- 奥秩父テント泊縦走について
- 奥秩父テント泊縦走の日程・天候・メンバー
- コースタイム・コース標高差(北奥千丈岳~国師ヶ岳~甲武信ヶ岳~笠取小屋)
- 奥秩父テント泊縦走(北奥千丈岳・国師ヶ岳)登山の様子
- 甲武信ヶ岳奥秩父テント泊縦走の様子
- 甲武信小屋から破風山・雁坂峠奥秩父テント泊縦走の様子
- 水晶山と古礼山テント泊縦走の様子
- 笠取小屋の詳細(水場・トイレ・料金・テント場の様子)
- まとめ
奥秩父テント泊縦走について
前回に引き続きまして、奥秩父主脈テント泊縦走のパート2(5月1日)でございます!!
テント泊をした大弛小屋は結構寒く、風も強くてテントの生地が大きく揺れてしまい良く寝れませんでしたf^_^
そして、夕飯に食べた愛する「カツ丼」の消化が上手くいかず、起きた時から胃が重く・・・
こんな体で無事に奥多摩駅まで歩けるのか・・・
そんな調子が悪い日に限って今日の計画が長丁場になっておりまして、大弛小屋を出発し、北奥千丈岳~国師ヶ岳~甲武信ヶ岳~笠取小屋泊なコースを考えておりました。
無理せず甲武信ヶ小屋でテント泊をしておけば良かったと、今頃反省しております(苦笑)
5月4日の天気が荒れる予報だったので、少しでも先に行きたかったのが本当の所です。
そんな感じで、こんな奥秩父テント泊縦走2日目になりました!
前回の奥秩父主脈テント泊縦走(パート1)の記事
瑞牆山荘から出発し、瑞牆山~五丈石~金峰山 ~大弛小屋でテント泊した奥秩父テント泊縦走パート1の記事になります!
奥秩父テント泊縦走の日程・天候・メンバー
登山日程:4月30日(土) ~5月03日(火)
天 候:5月1日 AM 曇時々晴れ / PM 晴れ時々曇り
メンバー:単独(2日目は人肌恋しくなってしまいました)
大弛小屋で周囲を見てますと、やはり単独テント泊縦走者が多かったです。
団体でテント泊している方は少なかったので、比較的静かな夜を過ごせました。
この時期の奥秩父は、夜になると風が強くなることが多いです。
テントの設営は、シッカリと行ってください!
コースタイム・コース標高差(北奥千丈岳~国師ヶ岳~甲武信ヶ岳~笠取小屋)
大弛小屋 4:09 → 4:48 北奥千丈岳 4:51 → 5:03 国師ヶ岳 → 9:26 甲武信ヶ岳 9:28 → 13:20 雁坂峠 13:25 → 15:32 笠取小屋(泊)
こちらが、奥秩父テント泊縦走2日目に歩いた、北奥千丈岳~国師ヶ岳~甲武信ヶ岳~笠取小屋までのコースタイムになります。
北奥千丈岳から笠取小屋までは、距離も長く、コースタイムもモリモリになりますので、朝4時に大弛小屋を出発しました。
思ったほど雪が少なかったので、笠取小屋まで早く到着できてますが、積雪が多いと、甲武信小屋でテント泊するのが現実的だと思います。
奥秩父主脈縦走路の積雪具合に応じて、臨機応変な計画で臨むのが一番良いかな~と思います。
北奥千丈岳~国師ヶ岳~甲武信ヶ岳の区間が、奥秩父主脈縦走の核心部ですので、コースタイムに余裕をもって臨んでください!
そしてこちらが北奥千丈岳~国師ヶ岳~甲武信ヶ岳~笠取小屋までの登山コース・標高差になります。
奥秩父テント泊縦走のパート2は、大弛小屋を出発し、北奥千丈岳~国師ヶ岳~甲武信ヶ岳~笠取小屋での登山コースと標高差の地図になります。
標高差の地図からすると、それほど急登が少ない感じですが、実際はえげつない坂がいくつもあり、テント泊縦走者を苦しめるルートになります。
奥秩父テント泊縦走(北奥千丈岳・国師ヶ岳)登山の様子
風が強くてよく寝れず、オマケに胃の調子も悪いので寝ることを諦め、早々に大弛小屋を出発することにしました!
暗くて良く分からんと思いますが、こちらが大弛小屋でございます!
大弛小屋のテント場が少し狭く平地が少ないのが残念ですね。
寝起きにはキツイ登りが続きます・・・
よ~やく今回の奥秩父テント泊縦走で最高点である北奥千丈岳が見えてきました!
登りきると、そこが前国師岳でございます!
なんだか前国師岳はピークらしくないので、あまり目立たない山頂です・・・
よっ!奥秩父最高点北奥千丈岳!!
ここまで来れて嬉しいですね~~!
それにしても、風が強くすべてを吹き飛ばします・・・
昨日、登った金峰山と五丈石が見えました!
ガスってますが、これはこれで良い景色ですね~
北奥千丈岳は、奥秩父の山を見渡せる展望優れる名山でございます!
しかしながら、金峰山や瑞牆山に比べ、北奥千丈岳の知名度がいまひとつですよね~
そろそろ奥秩父にご来光の時間がきそうです。
「目覚めの舞」でも披露しないとイカンですかね?(笑)
正面に見えているのが国師ヶ岳になります。
国師ヶ岳周辺の樹林帯でご来光になりました(>_<)
もっと開けた所でお迎えしたかったです・・・
むしろ、先を急がず国師ヶ岳の山頂でご来光を見たほうがよかったです・・・。
今年の奥秩父は本当に雪が少ないです。
3年前に歩いた時は、膝下のツボ足歩きだったんですけどね・・・f^_^;
テント泊装備ですので、雪が少なくてラッキーでした♬
国師ヶ岳から甲武信ヶ岳を目指して進むと直ぐに雪がなくなりました。
甲武信ヶ岳奥秩父テント泊縦走の様子
振り返っての北奥千丈岳方面の一枚です!
どんどん離れていきますね~~
甲武信ヶ岳に近づいて嬉しい反面、チョット寂しいですね・・・
なんか嫌な景色が見えました・・・
左に見えているのが甲武信ヶ岳になります!
アレを登るのね~~って思うと、急速に萎えてしまいました・・・
なんか元気になる薬を飲まないと頑張れない気がします(笑)
千曲川源流と甲武信ヶ岳の分岐です!
この辺も雪が少ないですね~~~
ここから一気に登山者が多くなりました・・・
甲武信ヶ岳の北斜面は雪がガチガチに凍結してました。
軽アイゼンがやっぱり必要ですね・・・
ここで私も軽アイゼン(6本爪)を装備しました。
甲武信ヶ岳山頂付近からの景色になりますが、アッチから歩いて来たのか~っと思うと感動も倍増します!!
真ん中奥のお山が金峰山でございます!
奥秩父は、本当に山深いですよね~!
私の毛深さとは勝負にならない感じです(笑)
お決まりの甲武信ヶ岳の一枚です!
登山者がモリモリで嫌になり、早々に立ち去りました( ゚Д゚)
木賊山も迫力ありますね!
登るつもりだったのですが、スッカリ忘れてしまいましたf^_^;
甲武信小屋から破風山・雁坂峠奥秩父テント泊縦走の様子
奥秩父テント泊縦走は続き、甲武信ヶ岳から下山すると、甲武信小屋が見えてきます!
この時間の甲武信小屋はガラガラでした。
甲武信小屋の名物はカレーなので、食べてみたいんですけどね~(´∀`*)
この辺りは胃の調子が悪くて食欲が全然なかった時間帯ですねf^_^;
無理せず、こちらでテント張れば良かったです(*´з`)
厳冬期の甲武信小屋と、甲武信ヶ岳登山の様子について書いた記事になります !
甲武信ヶ岳・甲武信小屋を後にし、本日のラスボスと言っても良い破風山が見えてきました!
とても良いお山なのですが、手負いの私にとっては試練でしかありません(>_<)
こちらが破風山避難小屋でございます!
少し曰く付きの避難小屋ですが建て替えられて綺麗になっております!
この辺でかなり調子が悪く大変でした。
先日、ブログで体調不良の詳細を書きましたので、リンク貼っておきます!
興味がある方は是非!
登山やテント泊縦走中に胃腸の調子が悪い時に有効なプラティパスの活用方法について書いた記事になります!
振り返っての甲武信ヶ岳方面です!
素敵な景色なのですが、オジサン殺しの破風山の急坂で悶絶中でございます(>_<)
白目胃酸過多になりながら、よ~やく破風山の山頂でございます・・・
ここから雁坂峠までアップダウンが続き、苦しいテント泊縦走の時間帯でした。
破風山周辺から広瀬湖が見えたりし、展望の良い稜線歩きを満喫できます!
このような景色を堪能できるからこそ重いテント泊装備で頑張れるんですよね~(´∀`*)
良い景色だな~~
奥秩父の山々が大好きなんですよね~
アッチは私の事を好きじゃないんでしょうけどね・・・
嫌なモッコリが見えてきました。
水晶山と古礼山ですね・・・
あれさえ登ればゴールの笠取小屋は間近でございます!
多分、私の胃袋の中は、こんな感じの景色になっていると思います(笑)
チクチクと刺してくるのです・・・
よ~やく破風山から雁坂嶺まで来れました・・・
いや~アップダウンがエゲツないです(-_-;)
段ボールでここをシュ~~~っと滑りたい感じでした!
日本三大峠の1つである「雁坂峠(2082m)」でございます!
残り2つの峠は、北アルプスの針ノ木峠 (2541m)、南アルプスの三伏峠 ( 2580m)と言われております。
先日、日本最大峠をコンプリートしました!
登山をつつけると、色々な所に出没しますからね!
これからもコツコツ山を登りたいと思います!
水晶山と古礼山テント泊縦走の様子
水晶山・古礼山へ続く奥秩父主脈縦走路の稜線です!
雰囲気が良いですね~♬
雰囲気に騙され、かなり悶絶しました(-∧-)
雁坂峠から水晶山まで遠かった・・・
早々に水晶山を後にし、古礼山からの景色です!
天気が良いと富士山の眺望が抜群で、大好きな山頂の1つでございます!!
今日はご機嫌が悪いみたいですね・・・
奥秩父らしい雰囲気の良い道が続きます♬
フラットな道って、やっぱり良いですよね(*´з`)
古礼山から激下りをこなすと、こちらが雁峠になります。
近くに小屋があるのですが、現在廃屋になっております・・・
こちらが「小さな分水嶺」です。
ここが秩父市・山梨市・甲州市の境になっていて、荒川・富士川・多摩川3つの分水嶺になっております。
近くに、多摩川の源流(水干)があります!
ほんの少しなのですが、雨降った場所によって流れる川が変わるという、ロマン溢れる場所ですよね~
笠取小屋の詳細(水場・トイレ・料金・テント場の様子)
よ~やく奥秩父テント泊縦走2日目のお宿である笠取小屋へ辿り着けました・・・
グッタリ♪ってな言葉がとても似合うボロボロなオジサンになってしまいました・・・
笠取小屋から2分程にある水場でございます!
冷たくてとても美味しいです♡
汗だくなので、ここで髪の毛と一緒にモリモリ体を洗ってしまいました(/ω\)
こちらが笠取小屋のテント場の様子です!
GWとは言え、今日は空いてました!!
笠取小屋のテント泊料金は500円です!
トイレの代金も込みですので、とても安いです!!!
ビールも冷えており、缶も捨てていっても良いという有難い山小屋でございます。
笠取小屋のでのディナーの様子です!
胃の調子が悪いのに、何故かバーグと言う奇天烈な夕食になってしまいました・・・。
「3%割引シール」を見るたびに、ニヤニヤしてしまう誰かさんでした(笑)
笠取小屋でテント泊した時の記事になります!
笠取小屋のテント料金・水場・トイレの詳細について書いてますので、奥秩父テント泊縦走の参考にしてみて下さい!
まとめ
調子が悪い中、北奥千丈岳~甲武信ヶ岳~雁坂峠と、ハードな区間をテント泊装備で歩けて安堵した笠取小屋での1日でした。
テント泊縦走中に体調を崩すと、やっぱり怖いですよね~
行程も遅れてしまいますし、もし、症状が重症化すると命取りにもなりかねませんしね。
今回は、色々と温熱療法などを施した結果、最悪な事態にはなりませんでしたが、山の中にはリスクがつきものだな~と、改めて感じた時間になりました。
さ~~体調は復活するのかどうなのか!?
奥秩父テント泊縦走パート3に続きます!!
奥秩父テント泊縦走パート3の記事になります。
笠取小屋から奥多摩小屋までの縦走もテント泊装備が重く、長く厳しい1日でした・・・。