- ゆるキャン△聖地巡礼!浩庵キャンプ場の読み方と出没した経緯
- 浩庵キャンプ場の場所と駐車場について
- 浩庵キャンプ場のキャンプ料金・予約・混雑について
- 浩庵キャンプ場の薪の値段・風呂・チェックイン、チェックアウトの時間
- 浩庵キャンプ場の水場(炊事場)・トイレ・シャワーの様子
- 湖畔キャンプサイト・林間キャンプサイトの混雑の様子
- 浩庵キャンプ場周辺の観光地!中ノ倉峠からお札に使われた富士山の眺め
- キャンプ場のマナーとまとめ
ゆるキャン△聖地巡礼!浩庵キャンプ場の読み方と出没した経緯
先日、朝霧ジャンボリーオートキャンプ場でキャンプをしたのですが、その時にゆるキャン△の聖地でもある浩庵キャンプ場へ巡礼してきました。
それにしても、「浩庵キャンプ場」の「浩庵」って読めないですよね!?
「ひろあん」、「たくあん」、「いさむあん」、「ようあん」、「はるあん」等々、無知を晒してしまいますが、「浩庵キャンプ場」の「浩庵」は「こうあん」と読みます。
そんな「こうあんキャンプ場」の「浩庵」の「浩」ですが、漢字の意味につきましては、「広々とした水の豊かな場所(広大なさま)」といった意味が込められております。
まさに「浩庵キャンプ場」の名前の通り、本栖湖が眼下に広がり、広々とした所でキャンプが出来るのですが、「ゆるキャン△」というキャンプを題材にした漫画の1作目で取り上げられた地になります。
全国の漫画のファンが、聖地巡礼として浩庵キャンプ場に押し寄せてくるもので、平日・休日問わず、混雑が激しいキャンプ場になっております。
浩庵キャンプ場の混雑具合や設備の状況、キャンプ料金などにつきましては後述しますが、近々登山仲間(オフ会メンバー)と一緒に行く予定があるもので、どんな感じか偵察を兼ねて出没してきました。
噂通りのローケーションの良さにビックリしてしまったのですが、今回は浩庵キャンプ場の詳細について書いてみたいと思います!
ちなみにキャンプを題材にした「ゆるキャン△」の漫画をじっくり読んでみようか考え中の誰かさんでございます!
私の腹回りも「ゆるキャン△」なもので、いつか「漫画化」出来たらな~と考えている今日この頃です。
焚火に当たると焼豚になってしまうので、全くニーズがなさそうですが、登山と同様に、キャンプの知識も通ずるところがあるので増やしたいな~と思い「漫画の図書館(ブックオフ)」で少し読んでみました。
1話の半分も読んでいないのですが、人気が出るのも頷ける登場人物の個性とキャンプ場の描写、記述な感じでした。
も~少し「ポロリ」や「濡れ場」があると嬉しいのですが、そこは妄想力で頑張ってみたいと思います!
話が脱線してしまいましたが、浩庵キャンプ場の詳細に移らせていただきます!
浩庵キャンプ場の場所と駐車場について
こちらが偵察で訪れた浩庵キャンプ場周辺の地図になります。
国道300号線(本栖みち)から直ぐ脇にキャンプ場があります。
アクセスの目印になるのが「紙幣の富士の地」で有名なこちらになります!
本栖湖越しに見える富士山の景色が、1,000円札のデザインに採用され「紙幣の富士」と呼ばれるようになったのですが、周辺に駐車場とトイレが整備されております。
1,000円札のデザインで採用された場所は、実際はこちらではなく中ノ倉峠からの景色になるのですが、そちらも浩庵キャンプ場と一緒に行きましたので、後述したいと思います。
場所につきましては、本栖道(国道300号線)を下部温泉方面に走っていると、左手(トンネル手前)にこちらの景色が見える場所がありますので、トンネルを潜らずそのまま進むと浩庵キャンプ場が見てきます。
浩庵キャンプ場受付の手前にトイレのある駐車場があるのですが、キャンプ道具を持って行くのはチョット距離が長く辛い道のりかと思います。
浩庵キャンプ場のキャンプ料金・予約・混雑について
こちらが浩庵キャンプ場の受付(浩庵セントラルロッヂ)になります。
営業時間は、8:00~20:00までになっているのですが、連休や週末の場合は、混雑具合を見て6:00~7:00頃から前倒しして受付・入場をする場合もあるそうです。
写真に写っておりませんが、建屋の右隣に駐車場と自動販売機があるですが、そちらも結構混雑していて駐車できないこともあるかも知れません。
キャンプサイトは、写真左手に続く急坂の下にあります。
店内は売店と軽喫茶になってまして、湖畔を眺めながら優雅な一時を過ごすことが出来ます。
カレーや丼もの、ラーメン、そば、うどん、ソフトドリンクなど販売してますので、食事をとることも可能です。(ランチタイムのみ)
また、ゆるキャン△の聖地ということもありまして、店内で「ゆるキャン△グッズ」の販売もしてました。
数多くのグッズと共に、店内はゆるキャン△のBGMが流れてまして、聖地巡礼者にとっては、至れり尽くせりな感じだと思います。
店員さんも感じが良く、好感を持てました!!
そして気になるのが、浩庵キャンプ場のキャンプ料金と予約が出来るのか?になりますよね!?
上述してます通り、ゆるキャン△の聖地でもある浩庵キャンプ場ですので、混雑が激しく、前もって予約したいのが人情ってものですよね!
まず、浩庵キャンプ場の事前予約ですが、どんなに混雑が激しい時期でも、キャンプでの使用の場合はネット・電話問わず予約出来ません!
併設されている民宿・ロッジの方は、事前予約が可能なのですが、キャンプの場合は予約が出来ません。
予約が出来ませんので、「早い者勝ち」になります。
この「早い者勝ち」が、浩庵キャンプ場の混雑に拍車をかけていると思います。
来るもの拒まずな精神も良いですが、キャンプ場のキャパを考えると、土日祝日くらいは予約制にした方が良いかもしれませんよね。
そして、浩庵キャンプ場の気になる料金ですが、こんな感じになっております!
- 大人(中学生以上) 600円/1泊
- 子供(小学生) 300円/1泊
- テント設営料 1,000円/1張1泊
- 駐車場 1,000円/1台1泊
- キャンピングカー 2,000円/1台1泊
- バイク 300円/1台1泊
キャンプの料金につきましては、高からず、安からずで周辺の相場と同じくらいかな~と思います。
ただ、混雑が激しく、キャンプの場合は、サイトの予約が事前に出来ないのがネックですよね・・・。
浩庵キャンプ場の薪の値段・風呂・チェックイン、チェックアウトの時間
写真の通り、浩庵キャンプ場の受付の所で、キャンプで使用する薪を購入することが出来ます!
また、釣りに必要な入漁券も販売されてました。
浩庵キャンプ場の薪の値段につきましては、大きい薪は920円(販売中止)、小さな薪(写真に写っていたサイズ)は600円になります。
また、「木こりのろうそく(スウェーデントーチ)」は、1,530円になっております。
「木こりの蝋燭」と聞くと、ついつい「束縛プレイ」、「木こりプレイ」を連想してしまいますよね~(?)
周辺のホームセンターの場合、同じくらいの薪の量で、400円から500円くらいになりますので、若干、お値段がお高めかな~と思います。
木を燃やすだけで600円の費用が必要だと考えると、キャンプもお金が掛かる趣味ですよね。
そして寒い時期になりますと入りたくなるのがお風呂・温泉ですが、浩庵キャンプ場も受付でお願いすると入浴できるみたいですが、真偽のほどは、公式ホームページにも記載がなく分かりませんでした。
どうしてもお風呂・温泉に入りたい場合は、浩庵キャンプ場から車で20分ほどの距離に「富士眺望の湯 ゆらり」という温泉がありますので、そちらを利用しても良いかもしれません!
そして、浩庵キャンプ場のチェックイン、チェックアウトの時間ですが、受付時間は8:00~になりますが、上述してます通り、混雑具合によっては、少し早まることもあります。
チェックアウトの時間が少し早く、10:00までになっております。
撤収に時間がかかりますので、朝早く起きなければならず、かなりバタバタすると思います。
また、夜間(20:00以降)キャンプサイト内への入口が閉鎖されてしまうので、車の出し入れが出来ませんので注意してください。
浩庵キャンプ場の水場(炊事場)・トイレ・シャワーの様子
こちらが浩庵キャンプ場の水場(炊事場)になります!
蛇口も多く、綺麗に清掃もされておりました!
マナーが悪いキャンパーも多いみたいですが、水場に生ごみなどもなく清潔に保たれておりました。
こちらが浩庵キャンプ場のトイレになります。
結構広いトイレでしたが、若干、古い感じの建屋でした。
臭いも特にしませんでした。
トイレの隣にシャワールームがありまして、この時期でも使用可能でした。
シャワーの料金は、2分で100円になります。
体毛フサフサな私なもので、とても2分では終わらないでしょうね・・・。
せめて、ラーメン大好き小池さんのためにも3分に延長して欲しいです!(?)
それにしても、この寒い時期のシャワーは寒そうですよね・・・。
やはり、お風呂に入りたくなるのが人情ってものですよね。
そして、浩庵キャンプ場の目の前にある本栖湖は、遊泳禁止になっているそうです。
湖で沐浴も出来ませんので注意してください!
水場(炊事場)の様子になります!
ここまで車で来ることが出来ます。
自動販売機もありますが、料金は20円前後プラスな値段設定になってました。
炊事場周辺にも受付のような建物があるのですが、こちらではありませんので注意してください。
湖畔キャンプサイト・林間キャンプサイトの混雑の様子
こちらが浩庵キャンプ場の目玉の1つである湖畔キャンプサイトになります。
本栖湖の湖畔にテントを張れてキャンプできるという、ロケーションに恵まれた人気エリアになります。
写真の通り、湖畔まで車で行くことが出来ますので、キャンプ道具の出し入れがとても楽になります。
しかし、湖畔のため、キャンプサイトが斜面になってますので、寝るのに苦労しそうな立地でした。
スコップなどで整地するのも1つの手かもしれませんが、平地を探すのに苦労すると思いますし、朝早く行かないと良い場所はなくなってしまうと思います。
浩庵キャンプ場の湖畔キャンプサイトからの本栖湖と富士山の眺めでございます!
斜面になりますが、この富士山の眺めを求めて、全国からキャンパーが押し寄せているのでしょうね!
ま~ゆるキャン△の聖地と言うことも理由の1つにあるんでしょうけどね~
そしてこちらが浩庵キャンプ場の林間サイトになります。
林間サイトは、車の出入りが出来ないので、荷物の搬出がチョット大変だと思います。
富士山・本栖湖の眺めだけを見ると、湖畔サイトの方が良さそうに思えますが、林間キャンプサイトは平地が広がり、かなり寝やすいと思います。
林間サイトでも、良い場所を確保できれば本栖湖や富士山の眺めが良い所もありますので、やはり混雑する前に、どれだけ早くチェックイン出来るかが勝負になると思います!
到着時間が遅くなりますと、木の根っこがモリモリな場所になってしまう恐れもありますので、早め、早めの行動が吉になると思います!
混雑の様子を見ますと、湖畔サイトよりも林間キャンプサイトの方が、若干、空いているような感じでした。
浩庵キャンプ場周辺の観光地!中ノ倉峠からお札に使われた富士山の眺め
浩庵キャンプ場周辺のおすすめ観光スポットが中ノ倉峠からの富士山の眺めになります!
浩庵キャンプ場の受付から歩いて5分前後の所に「本栖湖公衆トイレ」があるのですが、その脇から30分ほど山道を登ると絶景スポットがあります。
1,000円札のお札のデザインの場所に選ばれたのが、中ノ倉峠からの景色になります。
先ほどの、「本栖湖公衆トイレ」周辺からの本栖湖・富士山の景色と誤解している方が多いのですが、正式には中ノ倉峠からの景色になります。
中ノ倉峠からの富士山・本栖湖の景色になります!
中ノ倉峠の展望台までは、少し急登が続きますが、本栖湖・浩庵キャンプ場へ来たならば、是非、見て頂きたい富士山の絶景スポットになります!
こちらが中ノ倉峠にあります案内板になります。
展望台周辺は、階段状のベンチになってますので、休憩するのに丁度良いと思います。
中之倉峠の看板になります。
1,000円札以外にも、旧5,000円札のデザインにも使われたみたいです。
中之倉峠から浩庵キャンプ場を見ることが出来ます。
テントと車が湖畔に見えてますね~!
かなり混雑していることが分かりますよね!
本栖湖と富士山のコラボレーションは、破壊力満点ですね!
右に見えているお山は、竜ヶ岳になりまして、12月末~1月上旬まで山頂から「ダイヤモンド富士」を見ることが出来ます。
この富士山の景色を見るだけで運気が上昇しそうですよね~
きてます、きてます、富士山パワ~です!!
中ノ倉峠から反対側(西側)方面は、南アルプスを見ることが出来ます。
本栖道を下部温泉方面に進むと、南アルプス展望地がありますので、そちらまで車で行くのもアリかと思います!
浩庵キャンプ場周辺は、富士山、本栖湖、南アルプスの絶景を見ることが出来ますので、時間があるときは、散策してみても良いかもしれません!
キャンプ場のマナーとまとめ
漫画ゆるキャン△の聖地として一躍有名になった浩庵キャンプ場ですが、人気も頷ける素晴らしい富士山と本栖湖のロケーションでした!
キャンプ場では珍しく、直火OK(焚火台が不要)になりますし、湖畔エリア、林間エリアとキャンプ場を選べるのも良い点かな~と思います。
しかしながら、漫画の影響なのか、マナーが悪いキャンパーが多く押し寄せるという悪評がたっている点が勿体ないな~と思ってしまいました。
浩庵キャンプ場周辺を散策してみると、直火OKなのが災いしてか、燃えカス、炭カスがサイト内に置かれたままになってまして、「なんざんす?これは!?」となってしまいました。
とってよいのは写真だけ、残してよいのは思い出だけ
登山で言われている標語になりますが、キャンプでも同じではないのかな!?と感じてしまいました。
登山に限らずキャンパーにもマナーの悪い輩がいるんだな~と改めて感じた出来事でした。
マナーと書くとアレですが、自分が来た時と同じ状態か、それよりも綺麗な状態で立ち去るのが最低限のマナーだと思います。
無知なのか、それとも確信犯なのか分かりませんが、興味がある分野なら最低限のマナーを勉強してから来て欲しいものですよね!
ゆるキャン△を描いた作者も、こんな現状になってしまい嬉しく思っていると思いますか!?
生き様が既にマナー違反な私なのであまり他人様のことは言えませんが、マナーを守って自然を楽しみたいな~と思った浩庵キャンプ場の偵察・調査の時間になりました!
キャンプとは違いますが、登山のマナーとルールについて書いた記事になります。
登山初心者向けになりますが、何かの参考になれば幸いです。