- 棒ノ木丸~姫次~蛭ヶ岳~本間ノ頭北尾根登山について
- 棒ノ木丸~姫次~蛭ヶ岳~本間ノ頭北尾根登山の日程・天候・メンバー・駐車場・トイレ
- コースタイム・コース・標高差(棒ノ木丸~姫次~蛭ヶ岳~本間ノ頭北尾根)
- 旧丹沢観光センターから棒ノ木丸登山ルートの詳細
- 棒ノ木丸から黍殻避難小屋、姫次の登山道と紅葉の詳細
- 姫次から蛭ヶ岳、丹沢山、本間ノ頭の登山道について
- 本間ノ頭北尾根ルートから本間橋・旧丹沢観光センターコースについて
- まとめ
棒ノ木丸~姫次~蛭ヶ岳~本間ノ頭北尾根登山について
今回は、丹沢の最深部にある、棒ノ木丸・姫次・蛭ヶ岳・丹沢山・本間ノ頭を登山で周回した記事を書きたと思います!
丹沢の紅葉・落葉松の中でも、棒ノ木丸~姫次周辺は、非常に綺麗な地域になるのですが、谷間に位置しているので、日当たりや寒暖の差などが影響しているのかな~と思っております。
特に、姫次の落葉松の紅葉が黄金に輝いているように見えるほど素晴らしく、大変お勧めなルートになります!
紅葉の時期は、丹沢山塊は登山者でお祭りになりますので、少しマイナーなルートで攻めないと人間嫌いな私にとっては拷問になってしまいます。
今回は人が少ないであろう丹沢マイナールートの1つである本間ノ頭北尾根のを絡めて行ってみました!
棒ノ木丸を始め、本間ノ頭北尾根は、丹沢最深部と呼んで良いほど人が少ない山域ですが、落葉松を始め、紅葉がとても綺麗な所になります。
姫次、蛭ヶ岳の間も紅葉が素晴らしいので、期待通りの景色を見れて大満足でした!
そんな感じで、棒ノ木丸から姫次、蛭ヶ岳、本間ノ頭北尾根歩きに移らせていただきます!
棒ノ木丸~姫次~蛭ヶ岳~本間ノ頭北尾根登山の日程・天候・メンバー・駐車場・トイレ
登った日:11月02日(日) [日帰り]
天 候:濃霧→晴れ→ガス&強風
メンバー:単独
本間橋(旧丹沢観光センター)の駐車場・トイレを利用しました。
旧丹沢観光センターは、現在使われておりませんが、トイレは利用可能になっております。
定期的に、誰かが管理していると思われます。
棒ノ木丸・本間ノ頭北尾根を利用する方にとっては、有難い施設でございます。
交通手段:本間橋(旧丹沢観光センター)の路肩にバイクを駐輪しました。
車も5台前後は駐車可能です。
また、林道の途中にゲートがありまして、時々閉まっている事があります。
その場合、ゲートから旧丹沢観光センターまで1時間ほど歩く羽目になります。
コースタイム・コース・標高差(棒ノ木丸~姫次~蛭ヶ岳~本間ノ頭北尾根)
本間橋7:26 → 7:43 伝道 → 8:50棒ノ木丸 8:52 → 10:09姫次10:43 → 11:42蛭ヶ岳 11:45 → 12:46丹沢山 13:05 → 13:59 本間ノ頭14:05 → 14:56 本間橋
こちらが今回の丹沢最深部のコースタイムになります。
本間橋から順調に進むと、約1時間で棒ノ木丸へ辿り着けると思います!
この時期は日没が早いので、コースタイムを考慮しながら進んでください!
今回登山で歩いた、棒ノ木丸~姫次~蛭ヶ岳~本間ノ頭北尾根のルートと標高差になります。
アップダウンが小さそうに見えますが、棒ノ木丸の急登と、本間ノ頭北尾根の激下りが目立ってますよね~・・・。
旧丹沢観光センターから棒ノ木丸登山ルートの詳細
今日は、久しぶりに本間橋からスタートしたいと思います!
正面が、旧丹沢観光センターです。
中に入って左手にトイレがあります。
ここの途中にゲートがあるのですが、たまに閉まっている事があります。
ゲートが閉まっていると、旧丹沢観光センターまでだいぶ歩かないといけないので注意して下さい。
本間橋周辺の景色になります!
渓谷と紅葉って絵になりますよね!
癒されました~!!
暫く林道を歩き終点地点が「伝道」になります!
ここから神奈川の名瀑「早戸大滝」のルートがあります。
今回のコースは、途中まで早戸大滝のルートを歩く感じになります!
早戸大滝まで道が険しいですが、結構好きな滝なんで何度も訪れております。
今度こちらで記載したいと思います!
伝道から棒ノ木丸方面に少し登ると造林小屋が見えてきます!
も~廃屋寸前ですね・・・。
造林小屋近くのこちらが棒ノ木丸への取り付き地点になります。
矢印の方向へ進み尾根を登って行きます。
ここからVルート(バリエーションルート)になりますので、最低地形図が読めないと危ないと思います。
くれぐれも油断なきよう・・・。
棒ノ木丸方面は、踏み跡は薄いですが、尾根をひたすら登ればどっかにつきます!
丹沢は何処もそうですが、稜線へ出るまでかなりの急登をこなさないといけません。
こ~やって「ドM登山者」を量産していくんでしょうね~~(苦笑)
こちらが棒ノ木丸から造林小屋への降下点です。
マーキングがありますが、逆から来ると少し分かり難いかと思われます!
悲鳴を上げながら棒ノ木丸へ登って行くと、紅葉が良い感じになってきました!
左の紅葉が綺麗な尾根が「棒ノ木丸東尾根」になります。
アッチも紅葉が綺麗そうですね~~!
登山者もいなくて静かでしょうね~~♬
雲海チックで素晴らしい景色ですね~!
「ヤッホ~~!!」の声にも力が入ります!!
棒ノ木丸山頂手前の紅葉が見頃でした!
赤色も良いですが、黄色もエエですよね~♬
見事な紅葉のコラボに「ウットリ♡」してしまいました!
この時期は棒ノ木丸周辺は最高です!
棒ノ木丸周辺の木々は、日当たりが良いせいか、結構綺麗に紅葉いたします!
私も「青」から「赤」になりたいので、少し混ぜて欲しい・・・
そんな誘惑がモッコリになりました(笑)
棒ノ木丸の登山道の途中からこの標識が定期的に出てきます。
指している方角も合ってますので、こちらは当てにできます!
よっ!蛭ヶ岳!!
この時間帯は青空で綺麗に見えたんですけどね・・・
棒ノ木丸山頂付近は尾根が広く少し分かり難いです。
看板のある後ろの赤い矢印の通り登って来ました。
青い方向が棒ノ木丸東尾根になりますので、下りで使う場合間違わないでください!
ま~どっちで下りても本間橋の方へ行くので、その時の気分ですかね!?
よっ!棒ノ木丸(標高1,312m)!!
いや~かなりご無沙汰してしまい、何年ぶりの再会だか思い出せません!
「僕は貴方の事だけを想って生きてきたんだよ♡」と、告白したのですが、返事はありませんでした(苦笑)
棒ノ木丸から黍殻避難小屋、姫次の登山道と紅葉の詳細
棒ノ木丸の山頂を後にし「丹沢主脈縦走路」から姫次を目指します!
この辺の登山道は、踏み跡が薄っすらありますので、迷うことはないかもです!
ただ、この周辺は熊が結構出るみたいなので注意して下さい!
落葉松も良い感じに自己主張しておりました!
姫次の落葉松に期待が高まってきます!
よ~やく棒ノ木丸から丹沢主脈縦走路と合流しました。
黍殻避難小屋が新しくなったので、折角ですので見に行ってみたいと思います!
いや~!黍殻避難小屋へ向かっていると、凄い雲海で見惚れてしまいました!!!
幻想的な景色を見れて、私は幸せ者でございます♡
紅葉越しに見える3つのピークが丹沢三兄弟(三峰)です!
これからぐるっと回ってアッチへ行くので、この景色を見てゲッソリしてしまいました(>_<)
こちらが噂の黍殻避難小屋でございます。
私が住む「段ボール御殿」より立派で驚いてしまいました・・・
ホームレスになったら、ここを目指そうと思います(笑)
だって、黍殻避難小屋の裏には広大なお庭までついているんですよ♡
テントが禁止じゃなければ、最高の幕営地ですよね~~
勿体無いですが、ルールじゃしょうがないですよね。
そして、黍殻避難小屋にはトイレがあります。
紙はないので注意してください!
黍殻避難小屋から姫次・丹沢最高峰の蛭ヶ岳を目指していると、東海自然歩道の最高点がヒッソリとあります。
丹沢の誇りですよね!!
姫次に近づくにつれて、落葉松の紅葉が良い感じになってきました!
棒ノ木丸の紅葉とは違った美しさですよね!
よっ!も~ちょっとアレを見せてよ日本一!!
ツイツイ本音が漏れてしまいました(笑)
色々と騒いでいたら腹も減ったので、姫次で貧乏タイムにしてみました。
寒くなってくるとアルコールストーブの火力だと中々水が沸きません・・・。
そろそろガスバーナの季節ですね~~
姫次から蛭ヶ岳、丹沢山、本間ノ頭の登山道について
姫次から蛭ヶ岳へ進んで行くと、こちらの原小屋平になります。
この道標の裏に水場が有ります。
矢印の方向から5分位かな?下りると水が出ております。(枯れる場合もあり)
少し道が悪いので注意して下さい!
登って行くと段々と檜洞丸方面が見えてきます!
今年の紅葉は終わってそうですが、アッチもそろそろ出没したいですね~~!
先ほど貧乏タイムを満喫した姫次・棒ノ木丸方面です。
黄色の絨毯の所が姫次なのですが、落葉松の紅葉が目立ちますよね!
この時期は至福の場所に変身しますのでお勧めですよ~♪
蛭ヶ岳の直下から天国の階段が見えてきました。
「天使のコスプレをした山ガールはいないかな!?」と、色々と妄想と現実逃避に忙しい時間帯でした!
天使のコスプレは居ませんでしたが、素敵な丹沢最高峰蛭ヶ岳が出迎えてくれました!
ガスガスな景色ですが、着けば都でございますよね!
さ~時間もないので丹沢山を目指したと思います!
少しワープし、アっと言う間に丹沢山でございます!
丹沢山にはみやま山荘がありますので、宿泊することも可能です!
先ほどまでいた蛭ヶ岳の山頂にあります蛭ヶ岳山荘と、みやま山荘の詳細、ルートについて書いた記事になります!
蛭ヶ岳~丹沢山までの登山コースの参考になれば幸いです!
本間ノ頭北尾根ルートから本間橋・旧丹沢観光センターコースについて
さらに丹沢山からワープし本間ノ頭でございます。
腰砕けになる登り返しの連続でここまで大変でした・・・。
地味に辛いよ丹沢3兄弟!って感じの縦走路ですので、時間に余裕をもって臨んで下さい!
ここからバイクを停めている本間橋(旧丹沢観光センター)へ戻りたいと思います。
本間ノ頭にあるベンチの裏(赤丸辺から下りる)が本間ノ頭北尾根のルートになり、しばらくは踏み跡不明瞭になりますので、十分気をつけて下さい。
本間ノ頭北尾根から少し下ると、栂立尾根への入口になります。
ロープを越して真っすぐ進むと、宮ヶ瀬湖方面に出られるのですが、今度その時の記録を記載したと思います!
本間橋(旧丹沢観光センター)へ行く場合は、看板の通り尾根に入らず左へ進みます。
さらに本間ノ頭北尾根を下っていくとこの看板があります。
こちらも大事な屈折地点ですので見落とさないように!
さらに本間ノ頭北尾根を進むとこちらの看板があります。
ここから少し急斜面になるので注意して下さい!
沢沿いを歩いて行くと、バイクを停めた本間橋近くにある旧丹沢観光センターにでました!
逆コースから本間ノ頭北尾根を使う場合は、少し取り付き地点が分かり難いです。
旧丹沢観光センターは、将来の転職先と考えておりますので、少し様子をうかがってみたのですが、結構中は綺麗でした。
棒ノ木丸周辺の登山の起点になる施設ですので、復活して欲しいですが、静かな山歩きが好きな方にとっては、意見が分かれそうですよね。
まとめ
丹沢山塊の中でも、棒ノ木丸~姫次~蛭ヶ岳間は、紅葉と落葉松がとても綺麗な区間になりますので、秋の時期は大変お勧めです!
また違った季節に棒ノ木丸周辺に再訪したいな~っと思わせてくれる、静かで味のあるコースでございました!
棒ノ木丸登山と同様に、丹沢マニアックルートである本間ノ頭南東尾根について書いた記事になります!
人間嫌いな登山者におすすめの登山コースになりますので、良かったら参考にしてみてください!
おすすめの丹沢登山ルートについて書いた記事になります!
今回訪れた棒ノ木丸もエントリーしているのですが、丹沢は本当に魅力溢れる山塊だな~と、改めて感じてしまいました。