スポーツドリンクを手作りで作ろうとした経緯について
段々と蒸し暑くなる日が多くなってきましたが、今年は去年以上に猛暑日が増えるみたいですので、今から恐ろしいですよね。
暑くなると熱中症で倒れる人が続出しますし、そこまでいかなくても体調を崩してしまう方が多くなりますので、今から対策を練っておかないといけませんよね。
日頃からスポーツをしている人がお世話になっているアイテムとしてあるのが「スポーツドリンク」だと思います。
スポーツしてなくても、日頃から愛飲している方も多いと思いますが、私は登山中は、水以外は飲まないようにしております。
時々「お茶」や「コーヒー」は飲むのですが、スポーツドリンクを飲むと口の中がべとべとして余計に水分が欲しくなるので敬遠しております。
若い頃は、憑りつかれた様に「運動にはスポーツドリンク」だと盲信していたのですが、上記の理由もあって飲まずに登山したところ、むしろ絶好調であることに気が付き、それ以降は飲まないようにしております。
そんなスポーツドリンクですが、先日熱っぽい日がありまして、念の為、体を休めていたのですが、脱水症状対策として「スポーツドリンクを手作り」し、薬の代わりに飲み続けて無事に乗り切る事が出来ました!
スポーツドリンクを自作する事が出来るのか!?っと、思う方が多いと思いますが、身近な材料で簡単に作る事が出来たりします!
今回は、スポーツドリンクを手作りした時の様子と、主観になってしまいますが効果や使用した材料について書いていきたいと思います!
また、スポーツドリンクの作り方や、コストについても気になる方がいらっしゃるかな~っと思いますので、その辺も触れたいと思います!
スポーツドリンク手作りする際に必要な原材料の詳細
スポーツドリンクは飲まないのですが、登山中や下山後に利用しているのが、上記の「アミノバイタル」になります。
スポーツドリンクを手作りする際、原材料の参考になるかな~っと思い、調べてみることに致しました!
アラニンとプロリン等のアミノ酸が5000mgが入っているドリンクになるのですが、スポーツドリンクと共通する原材料が結構使われております。
こちらが原材料になるのですが、「クエン酸」や「ナトリウム」等が使われております。
むしろ、アミノ酸飲料は、食品添加物の宝庫であることが良く分かりますよね・・・。
そんな感じスポーツドリンクを手作りするために準備した原材料を紹介したいと思います!
色々な原材料を使うと賞味期限の問題や、管理が面倒になりますので、私の場合はシンプルに「クエン酸」と「ハチミツ」を使って自作しております。
こちらがスポーツドリンクを手作りする際に使っているクエン酸になりまして、植物性のデンプンを発酵させて作られた物になります。
スポーツドリンクではないものの、昔から夏バテ予防で飲まれている「シソジュース」にクエン酸はよく使われております。
クエン酸の本体にも、シソジュースの作り方が載っておりましたが、流石にスポーツドリンクの作り方は記載がありませんでした(笑)
また、クエン酸はポットや水筒の洗浄にも使えるので、地味に便利だったりします。
クエン酸と聞くと「劇薬ではないのか!?」といった心配をされる方もいるかもしれませんが、危ない薬剤ではないので安心してください!
ラベルにも記載の通り、クエン酸は「食品添加物」になりますので、国のチェックも受けているのでむしろ安心だったりします。
そしてクエン酸と共にスポーツドリンクを手作りする際に重要なアイテムになるのがハチミツになります。
お金がないので中国産の蜂蜜を購入したのですが、健康にこだわる方は、国産のハチミツを使われた方が安心かもしれません。
栄養成分には記載がありませんが、ハチミツの中にはスポーツドリンクに使われているアミノ酸がモリモリ入っております!
天然のアミノ酸を使ったスポーツドリンクになりますので、市販の物よりも安心安全ではないかな~っと思っております。
それでは原材料の準備が整ったところで、実際にスポーツドリンクを手作りしてみたいと思います!
写真を交えて作り方について書いていきたいと思います!
自作スポーツドリンクの作り方と効果について
それでは早速、スポーツドリンクを手作りしたいと思います!
触れませんでしたが、軽量スプーンがあると便利になります。
そして手作りする上でおすすめの原材料が重曹になります。
なぜ、重曹がおすすめなのかは後述したいと思います!
まずは空のペットボトルに水を入れます。
お湯にした方が早く溶けて良いのですが、常温でも問題ございません。
次にクエン酸を入れていきます。
クエン酸には食塩が含まれていないので、味付けした後に塩分調整する形になります。
こちらがクエン酸になります!
パッと見ると「塩」や「洗剤」、「危ない薬」に見えちゃいますよね!
シッカリとした「粗塩」な感じになりますので、計量はしやすいと思います。
この辺は好みになるのですが、スポーツドリンクを400ml手作りする場合、クエン酸は5g前後が目安になります。
※お好みに応じて増減させてください。
クエン酸を水の中に入れて良くかき混ぜます。
下の方に溜まってしまうものの、シャカシャカ振れば直ぐ水に溶けます!
何時の時代のペットボトルを使っているんだ!!っと、驚いてしまい、自分にツッコミを入れてしまいました(笑)
ま~腹を壊すことはないでしょう!(たぶん)
日頃の恨みをこめて、上司の顔を想像しながら思いっきり振ってみました!
すると、簡単に溶けてくれてくれて怒りの矛先をどこに向けるか悩める時間になってしまいました(笑)
ちなみにクエン酸は、名前の通り「酸」ですので、少し酸っぱいです。
酸っぱさを調整するのに重要な甘味をハチミツで補う感じになります。
ハチミツは天然のアミノ酸飲料になりますので、疲労回復効果があったりします。
炎症を抑えたり、抗菌作用や体に必要な栄養が豊富ですので、激しい運動になる登山においては、積極的に摂取したいアイテムになります。
400mlのスポーツドリンクを手作りする際に投入するハチミツの量は、30~40gが目安になります。
私は「甘党のオネーちゃん大好き人間」ですので、いつもハチミツは「ましまし」で注文しております(?)
クエン酸を入れた水の中にハチミツを投入していきます!
なんだか科学の実験をしている感じでテンションが高くなってきました!!
健康診断に引っ掛かる尿の色ですね!って、純粋ハチミツですので尿検査に提出しないようにして下さい!!
尿に負けるな!を合言葉に、丹精込めて振らせていただきました!!
私は「甘党のオネーちゃん大好き人間」ですので、いつもハチミツは「ましまし」で注文しております(?)
少量ずつ入れて水に溶かした方が、何だかんだで時短になると思います!
ア~~~ン♪とされる妄想を独りで楽しんでみました(涙)
俺の愛人はクエン酸だ~~い!!っと、叫びながらスポーツドリンクを手作りしていた時間帯でした(?)
そんな感じで無事にスポーツドリンクの自作が完了いたしました。
あとはお好みに応じて塩を入れて終了となります。
塩の量も個人差があるのですが、私は5g前後(400mlの場合)にしております。
むしろ、塩を入れなくても大丈夫だな~っと思う事が多いです。
多分、塩分多量のカップ麺を「ましまし」で食べているのも影響しているかもしれません。
そしてこちらが重曹になります。
ってか、スポーツドリンクを手作りする際に、なんで重曹を使うんだろう!?っと思ってしまいますよね。
ただ、化学が好きな方は、重曹と聞いてピン♪っとなったのではないでしょうか!?
ちなみに重曹も食品添加物になりまして、炭酸水素ナトリウムになりますので、名前の通り塩分を含んでおります。
食塩の代わりに重曹を入れて作るのも、ナトリウム補給として使えるのですが、実はクエン酸と混ぜると化学反応が起きたりします。
自作したスポーツドリンクに重曹を入れてみたいと思います!
も~見た目だけですとクエン酸なのか食塩なのか分からんですよね!
ちなみに重曹は、食品として使えるタイプと、掃除用途がありますので、スポーツドリンクの自作の場合は、食品として使えるものを使用してください!
「いってらっしゃーい!」と大きな声で門出を祝ってみました(笑)
手作りしたスポーツドリンクに重曹を入れると、こんな感じになります。
どんな化学反応が起きたか分かりますかね!?
クエン酸と重曹が反応して、炭酸水に変化します!
自作スポーツ炭酸飲料の完成でもあったりします!!
炭酸が入る事によって、喉越を味わう事も出来ますし、化学的なナトリウムの味に酔いしれるはずです(笑)
登山中に飲む炭酸が好きな方は重曹を入れて作っても良いですし、不要な方は食塩で代用も出来るので、この辺は本当に好みになるかと思います。
クエン酸も重曹も固形で軽量すので、ポチ袋?に入れて持参しても邪魔にならず、飲む直前に入れれば新鮮な炭酸水を味わえますので、色々な楽しみ方が出来たりします。
それこそ山の上でハイボールを呑みたい場合は、ウイスキーの原液と、クエン酸、重曹で炭酸水を自作して作ることが出来ます。
ハイボールにレモンを入れるのが好きな方は、クエン酸の酸味が良いアクセントになるかと思います!
そして肝心の効果ですが、市販のスポーツドリンクと同様に、効いているんだか効いていないんだかよく分からないものの、自分の好きな味に調整出来るので飲みやすいと思います!
更に飲みやすくしたい場合は、生レモンや生グレープフルーツを絞って入れても良いと思います。
なお、スポーツの時にも良いですが、風邪をひいた時にも大きな効果を発揮してくれると感じてます。
上述の通り、ハチミツには抗菌作用がありますので、喉のイガイガの緩和や、熱で体力を消耗している際の「天然の点滴」とし活用できたりします。
原料も少なく、それほど手間のかかる作業ではないので、時間がある時はスポーツドリンクを手作りするのもアリだと思います!
スポーツドリンクを手作りのコストについて
続きまして、仕事が経理なもので、スポーツドリンクを手作りすると、どれくらいのコストになるか気になり計算してみました!
こちらが原料の調達にかかった金額になるのですが、レシートの内容を見ていると、荒れた生活をしている事が分かってしまいますよね(笑)
ど~やら耳かきを買ったみたいです(笑)
そしてNEWDr.デンリストと言う謎の物体も買っていた事が発覚しました。
田んぼからの便りって何だろう?っと謎が深まる時間になってしまいました・・・。
何だかよく分からなくなってきましたが、クエン酸は688円だったみたいです。
そして純粋はちみつは598円になります。
それにしてもお酒ばっかり買っていて、アル中である事がバレてしまった瞬間ですよね☆彡
クエン酸688円とハチミツ598円で1,286円、重曹が載ってませんが、100円前後で購入出来ますので、ザックリ1,400円のコストがかかった計算になります。
クエン酸が5g前後で500mlのスポーツドリンクを手作りすることが出来ますので、約20回として計算しますと、≒70円となります。
クエン酸が尽きてもハチミツは残る計算になりますので、その辺を加味すると500mlを手作りすると50円前後が製造コストになるかと思います!
物価が上がり、スポーツドリンクも500mlで200円近くしますので、お財布の面でも優しいですよね。
自分で味を調整出来ますし、添加物も最小限に抑えることが出来、疲労回復効果を実感できることを考えると、市販のスポーツドリンクよりもコスパが優れていると判断できますよね!
まとめ
上述の通り、スポーツドリンクを手作りするのは簡単ですし、自分好みの味付けにできるので、その日の気分や体調によって調整できるのが魅力の1つになると思います!
個人的には、ハチミツとクエン酸がやや多い感じが好きでして、その辺で微調整するとシックリくる味になると思います。
ある程度調合が固まれば、空のペットボトルの容器に予め入れておき、現地で水だけを注入するやり方も出来ますので、荷物の軽量化にも繋がります!
スポーツドリンクの自作の他にも「アミノ酸飲料を手作り」することも出来ますので、そちらについても何処かで記事にしたいと思います!
これから夏本番になりますので、皆様も水分をマメにとって熱中症にならないよう気を付けていきましょう!
登山中の熱中症、脱水症状の見分け方について書いた記事になります!
自己診断のやり方について触れてますので、何かの参考になれば幸いです!
登山の水分補給と、丹沢の水場の煮沸について書いた記事になります!