- 大杉谷渓谷から桃ノ木山の家泊で大台ヶ原登山オフ会について
- 大杉谷登山口のアクセス・駐車場・タクシー料金・トイレ・水場について
- 桃ノ木山の家・大杉谷渓谷ルートの動画と登山の日程・天候・メンバー
- 桃の木山の家(桃の木小屋)の料金・食事・水場・トイレ・予約・お風呂について
- 大杉谷渓谷のルート・標高差・コースタイム(千尋滝~ニコニコ滝~桃ノ木山の家)
- 大杉谷渓谷登山口へのアクセスの様子(三瀬谷駅・道の駅奥伊勢おおだい)
- 千尋滝・シン淵・ニコニコ滝の詳細(大杉谷ルート)とヤマビルについて
- 桃ノ木山の家で宿泊!小屋の様子について
- まとめ
大杉谷渓谷から桃ノ木山の家泊で大台ヶ原登山オフ会について
前々から告知しておりました「大台ヶ原と倶留尊山登山オフ会」を2泊3日で行いました!
当初8名の方と行う予定でしたが、体調不良等により6名の方と大杉谷渓谷から桃ノ木山の家で1泊し、大台ヶ原と倶留尊山へ行ってきました!
参加人数の上限や、曜日の関係で参加をお断りしてしまった方には申し訳なく思っております。
大杉谷から大台ヶ原へのルートは、単独ですと行き難くリスクもありますので、ご一緒できるよう調整したかったのですが・・・。
また、関西方面の山に行くと思いますので、その時にご一緒出来たら嬉しく思います!
大杉谷への登山オフ会につきましては、数ヶ月前からこんな感じの応募をしておりました。
そんな感じで今回も色々な方との出会いと登山を楽しむことができ、とても充実した3日間になりました。
秘境大杉谷渓谷から大台ケ原へ登るのが今年の目標だったもので、歩けて良かったものの、ハプニングの連続でかなりの苦行となりました。
ハプニングと聞くと「バー」を連想してしまう誰かさんなのですが(?)、大杉谷を歩く前日から大雨が降り、実施が危ぶまれる状況でした。
天気予報を何度も確認し、バス会社にも問い合わせをして情報収集をした結果、大杉谷の登山口まで何とか行けれそうだと判断し不安が残る中での決行となりました。
蓋を開けてみると、大杉谷の登山口に至る林道が、我々が利用したバスが通過する1時間前まで雨量規制により通行止めになっていたそうです。
雨量規制の閉鎖が長引けば、その場で終了になる訳ですので、色々なラッキーも重なり大杉谷ルートを歩けたのですが、前日からの大雨で川が増水し、渡渉箇所がモリモリとなり非常に歩き難い登山となりました。
また、雨で濡れた岩や木の根っこ、吊橋がよく滑り、気の抜けない1日にもなりました。
写真を交えて後述しますが、大杉谷のコースは、断崖絶壁の縁を歩く箇所が結構多く、滑落すると命を落としてしまう恐れがあったりします。
そして厄介なことに、大杉谷ルートの名物である「ヤマビル」がまだ活動していて、そちらにも注意を払わなければならず、精神的にも辛い一日になりました。
私を含めて2名の方がヤマビルとのディープキスで「流血の愛」をする羽目になったのですが、地元の丹沢のような大群でなかったのがせめてもの救いとなりました。
そんな大杉谷からの大台ヶ原のコースですが、中々歩く事のできない秘境感モッコリのルートですので、詳しく書いていきたいと思います!
今回は大杉谷登山口へのアクセスや、宿泊した桃ノ木山の家(山小屋)までのルートについて記事にしていきたいと思います!
大杉谷登山口のアクセス・駐車場・タクシー料金・トイレ・水場について
こちらが桃ノ木山の家(山小屋)へのアクセスの基点となる、大杉谷登山口になります。
地図のとおり、大杉谷登山口周辺には、コンビニはおろか自動販売機もありません。
登山用の資材は、道の駅奥伊勢おおだいで準備して下さい。
こちらが大谷杉峡谷の登山口付近にある周辺地図になります!
地図のとおり、沢沿いを歩くルートになってまして、名瀑が数多く鎮座しているのが大杉谷登山の目玉になっております。
そして今回の大杉谷登山口までに使ったアクセス・料金・時間がこちらになります!
横浜駅高速バスターミナル 22:55発 → JR松坂駅付近 翌日 8:35着
高速バス料金 4,270円
JR松坂駅 9:16発 → JR三瀬谷駅 9:47着
JR特急ワイドビュー南紀1号・紀伊勝浦行(特急利用)料金1,250円
JR三瀬谷駅近くの「道の駅奥伊勢おおだい」から大杉谷登山口へのバスに乗り換え。
三瀬谷駅徒歩10分の距離ですので要注意です。
道の駅奥伊勢おおだい観光バス駐車場 10:30発 大杉谷登山口 12:15着
バス料金は1名2,500円(片道)
この登山バスは事前予約が必要で、4人以上の乗車者がいないと運行しません。
登山バスの予約につきましては、3日前までに必要です。
こちらの登山バスは、山道を1時間30分かけて登山口まで行くのですが、狭くてクネクネとした道を進みますので、車酔いする方は薬などの対策が必須になります。
登山バス1時間ほど進むと、大台ヶ原登山センターでトイレ休憩と登山届の提出及び入山料1,000円(任意)の支払いとなります。
入山料を支払わない場合、トイレの利用は1回100円になるそうです。
大杉谷登山口へのアクセスが、果てしなく遠く、腰砕けの時間となりました。
高速バスを使用した事もありますが、前日の23:00に横浜駅を出発し、大杉谷登山口に到着したのが翌日の12:30ですので、海外旅行よりも辛い長時間移動となりました。
また、地図のとおり、大杉谷登山口の近くに無料の駐車場があるものの、非常に狭く、ハイシーズンになると満車で駐車できなことが多いそうです。
大杉谷登山口までの道路も幅が狭く、個人的にはバスでアクセスする事をおすすめします!
普通車でもすれ違えない道幅ですので、免許初心者は避けたほうが無難です。
大杉谷渓谷登山口までのタクシー料金と所要時間がこちらになります。
登山バスが出ている三瀬谷駅まで9人乗りで17,000円ですので、7人集まればタクシーの方がお値段が安くなります。
所要時間も1時間20分とバスより短いので便利ですよね。
また、登山口周辺には水場・トイレはありませんので注意して下さい。
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桃ノ木山の家・大杉谷渓谷ルートの動画と登山の日程・天候・メンバー

上記写真を押すと、今回登った大杉谷渓谷・桃ノ木山の家(山小屋)までの動画を観ることができます!
前日の大雨の影響で、大杉谷ルートは、結構荒れていてビックリしました。
足元が悪い感じでしたが、定期的に滝がお姿を見せてくれて疲れが吹き飛ぶ景色に感動してしまいました!!
大杉谷の沢の様子や滝につきましても動画で撮ってますので、雰囲気が伝われば幸いです!
大杉谷渓谷・桃の木小屋への登山は、天気が良い日がおすすめですので、是非、出没してみて下さい!
そして、今回の大杉谷・桃ノ木山の家・倶留尊山登山の概要は、こんな感じになっております。
登山日程:10月25日~27日(土、日、月)[2泊3日桃ノ木山の家泊]
天 候:10月25日 曇り時々雨 結構蒸し暑くヤマビルも活動してました。
メンバー:まえちゃん、かおりん、ナカシマさん、メグさんと私の計5名
桃の木山の家(桃の木小屋)の料金・食事・水場・トイレ・予約・お風呂について
こちらが今回宿泊した桃の木山の家になります。
桃の木山の家は「桃の木小屋」、「桃ノ木山の家」など表記がバラバラなのですが、どれが合っているかよく分かりません!
ただ、桃の木山の家付近で「桃の木」を見つけることはできませんでした。
桃の木山の家は、先人達の口コミも良く、特に食事が美味しいと評判でしたので楽しみにしていた宿泊先になります。
桃の木山の家の予約は電話のみになってまして、インタネットからの申し込みは出来ません。
宿泊前日までは予約のキャンセルができましたが、食事付きでの予約キャンセルの場合は、分かり次第直ぐに連絡して欲しいとのことでした。
食事付きの予約で当日キャンセルの場合は、キャンセル料が発生するみたいですが、悪天候等の理由の場合は、請求はしないそうです。
こちらは、桃の木山の家からの主要目的地までのアクセス(距離・時間)と、宿泊料金の一覧表になります。
桃の木山の家の宿泊料金は、1泊2食(朝・夜)で9、000円、素泊まり5,500円になりまして、無料で寝具が付いてきます。(寝袋・マットの持参は不要です)
桃の木山の家のお昼のお弁当は「中華チマキ(1,000円)」になるのですが、口コミのとおり非常に美味しくておすすめです!
今回ご一緒したナカシマさんの情報でお弁当を注文したのですが、間違いのない美味しさでした♡


こちらは、桃の木山の家の売店になるのですが、ジュースやビール、ウイスキー等の始め、お菓子やおつまみ等も販売してました。
山小屋とは思えないほど種類も豊富でした!
料金につきましては、いわゆる「山小屋価格」でしたので、買いすぎると金欠になりますので要注意です!


こちらが桃の木山の家の水場になります!
それほど冷たくはないものの、とても美味しいお水でした。
勿論、お水は無料になります!
水場のすぐ近くに綺麗なトイレがありまして、男女共有ですがかなり広いです。
紙もモリモリありましたので、持参は不要です。


こちらが桃の木山の家の名物の1つであるお風呂になります!
入浴時間は17:30~19:00までになってまして、素泊まり客も利用可能です。
※日帰り入浴はやってないみたいです。
今回は宿泊者が少なかった関係で、男女入れ替わり制でした。
山ガールの出汁が染み出るお風呂に浸かれると思い意気揚々と向かったのは内緒ですよ♡
写真のとおり湯船が狭く、最大で3、4人が入れる広さですので、混雑していると微妙だと思います。
残念ながら、石鹸、シャンプー等は使用できません。
また、桃の木山の家は、とても広い山小屋でして、宿泊できる定員は300名前後になるそうです。
そして残念な事に、桃の木山の家にはテント場はありません。
大台ヶ原周辺はテント泊禁止ですので注意して下さい。
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大杉谷渓谷のルート・標高差・コースタイム(千尋滝~ニコニコ滝~桃ノ木山の家)
こちらは、今回歩いた大杉谷渓谷・大台ヶ原登山のうち、千尋滝~ニコニコ滝~桃ノ木山の家までの登山地図・ルートと標高差になります!
谷間歩きが続く影響か、途中からログが上手く取得できてませんでした。
そんな前編ですが、大杉谷渓谷登山口から出発し、千尋滝~ニコニコ滝~桃ノ木山の家までになります。
標高差の地図の通り、ゆるやかな登りが道が続きます。
沢沿いの道を歩きますので、アップダウンは小さいものの、断崖絶壁の箇所もあったりと、油断ならないルートになります。
そしてこちらが大杉谷登山口から千尋滝~ニコニコ滝~桃ノ木山の家までのコースタイムになります!
大杉谷登山口 12:13 → 12:24 大日グラ吊橋 → 12:30 能谷吊橋 12:34 → 12:35 能谷川原 → 12:40 地獄谷吊橋 → 12:49 無人雨量計 → 12:54 苔むす岩場 → 13:04 京良谷 13:07 → 13:09 京良谷出合 → 13:22 日浦杉吊橋 → 13:37 水越谷出合 13:40 → 13:42 千尋滝 → 13:52 千尋滝前休憩所 14:07 → 15:02 ニコニコ滝正面展望・休憩所 → 15:18 平等グラ吊橋 → 15:25 平等グラ → 15:27 大杉谷 15:35 加茂助吊橋 15:42 → 15:42 大杉谷 → 15:45 加茂助橋上休憩所 15:50 → 16:04 不動谷出合 → 16:09 桃の木吊橋 → 16:10 桃ノ木山の家(宿泊)
大雨で増水していたため渡渉に時間をとられてしまいましたが、ノンビリ滝を見る時間も取れたので、丁度良いペースで歩くことができた感じでした。
沢沿い歩きに慣れてない方は、コースタイムに余裕を持たせたほうが良いかな~と思います。
大杉谷渓谷登山口へのアクセスの様子(三瀬谷駅・道の駅奥伊勢おおだい)
秘境大杉谷峡谷を目指して横浜駅から夜行バスで出発でございます!
夜行バスは、中々寝付けれないので「睡眠サプリメント」を数日前から飲んで備えました。
登山の宿泊や移動の時に睡眠サプリメントは結構良いと思っております。
睡眠薬ですと少し怖いですしね。
大雨が降る中、よ~やく三重県松阪駅に到着です!
松阪といったら牛ですよね~
いや~食べたかったですね~~
今回の登山オフ会の参加者であるマエチャン(左)、カオリン(右)でございます。
マエチャンは色々な山道具を操る「邪悪なドラえもん」と陰で言われ恐れられております。
カオリンは、バレー・マラソン・ヨガなどの多様な趣味を持ち、度胸も据わった方でございます。
アオヒゲさん(私)は、48手が得意な「自称夜の帝王」になります(?)
松阪駅から特急に乗り、大杉谷渓谷登山のアクセス基地になります三瀬谷駅に到着です!
ちなみにこの三瀬谷駅は無人駅になりまして、ICカードの利用は不可になります。
登山バスの発車まで時間もあるので、道の駅奥伊勢おおだいで買い物をすることにしました!
680円でウナギを食べれるとは安い!と思い、内容をよく見ず値段ありきで購入してみました。
道の駅奥伊勢おおだいは、食堂もあったりと、施設が充実してましたので、大杉谷渓谷登山の準備によいかもしれません。
何故か警察官を見かけると、隠れたくなるのはなんざんしょ?(笑)
こちらが大台ヶ原登山口になりまして、ここで登山バスのトイレ休憩があります。
入山料(1,000円任意)と登山届の提出を求められます。
腹も減ったのウナギを食べようとパッケージを開けると、なんと3切れしか入ってませんでした・・・。
このガッカリ感は言葉になりませぬ・・・。
「ウナギのタレご飯弁当!」ではありますが、貧乏セットが大好きな私にとってはお馴染みの味なので、大変おいしゅうございました♡
大杉谷渓谷の登山口が近づくにつれて道が狭くなってきました。
私はここまで車の運転をしたくないですね~
よ~~やく大杉谷渓谷登山口に到着でございます!
ここまで本当に遠かった・・・・
そして、ここから桃ノ木山の家までも地味に遠く・・・。
この手前に無料駐車場がありまして5台前後は駐車可能なスペースがあります。
いい感じにモザイクいらずなボケボケに写してくれたバスの運転手さんでした。


桃ノ木山の家を目指して進んでいくと、大杉谷渓谷名物である登山協力金の自動販売機がありました。
1,000円と2、000円のボタンがありました。
素敵な大杉谷渓谷入山の記念品をゲットできます!
こちらが宮川第三発電所になりまして、桃ノ木山の家方面は、建物の脇に登山道が続きます。
よ~やく大杉谷の登山口に立つことができました。
前から来たかった大杉谷渓谷でございます。
も~満足したので、ここで神奈川へ帰ってもよいかも?と思ったような思わないような(笑)
千尋滝・シン淵・ニコニコ滝の詳細(大杉谷ルート)とヤマビルについて
雨宿りに最適な登山道を進んでいきます!
まずは桃ノ木山の家の手前にあります千尋滝を目指します!
大杉谷ルートを引いて撮ってみました!
お察しの通り、左側に落ちるとタダではすみませぬ。
ここの岩場もよく滑り怖かった・・・。
大杉谷渓谷は、登山中級者向けのコースですが、雨が降り足元が濡れていると難易度がグッと上昇いたします。
大杉谷渓谷をモリモリ進むと吊橋が見てきます。
桃ノ木山の家まで、何本の吊橋を渡ったか分からいほど多くの橋がありました。
前日の大雨の影響で、登山道の脇から大量の水が湧き出し滝のような光景になってました。
こんな感じの岩場歩きも結構多く、足元が滑るので気を抜くことができない状況でした。
大杉谷渓谷の登山道は、本当よく整備されております。
しかし、今回は川も増水し、渡渉が多く気が抜けません・・・。
こちらが能谷川原になります。
桃ノ木小屋まで5.3kmもあります・・・。
ここから桃に乗って下流に流されたいものですね(笑)
ジブリの映画に出てきそうな雰囲気の良いコケ地帯がありました。
愛情をこめて接してくれる山ガールがいないもので、私のシモの息子もこんな感じのコケ地帯になりつつです。(?)
桃が流れてこないかな?と、眺めていた時間帯でした(笑)
大杉谷のルートは、結構河原付近を歩くコースもありますので、大雨降ると歩けなくなります。
要所要所に道標もありますので迷うことは少ないと思います。
それにしても地味に危ない箇所や沢のプチ渡渉が多く、登山靴が濡れて不快指数がマックスになってきました。
眺めの良い吊橋が多いのが救いでした。
登山オフ会なのに喋ることもなく黙々と歩くのみでした(笑)
大杉谷峡谷らしい谷間の景色ですよね~!
人を寄せ付けない秘境感がモリモリ漂っております。
桃ノ木山の家までは、こんな足場の悪い登山道が多く気が抜けません。
増水してますが、水が綺麗で大変癒されました!
渓谷歩きや滝が好きな方に大杉谷渓谷はおすすめでございます!
桃ノ木山の家を目指し進んでいくと、大杉谷の名物の1つである千尋滝が見えてきました!
前日の大雨の影響で増水し、滝も迫力満点でした!!
上部の動画で千尋滝も撮影してますので、そちらで滝の迫力をご確認ください!
桃が流れてきたら一気に砕け散り、おじいさんとおばあさんは悲しんでしまうと思います(笑)
千尋滝で滝行も、一発で首の骨をへし折られてしまいますので注意してください!
大杉谷を歩いているんだな~と、感激してしまいました。
数年前から大杉谷から桃ノ木山の家を経由して大台ヶ原へ行きたかったもので、念願が叶った瞬間でした。
千尋滝・・・一発で大好きになりました♡
将来、娘ができたら名前を「千尋」にするね♡(嘘)
ちなみに千尋滝は、大杉谷渓谷のこんな場所にあります。
モザイクが濃いめですが、普段見る動画に比べたらクリアでなものですよね!!
皆さん、一斉にドン引きしてました(笑)
唯一、ナカシマさんだけが私の発言にニヤニヤ答えてくれました(笑)
ちなみにこちらが千尋滝の休憩所(東屋)になります。
千尋滝から今度は「ニコニコ滝」を目指したいと思います!
相変わらず登山道が浸水していて非常に滑り危ないルートでした。
登山道の直ぐ脇にも名もなき滝があり癒されるのですが・・・
登山道が沢の水で水没していて怖い渡渉となりました・・・。
桃が流れるように、カオリンさんも流されてしまいそうな水量でした。
大杉谷のルートは、登山に慣れた方でないとチョット難しいかもしれません。
こちらは登山道になるのですが、川と化しておりました。
も~靴の中まで水が入り、酸っぱい臭いがしてきました(笑)
所々雰囲気の良い箇所もあるんですけどね~
それにしてもニコニコ滝が見えてきません。
千尋滝からニコニコ滝までは、地味に遠く感じました。
お!ここはなんざんしょ?
雰囲気が良いですね~♡
こちらはシン淵になりまして、「THE大杉谷」と呼んでもよい雰囲気の良い所になります。
写真では伝わらないと思いますが、川の水量が凄く、かなり迫力のある沢沿い歩きになりました。
シン淵では、こんな割れ目の中に挿入(突撃)する個所もあったりします。
割れ目に突撃する姿って、なんか良いですよね(笑)
こちらが昭文社の山と高原地図に記載されている「クグリ」の箇所かと思われます。
大杉谷を紹介する観光用のパンフレットでよく採用されている構図がこのシン淵になります。
見えていませんが、奥のほうにニコニコ滝があります。
ニコニコ滝って名前が可愛いですよね!
も~少し沢の方に行ってニコニコ滝を写したかったのですが、あまりにも水流が強く断念しました。
大杉谷の雰囲気を楽しめたので、これはこれで良しといたします!
桃ノ木山の家とニコニコ滝へのルートは、正面に続くのですが、こちらも増水していて渡渉に難儀しました。
岩は滑るし大変でした。
大杉谷らしい景色ですよね~
増水した大杉谷渓谷歩きも、ある意味貴重な体験なのかもしれませんよね。
なにやら見覚えのあるお姿が登場しました。
こちらはミミズではなく「ヤマビル」になります。
大杉谷渓谷もヤマビルの生息地域になりまして、4月~10月までは活動していますので要注意です。
こちらの記事で山ヒルの対策と対処方法について書いてますので、良かったら登山の参考にしてみてください。
山ヒルと格闘していると、お目当ての1つであるニコニコ滝が見えてきました!
いや~全くニコニコしていませんよね~
凄い水量に圧倒されてしまいました。
ニコニコ滝周辺の様子になります。
「峡谷」という言葉に合う景色でございます。
それにしてもニコニコ滝が美しいです♡
千尋滝とは違った魅力がありますよね~
私、滝が大好きなので、ず~~~っと見ていられる景色でございます。
大杉谷の荒々しさが満載の箇所ですよね~
川が山を削り、複雑な大杉谷の地形を作ったのが良くわかりますよね~
桃ノ木山の家までのルート上の吊橋は、結構高い所に設置されているので、高所恐怖症の方には辛い時間になるかと思います。
桃ノ木山の家で宿泊!小屋の様子について
ニコニコ滝を後にすると、よ~~~やく本日の宿である桃ノ木小屋の道標が見えてきました!
正面に見えるのが、本日の目的地である桃ノ木山の家になります。
非常に雰囲気の良い所にある山小屋でございます。
桃ノ木山の家周辺の紅葉は少し早かったです。
紅葉の最盛期になると、桃ノ木山の家周辺は、素晴らしい景観になります。
この吊橋の時間は、皆様の足取りが非常に早かったです!
そんな感じで本日のお宿である桃ノ木山の家に到着でございます!
あの鐘を鳴らすのは私~♪と思いながら手続きをしました(?)
こちらが桃ノ木山の家の寝室になります。
「今日はツーフィンガーが頑張ります!」と、ナカシマさんが高々に宣言していました。
あの指で激しく掻き混ぜられると思うと、なぜか濡れてしまいました(?)
そんなツーフィンガーの時間が過ぎ去り、桃ノ木山の家の夕食でございます!
普段、フルーツは食べないのですが、山の中で食べると美味しく感じますよね~♡
それにしても、タルタルソースって、なんかエッチですよね♡
コケの入り具合が私のとソックリです♡(???)
大杉谷の苦労を語りながら、皆様とディナーを楽しみました!
やっぽり今日はツーフィンガーだそうです(?)
桃ノ木山の家は、雰囲気のある山小屋でございます。
登山関係の本も豊富で、時間をつぶすのに事欠きません。
こちらが桃ノ木山の家の受付になります。
歴史を感じる造りですよね~!
メグさん(左)とカオリンさん(右)が熱いトークを繰り広げておりました!
アオヒゲ、大杉谷から桃ノ木山の家までが、こんな危険なコースだとは聞いてなかったですぞ!!と、言っていような、言ってなかったような・・・。
折角の山小屋での宿泊ですので、色々と食材を持ってきました。
皆様、色々とありがとうございました!
イチタマさん、イチロー美味しかったです!!
こちらもありがとうございました!
やっぱり今日はツーフィンガーだそうです!
どんな桃ノ木山の家での夜になったかは、ご想像にお任せ致します♡
まとめ
「苦行」という言葉がぴったりな大杉谷登山の1日になりました。
ヤマビルに襲われ流血したり、濡れ岩で足を滑らせ負傷したりと満身創痍な登山になりました。
「登山オフ会」という名目ですので、もっとマイルドでお気軽な1日を予定していたのですが、前日の大雨の影響もあり、真逆な行程になってしまいました。
大杉谷峡谷は「中級登山者向けのルート」になるのですが、雨が降ると一気に難易度が上がり「上級者向けルート」と言っても過言ではないと思います。
大杉谷のルート上は、岩場歩きが多く、濡れていると非常に滑りますし、雨が降ると渡渉箇所が増えてしまいルートファインティングで結構時間が掛かってしまいます。
また、登山バスを利用すると、登山口に到着する時間が12時過ぎと遅く、トラブルがあると明るい時間に桃ノ木山の家に辿り着けないリスクもあります。
沢沿いの道は、登山道が分かり難いところも多いので、ナイトハイクは避ける必要があります。
色々と苦労しましたが、参加された皆様は山慣れしている事もあり、日没前に宿泊先の桃ノ木山の家に到着できたのが良かった限りでした。
雨や渡渉で体が冷えてしまったのですが、桃ノ木山の家にはお風呂があるので大変助かりました!
色々と話が尽きない桃ノ木山の家での宿泊の時間になったのですが、次回はさらに大杉谷を遡上し、卵でも産むか?てなノリな1日になりました!
そんな感じで大台ヶ原登山オフ会は次回中編に続きます!
大台ヶ原登山オフ会2日目に歩きました大杉谷ルートの粟谷小屋・七ツ釜滝・日出ヶ岳について書いた中編の記事になります!