- 奥秩父主脈テント泊縦走について
- 奥秩父主脈テント泊縦走の日程・天候・メンバー
- コースタイムルート標高差(笠取山~飛龍山~雲取山~奥多摩小屋)
- 笠取山~唐松尾山~西御殿岩テント泊縦走の様子
- 飛龍山~将監小屋~雲取山テント泊縦走の様子
- 奥多摩小屋テント泊の料金・トイレ・水場の様子
- まとめ
奥秩父主脈テント泊縦走について
奥秩父主脈テント泊縦走!3泊4日山浸りの日々のパート3(5月2日)でございます!
今回は、笠取小屋を出発し、唐松尾山~飛龍山~雲取山~奥多摩小屋泊の奥秩父主脈テント泊縦走の記録になります!
胃の調子が悪いのに、笠取小屋でハンバーグをモリモリと食べ、さらに胃が苦しくなったあの日の夜。
分かっちゃいるけどやめられない!!
と、自分に対して言い訳しながら眠りについた青ヒゲのオジサン。
今度は5%の割引シールをゲットするぞ!と誓ったこのオジサンの運命は果たして如何に!!
こんな感じになりました!て、良く分かりませんが、早いもので瑞牆山荘を出発してテント泊縦走3日目に突入になります!
テント泊縦走ですと、だいたい3日目位に疲労のピークが訪れる感じなのですが、今回も脚が上がらず苦しい展開になりました。
しかしながら、思ったほど奥秩父主脈縦走路の雪が少なく、大弛小屋から笠取小屋まで1日で来れたので、だいぶ行程に余裕が生まれました。
体調も少し良くなり、後は奥多摩駅を目指すのみでございます!
前回までの記事につきましては、下記記事を参照ください!
奥秩父主脈テント泊縦走の前回の記録
奥秩父主脈テント泊縦走パート1の記録になります!
瑞牆山荘から縦走をスタートし、瑞牆山~金峰山~大弛小屋でテント泊した記事になります!
奥秩父主脈テント泊縦走パート2の記録になります!
大弛小屋から出発し、北奥千丈岳~国師ヶ岳~甲武信ヶ岳~笠取小屋でテント泊した記事になります!
奥秩父主脈テント泊縦走の日程・天候・メンバー
登山日程:4月30日(土) ~ 5月03日(火)
天 候:5月2日 AM 曇り時々晴れ / PM曇り時々晴れ
メンバー:単独
上述してます通り、奥秩父主脈テント泊縦走3日目になります。
天候が、曇り優勢で前日よりも涼しく、その点が良かった感じです。
今回歩いた笠取小屋~笠取山~飛龍山~雲取山~奥多摩小屋は、樹林帯が広がっているものの、地味に直射日光の箇所も多く、5月でも暑く感じるかも知れません。
この時期の奥秩父主脈縦走路歩きは、気温の変化が大きいので、服装で上手く調整する必要があります。
コースタイムルート標高差(笠取山~飛龍山~雲取山~奥多摩小屋)
笠取小屋 4:21 → 4:52 笠取山 5:07 → 6:42 唐松尾山 6:50 → 7:23 西御殿岩 7:28 → 8:04将監峠 8:06 → 10:28 飛龍山 10:43 → 14:12雲取山 14:19 → 14:46 奥多摩小屋(泊)
パート3で縦走した笠取山~飛龍山~雲取山~奥多摩小屋までのコースタイムになります!
テント泊装備かつ、縦走3日目と言う事で、亀の歩きでございます・・・。
独りで勝手に「牛歩戦術」をしてしまった奥秩父主脈縦走路での1日でした(笑)
そしてこちらが笠取小屋~笠取山~飛龍山~雲取山までのコース・高低差になります!
パート3は、笠取小屋を出発し、唐松尾山~飛龍山~雲取山~奥多摩小屋で幕営した記録になりますので、35km~55km前後の区間を歩いた感じになります。
標高地図を見ると、アップダウンがなく、なだらかな感じですが、実際は小さなピークが多く、特に雲取山への急坂が白目泡吹きの時間にしてくれます!
それでも、奥秩父主脈縦走路のゴール地点である、奥多摩駅の存在がチラチラ感じられるエリアに突入するだけに、足取りが少し軽くなったのも事実でございます。
笠取山~唐松尾山~西御殿岩テント泊縦走の様子
いろいろと試した結果、少し調子が良くなりました!
胃の調子が悪い時は、バーグに限ります!って事が裏付けられた感じです(笑)
そんな感じで、笠取小屋から早々にテントを撤収し、笠取山へ登りたいともいます!
早朝からキツイ登りをこなすと、笠取山の山頂からこんな景色を見せてくれました!
私、この笠取山が結構好きなんですよね~(´∀`*)
天気が良いと、笠取山から富士山が本当に綺麗に見えるんです!!
こんだけおだてたのに、全然見せてくれませんでした(苦笑)
中央やや左のピークが「大菩薩嶺」ですね!
大菩薩嶺も、色々な登山コースがあって面白いですよね!
テント泊も出来ますので、練習に良い山域かな~と思っております。
昨日歩いた奥秩父主脈縦走路の稜線が笠取山から見る事が出来ます!
中々アップダウンが強烈な感じですよね~~!
見た通りの白目街道でございます!!
笠取山は双耳峰でございます!
東峰の方が展望悪いですが山頂プレートの作りはシッカリしております!
笠取山から目指す雲取山へ続く稜線です!!
段々とゴールが見えてきましたね~(´∀`*)
ま~まだまだ遠いんですけどねf^_^;
笠取山から唐松尾山を目指して進むと、途中にやんちゃな岩場があったりします!
天泊装備ですと小回りが利かず、通過するのも苦労します。
も~10cm脚が長ければ、人生変わったんでしょうね~~~(涙)
あと、アレもあと5cm長ければ、もっと床で喜ばしてあげれると思うんですけどね~~(?)
唐松尾山から稜線沿いに西御殿岩へ行きたいので、正規のルートを外れて(左側)進んでみました!
藪が多いものの、踏み跡もあるので迷うことはありませんが、あまりお勧めはしません!
西御殿岩まで、こんな感じの藪があります。
この辺はバリエーションルートですので注意してください!
テント泊装備で通過するには厄介な石楠花の藪が続きますので、結構面倒臭いコースです。
西御殿岩まで、こんな感じの岩場も出てきます!
技術的に難しくはないんですが、結構滑ります。
テント泊縦走中の身には応える岩場でございます・・・。
そんな感じで西御殿岩です!
東御殿岩はあるのでしょうか???
西御殿岩は、展望抜群なので、ここはスルーしないことをお勧めいたします!
まさに360度大展望です♬
飛龍山・雲取山も綺麗に見える写真スポットでございます!
よっ!富士山!!
なんだか久しぶりのお姿ですね~(´∀`*)
西御殿岩から目指す飛龍山方面の景色です!
綺麗な山々ですよね~!!
両神山も薄っすら見えました!
アッチも久しく行ってないんで、たまには行きたいですね~~
両神山は交通の便が悪いのが難点ですね・・・
飛龍山~将監小屋~雲取山テント泊縦走の様子
西御殿岩から飛竜山を目指し下っていくと、この分岐が見えてきます。
唐松尾山からは、正面の薄い踏み跡から来た感じです。
奥秩父主脈縦走路に戻るには、分岐を左へ行くのですが、距離や高度差を考えると唐松尾山からの稜線で来た方が楽かもしれません!
ただ、薮が凄いのでテント泊装備で行くと微妙です。
西御殿岩から奥秩父主脈縦走路に合流し、飛竜山を目指すと直ぐに将監峠が見えてきます。
この分岐を右に行くと将監小屋です!
水もモリモリあるので、将監小屋には寄りませんでした!
将監小屋経由で奥秩父主脈縦走路へ再度合流することも出来ますので、水場・トイレに用がある場合は、立ち寄るのも良いかと思います。
天気も良くなってきたので、将監峠で相棒を少し干してみました(笑)
背中から加齢臭がプンプンで、気分が悪かったのは内緒ですよ!
青い建物が将監小屋です!
小屋番さんが、キノコ狩りの最中にお亡くなりになったそうです。
将監小屋の営業はされていたみたいですが、今後ど~なるんでしょうかね・・・
※通常通り営業しております(2019年加筆)
見たくない景色が広がっております・・・
あのピークが飛龍山かと思われます・・・
だいぶ登りますね~( ゚Д゚)
大菩薩嶺と愛する富士山での夢のツーショットです!!
この時期はやっぱり霞むのが早いですね~
飛龍山近くにある水場です!
枯れることが多いのですが、今日は水量モリモリで味も良かったです♡
禿岩からの奥秩父主脈縦走路の大展望です♡
歩いて来た縦走路が一望できました♬
よくここまで来ましたね~って自分から望んできたんですけどね(笑)
顔色が悪いのはカツ丼のせいです(苦笑)
アオヒゲにも貫禄が出てきましたね!
禿岩から少し登ると飛龍山になります!
展望は0ですが、こんな地味な山頂が私は好きだったりします❤
飛竜山は、石楠花の花が多いので、6月前後に訪れると素晴らしい景色になると思います!
奥秩父主脈縦走路の脇に、雲取山方面から飛龍山山頂へ続く破線ルートの入口があります!
少し急ですが、雲取山から来た場合は、禿岩から登るよりも時間短縮になると思います!
小さな看板もありますので、見落とさないようにしてください。
目指す雲取山です!
まだまだアップダウンがモリモリですね・・・
雲取山を目指し進んでいくと、三条の湯への分岐があります。
だいっぶ臭いので、温泉に浸かって疲れを癒しちゃおうかな♡と、色々と考えちゃいました!
早くお風呂に入りたいです・・・
100年の恋も成就しないほどの加齢臭を身にまとっているので、これじゃ~猟師に撃ち抜かれてしまいますf^_^;
これなんだ???
記憶にございません(・ω・)ノ
なんだか政治家になった気分です(笑)
雲取山方面は、アセビ(馬酔木)がモリモリ咲いておりました(´∀`*)
漢字の通り、この葉っぱをたべると酔っぱらうことが出来そうなんで、食べてみましょうか!?
多分、私の場合は、「馬面」に変身しちゃいそうな予感がします(笑)
よ~~やく三条ダルミです!
ここから雲取山の急登が始まります・・・
まだまだ試練の連続ですね~・・・。
奥多摩の石尾根もなんだかガスガスですね・・・
私のオナラではないんで、念のため書かせていただきます!(笑)
オナラの中から登山者がモリモリと湧いてきました!!って、失礼か?(笑)
よっ!雲取山!!!
ここまで遠かった・・・
そして登山者が多くお祭りみたいでした・・・
奥秩父主脈縦走路の最後の2000m峰になるのが雲取山になります。
あとは下って奥多摩駅を目指すのみですが、時間が少し微妙ですね~・・・。
雲取山に居た鹿になるのですが、寝癖が酷いよ!と、忠告しておきました!!
奥多摩小屋テント泊の料金・トイレ・水場の様子
そしてガスガスですが本日のお宿である奥多摩小屋になります!
結構テント泊者が多く平地の場所が少なかったです・・・
こちらが奥多摩小屋になります。
写真右手奥に奥多摩小屋のトイレがありまして、1回100円になります。
宿泊者は、トイレは無料になっております。
また、奥多摩小屋のテン泊代金は500円です!
ビールも残りわずかで大盛況でした!
奥多摩小屋の水場も水量豊富で問題ありませんでした。
残念ながら2019年3月31日を以て、奥多摩小屋は閉鎖となり、取り壊しが決定になりました。
テント場とトイレが廃止になっております。
詳細に書いてますので、奥秩父主脈テント泊縦走の参考になれば幸いです!
まとめ
さ~明日無事に奥多摩駅に下山できるのかどうか!?
も~ここまで来れば、奥秩父主脈テント泊縦走も完歩の予感もしますが、個人的には今回歩いた笠取小屋~笠取山~飛龍山~雲取山~奥多摩小屋の間は、登山者が少なくお気に入りな感じでございます!
非常に地味な区間ですが、奥秩父らしい綺麗な樹林帯で癒される時間になります。
そんな感じで、パート4(最終章)に続きます!!
奥秩父主脈テント泊縦走の最終章の記事になります!