- 杓子山と石割山登山について
- 杓子山・石割山登山の日程・天候・メンバー・アクセス・駐車場・地図について
- 三つ峠駅~杓子山~二十曲峠~石割山~山中湖登山のコース状況
- トイレ・水場(三つ峠駅~杓子山~二十曲峠~石割山~山中湖)の状況
- 登山装備・登山アイテム
- 杓子山と石割山(三つ峠駅~二十曲峠~山中湖)のコースタイム・コース標高差
- 三つ峠駅~倉見山~杓子山登山の様子
- レンゲショウマの花と二十曲峠への登山の様子
- 石割山~石割神社~山中湖登山の様子
- まとめ
杓子山と石割山登山について
河口湖・山中湖周辺の山は、富士山の景色がとても素晴らしく、個人的に大好きな山域になるのですが、今日は比較的登山者が少なくマイナー感溢れる「杓子山・石割山」に登ったときの事を書いてみたいと思います!
「杓子山」と聞くと、北アルプスの白馬三山の方を思い浮かべてしまいますが、そちらではないので悪しからずです!
河口湖周辺の山で有名なのが「三ツ峠山」になりますが、その反対側にそびえているのが「杓子山」になります。
夏の初め頃になると、紫色で可愛いお花である「レンゲショウマ」が咲き乱れ、台湾や大陸のほうまで移動する珍しい蝶である「アサギマダラ」が飛び交う素敵な山になります。
そんなアサギマダラを見ると、アオヒゲマダラな私は、何故か興奮してしまいます。
何故かと申しますと、「台湾」に行きたいな~と思ってまして、「台湾の山ガール」と仲良くなりたいと思い、「台湾料理屋さん」によく出没しております。
注文した内容とかけ離れたものを時々持ってくるのですが、「新手の詐欺か!?」と思いつつ、そんな台湾ガールに胸が躍っております♡
も~台湾料理屋さんでバイトしようかと思うほど、「新手の詐欺」に心を鷲掴みにされているのですが、全然「台湾山ガール」と関係ないところが???ですよね(笑)
良く分からない話は尽きない感じですが、暑い時期になると、杓子山・石割山は、標高がそれほど高い山ではないので、なかなか登ろうと思わないですよね。
しかし、間近で富士山の勇姿をみる事ができますので、お勧めなお山になります!
杓子山と石割山は、公共交通の便もソコソコ良いので、サクッと登るには便利かな~と思いつつ、出没したのですが、生まれ持ったmな性癖が開花し・・・。
途中から一般登山道を外れ、なんだか分からないルートに入り込んでしまい、独りで泡を吹いてしまった1日になりました。
前半部分のルートにつきましては、全くお勧めできませんので、参考にしないで欲しいと思います。
ただ、私みたいに普通の登山道で満足できない「変態登山者」には、お勧めかな~と思います(´∀`*)
そんな感じで、杓子山・石割山を絡めたこんな1日になりました!
杓子山・石割山登山の日程・天候・メンバー・アクセス・駐車場・地図について
登った日:7月下旬頃の暑い時期
天 候:晴れ
メンバー:単独
杓子山と石割山へのアクセスですが、今回は三つ峠駅を利用しました!
こちらが杓子山登山の起点となる「三つ峠駅」周辺の地図になります!
家から電車を乗り継いで三つ峠駅まで行きました!
<行きのアクセス>
小田急線・JR線・富士急行を乗り継ぎ「三つ峠駅」下車
こちらが帰りに利用した山中湖畔にある平野バス停付近の地図になります。
<帰りのアクセス>
富士急行バス 平野バス停 16:15発 富士山駅行き乗車 770円
平野バス停から新宿駅まで高速バスが出ていますので、そちらの利用の方が、早く安く済むかも知れません。
しかしながら、山中湖周辺渋滞が凄いので、それにハマると時間が掛かってしまいます。
三つ峠駅~杓子山~二十曲峠~石割山~山中湖登山のコース状況
三つ峠駅~杓子山~二十曲峠~石割山~山中湖への登山コースの状況状況ですが、三つ峠駅~見晴らし台(倉見山近く)までは、バリエーションルートになります。
三つ峠駅から、倉見山への道標が多くありますので、私みたいに無理してバリエーションルートで登る必要はありません!
倉見山への登山口から杓子山を目指せば、迷う事はないかと思います。
倉見山から杓子山方面は、痩せ尾根があったり少し怖い岩登りもありますが、難易度は低いので問題ないかと思います。
向原峠から杓子山までは、山と高原地図ですと「破線ルート」になっておりますが、踏み跡も明瞭ですし、マーキングも随所にあるので、難しく感じませんでした。
杓子山~二十曲峠~石割山~山中湖は、一般登山道になりますので、危ない所もなく、ノンビリとした登山を楽しむことが出来ます!
トイレ・水場(三つ峠駅~杓子山~二十曲峠~石割山~山中湖)の状況
三つ峠駅~杓子山~二十曲峠~石割山~山中湖の縦走路上の、トイレと水場ですが、今回使ってませんが、「厄神社」から倉見山へ登る途中に水場があるそうです。
そちらの水場は、枯れる事はなさそうです。
また、二十曲峠にも水場とトイレがあります。
二十曲がり峠の水場は、夏場や雨が少ない冬になると、枯れることがあるそうです。
石割神社にもトイレがありますので、今回のルートは女性ハイカーにも歩きやすいかな~と思います!
登山装備・登山アイテム
水 2.5L(内訳:2.0L持参、二十曲峠水場0.5L補給(余り 0.0L))
スポーツ飲料 2.5L(内、2.0L消費。)
貧乏セット(菓子パン3個)、チョコレート45g、飴玉10個、柿の種1袋、コーヒーセット一式(粉20g)
ヘッドライト、予備電池、ダブルストック、日焼け止め、虫除け、薄手の手袋、カップ、ガスバーナー、コンパス、着替え(シャツ)、消臭スプレー、熊鈴、地形図、その他諸々
今回の杓子山と石割山登山で使用した登山装備・登山アイテムになります!
今回歩いたコースも、ツキノワグマの生息域になりますので、熊鈴を登山の装備に追加しておくと安心だと思います!
杓子山と石割山(三つ峠駅~二十曲峠~山中湖)のコースタイム・コース標高差
富士急行三つ峠駅 7:59 → 9:33 見晴らし台 9:45 → 9:58 向原峠 → 11:04 根元神社分岐 11:11 → 11:22 杓子山 11:34 → 11:57 鹿留山分岐 → 13:03 二十曲峠 13:26 → 13:53 御正体山・石割山分岐 → 13:55 石割山 14:02 → 14:17 石割神社 → 15:30 平野バス停
杓子山・石割山登山のコースタイムになります!
バリエーションルートを歩いたものの、山と高原地図のコースタイムよりも圧縮して歩けております。
富士急三つ峠駅から出発し、いきなり道を間違え(?)、倉見山には行かず杓子山へ進み二十曲峠~石割山~山中湖の平野バス停までの縦走になります!
標高差の通り、杓子山まで急登が続きますが、石割山までは、なだらかな尾根歩きが出来るルートになります!
三つ峠駅~倉見山~杓子山登山の様子
今日は三つ峠駅から杓子山と石割山登山のスタートです!
私の人生の峠は、既に三つ越しているのですが、まだまだモリモリでゴールが見えておりません・・・。
きっと、白目泡吹きの刑で終わってしまう人生なんでしょう・・・。
三つ峠山が綺麗です!
屏風岩もバッチリ見えました!
杓子山・石割山でなく、三つ峠へ登れば良かったと後悔したのは内緒ですよ!
倉見山への案内は多いのですが、杓子山の案内が殆ど無く、この辺かな?と思われる尾根から入山する事に・・・。
そうなんです!
舗装路なのに、途中でルートを見失ってしまいました・・。
地形図からして登れば行けれそうなので、「突撃晩御飯」のノリでバリエーションルートで行ってみることに!
人生ブレまくりの私でございます。
写真も大変ブレておりますが、こんな杭がルート上に多数有ります。
これを目印に倉見山の途中まで登っていっても良いかもです!
倉見山近くまで、薄っすら踏み跡がありますが、獣道も多くあんまり当てに出来ません。
それにしても結構急な登りですね~
なぜ、私はこんな悪路(バリエーションルート)を歩いているのでしょうかね(笑)
完全に白目になった辺りで、緩やかな尾根になってきました。
地形図からして、そろそろ倉見山の近くと思われます。
違ったらどうしよう!?と、ドキドキの時間帯でした・・・。
段々と踏み跡が濃くなり、ここで初めてマーキングを見つけました。
コンクリート工場から延びるグレールート(登山道ではない道)と合流したみたいです。
それにしても、静かですね~(´∀`*) /p>
ま~こんなところ、歩く人も少ないでしょうね~
結構きつい坂を登ると、手作り感満載のベンチに到着します。
人工物が有ると、なぜかホッとした時間になりました。
ここで山ガールと二人でお茶をしている妄想をして楽しみました(?)
ベンチから少し進むとこちらの道標の裏側に出ました。
この道標の近くにも、立派なベンチがありますので、山ガールと二人でお茶する妄想をするならお勧めですよ(笑)
ここから倉見山の頂上もよく見えました!
倉見山へ行こうかな~と思いつつ、既にゲッソリの為、見なかったことにしました。
よっ!富士山!!
夏の時期は雲に隠れていることが多いので、久しぶりに見れて感激でございます!
杓子山と石割山は、正に富士山の絶景登山コースになります!
南アルプスと三つ峠山も綺麗に見えました!
夜景も綺麗でしょうね~!
ここまで登るのが大変ですけどね・・・。
杓子山へ進んでいくと、急激な下りとなり、膝が割れそうになる直前にこちらの寿駅方面へ至る分岐が出てきました。
こちらも未踏なので、何かの機会に歩きたいですね~
杓子山へ目指していると、アサギマダラがモリモリ飛んでました!
アオヒゲマダラな私の事が好きらしく、ラブラブな感じに一緒に歩いちゃいました♡
やっぱり虫は人を見る目があります!(笑)
それ引きかえ、若いおねーちゃんときたら・・・。
冷たい視線しか送ってきませんからね~(>_<)
達筆な感じですが、向原峠に到着です!
最初、「左」を指していると思いビックリしましたが、よく見ると割れているだけですね(笑)
低山には、こんな道迷いのトラップがモリモリなので、注意が必要ですよね!
向原峠からは、踏み後が薄いのですが、所々に杓子山への道標があるので助かります!
段々と道が細くなり、急になってきます。
そして良く滑り滑り落ちてしまいました・・・
トラバース気味の踏み跡が所々あるのですが、危ないのでお勧めしません。
この岩場が本日の核心部ですかね。
写真だとアレですが、ここの両側が崖になってましてキレ落ちてます。
雪がある時期に下りで利用したくない場所ですね~
踏み跡不明瞭ですが、基本、杓子山へは尾根伝いに進めば大丈夫です!
少し開けた所で根元神社の分岐となりました。
思った以上に道標の整備がされてますので、迷うことは少ないかな~と思います。
モリモリと咲いていて、目を楽しませてくれます!
花の名前は・・・なんとかブキブキだったような・・・(笑)
花占いにもってこいのお花が咲いてました!
アオヒゲさんの事が好き、嫌い、好き、嫌い、お肉が好き、野菜が嫌い、お金が好き、借金が嫌い・・・そんなアオヒゲさんの事が大好き♡となるはずです!(笑)
妄想が続きますが、急登をこなすと、やっとこさ杓子山の頂上に到着です!
中々モダンな山名プレートが置いてありました!
今度杓子山へ登る時は、台湾山ガールと二人で来て、愛の鐘を鳴らして和田さんみたいになりたいと思います(?)
杓子山の頂上からの富士山になります!!
この富士山の景色を杓子山から見たかったんです。
杓子山の標高は1,598mもあり、立派なお山ですよね!
リンドウも杓子山の山頂でモリモリ咲いてました!
ヤマユリも綺麗ですね~!!
杓子山の山頂は、お花がモリモリ咲き乱れお花畑になっていたのですが、日が強く暑かたったです・・・
美白命の私にとっては、辛い時間でございました・・・。
う~~んこのアングルの富士山も素敵ですね!
富士のすそ野の色が違う所が自衛隊の富士演習場になります!
毎日国防お疲れ様です!!
これから向かう石割山・山中湖方面です!
空と森が綺麗です!
なんだか今なら空を飛べる気が致します(笑)
それにしても美しい富士山でございます!
雪がない富士山は見慣れないものですが、それでも綺麗な山容をしてますよね!
7月1日が富士山の山開きになりますが、今年も凄い登山者の数になりそうですよね!
レンゲショウマの花と二十曲峠への登山の様子
そんな感じで杓子山から二十曲峠を目指していると、レンゲショウマがモリモリ咲いておりました!
レンゲショウマも可愛いお花ですよね!
私も負けてられない!!と、思った瞬間でした(?)
レンゲショウマのお花に癒されていると、富士山がだいぶモザイク姿になってきましたね~・・・。
夏の空のイタズラってやつですね!
杓子山の直下は結構急なところが多く、縄場が多数あって面白いです!
この周辺は、レンゲショウマの群落がチラチラありますので、花の時期が合うと素敵な景色が広がると思います!
下りきると至福の尾根歩きとなります!
いや~涼しくて最高です♪
なんとか峠です(笑)
アッチが内野ならそっちは外野でしょうかね?
なんだか良く分からんですが、ナデシコが結構咲いていて驚きました!
杓子山・石割山間は、本当にお花が多いですね~!!
ちょっとした登りをこなすと、二十曲峠が見えてきます!
結構人がいますね!
二十曲峠の駐車場は広く、トイレもあるので、中々良い所です!
こちらが二十曲峠の水場でございます!
水量は多いものの、さほど冷たくも無く味は無味無臭です(笑)
6月は枯れていたそうです。
(よく話しかけてきたおばちゃんの談)
腹黒い虫が騒いでいるので、二十曲峠でお昼(貧乏タイム)としました。
相変わらず金銭的に余裕がありません(笑)
石割山~石割神社~山中湖登山の様子
二十曲峠から石割山を目指します!
トリカブトですね!
少し飲むと夜が元気になるそうですが、飲み過ぎるとこの世から「さようなら~!」になるので、注意が必要です!
良い子は飲んではいけませんね!
石割山への登山道に花が結構咲いていて飽きませんね~!
でも、暑くて嫌になります。
そろそろ頂上かな?
鉄塔を越すと直ぐにこの分岐となります。
だいぶ時間も押しているので、素直に石割山へ向かいました!
また今度、御正体山へ登りたいと思います!
よ~やく石割山に到着です!
登山者がお昼ご飯を楽しそうに食べておりました!
私も仲間に入れて欲しかった・・・。
石割山からの富士山と山中湖の景色になります!
少しガスってきましたが、山中湖とのコラボが絵になりますよね!
石割山から少し下るとと石割神社になります!
石割神社の有名なご神体であるパッカリ♪になります!
私のお尻のパッカリ♪よりも迫力が桁違いですね!
石割神社から更に下っていくと東屋に到着します。
ここで石割の湯(日帰り温泉)方面と分岐します。
時間もあるんで、ここで少し昼寝してみました。
石割山登山で有名な長い階段になります。
上を見るだけで吐き気がしてきますよね(笑)
石割登山口バス停から山中湖方面に進むと、こちらの平野バス停が見えてきます!
思った以上に杓子山と石割山は、ハードな山歩きになりました!
まとめ
「杓子山と石割山へ登ろう!」と思わないと、なかなか出没しない山域かな~と思われますが、とても静かな山歩きが出来ますので、個人的には好きな稜線歩きでございます!
やっぱり、富士山の景色が見れてナンボの世界だと思いますので、天気予報と睨めっこしながら登る日を選んだほうが良いかと思います!
今回出没してませんでした、石割神社の近くに、「日帰り温泉石割の湯」がありますので、そちらと絡めて出没もお勧めでございます!
山中湖周辺は、標高が少し高いので、これからの季節は少し涼しくお勧めなエリアでございます!
夏の時期になりますと、山中湖周辺の道路の渋滞が激しいですが、混雑知らずの杓子山経由で出没してみては如何でしょうか!?
杓子山の前半で歩きましたが、登山用語でよく耳にするバリエーションルートとマーキングの意味について書いた記事になります!
バリエーションルート歩きは楽しいものですが、それ以上に危険もありますので、登山の参考になれば幸いです!