡
変態プレイを嫌とは言わず、コスプレOKで、わがまま言っても文句を言わず、料理と夜の床上手な方が良いですね!(注文多すぎ!!)
数少ない山ガールのファンが一斉にいなくなるだろうな~っと妄想していると「南アルプスフロントトレイル」の案内?がありました。
初めて聞くトレイルだったのですが、調べてみると地味で楽しそうなルートになってまして、今度挑戦してみたいな~っと感じてしまいました。
現在整備中みたいですので、完成してからの方が良いかもしれません。
源氏山の登山道は、思いのほか整備が進んでおりまして、危ない所にはロープなどが張られておりました。
地味な山とはいえ、山梨百名山に選ばれますと、それなりの待遇になるんでしょうね~
地味な登り坂をこなしていくと大峠山分岐に到着しました。
源氏山は、道標の通り左手に進みます。
左手に進むと正面にモッコリが目に入ってきます。
あのモッコリが目指す源氏山になります。
源氏山が見えたとたん、私のモッコリも力が入ってきました!!(?)
地味なアップダウンをこなしていくと、お目当ての一座であります源氏山の山頂に到着です!
源氏山の標高は1,827mになりますので、地味な山梨百名山ではありますが、そこそこ背が高い山になります。
こちらは源氏山山頂の様子になります。
写真の通り、360度森になっておりまして、展望はありません。
何故、こんなお山が山梨百名山なのか気になってしまいますが、名前の通り、源氏の武将がこの山で陣を張ったのが由来になるそうです。
歴史的背景を考慮されて選ばれたと思われるのですが、地味好きな私にとっては、結構ツボな山でございました!
しかしながら、源氏山を登頂された99%の登山者は「なんじゃこりゃ~!」と苦労が報われない展望に絶句してしまうと思われます。
標高が地味に高く、樹林帯で日影地帯になるので源氏山の山頂はかなり冷え込み長いこといられませんでした。
時間もアレなので、櫛形山を目指して下山したいと思います!
源氏山の山頂から下山を開始すると、こんな縄プレイ?の箇所が点在しておりました。
昔の林業の名残なんでしょうね。
私もそんな時代に生まれて、縄できつく縛られたかったですね~(?)
地味な山頂ではありますが、源氏山の登山ルートは紅葉の時期は非常におすすめです!
タイミングさえ合えば、足が向きにくい源氏山登山も至福の時間になりますよ!
ず~~~っと見ていられる源氏山の紅葉でした!
最高のタイミングで源氏山へ登れて私は幸せ者でございます!
ちなみに今回の源氏山登山では、頂上に行くまでに3名の方と遭遇しました。
やはり山梨百名山を集めている方は、地味に多いのかも知れませんね。
源氏山からモリモリ下った行くと、眼下に林道が見えてきました。
右手の木材が登山口の目印になるかと思います。
焚き火が好きな私なもので、あの木材だけで何年間薪を買わずに済むかしら?と、独りで計算に忙しい時間帯になりました(笑)
源氏山の登山口から長い林道歩きになるの見越して、貧乏ランチ(昼飯)を食べながら進む計画にしました。
昼飯を食べるのに忙しく、気が付くと源氏山登山口の看板がある周辺までサクサク進むことが出来ました。
さ~ここから櫛形山の登山口が地味に長く登り坂なので辛いです。
今日はなかなかハードな一日だな~っと思っていると、右手に大好きな富士山が見えました!
林道歩きが長い源氏山登山ですが、富士山やもチラチラ見ることが出来ますので、思ったほど悪い行程ではなかった感じです。
上述した白い車は、源氏山登山中にすれ違った登山者の物だったみたいですね。
写真中央左手に3、4台ほど駐車スペースがありますので、源氏山登山にご活用ください。
そして櫛形山登山口まで戻ってきたのですが、実はこのカーブの所から登って櫛形山トレッキングコースを目指すことにしました。
結論から先に書きますと、樹林帯に進むと明瞭な踏み跡がありまして、櫛形山トレッキングコースに合流することが出来ます。
この舗装路を歩いて入口まで行くよりも、かなりショートカット出来るのでおすすめです。
踏み跡とマーキングもあったりしますので、結構シッカリとした道になっております。
この界隈も南アルプスフロントトレイルになりまして、鳳凰三山方面まで縦走することが出来ます。
今度歩いてみたいですね。
櫛形山トレッキングコースと北岳展望デッキ・ルート上の紅葉について
そんな感じで無事に櫛形山トレッキングコースに合流することが出来ました。
今までの林道歩きと違い、地面が柔らかく傾斜も緩いので天国に早変わりでございます♡
この先には、南アルプスの展望が良い北岳展望デッキがあるみたいで、今から楽しみでございます!
櫛形山トレッキングコースを進んでいくと、東屋とベンチが多くある所に到着しました。
こちらが櫛形山トレッキングコースの最大な見所になります北岳展望デッキからの景色になります!
一番高い山が鳳凰三山の観音岳になります!
正面中央に見えている山が北岳になります。
北岳は、日本で2番目に高い山になりますが、山の名前がいまいち地味ですよね・・・。
北岳バットレスを要していますし「崖ヶ岳」とか良いかもですね!
え?センスがない?
確かに!(笑)
こちらの山は・・・
塩見岳のような・・・
なんざんしょ!?
眺めていると、やはり北岳は大きいな~っと改めて感じてしまいました。
来年こそは登りたいですね~
櫛形山トレッキングコースの北岳展望デッキは、素晴らしい景色が広がっておりますので、是非、櫛形山登山と絡めて訪れて欲しいです!
北岳を眺めていたら腹が減ってしまったので、今日は豪華に「かつ丼」を食べたいと思います。
豪華にしたものの、金銭的な事情で(小)となりました・・・。
働けど働けど我が暮らし・・・でございます(涙)
北岳展望デッキでかつ丼を食べていると、続々と登山者が到着してきました。
やはり、櫛形山登山と絡めて訪れる方が多い感じですね。
北岳展望デッキを満喫したところで、櫛形山トレッキングコースを使って櫛形山北尾根の入口を目指したいと思います。
今回初めて訪れた櫛形山トレッキングコースなのですが、当初、平坦な巻道でサクサク行けると思っていたのですが、いざ歩いてみるとえげつないアップダウンの連続で大誤算でした・・・。
そんな感じでもみじ沢に到着です。
櫛形山トレッキングコースも紅葉が綺麗で癒しの時間になりました!
しかしながら、アップダウンが結構きつく、涙目になってきました・・・。
急な登りで疲弊しながら裸山ノコルに到着でございます。
あまりにも暑く「裸ノオレ」に変身したくなってしまった「裸山ノコル」での時間でした。
櫛形山トレッキングコースは、起伏に富んでいて紅葉も素晴らしいのでおすすめでございます!
源氏山へ行かなければ、適度な負荷になると思うので、嫌にならないかな~っと思われます。
櫛形山トレッキングコースを歩いていると「とろろ昆布地帯」に突入しました。
ここまで来ると櫛形山トレッキングコースのゴールは近いです!
暫く櫛形山トレッキングコースを歩いていくと、ルート上に柵が出てきます。
この柵が、櫛形山のアヤメ平への入口になります。
よ~やく櫛形山トレッキングコースが終了でございます!
こちらがアヤメ平になるのですが、木道が整備されていて非常に雰囲気が良かったです。
アヤメが咲く頃に訪れたいですね~
きっと、綺麗なんでしょうね!
櫛形山北尾根の紅葉とあやめ平避難小屋について
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櫛形山のアヤメ平らには、「あやめ平避難小屋」がありまして、休憩所としても使用することが出来ます。
トイレがないのがアレですが、櫛形山は「ほこら小屋」といい、避難小屋が充実してますよね~
も~櫛形山に住み着いちゃいたいですね(笑)
あやめ平避難小屋から丸山登山道には行かず、北尾根を使って伊那ヶ湖駐車場を目指したいと思います。
時間があれば丸山にも登りたかったのですが、次回に持ち越したいと思います!
あやめ平避難小屋からモリモリ北尾根を下って行くと「もみじ平」との分岐がありました。
「平成峡水神の滝」があるみたいですが、時間が微妙なので今回は却下いたしました。
滝が好きなので、次回訪れたい思います!
櫛形山北尾根は、紅葉する木々が多くお祭り騒ぎになっておりました!
いや~~紅葉がとても綺麗です!
櫛形山中尾根登山ルートよりも紅葉する木々が多いので、この時期はおすすめ登山道です!
最後の最後まで綺麗な紅葉が迎えてくれました!
いや~名前が地味な櫛形山北尾根ですが、想像以上に紅葉が美しく1軍決定ですね!
北尾根をグングン下って行くと林道と交差します。
櫛形山へ登った時に交差した林道と同じかも?ですね。
陽の光と紅葉のコラボが素晴らしく、ついつい足が止まってしまいました。
櫛形山の紅葉はとても綺麗だと聞いていたのですが、想像以上でした。
流石、山梨百名山ですよね!
櫛形山北尾根ルートは、要所要所に道標がありますので、道迷いの心配はありません!
しかし、落ち葉が凄きので、下りで利用する際は転倒に注意してください。
更に下って行くと、北尾根の登山口に到着しました!
北尾根登山口の近くにあった簡易トイレになります!
流石、山梨百名山ございます。
ルート上にトイレが多く助かります!
北尾根登山口から舗装路を30分ほど歩くと伊那ヶ湖駐車場に到着しました!
朝とは打って変わり、滅茶苦茶駐車場が混雑してまして、凄い事になっておりました。
そんな感じで今宵のお宿であります県民の森グリーンロッジでキャンプの受付をしたいと思います!
中々雰囲気の良いキャンプ場になるのですが、そちらについては次回書いていきたいと思います!
続きましては、源氏山登山の詳細について触れたいと思います!
源氏山登山のルート・標高差・コースタイム詳細(櫛形山トレッキングコース・櫛形山北尾根)
こちらが今回登山をした源氏山(櫛形山トレッキングコース・櫛形山北尾根)のルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、11月6日なりまして、源氏山周辺は紅葉が見頃を迎えておりました。
標高差の地図の通り、源氏山(15km地点)までは急なアップダウンはないものの、地味にキツイ行程になります。
また、櫛形山トレッキングコースは、結構アップダウンがきつく、思った以上に時間が掛かってしまいました。
巻道なのでサクサク進めるだろうな~っと思ったのですが、大誤算で涙目になりながら北尾根を下った感じです。
の登山口から7kmほ舗装された林道歩きになりますので、メンタルが強くないと厳し
コースタイムに余裕を持たせて計画をおすすめいたします。
そしてこちらが今回の源氏山登山のコースタイムがこちらになります!
池ノ茶屋登山口 9:29 → 9:42 林道丸山支線分岐 → 9:53 池ノ茶屋林道起点 → 9:57 林道足馴峠線起点 → 10:11 源氏山登山口 10:15 → 10:26 大峠山分岐 → 10:32 十谷/出頂ノ茶屋跡分岐 → 10:44 源氏山 10:49 → 11:18 源氏山登山口 11:21 → 11:35 林道足馴峠線起点 → 11:50 林道丸山支線分岐 → 12:17 北岳展望デッキ 12:29 → 12:48 もみじ沢 → 13:03 裸山のコル → 13:26 アヤメ平避難小屋 → 14:04 見晴らし台 14:06 → 14:41 伊奈ヶ湖 県民の森第1駐車場
櫛形山登山口(池ノ茶屋登山口)から源氏山まで、約2時間弱のコースタイムになりました。
池ノ茶屋登山口から源氏山までは、距離は長いもののほぼ林道歩きになりますので、それほどキツイ行程ではないのも影響しております。
しかしながら、櫛形山トレッキングコースが地味にきつく、櫛形山北尾根での下山も結構な斜度を降りていきますので、11時頃までには源氏山に到着しないと日が暮れてしまう恐れがありますので注意してください。
まとめ
非常に地味な源氏山ですが、紅葉の時期はとても綺麗な景色を楽しめますので、「登る価値あり!」の山になるかと思います!
それ以外の季節ですと、登る意味を見出すのが難しい所がありますので、秋の紅葉の時期が個人的にはおすすめになります。
櫛形山から長い林道歩きになりますが、それでも源氏山までピストンで登れますので、山梨百名山を集めている方の参考になれば幸いです。
また、天気が良いと櫛形山トレッキングコースからの南アルプスの景色が素晴らしいので、是非、快晴の時を狙って登っていただけたらなと思います!
源氏山へ再訪する事は、も~ないかと思いますが、櫛形山はまた登りたいと考えてますので、季節を変えてチャレンジしたいと思います!
そんな感じで次回は、櫛形山・源氏山登山から下山後にキャンプした伊奈ヶ湖の様子(県民の森グリーンロッジ)について書いてみたいと思います!
源氏山から下山した際に利用した県民の森グリーンロッジキャンプ場について書いたレビュー記事になります!
伊那ヶ湖の紅葉や夜景についても触れてますので参考になれば幸いです!