アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山と写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」の登山ブログです。

丹沢鍋割山で落雷!登山者の死に思うこと落雷で命を落とさない対策と知識

丹沢鍋割山で落雷があり登山者が死亡したニュース

※朝日デジタルより出典

 

 

丹沢鍋割山で落雷があり登山者が死亡した経緯について

5月4日(土)の13:30頃、丹沢山塊の鍋割山で登山を楽しんでいた、千葉県在住の45歳の男性が、雨宿りで木の下に移動したところ雷が落ち、それが原因でお亡くなりになるという痛ましい事故が発生いたしました。

 

まずは、お亡くなりになった登山者のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

私は落雷があった頃、横浜の方にいたのですが、真っ黒な雲が丹沢方面を包み込んでいたので、「かなり雨が降っているんだろうな~」と思っておりました。

 

横浜の方にも雨雲が来なければ良いな~と思っていたのですが、残念ながら14時過ぎると雷を伴う大雨となり、街全体が水没しそうなほど強い雨が降りました。

 

大きな落雷が何発かあったのですが、横浜からかなり離れた場所で落ちていたので、こっちは大丈夫だと思い安心していたのですが、まさか丹沢の鍋割山でこのような悲しい雷の事故が発生していたとは夢にも思いませんでした。

 

5月4日の天気予報でも、「寒気の影響で天気が急変することがあるので注意して下さい」と言ってましたし「雷注意報」も発令されていたと記憶に残っております。

 

登山は色々なリスクと向き合わなければならないスポーツになりますが、それでも中々この時期に落雷は予想できませんよね。

 

落雷と聞くと、8月頃の暑い時期を思い浮かべてしまいますが、気象庁の統計等を見ると、どの時期も油断できないことが分かります。

 

既に登山シーズンに突入してますし、これから落雷の確率が上昇する季節になりますので、そちらもついても触れながら書いてみたいと思います!

 

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落雷事故のあった丹沢鍋割山(鍋割山荘)の場所について

 

こちらが今回落雷事故が起きてしまった、丹沢鍋割山周辺の地図になります。

 

鍋割山の標高は、1,272mになりまして、都心からも近く、公共交通機関を使って登山口へのアクセスも良いので、多くの登山者が訪れる人気の山の1つになっております。

 

鍋割山の山頂には、「鍋割山荘」という通年営業している山小屋がありまして、「鍋焼きうどん」が名物になっております。

 

 

鍋割山の山頂鍋割山荘

こちらが鍋割山荘になるのですが、小屋の隣には綺麗なバイオトイレがありまして、標高1,200m付近にあるとは思えないほど立派な山小屋になります。

 

 

鍋割山景色

 鍋割山からは、丹沢山塊の最高峰である蛭ヶ岳を始め、多くの名峰を見ることが出来ます!

 

私も鍋割山からの景色が好きで、足しげく通っております!

 

多分、今回お亡くなりになった登山者も、この景色を見たかったのかな~と思ってしまいました。

 

 

鍋割山の山頂の様子

 鍋割山の山頂の様子になるのですが、所々木々があるものの、景色が開ける場所もあり、写真のとおり、多くの登山者がノンビリくつろげる感じになっております。

 

天気が良いと平和そのものな鍋割山なだけに、今回の落雷事故の報道を聞いて、本当にビックリしてしまいました。

 

もしかすると、鍋割山から塔ノ岳方面に進むと樹林帯になりますので、その辺に雷が落ちたのかな~と想像してしまいました。

 

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落雷が起きやすい時期と時間、対策について

気象庁の落雷統計資料落雷害の月別の発生件数のグラフ

※気象庁より出典

 

こちらは、気象庁の落雷統計資料になるのですが、落雷害の月別の発生件数のグラフになります。

 

太平洋側と日本海側に分かれている資料になるのですが、今回発生した5月につきましても、結構高い頻度で落雷が発生していることが分かります。

 

特に5月は、太平洋側で落雷の発生が多い月になりますので、この時期に登山をする場合は、嫌な雲が出てきたら山小屋や避難小屋に逃げ込む事が1つの対策になります。

 

また、何もない稜線にいると、雷は高い所へ落ちる性質がありますので、大変危険な状況になります。

 

雲が怪しいな~と感じたら、出来るだけ早く稜線上から離脱することが、落雷対策にとって重要になります。

 

気象庁の資料落雷が発生しやすい時間帯をグラフ

 少しに見難いですが、こちらも気象庁の資料になるのですが、落雷が発生しやすい時間帯をグラフにしたものになります。

 

夏場と冬で分かれているのですが、今回の5月につきましても「夏」に状況が近いと思いますので、12時~19時頃までは落雷に要注意であることが分かりますよね。

 

そして知らなかったのが、冬場は時間関係なく落雷に注意が必要である事が、この気象庁の資料から読み取れますよね!

 

冬場につきましては、日本海側で落雷が多いですが、そちらへ登山やアウトドアで出かける場合は、時間関係なく怪しい雲が出てきたら要注意になりますよね。

 

 落雷が起きやすい時期や時間帯、地域性などの知識を持っていると、落雷で命を落とす確率を減らすことが出来るかな~と思います。

 

まとめ

今回の落雷事故は、雷が全く鳴っていない段階だったらしく、「雨宿り」として木に近づいてしまったそうです。

 

 本来、雷が鳴っている場合は、高い物に落ちる性質がありますので、木には絶対近づいてはいけない!というのが定石になります。

※木から5mほど離れた場所は、落雷から身を守る地点としてOKになるそうです。

 

今回は、本当に不運だよな~と思いつつ、木ではなく営業していたであろう鍋割山荘で雨宿りが出来ていたならば、また違ったんだろうな~と感じてしまいました。

 

山小屋と言っても、中々雨宿りをさせてくれるところが非常に少ないのですが、そんな商習慣が少しでも変わればな~と思ってしまいます。

 

山小屋も経営がありますので、利益にならないお客は来ないで欲しい!というのが本音だとは思いますが、少なくとも雷が鳴っている状況なら、「休憩料」とかは取らずに一時的に避難させて欲しいよなと思ってしまいます。

※全ての山小屋ではないですが、一部の山小屋では、避難するにもお金が必要です。

 

今回の落雷事故は、中々防ぐ事が難しいと感じてしまったのですが、やはり悪天候の時には登山は控える!が、一番の安全対策になるのかも知れませんよね。

 

滑落や道迷いからの遭難なども怖いですが、身近な恐怖として「落雷」もありますので、登山やアウトドアを趣味にしている方は、今回の事故を教訓として忘れないようにしたいものですよね。

 

同じような落雷事故を減らす事こそが、お亡くなりになった登山者への供養に繋がると個人的には思っております。

 

自然には勝てませんが、少しでも登山やアウトドアのリスクを減らすよう、努力したいものですよね。

 

www.aohigetozan.com

登山中に雷雲に遭遇し、肝を冷やした時の体験談を書いた記事になります。

少し長い記事ですが、良かったら登山・アウトドアの参考にしてみて下さい!